忘れ去られた歌舞伎町


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021話:忘れ去られた歌舞伎町


深い森の中は昼間でも薄暗い。
ましてやサングラスを掛けたまま歩くのは誰がどう考えても得策では無い。
それでも、彼、長谷川泰三は己の分身とも言えるグラサンは外さない。

「ん……」

泰三は前方に人影を発見した。
どうやら男女のようだが、女性の方は猫のような耳と尻尾を持っている。

(天人か? まあいいや…どうする、声掛けてみるか?)

複数で行動していると言う事は殺し合いに乗っている可能性は低い。
優勝して生きて帰れるのは一人と言う話だからだ。
基本的に、殺し合いに乗る者は徒党は組まないだろう。
だが例外的に共闘していると言う事も考えられる。

「…! 誰かいるのか?」
「やべっ、気付かれたか…!」

そうこうしている内に、男女の内の男――倉持忠敏が木の陰に隠れるオッサンに気付いた。

「出て来てくれませんか? 私達は殺し合う気は無いんです」
「……」

猫耳尻尾のピンク色の髪を持った美女――中崎美奈も泰三に声を掛ける。

(見付かっちまったもんはしょうがねぇ…覚悟決めて出てみよう)

泰三は両手を上げながら木陰から出て、忠敏と美奈に近付いた。

「何もしないから安心してよ、オジサン」
「あ、ああ…」
「俺、倉持忠敏。馬牧場で働いてる。んでこっちが…」
「中崎美奈です。とある家で飼…えーと家政婦的な事してます」
「そうか。俺は長谷川泰三だ。まあ、色々あって無職だ」
「ふぅん…長谷川さん、あんたもこの殺し合いには乗ってないのか」
「ああ…こんな殺し合いなんて出来ねぇよ」
「だよなぁ」
「長谷川さん、良かったら私達と一緒に行きませんか? 頭が三つあれば発想も広がりますよきっと」

美奈が泰三に自分達と一緒に来るかどうか尋ねる。

(ううん…悪い話じゃねえか……ここは乗るか)

泰三は少し考えた後、二人の仲間に加わる事にした。

「それじゃあそうするわ。宜しくな二人共」
「ああ」
「こちらこそ」

共闘する話が済んだ所で、泰三は二人の支給品を見せて貰った。
忠敏が旧式の自動拳銃、ルガーP08と予備マガジン3個とスタンガン。
美奈が競技用単発銃トンプソンコンテンダーピストルと5.56㎜NATO小銃弾30発であった。
更に二人共、この殺し合いに知り合いはいない事も確認する。

「長谷川さん、俺達の前に誰かと会った?」
「会ったよ。一人な。っていうか殺され掛けた。俺は逃げてきたんだ」

忠敏の問いに、泰三は数刻前に自分の身に降り掛かった災難を二人に話す。

「本当ですか…やっぱりやる気になってる人、いるんですね……」
「どんな奴よ?」
「女子高生っぽい、女の子だった。『裕也君』って何回も叫んでたんだが」

襲撃者の少女が執拗にその名前を繰り返していたのが強烈に印象に残っている泰三。
もっとも、名簿に描かれた「刻命裕也」なる人物と少女の言っていた「裕也君」は、
似て非なる全くの別人だったのだが、当然そんな事は泰三は知る術は無い。

「裕也…? 名簿にあったな、『刻命裕也』って」
「その人の事なんですかね…?」

それは忠敏と美奈にも同じ事が言えた。

「まあ…そんなに深く考える必要も無いと思うけどな、俺は」
「……それもそうだな」
「うん…」

しかし、これから行動する上で特に重要な事では無く、三人共保留とする事にした。

「それじゃ行くか…」
「ああ…って二人共、どこに向かう気だ?」
「取り敢えずコンパスの示す東に向かって歩いてます」
「それしかねぇか、こんな何も無い森ん中じゃなぁ」

泰三、忠敏、美奈の三人はコンパスの指し示す、東の方角に向け歩き始めた。



【一日目/早朝/E-4森】
【長谷川泰三@銀魂】
[状態]肉体疲労(中)
[装備]木刀
[道具]基本支給品一式、無病息災のお守り
[思考]
1:何が何でも生き残る。
2:忠敏、美奈と行動。
2:必要とあらば殺人も……?
[備考]
※原作二年後ショック編以降からの参戦です。
※倉沢ほのかの外見を記憶しました。
※倉沢ほのかの言った「裕也君」が名簿に乗っている「刻命裕也」ではないかと思っています。

【倉持忠敏@オリキャラ・男】
[状態]良好
[装備]ルガーP08(8/8)
[道具]基本支給品一式、ルガーP08のマガジン(3)、スタンガン(バッテリー残り100%)
[思考]
1:殺し合いから脱出したい。
2:美奈、長谷川さんと行動。
[備考]
※長谷川泰三の話の中の少女(倉沢ほのか)の言っていた「裕也君」を、
名簿の「刻命裕也」ではないかと思っています。

【中崎美奈@オリキャラ・女】
[状態]良好
[装備]トンプソンコンテンダーピストル(1/1)
[道具]基本支給品一式、5.56㎜×45NATO弾(30)
[思考]
1:殺し合いから脱出したい。
2:倉持さん、長谷川さんと行動。
[備考]
※長谷川泰三の話の中の少女(倉沢ほのか)の言っていた「裕也君」を、
名簿の「刻命裕也」ではないかと思っています。



≪支給品紹介≫
【ルガーP08】 支給者:倉持忠敏(予備マガジン3個とセット)
1908年にドイツ陸軍の制式となった名銃。トグルロックという独特の機構を内蔵している。
命中精度は高いが構造が複雑なので汚れに弱く作動不良を起こし易い。
最も普及した拳銃弾である9㎜×19パラベラム弾はこの銃のために開発された。

【スタンガン】 支給者:倉持忠敏
護身用具の一種で、命に関わらない程度の電撃で相手を行動不能にする道具。

【トンプソンコンテンダーピストル】 支給者:中崎美奈(5.56㎜×45NATO弾30発とセット)
1967年に登場した狩猟用、競技用の中折れ式単発銃。
内部機構は銃弾の発射に必要な最低限のメカニズム以外一切無く弾の装填、排莢も、
手で一発ずつ行う潔さ。その分頑丈で小銃弾の発射にも十分耐えられる。
銃身など少数の部品の交換で.22LR弾のような小口径弾から5.56㎜弾のような小銃弾まで使える。
本ロワ登場の物は5.56㎜×45NATO弾を使用出来るようにした物。

≪オリキャラ紹介≫
【名前】倉持忠敏(くらもち・ただとし)
【性別】男
【年齢】25歳
【職業】馬牧場勤務
【身体的特徴】外見は至って普通の青年。但し後ろの門がまるで
女性の局部のように拡張されている
【好きな事・もの】牡馬に掘られる事
【苦手な事・もの】牧場主のオヤジ
【特技】尻で何度もイ(ry
【趣味】牡馬に掘られる事
【特筆すべき能力】馬のアレを根元まで咥えられる強靭な(ry
【備考】牡馬に後ろから掘って貰うと言う高度かつ危険なプレイが大好きな変態。
しかしそれを除けば至って普通の若者。牧場主の髭オヤジ(そっちの気アリ)に
怪しい視線を送られているのが最近の悩みだとか

【名前】中崎美奈(なかざき・みな)
【性別】女
【年齢】20歳
【職業】飼い猫(一応家政婦的な感じだと本人は説明しているが…?)
【身体的特徴】半猫獣人。桃色の髪を持った白猫耳猫死尻尾。爆乳
【好きな事・もの】ご主人様、料理
【苦手な事・もの】ゴキブリ
【特技】掃除
【趣味】ご奉仕(健全、あっちの意味でも)
【特筆すべき能力】主人から教わった機械知識
【備考】ネコミミ



命の儚さ 時系列順 あの時二人が出逢えた事偶然なんかじゃない
命の儚さ 投下順 あの時二人が出逢えた事偶然なんかじゃない
愛に狂うのかそれとも狂った愛なのか 長谷川泰三 綺麗なもの綺麗だって笑えたあの季節
ゲーム開始 倉持忠敏 綺麗なもの綺麗だって笑えたあの季節
ゲーム開始 中崎美奈 綺麗なもの綺麗だって笑えたあの季節
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