最大限注意して

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「スネークさん、やっぱり道を間違えたんじゃないですか?」 「そうか?ちゃんと地図通りに進んだんだがな」 食料を求め、街に向かったはずの2人は、何故かG-5駅についていた。 「だって、ここ駅ですよ、どう見ても」 「確かに…まあ、探せば少しは何かあるかもしれん。」 スネークが先に進み、誰もいない事を確認して進む。 その後ろに、恭也が付いて行く。 (…殺気か…!?) どこからか殺気のようなものを感じる。だがそれがどこから来るかはイマイチ掴めない。 「…誰かがいるようだ…気を付けろ」 とは言え、時刻はもう6時半。先程に比べるとかなり明るい。 こちらも敵を見つけやすいが、あちらもこっちの事がよく見える。 「スネークさん…上、見て下さい」 「ん?電灯が壊れている。誰かが壊したのか?」 今が真っ暗な夜だったなら、有効な戦法であっただろう、しかし今は… 「…罠ではないようだ。気にしなくてもいいだろう」 チャッ…。 「!」 銃の音が微かに聞こえた。 反射的に音がした方向に銃を構える。 「そこにいるのは分かっている。殺しあう気があるかないか答えろ!」 「…一緒に行こうぜ」 駅員室からゆっくりと出てくる三沢。 「…何だこいつは…まるで…ゾンビのようだ」 ふとパラメディックの話を思い出す。 「まさか、本当に存在するとは…ッ!」 瞬間、三沢の64式小銃が火を吹く。 何とか銃弾の雨をかわし、2人とも別々に隠れる。 「逃げ回っても意味はないぞ」 低い声で2人に呼びかける。 「スネークさん、どうしますか!?交戦しますか?」 「…俺が戦う。お前は隠れていろ」 さっきの銃撃で弾倉の弾全てを使い切り、リロード中の無防備な頭に狙いを一瞬で定める。 ドォン、と轟音が響き、三沢の頭を貫通する…はずだった。 弾はそれて、奴の左腕を吹き飛ばした。 「…諦めが肝心だよ。何事もね。」 左腕を吹き飛ばされたにも関わらず、何も無かったかのようにこちらを見る三沢。 だが、今ので腕ごと銃が飛ばされてしまった。 飛ばされた64式小銃を拾いにホームへ向かうが… 「!!うげぇぇぇ…」 ――ホームには、太陽の光が差し込んでいた。 夜見島とは違って、太陽光が直に降り注ぐ。 落とした64式小銃も拾わずに、もの凄い速さで走り去っていった。 「逃げて行く…もしかして、光が苦手なのか?だから、ここの電灯も壊していたのか」 日光にあたり、落ちている左腕が消滅していく。 灰になった炭が、崩れていくように。 「…どうする恭也、この銃使うか?スコープが、さっきの衝撃で壊れてしまったが」 「念のために、貰っておきます」 【一日目・朝/G-5】 【ネイキッド・スネーク@メタルギアソリッドシリーズ】 [状態]:健康 [装備]:M500@現実(4/6) [所持品]:支給品一式、不明支給品(確認済み) [思考・行動] 基本:ゲームには乗る気は無い。だが攻撃を仕掛けられたら応戦する。 1:今度こそ街の方へ向かう。そして仲間を探す。 2:ついでに食料も探したい。 【須田恭也@SIREN】 [状態]:健康 [装備]:64式小銃(20/20)@SIREN2 [所持品]:支給品一式、不明支給品(確認済み)、手裏剣セット(30個)@現実 [思考・行動] 基本:ゲームには乗る気は無い。 1:今度こそ街の方へ向かう。 日影を求め、森の中に駆け込む。 左腕を失い、なおかつ武器も失った。 しかし、新しい武器を探すにも、日中は殆ど動けない。 仕方無く、森の中で夜を待つことにした… 【一日目/朝/F-6:森】 【三沢岳明@SIREN2】 [状態]:闇人化、首輪無し、左腕欠損 [装備]:なし [所持品]:なし [思考・行動]: 1:一緒に遊びましょー

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