紫影の爪牙

5:紫影の爪牙

紫と白の毛皮を持つ狼のような頭部を持った雌獣竜、
ゲレートは森の中で意識を取り戻し、木の根元に座って支給品を確認していた。

「うん、何だこれは…おお、これは」

出てきた物はグロスフスMG42軽機関銃。50発入り専用ドラムマガジンが装着されている。
予備のドラムマガジンが何と10個も入っていた。
それともう一種類、こちらは脇差であった。

「少し重いが、まあ何とかなるだろう…さてと…おい、そこにいるのは分かってる。出て来い」
「!!」

前方の茂みに向かってゲレートは声を掛けた。
すると、狐耳を持った金髪の美少女が茂みから姿を現す。
灰色のブレザーにスカートを着用している。中高生のようだ。

「あ、あのー…」
「安心しろ。私は殺し合う気は無いさ。私はゲレート。お前は?」
「よ、吉沢雪です。私も殺し合いには乗っていません」
「そうか…良かったら一緒に行動しないか?」
「良いんですか? …よ、喜んで、宜しくお願いします」
「ああ」

吉沢雪と名乗った巨乳金髪狐耳尻尾少女は、デイパックから、
自分に支給された二種類のランダム支給品を取り出した。
自動拳銃FNM1922と予備マガジン3個、更にノートパソコンであった。

「拳銃は分かるがノートパソコンだと?」
「何か情報が入っているかもしれないんですけど、バッテリーが切れてるみたいで。
どこかに充電用のケーブルがあれば良いんですが」
「むぅ……」

ノートパソコンが気になったが現時点ではどうしようも無いため保留とする事にした。
二人は顔写真付きの名簿を出しながら、互いの知人についての情報を交換する。

「私は谷口誠と言うパートナーを探していてな…こいつだ」
「友達二人がいて…辻つかさと、久村ユイ、この二人です」
「分かった…無事だと、良いな」
「ええ…ゲレートさんの、パートナーも…」
「…よし行くか。取り敢えず森を抜けよう。えーと…懐中時計には『E‐4』と表示されてるな。
つまり南へ行けば良い訳だ…」

コンパスを出し、ゲレートと吉沢雪は森を抜けるため南へ向かった。

(誠の奴、他の獣人や竜の雌と浮気してないだろうな…もししていたら半殺しにするまでだが)


【早朝/E-4森】
【ゲレート】
[状態]良好
[服装]無し(服を着る習慣無し)
[装備]グロスフスMG42(50/50)
[持物]基本支給品一式、グロスフスMG42予備ドラムマガジン(10)、脇差
[思考]
1:殺し合いはしない。脱出手段を探す。首輪を何とかする。
2:雪と行動。誠、雪の友人を捜す。
[備考]
※辻つかさ、久村ユイの情報を得ました。

【吉沢雪】
[状態]良好
[服装]高校制服(ノーパンノーブラ)
[装備]FNM1922(9/9)
[持物]基本支給品一式、FNM1922予備マガジン(3)、ノートパソコン(バッテリー0%)
[思考]
1:殺し合いには乗らない。首輪を調べたい。
2:ゲレートさんと行動。谷口さん、つかさ、雪を捜す。
[備考]
※谷口誠の情報を得ました。


【名前】ゲレート
【性別】♀
【年齢】17歳
【職業】警備員
【身体的特徴】紫と白の毛皮の狼のような頭を持った獣竜。爆乳
【性格】威圧的、隠れマゾ、男っぽい口調
【備考】RPGファンタジー風異世界から谷口誠の世界に突然飛ばされる。
誠とラブラブ同棲中。料理は下手だが練習している。誠との子を授かろうと努力中。
戦闘能力、身体能力は非常に高い

【名前】吉沢雪(よじざわ ゆき)
【性別】女
【年齢】16歳
【職業】高校二年生
【身体的特徴】ハーフ狐獣人。金髪。狐耳に尻尾。巨乳
【性格】明るいが怖がり
【備考】二次オタ。パソコン及び機械知識に詳しい。
アニメショップやゲームショップに良く通う。ノーパンノーブラ主義


煌めく滅びの遊園地 時系列順 いつだって気付いた時には遅い
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HENTAI共の血塗られた宴が始まる ゲレート どっちの解体ショー
ゲーム開始 吉沢雪 どっちの解体ショー

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最終更新:2011年02月19日 10:05
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