独白


※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

静寂が、ホールを支配している。


つい先程まで、約40の『生贄』が此処に集められていたなど、誰が思おうか。


この空間が、『生贄達』のどよめきで溢れかえっていたなど、誰が信じようか。


しかし、確かにこの場所で『儀式』の説明は行なわれたのだ。


――「これから『生贄』達は、最後の一人になるまで殺し合いを行わなければならない」


――「最後に残った者は、どんな願いでも一つだけ叶える事が出来る」


――「一定時間毎に放送を行ない、その時点での死亡者と、どのエリアに『結界』を張るかを告知する」


――「『生贄』達には『結界』を破る事は不可能である」


――「全てのエリアが結界で埋め尽くされた、もしくは『生贄』が全滅した場合、『儀式』は失敗と見なす」


――「『儀式』が失敗した場合、会場は自動的に消滅する」


『儀式』の説明を要約すれば、この様になる。


あまりにも単純だが、同時にあまりにも残虐な『儀式』。


それが今から、私達の目の前で始まろうとしているのだ。



『生贄』のほとんどは、『魔法』が使用できる。


ある者はケムリを放ち、


ある者はを弾幕を展開し、


ある者は守護霊の力を借り、


またある者は魂の入れ物で姿を変える。


形は違えど、それらは全て『魔法』なのである。


何故魔法使いを『生贄』に捧げるのか、一体誰が『儀式』を始めたのか。


――私は、その答えを知っている。



だが、それを『生贄達』の前で語るには時期尚早。


来るべき時に、改めて話そうではないか。


尤も、それが何時になるのかは、私にすら分からないのだが。



さて、そろそろ午前0時――『儀式』の始まりだ。


魔法使い達の選択の先で待ちうけているのは、輝かける『希望』か。



それとも――――――。



【『儀式』――――開始】
【残り41人】



開幕 投下順 Next:
開幕 時系列順 Next:
行動開始 ???? Next:
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。