おふくろの味ならぬオヤジの味


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7話:おふくろの味ならぬオヤジの味


俺は川田喜雄(かわだ・よしお)。川田屋って言う食堂を営んでいる。
通称は川田屋のオヤジだ。
得意な料理はチャーハンだな。この前もな、
試作で味噌味チャーハンなるものを作って客に出したら引いてたね。ありゃ凝り過ぎたね。

さて、気付いたら俺は柴田行隆とか言うひょろひょろの男と、
セイファートとか言うデカパイの雌獣竜が催す殺し合いとやらに巻き込まれていた。
首には爆弾付きの首輪がはめられ、逃げようとしたり、無理矢理外そうとしたりすれば、
爆発すると言う実に厄介な代物らしい。
更に最後の一人にならなきゃ生きて帰れないとか。

あーもう無理だ。俺の人生終わったな。

「夢だったら良いのによぉぉぉ」

大草原の真ん中で俺は大の字になって寝転がる。

何なんだこの解放感…そう言えばこうやって、草原で寝るなんて今までした事無かったなぁ。

……。

……。

……。

ドォォン……。

「!」

今、どこか遠くから銃声らしき音が聞こえたな…おい。
やっぱこんな見晴らしの良い所で大の字に寝転がってたら危ないよな。
とにかく遠くに街が見えるな、あっちの方に行ってみるか。
おっとその前に支給品の確認しておこう。

あそこに良い感じの茂みがあるからあそこで。

茂みに入りデイパックの中を漁る。
名簿は…どうせ知り合いは俺の店の常連客の志水セナしかいねぇしな、
すぐ見る必要も無いだろ。
地図に、コンパスに、メモ帳に…食糧結構沢山入ってるな。
あ? これか? ランダム支給品は。

「小さい銃だな…説明書か……FNポケットモデルM1906?」

かなり小型――手の平サイズの自動拳銃と、その予備マガジン三つ、
それと――。

「何だよこの緑色の液体の入った謎の瓶はよ」

メロンジュースのそれとも明らかに色合いの異なる緑色の液体が入った瓶が五本。
この二つが俺の支給品のようだった。
緑色の液体は説明書によれば「ポーション」と言うらしい。
飲めば軽い傷までなら癒せるって書いてあるけどよ…本当か?

まあいいか。とにかく、小せぇけど拳銃が武器なのは心強い。

「セナの奴は…良いか。あいつなら大丈夫だろ。
むしろ会ったら殺されそうな気がする」

セナについては保留。とにかく一番優先は死なない事だ。
生きて帰れるとも思ってねぇが死にたい訳でもねぇ。
生きてりゃきっと良い事あるってな。

「行くか…」

俺は市街地方面に向け歩き出した。


【一日目/早朝/H-2平原】

【川田喜雄】
[状態]良好
[装備]FNポケットモデルM1906(6/6)
[持物]基本支給品一式、ポーション(5)
[思考・行動]
 基本:自分の命最優先。店の常連客志水セナは放置。
 1:市街地へ向かう。
[備考]
 ※特に無し。



≪支給品紹介≫
【FNポケットモデルM1906】
川田喜雄にマガジン3個とセットで支給。
1906年に発売されたポケットに入るサイズの超小型自動拳銃で、
携帯性が高く護身用として人気を博した。

【ポーション】
川田喜雄に5本セットで支給。
RPGで薬草に次いでお馴染みの回復アイテム。
緑色の液体が瓶に入れられている。飲めば軽い傷なら治癒するが、
体力、重傷、致命傷は回復出来ない。
ちなみに味は…………。


≪キャラ紹介≫
【名前】川田喜雄(かわだ・よしお)
【性別】男
【年齢】54
【職業】食堂経営
【身体的特徴】頭頂部が禿げかかった中年男性。灰色のシャツ、濃い灰色のズボン着用
【性格】適当
【趣味】ゴルフ、パチンコ、酒を飲む事、料理の試作(客に食わせたりする)
【特技】料理を作る事(チャーハンが得意料理)
【経歴】数年前に妻が他界。喜之という一人息子(24)あり
【好きなもの・こと】パチンコ、酒を飲む事
【苦手なもの・こと】息子(口うるさい)
【特殊技能の有無】一般人
【備考】「川田屋」という食堂を経営しているオヤジ。腕はそこそこなので食堂はそこそこ
 繁盛しているらしいが性格故客とトラブルを起こす事もしばしば。通称「川田屋のオヤジ」。
 志水セナは常連客の一人でそれなりに会話したりしている




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