神が下す審判

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破壊臣と呼ばれた男、阿久根高貴は絶望していた。 理由はただ一つ、この殺し合いに最悪の敵、球磨川禊が参加しているからに他ならない。 「裏の6人」をあっさり倒した男が、殺し合いに乗らないはずがない。 「俺が殺さなきゃならないんだ。球磨川だけは、生かしておけない」 もちろんフィアンマも倒すが、目先は球磨川だ。どんな力かは知らないが、彼の力なら簡単に殺せるだろう。 「よし、そうと決まればーーーーー」 ブワッ、という音がした。次の瞬間、左手に猛烈な熱さを感じる。 見れば、阿久根の左手の肘から先が消失していた。傷口は炭化し、出血を許さない。 がっ、と左手を押さえてうずくまる阿久根。脂汗をかきながら見つめた先には、左目が空洞になり、溶接の光が輝き。右腕からはレーザーのアームを生やした異形の女だった。 「お、前は・・・・・・・・・!何者だ!?」 「つーかさ。いちいち説明すんのも面倒なんだわ。だから何も言わずに死んでくれねえかなぁ三下ァ!」 女の左腕の先から、不健康な白色の光が放出される。 阿久根はとっさに支給品の金属バットを構えて突撃する。経験からぎりぎりで光を避け、女の頭をねらう。 しかし女はレーザーアームでバットを掴み、焼き切る。女はデイバックから一丁のショットガンを取り出し、阿久根に発砲する。弾丸は阿久根の左耳を吹き飛ばすが、反動の硬直中に銃を奪い、距離を取って女に向ける。 そんな時、女の口元が動いた。言葉は発しなかったが、阿久根は口の動きからはっきり理解する。 ブ・チ・コ・ロ・シ・か・く・て・い・ね・。 ほぼ絶叫しながら阿久根は女に発砲する。しかし女は驚異的な身体能力で弾丸を避け、逆に光ーーー『原子崩し』を放つ。 阿久根の右足が吹き飛び、今度こそ絶対的な『チェックメイト』となる。 女はショットガンを取り上げると、阿久根の頭に向けた。侮蔑の視線を放ちながら嘲笑する女。 「つーわけで王手だ、クソが!ギャハハ!」 「そうだな。でも俺の一番の後悔は、愛する人を守れなかったことだ。君に殺されたことじゃない」 ドゴン!という轟音とともに阿久根高貴は絶命した。 &color(red){【阿久根高貴@めだかボックス】 死亡確認} &color(red){【残り28/30人】} 【一日目/深夜/a-1 学園】 【麦野沈利@とある魔術の禁書目録】 [状態]健康 [装備]ショットガン [所持品]基本支給品、不明支給品1 [思考・行動] 基本:優勝して浜面仕上に復讐する。 1:一方通行を警戒。 ※原作19巻終了後からの参戦です 麦野沈利が立ち去ったあと、鹿目まどかは現れた。 「ごめん・・・なさい。見てたのに、助け、られなくて」 鹿目まどかはフィアンマには会っていない。とある“声”と対話した。 聞き覚えがある声。何だったかもはっきり覚えている。あれが何かは分からないが、あれは確かにーーーー 「キュゥ、べえ?」 【鹿目まどか@魔法少女まどか☆マギカ】 [状態]健康、強い罪悪感、麦野への恐怖 [装備]なし [所持品]基本支給品、不明支給品1 [思考・行動] 基本:殺し合いには乗らない。 1:ほむらちゃんに会いたい 2:さやかちゃん、マミさん、杏子ちゃん・・・どうして・・・? ※アニメ十話終了後からの参戦です。 ※さやか、杏子、マミを偽物だと思っています ※阿久根高貴の死体は校庭脇に放置。 |[[壊れた幻想(ブロークン・ファンタズム)]]|投下順|[[精神崩壊観測]]| |[[壊れた幻想(ブロークン・ファンタズム)]]|時系列順|[[精神崩壊観測]]| |&color(blue){GAME START}|阿久根高貴|&color(red){GAME OVER}| |&color(blue){GAME START}|麦野沈利|[[疾走する魔術師のパラベラム]]| |&color(blue){GAME START}|鹿目まどか|[[]]|
破壊臣と呼ばれた男、阿久根高貴は絶望していた。 理由はただ一つ、この殺し合いに最悪の敵、球磨川禊が参加しているからに他ならない。 「裏の6人」をあっさり倒した男が、殺し合いに乗らないはずがない。 「俺が殺さなきゃならないんだ。球磨川だけは、生かしておけない」 もちろんフィアンマも倒すが、目先は球磨川だ。どんな力かは知らないが、彼の力なら簡単に殺せるだろう。 「よし、そうと決まればーーーーー」 ブワッ、という音がした。次の瞬間、左手に猛烈な熱さを感じる。 見れば、阿久根の左手の肘から先が消失していた。傷口は炭化し、出血を許さない。 がっ、と左手を押さえてうずくまる阿久根。脂汗をかきながら見つめた先には、左目が空洞になり、溶接の光が輝き。右腕からはレーザーのアームを生やした異形の女だった。 「お、前は・・・・・・・・・!何者だ!?」 「つーかさ。いちいち説明すんのも面倒なんだわ。だから何も言わずに死んでくれねえかなぁ三下ァ!」 女の左腕の先から、不健康な白色の光が放出される。 阿久根はとっさに支給品の金属バットを構えて突撃する。経験からぎりぎりで光を避け、女の頭をねらう。 しかし女はレーザーアームでバットを掴み、焼き切る。女はデイバックから一丁のショットガンを取り出し、阿久根に発砲する。弾丸は阿久根の左耳を吹き飛ばすが、反動の硬直中に銃を奪い、距離を取って女に向ける。 そんな時、女の口元が動いた。言葉は発しなかったが、阿久根は口の動きからはっきり理解する。 ブ・チ・コ・ロ・シ・か・く・て・い・ね・。 ほぼ絶叫しながら阿久根は女に発砲する。しかし女は驚異的な身体能力で弾丸を避け、逆に光ーーー『原子崩し』を放つ。 阿久根の右足が吹き飛び、今度こそ絶対的な『チェックメイト』となる。 女はショットガンを取り上げると、阿久根の頭に向けた。侮蔑の視線を放ちながら嘲笑する女。 「つーわけで王手だ、クソが!ギャハハ!」 「そうだな。でも俺の一番の後悔は、愛する人を守れなかったことだ。君に殺されたことじゃない」 ドゴン!という轟音とともに阿久根高貴は絶命した。 &color(red){【阿久根高貴@めだかボックス】 死亡確認} &color(red){【残り28/30人】} 【一日目/深夜/a-1 学園】 【麦野沈利@とある魔術の禁書目録】 [状態]健康 [装備]ショットガン [所持品]基本支給品、不明支給品1 [思考・行動] 基本:優勝して浜面仕上に復讐する。 1:一方通行を警戒。 ※原作19巻終了後からの参戦です 麦野沈利が立ち去ったあと、鹿目まどかは現れた。 「ごめん・・・なさい。見てたのに、助け、られなくて」 鹿目まどかはフィアンマには会っていない。とある“声”と対話した。 聞き覚えがある声。何だったかもはっきり覚えている。あれが何かは分からないが、あれは確かにーーーー 「キュゥ、べえ?」 【鹿目まどか@魔法少女まどか☆マギカ】 [状態]健康、強い罪悪感、麦野への恐怖 [装備]なし [所持品]基本支給品、不明支給品1 [思考・行動] 基本:殺し合いには乗らない。 1:ほむらちゃんに会いたい 2:さやかちゃん、マミさん、杏子ちゃん・・・どうして・・・? ※アニメ十話終了後からの参戦です。 ※さやか、杏子、マミを偽物だと思っています ※阿久根高貴の死体は校庭脇に放置。 |[[壊れた幻想(ブロークン・ファンタズム)]]|投下順|[[精神崩壊観測]]| |[[壊れた幻想(ブロークン・ファンタズム)]]|時系列順|[[精神崩壊観測]]| |&color(blue){GAME START}|阿久根高貴|&color(red){GAME OVER}| |&color(blue){GAME START}|麦野沈利|[[疾走する魔術師のパラベラム]]| |&color(blue){GAME START}|鹿目まどか|[[数多の殺意、奔流。]]|

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