I'll for you


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046:I'll for you

「……今、役場の方から銃声みたいなのが聞こえましたよ」
「聞こえたね」

放送後、役場に向かってい竜種のリューグとエルフ娘のヴァレリアは、
役場から聞こえた銃声らしき音に驚く。
銃声と言う事は、確実に役場に誰かがいる、と言う事だ。しかも、交戦していると思われる。

「…早い所行ってみよう、ヴァレリアちゃん」
「はい……」

リューグとヴァレリアは役場への道を急ぎ歩いた。

「ん……」
「どうしたんですか? リューグさん…あ」

役場へ続く曲がり角を曲がろうとした時、西方向に伸びる道路の奥から、
青と白の毛皮を持つ巨躯の狼が歩いてくるのを二人は確認した。
参加者名簿に載っていた。アインリアと言う名前のはずだ。

「……あれは…エルフじゃないか……巨乳で可愛いな……」

アインリアは前方のドラゴンの傍にいる全裸の金髪エルフ少女に目をやる。
胸の大きさ、スタイル、正に彼の好みに一致した。
ペロリと舌舐めずりをし、ヴァレリアを性の標的に定める。
だが、その前に傍に居る竜種が邪魔だった。何とかしなければならない。

「……」

アインリアは急に駆け出した。
竜種の喉笛めがけ、かなりのスピードで走る。

「!!」

自分が狙われていると悟ったリューグは急いで持っていたデイパックから、
支給されていた草刈鎌を取り出した。
アインリアにもしの様子は見えていたが、今までこの戦法で何人も葬ってきたためか、
特に警戒する事もせずそのまま突進を続けた。

「ガアゥッ!!」

唸り声を上げ、アインリアはリューグの喉元に飛び掛かった。

ヒュッ

リューグはその時を待っていた。無防備なアインリアの脇腹目掛け、
右手の鎌を思い切り払った。

ドスッ!!

「ッ!!?」

左脇腹に灼熱を感じたアインリアは狙いがズレ、噛み付く事無くそのままただの体当たりになってしまう。
アインリアと共にリューグが後ろに倒された。

「リューグさん!」
「大丈夫、大丈夫だよ!」
「ぐぁ……あああぁあぁあ」

ドクドクと、鎌が深く突き刺さった脇腹から真っ赤な血が溢れ出る。
ゴフッ、と魔狼の口から赤い液体が溢れた。
リューグは刺さった鎌の柄を握った。

「グアアアアア!!」
「俺を殺そうなんて、甘いんだよ……! 俺を殺した後、ヴァレリアちゃんをヤろうって、
思ってた? ん?」
「グゥウ…関係、無い、だろ……!!」
「あるね! ヴァレリアちゃんは…ヴァレリアちゃんのおっぱいと、あそこは……!!」

グリッ

リューグが、アインリアの体内で刃の向きが変わるように鎌を動かした。
耐え難い激痛がアインリアを襲う。

「ギャアアァアァ、アア゛、ア!!」
「俺のぉ………ものだぁぁあああああああ!!」

一気に手前方向に、鎌を引いた。
アインリアの脇腹が大きく裂け、鮮血と共にはらわたがズタズタに裂けた状態で飛び出した。
口をパクパクさせている魔狼の身体を蹴飛ばしアスファルトの上に横たわらせるリューグ。
そして、アインリアの脳天目掛けて鎌を振り下ろした。

「あァッ、」

短く悲鳴を上げ、しばらく痙攣した後、アインリアの息は止まった。

「う…うえっ」
「あ……大丈夫? ヴァレリアちゃん」
「うぷ……な、何とか」

予想以上のグロテスクな光景に、耐え切れずヴァレリアは吐き気を催してしまった。


【アインリア  死亡】
【残り4人】


【午後/F-6市街地】
【リューグ】
[状態]腹部に小さな銃創(命に別条無し)、両手首に痛み
[服装]無し(服を着る習慣無し)
[装備]草刈鎌
[持物]基本支給品一式、ア○ルデ○ルド
[思考]
1:殺し合いはしたくない。首輪をどうにかしたい。機械知識のある人物を捜す。
2:ヴァレリアちゃんと行動。島役場に行ってみる。
[備考]
※特に無し。

【ヴァレリア】
[状態]吐き気
[服装]全裸
[装備]レミントンデリンジャー(1/2)
[持物]基本支給品一式、.41リムファイア弾(10)、鉈
[思考]
1:殺し合いはしない。脱出したい。
2:リューグさんと行動。島役場に行ってみる。
[備考]
※特に無し。


二度と人を愛せず 時系列順 明日無き幸福、呼笑亡き明日
二度と人を愛せず 投下順 明日無き幸福、呼笑亡き明日

単なるエロ竜では終わらない リューグ 明日無き幸福、呼笑亡き明日
単なるエロ竜では終わらない ヴァレリア 明日無き幸福、呼笑亡き明日
どうあがいても深淵の闇 アインリア 死亡
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