Eivll Bustars!(後編)

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白翼。発動するのは二度目だが、歩からすれば得体の知れない違和感の塊でしかなかった。 ーーーーー早く潰そう すでに音に近い速度で接近する歩。反射のない彼が喰らえば即死だろう。 「無gty駄だloikっhyttrfつってンxngeだろォsgyhjが」 ノイズのような言語で、ただ白翼を盾にした。 衝突した拳は弾け飛び、受けきると歩の胸ぐらを掴みあげて、白翼のはためきを浴びせる。 音速の数十倍の速度で空を裂き、歩は焼失する。 最後の最後に。 「ごめgggggんなjuijj、ユー」 相川歩は確実に焼失し、死亡した。 「一方通行…おわっ、たの?」 「あァ、綺麗に終わらせたさ。………てめェももう駄目みてェだなァ」 傷は小さいが、内臓を貫通している。死はまぬがれないだろう。 「ええ。もう駄目ですね。……聞いてくれますか、私連続殺人鬼なんですよ」 「きっと犠牲者を百倍しても俺には届かねェよ」 京子は無視して続ける。 「なのに、そんな私が………死ぬのが怖い、死にたくないって言ったら、やっぱり許されないですよね………?」 いつしか京子はぼろぼろと涙をこぼしはじめていた。 一方通行は黙って見つめる。 「あなたといられて…何となく落ち着いたんですよ?なのに…、どうしてお別れしなきゃならないんですか…っ!」 「別れじゃねェさ。ーーーー俺はもう死ぬ。攻撃をもらいすぎたみてェだ。」 確かにそれは事実だった。正確には白翼を使ったときの代償。 ほどなくしてバタリ、と倒れ込む。 「こォともなりゃァ地獄だろォが何だろォが凱旋してやンよ」 「良かった……わた…し…もう………寂しく…ないよ…………ずっ……と…いっしょ……あくせら…れーた…やくそく…」 「ーーーーーあァ、そォだな」 数分後。二人の男女が安らかに眠った。 &color(red){【相川歩@これはゾンビですか?】} &color(red){【京子@これはゾンビですか?】} &color(red){【一方通行@とある魔術の禁書目録】} &color(red){【残り5/30人】} |[[Eivll Bustars!]]|投下順|[[bad or happy?]]| |[[Eivll Bustars!]]|時系列順|[[bad or happy?]]| |[[Eivll Bustars!]]|相川歩|&color(red){GAME OVER}| |[[Eivll Bustars!]]|一方通行|&color(red){GAME OVER}| |[[Eivll Bustars!]]|京子|&color(red){GAME OVER}|

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