綺麗なもの綺麗だって笑えたあの季節

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36話 綺麗なもの綺麗だって笑えたあの季節 数週間前。 倉持忠敏は自分が勤務する厩舎内にいた。 時刻は深夜の11時。厩舎内には自分以外に人はいない。 目の前にはたくましいアラブ馬のオスがいる。 「さて…今日も始めるか」 忠敏はズボンと下着を一気に下ろし、脱ぎ捨てた。 それを見たアラブ馬はこれから何をするのか理解し鼻息を荒くする。 既に忠敏とこのアラブ馬は何度も行為を重ね以心伝心が行える関係になっていた。 「お前も興奮してきたか…今日も愉しもうな」 「ヒヒンッ♪」 …… …… 「あ゛っ、がああ、あ゛っ、ウ゛ッ」 「ブルルルッ!」 アラブ馬が腰を突き出す度、下の忠敏は苦しげな声を上げるが、 本人は死にそうなぐらいの快感を感じている。 成人男性の腕程もある馬のそれを根元まで咥え込み、突かれる度に、 直腸が擦られ、前立腺が押し潰される。 「ああ、いい、いい~……ったく、これだから馬に掘られるのはやめらんねぇ。 グォッ! ぎっ、ひ、最高だ…いいぞ、遠慮すんな、もっと奥まで…」 「ヒヒン……!」 「何だよもう限界か。しゃーねぇ、一回出しちまえ。まだ夜は長いからな」 「ブ、ブルルッ、グ、ウッ……!!」 「ああああ……っ!」 その後、忠敏は同じ厩舎の他の牡馬三頭とも交わり帰路についた。 ◆◆◆ (また馬に掘られてぇ…だから俺は、死にたくない…) 「おーい忠敏」 「ん? ああ、悪い長谷川さん、美奈」 「どうしたんですか?」 「ちょっと考え事を……」 放送後、長谷川泰三、倉持忠敏、中崎美奈の三人は相変わらず森の中を歩いていた。 途中まで東方向に向かっていたのだが、放送で東方向にあると思われる、 学校のあるエリアが禁止エリアになると告げられたため、急遽南へ進路を変更していた。 三人共この殺し合いに知り合いはいないため死亡者発表はそれ程重要では無かったが、 たった四時間の間に17人もの死者が出ている事にはショックを隠せない。 「17人も死んでるなんて……」 「今もリアルタイムで死者出てんのかねー」 「多分な……くそっ、早く森を抜けてぇな……」 「っていうか長谷川さん、グラサン取った方が良くね?」 忠敏が足場も視界も良く無い森の中でサングラスを掛け続ける長谷川に疑問を呈す。 「いや…こいつは俺の分身みたいなもんなんだ。簡単には外せねぇ」 「ふーん……気を付けろよ」 無理矢理外す理由も無いと、忠敏は注意を促すだけにした。 ガサッ……。 「ん……?」 「何だ」 「誰?」 背後から聞こえた物音に三人が一斉に振り向く。 「「「……」」」 一本の木の陰から、可愛らしいフサフサの尻尾が飛び出していた。 恐らく本人は隠れているつもりなのだろうが、頭隠して尻隠さずとは正にこの事だろう。 「…おーい、尻尾見えてるぞ」 「なっ!?」 泰三が指摘すると尻尾の主は大層驚いた様子の声を上げる。 そして両手を上げた状態で木陰から、狐のような外見の生物――レナモンが現れた。 「そ、その、何だ……私は怪しい者でh」 「「「怪しい」」」 異口同音の如く三人がレナモンに向かって言う。 「う…だが、殺し合いには乗っていない! 本当だ!」 「…って言ってるけど長谷川さん」 「……もし襲うつもりなら、さっさと襲っているだろうしな……」 「信じてくれ!」 あからさまに怪しい登場の仕方ではあったが、 本人の必死の懇願により、泰三一行はレナモンを仲間に入れる事にした。 「俺は長谷川泰三だ。んでこっちの男が倉持忠敏。こっちが中崎美奈」 「そうか、私はレナモンだ……良かった、やっとやる気になってない奴に出会えた」 互いに自己紹介をした後、四人となった一行は再び南に向け歩き始めた。 (先の放送…大槻牙信の名前は呼ばれ無かったな……) レナモンはこの殺し合いが始まって間も無かった時に遭遇し、 色んな意味で襲われそうになった灰色の人狼の事を思い出す。 出来る事なら死んでいて欲しかったが少なくとも先の放送の時点ではまだ生きているようだ。 死亡者として呼ばれた17人の名前の中に「大槻牙信」の名前は無かった。 まだあの好色淫乱狼がどこかで生きていると思うとレナモンの気が重くなる。 もしかしたら先の犠牲者の中には牙信の手に掛かった者もいたかもしれない。 (大槻牙信の事、一応三人には話しておくか……) 歩きながら、レナモンは牙信の事を泰三、忠敏、美奈の三人に話す事にした。 【一日目/午前/E-4森】 【長谷川泰三@銀魂】 [状態]肉体疲労(中) [装備]木刀 [道具]基本支給品一式、無病息災のお守り [思考] 1:何が何でも生き残る。 2:忠敏、美奈、レナモンと行動。 2:必要とあらば殺人も……? [備考] ※原作二年後ショック編以降からの参戦です。 ※倉沢ほのかの外見を記憶しました。 ※倉沢ほのかの言った「裕也君」が名簿に乗っている「刻命裕也」ではないかと思っています。 【倉持忠敏@オリキャラ・男】 [状態]良好 [装備]ルガーP08(8/8) [道具]基本支給品一式、ルガーP08のマガジン(3)、スタンガン(バッテリー残り100%) [思考] 1:殺し合いから脱出したい。 2:美奈、長谷川さん、レナモンと行動。 [備考] ※長谷川泰三の話の中の少女(倉沢ほのか)の言っていた「裕也君」を、 名簿の「刻命裕也」ではないかと思っています。 【中崎美奈@オリキャラ・女】 [状態]良好 [装備]トンプソンコンテンダーピストル(1/1) [道具]基本支給品一式、5.56㎜×45NATO弾(30) [思考] 1:殺し合いから脱出したい。 2:倉持さん、長谷川さん、レナモンさんと行動。 [備考] ※長谷川泰三の話の中の少女(倉沢ほのか)の言っていた「裕也君」を、 名簿の「刻命裕也」ではないかと思っています。 【レナモン@デジモン】 [状態]良好 [装備]スタームルガーP85(14/15) [道具]基本支給品一式、スタームルガーP85のマガジン(3) [思考] 1:自分の命と貞操を守る。 2:長谷川、倉持、中崎と行動。 大槻牙信の事について話す。 [備考] ※性別は雌(女性)です。性格は基本オリジナルです。 ※特殊技は封印されています。身体能力も少し下がっています。 ※大槻牙信の名前、外見を記憶しました。 |[[分子記号片割れのよう]]|時系列順|[[揺れる蜃気楼]]| |[[分子記号片割れのよう]]|投下順|[[揺れる蜃気楼]]| |[[忘れ去られた歌舞伎町]]|倉持忠敏|[[]]| |[[忘れ去られた歌舞伎町]]|長谷川泰三|[[]]| |[[忘れ去られた歌舞伎町]]|中崎美奈|[[]]| |[[赤錆塗れの骨]]|レナモン|[[]]|
36話 綺麗なもの綺麗だって笑えたあの季節 数週間前。 倉持忠敏は自分が勤務する厩舎内にいた。 時刻は深夜の11時。厩舎内には自分以外に人はいない。 目の前にはたくましいアラブ馬のオスがいる。 「さて…今日も始めるか」 忠敏はズボンと下着を一気に下ろし、脱ぎ捨てた。 それを見たアラブ馬はこれから何をするのか理解し鼻息を荒くする。 既に忠敏とこのアラブ馬は何度も行為を重ね以心伝心が行える関係になっていた。 「お前も興奮してきたか…今日も愉しもうな」 「ヒヒンッ♪」 …… …… 「あ゛っ、がああ、あ゛っ、ウ゛ッ」 「ブルルルッ!」 アラブ馬が腰を突き出す度、下の忠敏は苦しげな声を上げるが、 本人は死にそうなぐらいの快感を感じている。 成人男性の腕程もある馬のそれを根元まで咥え込み、突かれる度に、 直腸が擦られ、前立腺が押し潰される。 「ああ、いい、いい~……ったく、これだから馬に掘られるのはやめらんねぇ。 グォッ! ぎっ、ひ、最高だ…いいぞ、遠慮すんな、もっと奥まで…」 「ヒヒン……!」 「何だよもう限界か。しゃーねぇ、一回出しちまえ。まだ夜は長いからな」 「ブ、ブルルッ、グ、ウッ……!!」 「ああああ……っ!」 その後、忠敏は同じ厩舎の他の牡馬三頭とも交わり帰路についた。 ◆◆◆ (また馬に掘られてぇ…だから俺は、死にたくない…) 「おーい忠敏」 「ん? ああ、悪い長谷川さん、美奈」 「どうしたんですか?」 「ちょっと考え事を……」 放送後、長谷川泰三、倉持忠敏、中崎美奈の三人は相変わらず森の中を歩いていた。 途中まで東方向に向かっていたのだが、放送で東方向にあると思われる、 学校のあるエリアが禁止エリアになると告げられたため、急遽南へ進路を変更していた。 三人共この殺し合いに知り合いはいないため死亡者発表はそれ程重要では無かったが、 たった四時間の間に17人もの死者が出ている事にはショックを隠せない。 「17人も死んでるなんて……」 「今もリアルタイムで死者出てんのかねー」 「多分な……くそっ、早く森を抜けてぇな……」 「っていうか長谷川さん、グラサン取った方が良くね?」 忠敏が足場も視界も良く無い森の中でサングラスを掛け続ける長谷川に疑問を呈す。 「いや…こいつは俺の分身みたいなもんなんだ。簡単には外せねぇ」 「ふーん……気を付けろよ」 無理矢理外す理由も無いと、忠敏は注意を促すだけにした。 ガサッ……。 「ん……?」 「何だ」 「誰?」 背後から聞こえた物音に三人が一斉に振り向く。 「「「……」」」 一本の木の陰から、可愛らしいフサフサの尻尾が飛び出していた。 恐らく本人は隠れているつもりなのだろうが、頭隠して尻隠さずとは正にこの事だろう。 「…おーい、尻尾見えてるぞ」 「なっ!?」 泰三が指摘すると尻尾の主は大層驚いた様子の声を上げる。 そして両手を上げた状態で木陰から、狐のような外見の生物――レナモンが現れた。 「そ、その、何だ……私は怪しい者でh」 「「「怪しい」」」 異口同音の如く三人がレナモンに向かって言う。 「う…だが、殺し合いには乗っていない! 本当だ!」 「…って言ってるけど長谷川さん」 「……もし襲うつもりなら、さっさと襲っているだろうしな……」 「信じてくれ!」 あからさまに怪しい登場の仕方ではあったが、 本人の必死の懇願により、泰三一行はレナモンを仲間に入れる事にした。 「俺は長谷川泰三だ。んでこっちの男が倉持忠敏。こっちが中崎美奈」 「そうか、私はレナモンだ……良かった、やっとやる気になってない奴に出会えた」 互いに自己紹介をした後、四人となった一行は再び南に向け歩き始めた。 (先の放送…大槻牙信の名前は呼ばれ無かったな……) レナモンはこの殺し合いが始まって間も無かった時に遭遇し、 色んな意味で襲われそうになった灰色の人狼の事を思い出す。 出来る事なら死んでいて欲しかったが少なくとも先の放送の時点ではまだ生きているようだ。 死亡者として呼ばれた17人の名前の中に「大槻牙信」の名前は無かった。 まだあの好色淫乱狼がどこかで生きていると思うとレナモンの気が重くなる。 もしかしたら先の犠牲者の中には牙信の手に掛かった者もいたかもしれない。 (大槻牙信の事、一応三人には話しておくか……) 歩きながら、レナモンは牙信の事を泰三、忠敏、美奈の三人に話す事にした。 【一日目/午前/E-4森】 【長谷川泰三@銀魂】 [状態]肉体疲労(中) [装備]木刀 [道具]基本支給品一式、無病息災のお守り [思考] 1:何が何でも生き残る。 2:忠敏、美奈、レナモンと行動。 2:必要とあらば殺人も……? [備考] ※原作二年後ショック編以降からの参戦です。 ※倉沢ほのかの外見を記憶しました。 ※倉沢ほのかの言った「裕也君」が名簿に乗っている「刻命裕也」ではないかと思っています。 【倉持忠敏@オリキャラ・男】 [状態]良好 [装備]ルガーP08(8/8) [道具]基本支給品一式、ルガーP08のマガジン(3)、スタンガン(バッテリー残り100%) [思考] 1:殺し合いから脱出したい。 2:美奈、長谷川さん、レナモンと行動。 [備考] ※長谷川泰三の話の中の少女(倉沢ほのか)の言っていた「裕也君」を、 名簿の「刻命裕也」ではないかと思っています。 【中崎美奈@オリキャラ・女】 [状態]良好 [装備]トンプソンコンテンダーピストル(1/1) [道具]基本支給品一式、5.56㎜×45NATO弾(30) [思考] 1:殺し合いから脱出したい。 2:倉持さん、長谷川さん、レナモンさんと行動。 [備考] ※長谷川泰三の話の中の少女(倉沢ほのか)の言っていた「裕也君」を、 名簿の「刻命裕也」ではないかと思っています。 【レナモン@デジモン】 [状態]良好 [装備]スタームルガーP85(14/15) [道具]基本支給品一式、スタームルガーP85のマガジン(3) [思考] 1:自分の命と貞操を守る。 2:長谷川、倉持、中崎と行動。 大槻牙信の事について話す。 [備考] ※性別は雌(女性)です。性格は基本オリジナルです。 ※特殊技は封印されています。身体能力も少し下がっています。 ※大槻牙信の名前、外見を記憶しました。 |[[分子記号片割れのよう]]|時系列順|[[揺れる蜃気楼]]| |[[分子記号片割れのよう]]|投下順|[[揺れる蜃気楼]]| |[[忘れ去られた歌舞伎町]]|倉持忠敏|[[青年は牡馬の夢を見る]]| |[[忘れ去られた歌舞伎町]]|長谷川泰三|[[青年は牡馬の夢を見る]]| |[[忘れ去られた歌舞伎町]]|中崎美奈|[[青年は牡馬の夢を見る]]| |[[赤錆塗れの骨]]|レナモン|[[青年は牡馬の夢を見る]]|

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