廃墟に行く時は厚着じゃないと危険

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12話:廃墟に行く時は厚着じゃないと危険 「ぶるっ…寒い…」 「そりゃあミナさんそんな格好じゃ寒いでしょ…」 がらんどうの廃工場内、残されていた椅子に座る二人の少女。 ボーダーコリー種犬獣人の女子高生が寒さに震える同行者の真鏡名ミナを心配する。 ミナの格好は大きく肌を露出しており、早朝の寒い空気が漂う廃工場内には向いていない。 対して女子高生――清原サトコの方は学校の制服に自前の毛皮で寒さはだいぶ和らいでいた。 「ああ、殺し合いなんて馬鹿げてるよ…」 「そうね…ぶるぶる…何とか、脱出手段を探しましょう…寒い」 「それとミナさんが着れる物も探そうか」 「ごめんね……」 「良いんだけど…」 そう言いながらサトコは自分の支給品である回転式拳銃、コルトキングコブラを手に持って眺める。 鈍く銀色に光るそれはサトコの手には少し大きく重かった。 一方、ミナの支給品は五郎入道正宗と言う名刀と、煙幕手榴弾3個であった。 煙幕手榴弾一個を既にサトコに手渡してある。 「お互い、この殺し合いに知り合いはいないし…ぶるっ、慎重に行動しましょう」 そう言ってミナが立ち上がる。 だがその時、椅子の背もたれに胸の部分を覆う衣服の紐が引っ掛かった。 そして、切れてしまった。 ぱらり。 「「あ」」 ミナの豊満な乳房が露わになる。 地面に落ちた胸の部分の衣服は紐が切れてしまい使い物にならなくなった。 「そ、そんな…どうしよ」 「あ、ミナさん危ない!」 呆然とするミナはすぐ近くの、錆に覆われた何かの機材に軽く腰の部分をぶつける。 その時、今度は腰布の紐が、鋭い面に引っ掛かり、切れた。 これは神の悪戯であろうか、下着を兼ねた腰布が落ち、ミナの下半身が露わになった。 「あ……」 「ああ~……」 今やミナが身に着けているものは靴と、手袋(?)と、首輪のみ。 ほとんど、一糸纏わぬ全裸になってしまった。 「そ、そんなああああああ!!! 酷い! こんなのあんまりよ!! 何!? 裸で外歩けって言うの!? ああああ…」 「お、落ち着いてミナさん、その、とりあえずブレザー貸してあげる」 余りの惨状を見かねたサトコは自分の着ているブレザーの上着を脱ぎ、 泣きじゃくるミナに差し出す。 「ぐすっ…ありがとう、サトコ」 礼を言い、ミナはサトコに教えられながらブレザーを着ようとした、が。 「……胸の大きさが違うから……きつそう、だけど、大丈夫?」 「う……だい、じょう、ぶ……」 ミナより乳房が小さいサトコのブレザーはミナには、特に胸囲においてサイズが小さかった。 思い切り乳房が締め付けられる格好になり、息苦しさを感じるミナ。 下半身に腰布を適当に巻き付け、どうにか大事な部分は隠れた。 「…もうちょっとここにいようか? ミナさん」 「うん…ぐすっ」 サトコは慰めるような口調でミナに言い、ミナは涙声で返事した。 【一日目/早朝/C-3廃工場】 【清原サトコ@オリキャラ・女】 [状態]良好 [装備]コルトキングコブラ(6/6) [道具]基本支給品一式、.357マグナム弾(18)、煙幕手榴弾(1) [思考] 1:殺し合いから脱出する手段を探す。 2:ミナさんと行動。しばらく廃工場にいる。 [備考] ※上着を真鏡名ミナに貸しています。上はシャツ姿になっています。 【真鏡名ミナ@サムライスピリッツシリーズ】 [状態]全裸一歩手前、寒い [装備]五郎入道正宗、サトコのブレザー [道具]基本支給品一式、煙幕手榴弾(2) [思考] 1:殺し合いから脱出する手段を探す。 2:サトコさんと行動。しばらく廃工場にいる。 [備考] ※破れた衣服の一部で下半身を隠しています。 ≪支給品紹介≫ 【コルトキングコブラ】 支給者:清原サトコ(.357マグナム弾18発とセット) 1986年から1990年まで発売されたコルト社製のダブルアクションリボルバー。 高い耐久性と安定した性能を誇る。.357マグナム弾を使用する。 【五郎入道正宗】 支給者:真鏡名ミナ 日本刀。名刀の一つ。 【煙幕手榴弾】 支給者:真鏡名ミナ(3個セット) 煙幕を張るための手榴弾で殺傷能力は持たない。 安全ピンを抜いて投擲し使う。 ≪オリキャラ紹介≫ 【名前】清原サトコ(きよはら-) 【性別】女 【年齢】16 【職業】高校一年生 【身体的特徴】ボーダーコリー種犬獣人。胸はそこそこある 【好きな事・もの】金、卵料理 【苦手な事・もの】貧乏を馬鹿にする奴 【特技】運動 【趣味】金勘定 【特筆すべき能力】計算が非常に得意 【備考】貧乏家庭で育ったためたくましい。基本的に明るいが自分の利益のためなら 他人を利用する傾向もある |[[その男、非常に危険につき]]|時系列順|[[最後まで読んではいけない]]| |[[その男、非常に危険につき]]|投下順|[[最後まで読んではいけない]]| |&color(aqua){ゲーム開始}|清原サトコ|| |&color(aqua){ゲーム開始}|真鏡名ミナ||
12話:廃墟に行く時は厚着じゃないと危険 「ぶるっ…寒い…」 「そりゃあミナさんそんな格好じゃ寒いでしょ…」 がらんどうの廃工場内、残されていた椅子に座る二人の少女。 ボーダーコリー種犬獣人の女子高生が寒さに震える同行者の真鏡名ミナを心配する。 ミナの格好は大きく肌を露出しており、早朝の寒い空気が漂う廃工場内には向いていない。 対して女子高生――清原サトコの方は学校の制服に自前の毛皮で寒さはだいぶ和らいでいた。 「ああ、殺し合いなんて馬鹿げてるよ…」 「そうね…ぶるぶる…何とか、脱出手段を探しましょう…寒い」 「それとミナさんが着れる物も探そうか」 「ごめんね……」 「良いんだけど…」 そう言いながらサトコは自分の支給品である回転式拳銃、コルトキングコブラを手に持って眺める。 鈍く銀色に光るそれはサトコの手には少し大きく重かった。 一方、ミナの支給品は五郎入道正宗と言う名刀と、煙幕手榴弾3個であった。 煙幕手榴弾一個を既にサトコに手渡してある。 「お互い、この殺し合いに知り合いはいないし…ぶるっ、慎重に行動しましょう」 そう言ってミナが立ち上がる。 だがその時、椅子の背もたれに胸の部分を覆う衣服の紐が引っ掛かった。 そして、切れてしまった。 ぱらり。 「「あ」」 ミナの豊満な乳房が露わになる。 地面に落ちた胸の部分の衣服は紐が切れてしまい使い物にならなくなった。 「そ、そんな…どうしよ」 「あ、ミナさん危ない!」 呆然とするミナはすぐ近くの、錆に覆われた何かの機材に軽く腰の部分をぶつける。 その時、今度は腰布の紐が、鋭い面に引っ掛かり、切れた。 これは神の悪戯であろうか、下着を兼ねた腰布が落ち、ミナの下半身が露わになった。 「あ……」 「ああ~……」 今やミナが身に着けているものは靴と、手袋(?)と、首輪のみ。 ほとんど、一糸纏わぬ全裸になってしまった。 「そ、そんなああああああ!!! 酷い! こんなのあんまりよ!! 何!? 裸で外歩けって言うの!? ああああ…」 「お、落ち着いてミナさん、その、とりあえずブレザー貸してあげる」 余りの惨状を見かねたサトコは自分の着ているブレザーの上着を脱ぎ、 泣きじゃくるミナに差し出す。 「ぐすっ…ありがとう、サトコ」 礼を言い、ミナはサトコに教えられながらブレザーを着ようとした、が。 「……胸の大きさが違うから……きつそう、だけど、大丈夫?」 「う……だい、じょう、ぶ……」 ミナより乳房が小さいサトコのブレザーはミナには、特に胸囲においてサイズが小さかった。 思い切り乳房が締め付けられる格好になり、息苦しさを感じるミナ。 下半身に腰布を適当に巻き付け、どうにか大事な部分は隠れた。 「…もうちょっとここにいようか? ミナさん」 「うん…ぐすっ」 サトコは慰めるような口調でミナに言い、ミナは涙声で返事した。 【一日目/早朝/C-3廃工場】 【清原サトコ@オリキャラ・女】 [状態]良好 [装備]コルトキングコブラ(6/6) [道具]基本支給品一式、.357マグナム弾(18)、煙幕手榴弾(1) [思考] 1:殺し合いから脱出する手段を探す。 2:ミナさんと行動。しばらく廃工場にいる。 [備考] ※上着を真鏡名ミナに貸しています。上はシャツ姿になっています。 【真鏡名ミナ@サムライスピリッツシリーズ】 [状態]全裸一歩手前、寒い [装備]五郎入道正宗、サトコのブレザー [道具]基本支給品一式、煙幕手榴弾(2) [思考] 1:殺し合いから脱出する手段を探す。 2:サトコさんと行動。しばらく廃工場にいる。 [備考] ※破れた衣服の一部で下半身を隠しています。 ≪支給品紹介≫ 【コルトキングコブラ】 支給者:清原サトコ(.357マグナム弾18発とセット) 1986年から1990年まで発売されたコルト社製のダブルアクションリボルバー。 高い耐久性と安定した性能を誇る。.357マグナム弾を使用する。 【五郎入道正宗】 支給者:真鏡名ミナ 日本刀。名刀の一つ。 【煙幕手榴弾】 支給者:真鏡名ミナ(3個セット) 煙幕を張るための手榴弾で殺傷能力は持たない。 安全ピンを抜いて投擲し使う。 ≪オリキャラ紹介≫ 【名前】清原サトコ(きよはら-) 【性別】女 【年齢】16 【職業】高校一年生 【身体的特徴】ボーダーコリー種犬獣人。胸はそこそこある 【好きな事・もの】金、卵料理 【苦手な事・もの】貧乏を馬鹿にする奴 【特技】運動 【趣味】金勘定 【特筆すべき能力】計算が非常に得意 【備考】貧乏家庭で育ったためたくましい。基本的に明るいが自分の利益のためなら 他人を利用する傾向もある |[[その男、非常に危険につき]]|時系列順|[[最後まで読んではいけない]]| |[[その男、非常に危険につき]]|投下順|[[最後まで読んではいけない]]| |&color(aqua){ゲーム開始}|清原サトコ|[[蒼見えぬ木下闇]]| |&color(aqua){ゲーム開始}|真鏡名ミナ|[[蒼見えぬ木下闇]]|

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