平凡な名前の全然平凡じゃない人


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5:平凡な名前の全然平凡じゃない人

銀髪が美しい売春婦日宮まどかは健康センター脱衣所にて自分の衣服を脱いでいた。

「殺し合いなんて…狂ってるわ……きららに高延もいるみたいだけど……取り敢えず、
お風呂にでも入って考えようか」

それ程危機感を感じていないまどかは健康センター目玉の大浴場を折角なので愉しもうと、
全裸になり浴場へと足を踏み入れた。
大浴場には洗い場、水風呂、サウナ、ジャグジーなど多種多様な風呂や設備が用意されている。
施設の従業員などは一人もいなかったが平常通り使えそうだった。

「あら」
「……ウウ」

洗い場付近で、若い人間の女性が倒れて呻き声をあげていた。
傍には黒いデイパックが置かれている。女性は衣服を着ていた。ここがスタート地点だったのだろうか。

「あなた、大丈夫?」
「…だ、誰か、いるの…?」

女性の顔色は余り良く無い。

「ちょっと、貧血、気味、で……」
「顔色が良くないわね…取り敢えず脱衣所に…」

流石に風呂に入っている場合では無いと、まどかは女性を介抱しようとする。
何の警戒もせず、今が「殺し合い」の真っ最中だと言う事も忘れ。

「いや、その必要は、無い、ですよ…い、つもの、事なの、で」
「……え?」

いつの間にか、女性はまどかの背後に回り込んでいた。
そして後ろからまどかの手を口で塞ぎ、もう片方の手に握られた基本支給品の鉛筆を、
まどかの喉笛に思い切り突き刺した。

「ガッ……!!」

刺された部分からヒュッ、ヒュッと言う音と共に真っ赤な液体が、
まどかの裸体を赤く染め床に流れ落ちる。痛いと言うよりも、熱かった。

「や゛……メ………で」
「今更止めても、もう、無理、ですよ。残、念、です、けど」

やがて、まどかの身体から力が抜け、床に崩れ落ち、物言わぬ屍と化した。
赤い水溜りがタイル床の上に広がる。女性――田中正子の右手には血に濡れた鉛筆が握られていた。
自分のデイパックを拾い上げ、まどかの死体の横を通り脱衣所へ向かう。

脱衣所にはまどかの衣服と所持品が残されていた。

「…流石に、ハリ、センと、栄養、ドリンクセット、では戦、えない、か、ら…」

自分に支給されていた貧相な支給品の事を思い出しながら、まどかのデイパックを漁り始める正子。
支給品を確認したのはまどかと遭遇する直前である。仕方無く先の尖った鉛筆を衣服のポケットに忍ばせ、
脱衣所に向かおうとした際持病の貧血に襲われた。

「薬、無いと、つ、らいな……どこか、に、ない、かな…あ、良い、なこれ」

出てきたスプリングフィールドM1903A3軍用ボルトアクション小銃と予備弾を手に入れる正子。
そして栄養ドリンクセット8本の内2本を飲み干す――少し気分が良くなったような気がした。


【日宮まどか  死亡】
【残り39人】


【早朝/A-5健康センター一階女湯脱衣所】
【田中正子】
[状態]貧血気味
[服装]私服
[装備]スプリングフィールドM1903A3(5/5)
[持物]基本支給品一式、7.62㎜×63弾(15)、ハリセン、栄養ドリンクセット(6/8)
[思考]
1:殺し合いに乗ってみる。
2:貧血が辛い。
[備考]
※特に無し。


※A-5健康センター一階女湯に日宮まどかの死体、
脱衣所に日宮まどかのデイパック(基本支給品一式入り)、衣服が放置されています。


≪オリキャラ紹介≫
【日宮まどか(ひみや-)】
28歳の人間の女性。銀髪ロングの売春婦。三十路手前だがまだ20代前半に見える外見。
経緯は不明だが高延と名付けた妖狐と同居していおり肉体関係も持っている。アル中の義父から
性的暴行を受けていた過去を持つ。参加者の一人浅井きららは仕事仲間。

【田中正子(たなか まさこ)】
22歳の人間の女性。やや茶色がかった黒髪巨乳。某うにゅみたいな感じの見た目。
とある超法規的の暗殺組織に所属する凄腕暗殺者、なのだが持病の貧血が悩み。
身体能力、戦闘能力共に高いが貧血気味。貧血の上、軽度の言語障害を抱えており、
文中の台詞がやたら「、」で区切られてるのは仕様。名前は本名かどうか不明。


おねショタと言うには年齢が高過ぎるか 時系列順 コンプレックスと親近感
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