血塗られた聖堂


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44話 血塗られた聖堂


教会の中から、何発かの銃声が響いた。

その後、まず、若い青年の断末魔が、その次に、少女の断末魔が響く。

そして、何も聞こえなくなった。




一ヶ所に留まって出来るだけ動かなければ安全だ。
そう考えていた時期が私にもありました。
でも、現実はそんなに甘く無くて。
だってほら――――。

教会にずっと隠れていた私、永倉萌と、人狼の森井俊政さんは、
不意に訪れた、青い髪に赤い鉢巻の男の人に、刀でズタズタにされちゃった。
痛い。痛い。身体中が痛くて、動かす事が出来ない。
僅かに動く首を必死に、森井さんが倒れている方向へ向ける。

「も゛…………もえ……ぢゃ…………」

……森井さん、だよね。
でも、森井さん、あんな、車に轢かれた小動物のように、内臓がぐちゃぐちゃに飛び出してて、
片方の目が斬られて潰されてたりしてたっけ。

ドカッ!

「あ」

森井さんの頭に刀が突き刺さって、串刺しになっちゃった。
森井さん、もう動かない。

森井さん、死んじゃった。

青い髪の男の人は、森井さんの頭から、刀を抜き取って、
私の方に、歩いてくる。

逃げなきゃ。じゃないと殺される。森井さんみたいに、お腹斬られて内臓ぐちゃぐちゃにされちゃう。
あれ? 痛い。痛い。痛くて足も手も動かない。でも逃げなきゃ。

グサ。


あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い
痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い
痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い
痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い
痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い
痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い
痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い
痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い
痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い


嫌だやめて痛いよ何でそんな事するの何で何で私の足を斬っちゃうのもう歩けないよ

駄目だよそこ赤ちゃん生まれる所なのに赤ちゃん産めな■なっちゃうよ何で何で斬っちゃうの
何で中の物掻き■すの膣と子宮が見える見える見えるお願い■いよやめてよ声でない

ああそんなずた■■にしないでよ痛い■い痛い痛いよああやめてくれた■ももう赤■■■■めないよ
あれあの白い液■って森井さんの■液かなもしかし■■■■さんの赤ちゃ■出来てた■■■■ないのに

えどうして何■痛いよ痛い■い痛い痛■お腹斬らないでお■斬ら■いで中から■い色んな物が
■■ク色のソ■■■■みたいな■■びゅるびゅる出■溢れ嫌痛い痛■刀で掻■回さない■

い■いいたいいたい■いいいいいたいい■■いた■■■■どうして■たしがこん■めにあうの
わたしなにも■る■ことして■■■におかあさん■とうさ■■■■■よたす■てよおね■い

し■■■■い■

たす■て


おとこ■ひと わ■って  る









礼拝堂に、人狼と少女の死体が転がっていた。
いや、転がっている、と言うよりは、広がっていると言った方が良いだろうか。
どちらも、内臓が掻き出され、更にその臓物が刀によりズタズタに切り刻まれていた。
更に四肢も切断され、もはや直視する事もはばかられる状態となっている。
苦悶に満ちた死に顔が、その最期が決して楽では無かった事を物語っていた。

女神の姿が描かれたステンドグラスを見上げながら、
下手人である青髪に赤い鉢巻、赤い瞳の青年、勤武尚晶は、
少女――永倉萌の衣服の切れ端で、自分の刀に付着した血や体液、肉片を拭き取っていた。

廃墟となった雑居ビルで休息を取った後、
地図に載っていた教会を訪れた尚晶は、そこで二人の参加者を発見した。
一人はパールグレイに墨色の人狼種の男、もう一人はセーラー服姿の桃髪ツインテールの少女。

こちらが襲い掛かると、人狼は自動小銃を、少女は小型自動拳銃で応戦した。

左肩に一発、小銃弾を食らってしまったが、大した事は無かった。

血の臭いを嗅いでる内に、興奮してきてしまい、
ついつい不必要に相手の身体を弄んでしまった。
今思えば、胴体が原型を留め無くなるまで切り刻む事は無かったと尚晶は反省する。
とは言っても彼に罪の意識は全くと言っていい程無いのだが。

「もうすぐ、放送だな……」

懐中時計を取り出し、時刻を確認し呟く尚晶。

放送を聞くため、人狼と少女の持っていた銃と予備弾を回収し、
尚晶は奥の部屋へと歩いて行った。




【森井俊政@オリキャラ・新規組  死亡】
【永倉萌@オリキャラ・再登場組  死亡】
【残り  16人】



【一日目/午前/A-2北部教会礼拝堂】
【勤武尚晶@オリキャラ・新規組】
[状態]左肩に被弾、肉体的疲労(小)、返り血(少)
[装備]備前長船兼光
[所持品]基本支給品一式、九八式軍刀、S&W M36(5/5)、38sp弾(15)、
  SVT-40(0/10)、SVT-40予備マガジン(10×5)、FNポケットモデルM1906(0/6)、
  FNポケットモデルM1906予備マガジン(6×1)
[思考・行動]
 基本:殺し合いを楽しむ。
 1:放送を待つ。
[備考]
 ※ブライアン、聖徳太子(名前は知らない)の容姿を記憶しました。



※僅かに屋外へ銃声が漏れたようです。
※A-2北部教会礼拝堂に森井俊政、永倉萌の惨殺死体及びデイパックが放置されています。



迫る、事実を知る刻 時系列順 女狐と狼
迫る、事実を知る刻 投下順 女狐と狼

足軽の如く 勤武尚晶 空を仰ぐ――――
一応脱出のための努力もしています 森井俊政 死亡
一応脱出のための努力もしています 永倉萌 死亡
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