スタート


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目が覚めると人間になっていました
あぁ、これは最近流行りの擬人化という奴か
あ、ご挨拶が遅れました俺はアンパンという者です
中は粒餡です、因みに人間の貴方方にはどうでもいいかも知れませんが
仲間内では粒餡よりこしあんの方が格上です

「おい、そこのお前」

何故か黒髪の美人に声を掛けられました

アンパン「なんだい、お嬢さん」
「ここは何処で貴様は誰だ」
アンパン「ここって・・・あれ何処だ?」

周りを見ていると大きくて暗い広間に大勢の人間が騒いでいた

「そして何故、私は人間になっている!」
アンパン「知らんよ、俺も気付いたらここにいて人間になってた」
「何!?すると貴様は何だ!?」
アンパン「アンパンだ、中身は粒餡」
「そうか・・・私は桜餅、よろしく」
アンパン「桜餅ぃ!?何でそんな高位菓子がこんな所に!?」
桜餅「私も気付いたらここに」

その時、ファンファーレが鳴り響き
中央の床がせり上がり一人の男が現れた
男は王冠を被った、若い男だった

「おはよう、お菓子諸君」

ざわざわと周りが騒ぐ

「そう、ここに居るのは擬人化したお菓子だ」
「ちょっと待て!」

髪をロールにしたチビ女が叫ぶ

「私はパンだぞ!」
「『菓子』パンだからな、菓子の名を冠していたので連れて来た」
「一つ質問があるのだが?」

初老の爺さんが喋り出す

「何かね?」
「お前も菓子か?」
「その通りだ、ババよ」

ババというのは爺さんの名前か?聞いた事ない菓子だが・・・

ババ「お前はまさか・・・」
「そう、我が名はガレット・デ・ロワ!!」
「「「「「誰だよ!!」」」」」

思わず突っ込んでしまった
他にも何人、いや何品も同じ事を思ったらしく突っ込んだ

ガレット・デ・ロワ「お菓子の王様ガレット・デ・ロワを知らぬとはつくづく無知な輩だな」
ババ「これは何の真似だ」
ガレット・デ・ロワ「今回貴様らをここに招待したのは他でも無いゲームをする為だ」
ババ「ゲームだと?」
ガレット・デ・ロワ「お菓子の王様である私は先の皆の反応の通り
一般的に知られてはいない、そう貴様の様になババ」
ババ「・・・ロシアやポーランドでは食べられている」
ガレット・デ・ロワ「メジャーではないのだよ、俺やお前なんぞ
世界的にはチョコレートやアイスクリームなどの知名度に比べて
かなり低いのだ、そんな俺が何故お菓子の王様を名乗れる?」
ババ「・・・フランスではお前を食わなければ一年が始まらないとまで言われて」
ガレット・デ・ロワ「慰めなんて沢山だ!!」

騒いでいた回りの菓子達が黙る

ガレット・デ・ロワ「・・・話を戻すぞ、単純明快に説明すると
我が二つ名お菓子の王様の名を貴様らの中の誰かにくれてやる」

再びざわめく菓子達

ガレット・デ・ロワ「そこでだ、これからお前達に殺し合いをしてもらう」
ババ「正気か貴様!?」
「誰がそんな事するか!」
「冗談じゃねえ!」
ガレット・デ・ロワ「無論、そう言うだろうと思ってある仕掛けを施した」
ババ「仕掛けだと?」
ガレット・デ・ロワ「君達の首に付けている首輪にちょっとした仕掛けがあってな」

俺は首を見る、確かに首輪が付いている、桜餅の首にも
ババとかいう爺さんにも、周りの奴らにも

ガレット・デ・ロワ「この首輪、どういう仕掛けかというとな・・・・・」

周りを見渡すガレット・デ・ロワ、そして一人の少女を指差した
少女の首輪が点滅し出した

ババ「何をする気だ・・・」
ガレット・デ・ロワ「ふふふ」

ぐしゃり、少女の顔がかじられた様に半分無くなった
顔からクリームが流れ出ている

「エクレア!!」

後ろからもっさりとした髪の青年が叫んだ

ババ「貴様!狂ったかぁぁぁ!」

ガレット・デ・ロワに襲いかかるババ、そして首輪が作動し頭が吹っ飛ぶ

ババ「貴様・・・よくも・・・」
エクレア「痛いよぉ、痛いよぉ」
ガレット・デ・ロワ「安心しろ、貴様らは菓子だから死の概念は無い
だがこんな風になっては普通の人間は喰えないよなぁ?」

ガレット・デ・ロワ・・・なんという外道だ・・・

ババ 脱落
エクレア 脱落
残り84名
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