15:親睦を深める至って健全な以下略
「政喜…再会出来て良かった」
「俺もだよ、きらら…」
エリアE-5のとある民家。金髪の美女、浅井きららと同居人でありパートナーである魔狼、政喜は、
殺し合いの中での再会を喜び合う。ゲームが始まって程無く再会出来た彼女らは幸運と言えよう。
「会えて良かったな、政喜」
「ああ…」
「あなたは…」
「あ…俺は比良坂守治。えーと、きららさん、より前に政喜と会って…」
水色と白の毛皮に覆われた獣竜種の青年が自己紹介する。
「そうだったの、って事はあなたも…」
「殺し合いをする気は無いよ。安心してくれ」
殺し合いに乗っている事を否定する守治。それを聞いてきららは少し微笑んだ。
「…良かった。私と政喜以外にも、殺し合いしたくないって人はいたんだね」
「そりゃ…全員が全員、やる気にはならないだろ。きっと脱出手段探している奴もいるよ。
…いや、根拠なんて無い、けどさ」
「でも、取り敢えずここにいる三人は誰もやりあう気は無いって事が分かったじゃないか。
そうだろ? きららさん、政喜」
「…うん、やる気は無いね…でも、ヤる気は、あるの」
「…へ?」
きららは着ていたコートをいきなり脱ぎ捨てた。その下は靴と黒いニーソ以外は何も着ていない。
突如美女の全裸を目の当たりにした守治は驚き、一気に自分の脈拍数が急上昇するのを感じた。
「!? い、いあ、きららさ、ウェ!?」
「もう駄目、我慢出来ない、政喜!」
「ハァハァ、俺も!」
へっ、へっ、と息を荒げ、濃淡の灰色の毛皮を持つ巨躯の狼はほぼ全裸の金髪美女に、
股間にいきり立つ赤い肉の竿を揺らしながら襲い掛かり始めた。
金髪美女、きららは喜びながら狼、政喜を受け入れようとする。
「お、俺、この家の中見てくr」
「ああん、待って待って守治君」
守治が二人の邪魔をしないよう部屋を出ようとした時、きららが守治の尾を掴みそれを阻んだ。
「折角だから、守治君も一緒に楽しもうよぉ」
「そうだぜ。これから一緒に行動するんだから、ここいらで一つ、俺達と親睦を深めようじゃないか」
「……!」
ここで守治は考える。自分は童貞だ。そして女性にはまるで縁が無い生活を送っている。
神は言っている。童貞を捨てる最初で最後の機会だと――――守治には神の啓示が聞こえたような気がした。
そしてしばらく民家の一室から雄の獣二匹と人間の女性の嬌声が響いていた。
【早朝/E-5市街地松島家二階】
【浅井きらら】
[状態](禁則事項です)
[服装]裸ニーソ
[装備]???
[持物]基本支給品一式、???(1~2)
[思考]
1:殺し合いはしない。生き残りたい。政喜から離れない。
2:(禁則事項です)
[備考]
※特に無し。
【浅井政喜】
[状態](禁則事項です)
[服装]無し
[装備]???
[持物]基本支給品一式、???(1~2)
[思考]
1:殺し合いはしない。生き残りたい。きららから離れない。
2:(禁則事項です)
[備考]
※特に無し。
【比良坂守治】
[状態](禁則事項です)
[服装]無し
[装備]???
[持物]基本支給品一式、???(1~2)
[思考]
1:殺し合いはしない。生き残りたい。
2:(禁則事項です)
[備考]
※特に無し。
≪オリキャラ紹介≫
【浅井きらら(あざい-)】
26歳の人間の女性。金髪爆乳の獣姦ジャンキー売春婦であり露出狂でありビッチである。
政喜と名付けた魔狼と同居している。セックスの事しか頭に無いと思われがち(実際ほぼそうなの)だが、
優しく思いやりのある性格。うららと言う姉とさららと言う妹がいるがやはり淫乱らしい。
【浅井政喜(あざい まさよし)】
18歳の雄の魔狼。濃淡の灰色の毛皮を持った引き締まった身体の巨躯の狼。
売春婦浅井きららと同居しているがどういう経緯でそうなったのかは不明。自宅警備員を自称している。
それなりに強い。早漏だがテクニックでカバーしている。
【比良坂守治(ひらさか もりはる)】
20歳の獣竜種の青年。水色と白の毛皮を持った竜人体型の竜種。翼を使いある程度飛行出来る。
配達業。ゲーマーで、バイオハザードやサイレントヒルと言ったホラーアドベンチャー系が特に好き。
自宅自室のゴミ箱はティッシュの山になっている。その理由は(ry
最終更新:2011年03月28日 22:51