無機質な、白いホールが広がっていた
ホールの中央には、イギリス清教の最大主教、ローラと池袋の黒い情報屋、折原臨也の二人が立っている。
「あ~、テステス。おお、繋がったようなのよ、折原!」
「それじゃあ、始めようか」
「突然で悪いのだが、貴様たちにはこれから殺し合いをしてもらいけるのよ」
ローラは、笑顔のままそう宣言した。
続いて、
「目的もないのにー、とか言われそうだから言っとこう。目的は暇つぶし。以上。」
あっけらかんとした理由に、ローラは苦笑しつつも、殺し合いの説明を始める。
”最後の一人になるまで殺しあう”
”脱出は不可能、すると首輪が爆発する”
”武器が支給される、持ち物は一部を除き没収”
”能力にはある程度の制限がされている”
”三時間おきに放送が行われ、禁止エリアが発表される。”
一通りの説明を終えると、ローラの前に突如、一人の少女が現れる。
「おや」
「ジャッジメントですの!神妙に、お縄についてもらいますわよ」
風紀委員(ジャッジメント)、白井黒子。
しかしローラは眉ひとつ動かさずに、
「消去」
とつぶやいた、すると、黒子の肉体がその場で”弾けとんだ”。
「これが首輪の効力なのよ」
そして、唐突に映像は途切れ、絶望は、始まった。
【白井黒子@とある魔術の禁書目録】死亡確認
最終更新:2011年01月14日 13:44