警察+医者+人狼+女性…これ何の集団?

「警察+医者+人狼+女性…これ何の集団?」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

警察+医者+人狼+女性…これ何の集団?」(2010/10/09 (土) 20:49:47) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

39話 警察+医者+人狼+女性…これ何の集団? 「おい、テメェら、そこを動くな」 「ひ、土方さんそんないきなり……」 「黙っとけ」 病院を後にした土方十四郎と佐藤文博は、エリアF-1の警察署を目指し歩いている途中、 銀と白の毛皮の人狼と、水色の髪を持った女性の二人と遭遇した。 人狼は腹部に怪我をしているようだった。 土方は煙草を口に咥えたまま、装備していた直刀を二人に突き付け立ち止まらせた。 「な、何ですか?」 「お前ら、殺し合いに乗っているか?」 土方の問いに、人狼と女性は首を横に振った。 (まあ、こんな事聞いても首を縦に振る奴なんていねぇと思うがな…まあいい。 妙な二足歩行の狼と女、万が一襲ってきても仕留められる) 「そう言うお前らはどうなんだ?」 「乗ってねェよ」 「乗ってません」 「…俺達もだ。だからその刀を下ろして欲しいんだが、えーと」 「土方十四郎だ」 「そうか。土方さんよ、その刀下ろしてくれねぇか」 「……」 取り敢えず二人には敵意は無いと見た土方は突き付けていた直刀を下ろした。 「…俺はシリウスだ。こっちが紺野優佳」 「初めまして…土方さんと…」 「あ、僕、佐藤文博と申します」 緊張が少し解けた所で四人は互いに自己紹介を交わした。 (何だこいつ、瞳孔が開いてんぞ、大丈夫か…?) しかしシリウスの土方十四郎に対する印象はかなり悪いものだった。 「シリウスさん、でしたっけ? あの、その傷は…」 「ああ、これか…」 「誰かに襲われたのか?」 土方がシリウスの腹部の傷について訊くと、何故か本人と優佳は、 まずそうな表情で顔を見合わせ、そして元に戻りシリウスが言う。 「ちょっと暗がりで襲われてな、相手の顔は見てないんだが」 「そうか…平気か?」 「ああ。そんなに威力の無い銃だったからな、急所も逸れているみたいだし」 「でも…応急処置はしておいた方が良いですね、土方さん、良いですか?」 文博が土方にシリウスの手当てのためどこかに立ち寄っても良いか尋ねる。 「ああ、仕方ねェだろ」 「分かりました…」 四人はシリウスの手当てのため、適当な建物に入る事にした。 見晴らしの良い道路で手当てを行うのは危険なためだ。 何かの会社の事務所に入り、病院から調達した包帯と消毒液で、 文博はシリウスの手当てを行う。 その間、土方は優佳と情報交換を行っていた。 「…はぁ、土方さんの言うような三人には会ってませんね」 「そうか…」 土方の捜す三人、坂田銀時、志村新八、沖田総悟の三人の行方は未だ知れず。 あの三人が簡単に死ぬとは思えなかったが、現在どこでどうしているのだろうか。 何本目か分からない煙草を吹かしながら土方は思う。 「…優佳、お前とシリウスもこのゲームから脱出しようって考えてるのか?」 「と、当然ですよ! こんな殺し合いなんてふざけ過ぎでしょ!」 「まぁな……それなら俺達と行動しないか」 「え? 良いんですか?」 「仲間は多い方が良いだろ」 「あ、ありがとうございます!」 「おい、勝手に話進めんじゃねぇよ優佳」 二人の会話に腹部に包帯を巻いた人狼が割って入る。 「余り無理は厳禁ですよシリウスさん、盲貫銃創で弾丸が体内に残ってるんですから」 「分かってるよ…んで? えーと、俺達を仲間にしてくれんのか、土方さんよ」 「ああ。悪い話じゃ無いと思うが」 「…確かになぁ」 正直な所、土方に好印象を持っていないシリウスだったが、 生き残るため、脱出する手段を模索するために文句は言っていられないと、 優佳と同様土方、文博の二人の仲間になる事に同意した。 「お前にも話しておこう、俺の知り合い三人の事…」 「そうか…」 「……もうすぐ放送ですかね」 文博が壁に掛けられた時計を見ながら言った。 もうそんな時間なのかと、土方が文博の方をちらっと向く。 殺し合いが始まって最初の四時間が経とうとしていると言う事だ。 たった四時間で、何人の死人が出ているのだろうか。 (あいつら…の名前……呼ばれる気はしねぇが…分からねぇな) 殺し合いに呼ばれた三人の知人の名前が呼ばれる事は考えにくいと思いつつも、 土方は、呼ばれ無い事を願わずにはいられなかった。 「放送を待つぞ…その後でこれからの行動について決めるか」 土方と文博は元々警察署に向かうつもりだったが、 シリウスと紺野優佳の二人を仲間にした以上彼らの意見も聞かなければならないだろう。 それ次第で行き先も大きく変わる可能性があるからだ。 ただ既に放送時刻が迫ってきているため、最終的な次の行動を決めるのは、 四人で放送を聞いてから、と言う事になった。 【一日目/黎明/F-2市街地会社事務所(何の会社かは不明)】 【土方十四郎@銀魂】 [状態]健康、喫煙中 [装備]直刀 [所持品]基本支給品一式、煙草(残り10箱、消費中)、業務用マヨネーズ、  100円ライター(残りガス少ない、調達品) [思考・行動]  基本:殺し合いを潰す。首輪を何とかしたい。襲い掛かる者とは戦う。  1:佐藤文博、シリウス、紺野優佳と行動。放送を待つ。  2:坂田銀時、志村新八、沖田総悟を捜す。 [備考]  ※原作かぶき町四天王篇終了後からの参戦です。 【佐藤文博@オリキャラ】 [状態]健康 [装備]二十二年式村田連発銃(8/8) [所持品]基本支給品一式、8㎜×53R弾(16)、医療道具(包帯や消毒液等、調達品) [思考・行動]  基本:殺し合いはしない。脱出手段を見付けたい。  1:土方十四郎、シリウス、紺野優佳と行動。放送を待つ。 [備考]  ※坂田銀時、志村新八、沖田総悟についての情報を得ました。  ※土方の言う「真選組」「江戸」等の単語に疑問を抱いていますが、  特に言及するつもりは無いようです。 【シリウス@オリキャラ】 [状態]腹部に三発被弾(命に別条は無い、包帯を巻いている) [装備]チェーンソー(バッテリー残り100%) [所持品]基本支給品一式 [思考・行動]  基本:殺し合いからの脱出。首輪を何とかしたい。  1:紺野優佳、土方十四郎、佐藤文博と行動。放送を待つ。  2:いい男がいたら掘りたい。 [備考]  ※坂田銀時、志村新八、沖田総悟についての情報を得ました。 【紺野優佳@オリキャラ】 [状態]健康 [装備]コルトM1903(5/8) [所持品]基本支給品一式、コルトM1903マガジン(8×3) [思考・行動]  基本:殺し合いからの脱出。首輪を何とかしたい。  1:シリウス、土方十四郎、佐藤文博と行動。放送を待つ。 [備考]  ※坂田銀時、志村新八、沖田総悟についての情報を得ました。 |[[廃村で休もう!]]|時系列順|[[ひゅるりひゅるり]]| |[[廃村で休もう!]]|投下順|[[ひゅるりひゅるり]]| |[[夜の病院は怖い]]|土方十四郎|[[]]| |[[夜の病院は怖い]]|佐藤文博|[[]]| |[[女は狼より強し]]|シリウス|[[]]| |[[女は狼より強し]]|紺野優佳|[[]]|
39話 警察+医者+人狼+女性…これ何の集団? 「おい、テメェら、そこを動くな」 「ひ、土方さんそんないきなり……」 「黙っとけ」 病院を後にした土方十四郎と佐藤文博は、エリアF-1の警察署を目指し歩いている途中、 銀と白の毛皮の人狼と、水色の髪を持った女性の二人と遭遇した。 人狼は腹部に怪我をしているようだった。 土方は煙草を口に咥えたまま、装備していた直刀を二人に突き付け立ち止まらせた。 「な、何ですか?」 「お前ら、殺し合いに乗っているか?」 土方の問いに、人狼と女性は首を横に振った。 (まあ、こんな事聞いても首を縦に振る奴なんていねぇと思うがな…まあいい。 妙な二足歩行の狼と女、万が一襲ってきても仕留められる) 「そう言うお前らはどうなんだ?」 「乗ってねェよ」 「乗ってません」 「…俺達もだ。だからその刀を下ろして欲しいんだが、えーと」 「土方十四郎だ」 「そうか。土方さんよ、その刀下ろしてくれねぇか」 「……」 取り敢えず二人には敵意は無いと見た土方は突き付けていた直刀を下ろした。 「…俺はシリウスだ。こっちが紺野優佳」 「初めまして…土方さんと…」 「あ、僕、佐藤文博と申します」 緊張が少し解けた所で四人は互いに自己紹介を交わした。 (何だこいつ、瞳孔が開いてんぞ、大丈夫か…?) しかしシリウスの土方十四郎に対する印象はかなり悪いものだった。 「シリウスさん、でしたっけ? あの、その傷は…」 「ああ、これか…」 「誰かに襲われたのか?」 土方がシリウスの腹部の傷について訊くと、何故か本人と優佳は、 まずそうな表情で顔を見合わせ、そして元に戻りシリウスが言う。 「ちょっと暗がりで襲われてな、相手の顔は見てないんだが」 「そうか…平気か?」 「ああ。そんなに威力の無い銃だったからな、急所も逸れているみたいだし」 「でも…応急処置はしておいた方が良いですね、土方さん、良いですか?」 文博が土方にシリウスの手当てのためどこかに立ち寄っても良いか尋ねる。 「ああ、仕方ねェだろ」 「分かりました…」 四人はシリウスの手当てのため、適当な建物に入る事にした。 見晴らしの良い道路で手当てを行うのは危険なためだ。 何かの会社の事務所に入り、病院から調達した包帯と消毒液で、 文博はシリウスの手当てを行う。 その間、土方は優佳と情報交換を行っていた。 「…はぁ、土方さんの言うような三人には会ってませんね」 「そうか…」 土方の捜す三人、坂田銀時、志村新八、沖田総悟の三人の行方は未だ知れず。 あの三人が簡単に死ぬとは思えなかったが、現在どこでどうしているのだろうか。 何本目か分からない煙草を吹かしながら土方は思う。 「…優佳、お前とシリウスもこのゲームから脱出しようって考えてるのか?」 「と、当然ですよ! こんな殺し合いなんてふざけ過ぎでしょ!」 「まぁな……それなら俺達と行動しないか」 「え? 良いんですか?」 「仲間は多い方が良いだろ」 「あ、ありがとうございます!」 「おい、勝手に話進めんじゃねぇよ優佳」 二人の会話に腹部に包帯を巻いた人狼が割って入る。 「余り無理は厳禁ですよシリウスさん、盲貫銃創で弾丸が体内に残ってるんですから」 「分かってるよ…んで? えーと、俺達を仲間にしてくれんのか、土方さんよ」 「ああ。悪い話じゃ無いと思うが」 「…確かになぁ」 正直な所、土方に好印象を持っていないシリウスだったが、 生き残るため、脱出する手段を模索するために文句は言っていられないと、 優佳と同様土方、文博の二人の仲間になる事に同意した。 「お前にも話しておこう、俺の知り合い三人の事…」 「そうか…」 「……もうすぐ放送ですかね」 文博が壁に掛けられた時計を見ながら言った。 もうそんな時間なのかと、土方が文博の方をちらっと向く。 殺し合いが始まって最初の四時間が経とうとしていると言う事だ。 たった四時間で、何人の死人が出ているのだろうか。 (あいつら…の名前……呼ばれる気はしねぇが…分からねぇな) 殺し合いに呼ばれた三人の知人の名前が呼ばれる事は考えにくいと思いつつも、 土方は、呼ばれ無い事を願わずにはいられなかった。 「放送を待つぞ…その後でこれからの行動について決めるか」 土方と文博は元々警察署に向かうつもりだったが、 シリウスと紺野優佳の二人を仲間にした以上彼らの意見も聞かなければならないだろう。 それ次第で行き先も大きく変わる可能性があるからだ。 ただ既に放送時刻が迫ってきているため、最終的な次の行動を決めるのは、 四人で放送を聞いてから、と言う事になった。 【一日目/黎明/F-2市街地会社事務所(何の会社かは不明)】 【土方十四郎@銀魂】 [状態]健康、喫煙中 [装備]直刀 [所持品]基本支給品一式、煙草(残り10箱、消費中)、業務用マヨネーズ、  100円ライター(残りガス少ない、調達品) [思考・行動]  基本:殺し合いを潰す。首輪を何とかしたい。襲い掛かる者とは戦う。  1:佐藤文博、シリウス、紺野優佳と行動。放送を待つ。  2:坂田銀時、志村新八、沖田総悟を捜す。 [備考]  ※原作かぶき町四天王篇終了後からの参戦です。 【佐藤文博@オリキャラ】 [状態]健康 [装備]二十二年式村田連発銃(8/8) [所持品]基本支給品一式、8㎜×53R弾(16)、医療道具(包帯や消毒液等、調達品) [思考・行動]  基本:殺し合いはしない。脱出手段を見付けたい。  1:土方十四郎、シリウス、紺野優佳と行動。放送を待つ。 [備考]  ※坂田銀時、志村新八、沖田総悟についての情報を得ました。  ※土方の言う「真選組」「江戸」等の単語に疑問を抱いていますが、  特に言及するつもりは無いようです。 【シリウス@オリキャラ】 [状態]腹部に三発被弾(命に別条は無い、包帯を巻いている) [装備]チェーンソー(バッテリー残り100%) [所持品]基本支給品一式 [思考・行動]  基本:殺し合いからの脱出。首輪を何とかしたい。  1:紺野優佳、土方十四郎、佐藤文博と行動。放送を待つ。  2:いい男がいたら掘りたい。 [備考]  ※坂田銀時、志村新八、沖田総悟についての情報を得ました。 【紺野優佳@オリキャラ】 [状態]健康 [装備]コルトM1903(5/8) [所持品]基本支給品一式、コルトM1903マガジン(8×3) [思考・行動]  基本:殺し合いからの脱出。首輪を何とかしたい。  1:シリウス、土方十四郎、佐藤文博と行動。放送を待つ。 [備考]  ※坂田銀時、志村新八、沖田総悟についての情報を得ました。 |[[廃村で休もう!]]|時系列順|[[ひゅるりひゅるり]]| |[[廃村で休もう!]]|投下順|[[ひゅるりひゅるり]]| |[[夜の病院は怖い]]|土方十四郎|[[現実は時に想像すらも超える]]| |[[夜の病院は怖い]]|佐藤文博|[[現実は時に想像すらも超える]]| |[[女は狼より強し]]|シリウス|[[現実は時に想像すらも超える]]| |[[女は狼より強し]]|紺野優佳|[[現実は時に想像すらも超える]]|

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示:
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。