「ふむ…………尾張の魔王、織田信長か」
秀吉は、その巨大な体躯に似合わず呟く。
豊臣秀吉。
第六天魔王、織田信長に匹敵する力を持つ、”戦国の覇王”。
彼は、まずこのゲームを生き抜くことを考えた。
富国強兵、秀吉の願望実現の為には、ここで死ぬことはできない。
だが、魔王、織田信長を討つとなれば、彼ですら致命傷は避けられない上、
下手をすると返り討ちかもしれない。
一先ず、参加者名簿を見る秀吉
「…………甲斐の若き虎、真田幸村か」
しかし、秀吉が本当に驚いた名は、
「―――――――――魔王の家臣、明智光秀……だと?」
明智光秀は、本能寺で竜の右目、片倉に討たれたはず。
何故ここに……。
「フフフ、フハハハハハハ。織田め、反魂の術に手を出したか!」
禁断の陰陽術、反魂。蘇生の術であるが、外道の法だ。
「ならば良い!この実験に勝ち!織田を討ち取ってやろうではないか!」
秀吉の拳が、神社に炸裂した瞬間。
神社は、あまりにもあっさりと弾け飛んでしまった。
【一日目/深夜】
【豊臣秀吉@戦国BASARA】
[状態]健康
[装備]鎧(デフォルト)
[所持品]基本支給品一式、棍棒(木製)
[思考・行動]
基本:日ノ本を統べるために生き残る。
1:参加者を殺していくが、あまり目立ちたくない
[備考]
※拳の能力は、弱体化していますが、それでも一般人の数倍の威力です。
支給品説明
【棍棒】
木製、長さ80cm。威力はそうでもないが、思い切り殴れば凶器になるかも。
当然、秀吉が振るったら兵器になります。
最終更新:2010年09月20日 10:16