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「青と橙」(2011/05/06 (金) 00:25:10) の最新版変更点
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俺はこの人生で何がしたかったのだろうか。
中学生までは不安定だが確かに夢という夢があった。
だが今はどうだ?毎日怠惰な生活を過ごし、夢なんか壊れ、意味もなく生きている。
はたしてこの俺に生きていける価値なんてあるのだろうか。
だれかを幸せになどできるのだろうか。
例えば、金髪のあいつ。いつも怒って、笑って俺とつるんでいるが、あいつはそれで楽しく過ごせているのか。
例えば、2年の頃からの腐れ縁のあいつ。あいつはよく俺たちと接してくるがそれはただ単に不良の更生の一環で嫌々やっているのではないのか。
例えば、その妹。あいつは常に俺にビビっていた。この時点でもう駄目だ。
例えば、生徒会長のあいつ。あいつは自分でも言っているが、俺の更生の為に、自分の目的の為の時間を潰してしまっている。
例えば、図書館にいたあいつ。本当は友達なんか作りたくないなんてこと思ってはいないだろか
例えば、ヒトデを抱えるあいつ。……まぁあいつは俺に最悪という言葉を大量に浴びさせられている。少なくても好かれてはいないだろう。
例えば、病弱なあいつ。あいつは俺といて笑顔でいてくれているが本当に幸せなんだろうか。
例えば、俺をこんな身にしたあの人。俺がいて楽しいのか。
そして俺は今幸せなのだろうか。
夢を壊されて、落ちこぼれて。楽しいのかそれは?
生きたい!と言えるほどの人生なのか?
無駄に抗わなければいけないほどの人生なのか?
このまま終わってしまった方が楽ではないのか?
あぁ。 ――――分からん。
◇
「なぁ。お前は、生きたい。と思っているか」
多分俺のこの質問は唐突だったと思う。
そのため俺が質問したやつは一瞬目を丸くさせたが、すぐに答えが返ってきた。
「少なくても、少し前までは思ってなかったな」
「……じゃあ今は?」
「少しは生きたい。って思っているさ」
「それは良かったな」
「ああ。これはいーちゃんのおかげだな」
小さき橙はそう言う。
なら俺は?
―――いや。この話題は一旦よそう。
気分を害するだけだ。
「悪ぃな。変なこと聞いて」
「いや。別にいいぞ。だけど朋也」
「なんだ」
「死にたいなんて思わない方がいいぞ。
悲しい気持ちになる人が少なからずいるんだ。この俺様でさえいたんだから」
「――――――――ッ!」
なんでだろう。
ただそれだけの言葉なのに、俺の身に重くのしかかる。
実際考えてみたところで悲しむような人なんていなかったのに。
なんでだ。俺はまだ生きたいなんて思っているのか?
希望の「き」の字もでてこないような人生なのに、俺は生きたい。って思っているのか。
「俺でもか」
「いるはずだぞ。というより朋也は優しいやつなんだ。俺様なんかよりずっと多いはずだ」
何の根拠にそんなこと言っているのか俺には分からない。
何の自信でそんなこと言いきっているかすら分からない。
なのに何だか信用できる。
なのに何だか安心できる。
「自信をもてよ。きっと明るい未来が見えてくぞ」
答えは簡単だった。
やっぱり俺は生きて生きたいのだろう。
何のために?
俺のために。
幸せなのか?
幸せなんだ。
誰が喜ぶの?
…知らんな。
じゃあ何で?
決めたから。
それは何だ?
「俺は生きるていくこと。このゲームを諦めないこと」
「うん。それはきっといいことだ。…といっても俺様もまだ知らないけどな」
何とも頼りない助言だった。
◇
オレンジの髪。
腰の辺りまである、注連縄のようなぶっとい橙色の三つ編みが赤いゴムでまとめられている。
前髪も横髪も全部後ろに流されて、広い、綺麗な額が惜しげなく晒されている。
意志の強そうな太い眉。
奇異なほど挑戦的な吊り目。
輝くようなオレンジの瞳。
裸足、スパッツ、タイトシャツ。
小柄な体躯。
特徴が多すぎる彼女の名前は想影真心。
1時間ほど前とあるエリア(萌え立つ 禁断の 虚無)にて遭遇し、今に至るまで一緒に行動している。
ちなみに今は一回マクアヌにて、買い物をしてから、この隠されし 禁断の 虚無にて、ブラブラしている。
あと2時間近くは嫌でもこのエリアにいなければいけない。
まぁ。モンスターもやれないことはないLVだ。
よっぽどの人が現れない限り、大丈夫だろう。
ちなみに買ったものは、いやしの水と――日本刀。
本当はもっと実用的な物でも買えたら護身にもなったけど、金が足りなかった。
…ゲームの中でくらい金持ちになりたいもんだけどな。
しかし、戦闘が幾分楽になったのは確かだけどな。
ちなみに真心は快速のタスマリンというアイテムを何個か。
武器は買っていなかった。邪魔なんだとよ。
「しかし、いーちゃんはどこにいるんだろうな」
いーちゃん。
俺たちの当面の目的の人だ。
春原、杏、智代と俺の知り合いもゾロリとそろって居やがるが、
まぁ事のついでだ。会えたらそれでいい。
どうせ、どのみちどこも等しく1/27のどこかなんだ。
仲間は1人でも多くいたほうがいい。
という単純な考えの下俺と真心は共に行動している。
しかし、ここははずれの様だった。
でもあと2時間くらいは暇を持て余すしかねぇんだよなぁ。
「ここにはいねぇみたいだな」
「そうみたいだ」
「2時間どうする?」
「モンスターでも倒せば?」
………はぁ――。
【1日目/黎明/隠されし 禁断の 聖域】
【岡崎朋也@CLANNAD】
[状態]健康
[ステータス]
LV:17 HP:553/553 SP:37/37
ATK:42(+5) DEF:31 SPD:23
[装備]日本刀@現実
[道具]支給品一式、いやしの水×2
[所持金]32
[思考]
基本:生き残る
1:いーちゃんを探そう
2:仕方ないから暇を潰す
[備考]
※一応草野球編END(ゲーム)からの参戦です
※無能力者扱いです
【想影真心@戯言シリーズ】
[状態]健康
[ステータス]
LV:17 HP:544/567 SP:60/60
ATK:47 DEF:34 SPD:24
[装備]
[道具]快速のタスマリン×3@.hack、支給品一式
[所持金]158
[思考]
基本:いーちゃんに任せる
1:いーちゃんを探す
2:暇を潰そう
[備考]
※ネコソギラジカルで哀川潤と決着をつけた少し後からの参戦です
※一喰い(イーテイングワン)、暴飲暴食、一里塚木の実の空間製作(制限有り)が使えます
※無能力者扱いです
※隠されし 禁断の 虚無
推奨LV:25 雷属性
※萌え立つ 禁断の 虚無
推奨LV:8 闇属性
【快速のタスマリン】
一定時間SPDが上昇。
【いやしの水】
HPを100回復する
|[[赤い勇者と黒い薔薇]]|投下順|[[どこにいってもロリコンダイブ]]|
|&color(aqua){GAME START}|岡崎朋也|[[]]|
|&color(aqua){GAME START}|想影真心|[[]]|
俺はこの人生で何がしたかったのだろうか。
中学生までは不安定だが確かに夢という夢があった。
だが今はどうだ?毎日怠惰な生活を過ごし、夢なんか壊れ、意味もなく生きている。
はたしてこの俺に生きていける価値なんてあるのだろうか。
だれかを幸せになどできるのだろうか。
例えば、金髪のあいつ。いつも怒って、笑って俺とつるんでいるが、あいつはそれで楽しく過ごせているのか。
例えば、2年の頃からの腐れ縁のあいつ。あいつはよく俺たちと接してくるがそれはただ単に不良の更生の一環で嫌々やっているのではないのか。
例えば、その妹。あいつは常に俺にビビっていた。この時点でもう駄目だ。
例えば、生徒会長のあいつ。あいつは自分でも言っているが、俺の更生の為に、自分の目的の為の時間を潰してしまっている。
例えば、図書館にいたあいつ。本当は友達なんか作りたくないなんてこと思ってはいないだろか
例えば、ヒトデを抱えるあいつ。……まぁあいつは俺に最悪という言葉を大量に浴びさせられている。少なくても好かれてはいないだろう。
例えば、病弱なあいつ。あいつは俺といて笑顔でいてくれているが本当に幸せなんだろうか。
例えば、俺をこんな身にしたあの人。俺がいて楽しいのか。
そして俺は今幸せなのだろうか。
夢を壊されて、落ちこぼれて。楽しいのかそれは?
生きたい!と言えるほどの人生なのか?
無駄に抗わなければいけないほどの人生なのか?
このまま終わってしまった方が楽ではないのか?
あぁ。 ――――分からん。
◇
「なぁ。お前は、生きたい。と思っているか」
多分俺のこの質問は唐突だったと思う。
そのため俺が質問したやつは一瞬目を丸くさせたが、すぐに答えが返ってきた。
「少なくても、少し前までは思ってなかったな」
「……じゃあ今は?」
「少しは生きたい。って思っているさ」
「それは良かったな」
「ああ。これはいーちゃんのおかげだな」
小さき橙はそう言う。
なら俺は?
―――いや。この話題は一旦よそう。
気分を害するだけだ。
「悪ぃな。変なこと聞いて」
「いや。別にいいぞ。だけど朋也」
「なんだ」
「死にたいなんて思わない方がいいぞ。
悲しい気持ちになる人が少なからずいるんだ。この俺様でさえいたんだから」
「――――――――ッ!」
なんでだろう。
ただそれだけの言葉なのに、俺の身に重くのしかかる。
実際考えてみたところで悲しむような人なんていなかったのに。
なんでだ。俺はまだ生きたいなんて思っているのか?
希望の「き」の字もでてこないような人生なのに、俺は生きたい。って思っているのか。
「俺でもか」
「いるはずだぞ。というより朋也は優しいやつなんだ。俺様なんかよりずっと多いはずだ」
何の根拠にそんなこと言っているのか俺には分からない。
何の自信でそんなこと言いきっているかすら分からない。
なのに何だか信用できる。
なのに何だか安心できる。
「自信をもてよ。きっと明るい未来が見えてくぞ」
答えは簡単だった。
やっぱり俺は生きて生きたいのだろう。
何のために?
俺のために。
幸せなのか?
幸せなんだ。
誰が喜ぶの?
…知らんな。
じゃあ何で?
決めたから。
それは何だ?
「俺は生きるていくこと。このゲームを諦めないこと」
「うん。それはきっといいことだ。…といっても俺様もまだ知らないけどな」
何とも頼りない助言だった。
◇
オレンジの髪。
腰の辺りまである、注連縄のようなぶっとい橙色の三つ編みが赤いゴムでまとめられている。
前髪も横髪も全部後ろに流されて、広い、綺麗な額が惜しげなく晒されている。
意志の強そうな太い眉。
奇異なほど挑戦的な吊り目。
輝くようなオレンジの瞳。
裸足、スパッツ、タイトシャツ。
小柄な体躯。
特徴が多すぎる彼女の名前は想影真心。
1時間ほど前とあるエリア(萌え立つ 禁断の 虚無)にて遭遇し、今に至るまで一緒に行動している。
ちなみに今は一回マクアヌにて、買い物をしてから、この隠されし 禁断の 虚無にて、ブラブラしている。
あと2時間近くは嫌でもこのエリアにいなければいけない。
まぁ。モンスターもやれないことはないLVだ。
よっぽどの人が現れない限り、大丈夫だろう。
ちなみに買ったものは、いやしの水と――日本刀。
本当はもっと実用的な物でも買えたら護身にもなったけど、金が足りなかった。
…ゲームの中でくらい金持ちになりたいもんだけどな。
しかし、戦闘が幾分楽になったのは確かだけどな。
ちなみに真心は快速のタスマリンというアイテムを何個か。
武器は買っていなかった。邪魔なんだとよ。
「しかし、いーちゃんはどこにいるんだろうな」
いーちゃん。
俺たちの当面の目的の人だ。
春原、杏、智代と俺の知り合いもゾロリとそろって居やがるが、
まぁ事のついでだ。会えたらそれでいい。
どうせ、どのみちどこも等しく1/27のどこかなんだ。
仲間は1人でも多くいたほうがいい。
という単純な考えの下俺と真心は共に行動している。
しかし、ここははずれの様だった。
でもあと2時間くらいは暇を持て余すしかねぇんだよなぁ。
「ここにはいねぇみたいだな」
「そうみたいだ」
「2時間どうする?」
「モンスターでも倒せば?」
………はぁ――。
【1日目/黎明/隠されし 禁断の 聖域】
【岡崎朋也@CLANNAD】
[状態]健康
[ステータス]
LV:17 HP:553/553 SP:37/37
ATK:42(+5) DEF:31 SPD:23
[装備]日本刀@現実
[道具]支給品一式、いやしの水×2
[所持金]32
[思考]
基本:生き残る
1:いーちゃんを探そう
2:仕方ないから暇を潰す
[備考]
※一応草野球編END(ゲーム)からの参戦です
※無能力者扱いです
【想影真心@戯言シリーズ】
[状態]健康
[ステータス]
LV:17 HP:544/567 SP:60/60
ATK:47 DEF:34 SPD:24
[装備]
[道具]快速のタスマリン×3@.hack、支給品一式
[所持金]158
[思考]
基本:いーちゃんに任せる
1:いーちゃんを探す
2:暇を潰そう
[備考]
※ネコソギラジカルで哀川潤と決着をつけた少し後からの参戦です
※一喰い(イーテイングワン)、暴飲暴食、一里塚木の実の空間製作(制限有り)が使えます
※無能力者扱いです
※隠されし 禁断の 虚無
推奨LV:25 雷属性
※萌え立つ 禁断の 虚無
推奨LV:8 闇属性
【快速のタスマリン】
一定時間SPDが上昇。
【いやしの水】
HPを100回復する
|[[赤い勇者と黒い薔薇]]|投下順|[[どこにいってもロリコンダイブ]]|
|&color(aqua){GAME START}|岡崎朋也|[[今のところある意味一番平和な奴らの談話]]|
|&color(aqua){GAME START}|想影真心|[[今のところある意味一番平和な奴らの談話]]|