少女の出会い


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少女は震えていた。
いきなり、見た事のない場所に連れてこられて、殺し合いを命じられて、それに反抗した女の人の首輪が爆発して……

怖かった。
今まで生きてきた十数年の中でも、一番怖かった。
夢であってほしかった。
だがそれは幻想にすぎなかった。
目から溢れる涙が頬を伝う感触、恐怖心で震える指の先が腕に食い込む痛み、流れる風の冷たさ。
その全てが今起きている事が現実であると、容赦なく少女につきつける。

「こなちゃん……ゆきちゃん………お姉ちゃん………」
拭っても拭っても、目から溢れる涙は止まらない。
ただ、怖い。
それしか考えられない。
いつの間にか手元にあったデイパックを抱きしめ、少女――柊つかさは震えていた。




と、その時大きな音を立てて扉が開かれた。
びくん、とつかさの体が硬直する。
「誰かいるんですか?」
若い男の声だった。
自分と同い年ぐらいだろうか?
だが恐怖に硬直するつかさにはその姿を確認することはできない。
コツ、コツと段々足音が近づいてくる。
それがつかさの恐怖心を煽り、震えを加速させる。
私――ここで死んじゃうの?
そんなのは、いや。
でも…身体が動いてくれない。
目からさらに涙があふれていく。

「誰かいたら返事をしてください。僕はこの殺し合いに乗る気はありません。」
え――?
意外な言葉に、つかさの涙が一旦止まる。
震えも少しおさまり、そっと隠れていた祭壇からちょっと顔を出そうとした。
だがずっと座っていたためしびれていた足では急に動くことはできず……


どんがらがっちゃん!!


盛大な音を立てて、つかさはすっ転んだ。

「…あの、大丈夫ですか?」
転んだ痛みにまた泣きそうになる顔で声のした方を向くと、そこには青い学ランを着た若い男が心配そうな顔で手を差し伸べていた。


【C-5教会/1日目朝】
【柊つかさ@らき☆すた】
[状態]やや泣き疲れ、転んだ傷が痛む
[装備]なし
[道具]基本支給品一式(アイテム未確認)
[思考]1:…痛い。
   2:この人は……?
[備考]高校三年生時からの参戦

【竹科辰美@ブシドーブレード弐】
[状態]健康
[装備]なし
[道具]基本支給品一式(アイテム未確認)
[思考]1:目の前の少女を保護
   2:空蝉と合流したい

002:静寂を斬り裂く悲鳴 投下順 004:Scar Faces
002:静寂を斬り裂く悲鳴 時系列順 004:Scar Faces
GAME START 柊つかさ 022:アフロヘアーに悪い奴はいない
GAME START 竹科辰美 022:アフロヘアーに悪い奴はいない
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