死亡フラグに気をつけろ

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26話 死亡フラグに気をつけろ どういう事なんだろうな、これは。 俺こと森屋英太は、クラスメイト同士の殺し合いで、銀鏖院水晶に背中を刺され、 死んだはずなんだけど――何故か生きている。 しかもまた首輪をはめられデイパックを持たされ、 今度はクラスメイト以外にも見知らぬ人間や獣人達と殺し合わされている。 何なのこれ、何なのこれェ!? 「意味が分かりませーーーーーん!!」 薄暗い、市役所のロビーで、俺は思いのたけを叫んだ。 空しく木霊する俺の声。 「はぁ……」 生き返ったのは良いけどまた殺し合いって。 これじゃ死んで地獄に堕ちたのと同じじゃん。 っていうか、俺本当に死んだのか? 何か三途の川も天使も見えなかったけど。 いや、死んだのは確かだな、あの感覚は間違い無い。 「取り敢えず、支給品でも確認するか……」 適当な長椅子に座り、俺は自分のデイパックの中身を漁った。 名簿が出てきたので見てみると、 放送で名前が呼ばれたノーチラス、俺を殺した銀鏖院水晶、 更に一緒に行動していた英人の友人フラウ、あの教室にいなかったテト、 そしてよくは知らないエルフィの5人のクラスメイトの名前がある。 後は知らない名前ばかりだ。 次に地図を見る、ここは内装からして多分市役所か何かだろう。 エリアD-4に市役所の表記があるから俺はここにるんだろうな、多分。 他には、コンパスとか筆記用具とかそういう物…いや何か武器的な物ある? 「これは…斧と………拡声器?」 出てきたランダム支給品は木を切ったりするのに使う斧と拡声器だった。 斧は一応武器として使えそうだな…出来れば拳銃が良かったけど。 拡声器は……どう使えるかな………。 「ねえ、そこのあなた」 「うわっ! は、はい!?」 いきなり声を掛けられてびっくりした。 見れば、青い髪に鉢巻を巻いた綺麗な女の人が立っていた。 ◆ 市役所のロビーで見付けた少年――恐らくさっきの叫び声の主――は、 森屋英太と言うらしい。 私ことリリアは、一階の多目的室に森屋君と共に移動し、 情報交換をしていた。どうやら森屋君も私と同じく殺し合う気は無いみたい。 「森屋君はクラスメイトが呼ばれているのね」 「リリアさんは大勢知り合いがいるんですか」 「ええ…」 森屋君から、この殺し合いに呼ばれている彼のクラスメイト数人の情報を聞き、 自分も、アレックス達や魔王軍四天王の三人、アンデッドナイ軍の二人について話した。 「見せしめで殺されたのは、そのアンデッドナイ軍の人なんですか?」 「そう……それでその仲間二人が今話したクレアスとエロリア。 エロリアは私の色違いみたいな外見なのよ。本当よ」 「はぁ………色々な知り合いがいるんですね」 「まあね……」 おおよそ互いの知り合いの事が分かった所で、 今度は支給品を確認し合う。 私の支給品は、方頭大刀という片刃の両手剣だった。 森屋君の支給品は、斧と拡声器の二つ。 「拡声器……」 森屋君の支給品である拡声器を見て私はある策を思い付いた。 正直余り上等とは言えないかもしれなけれど、やってみる価値はあるはず。 「森屋君、私にある考えがあるんだけれど、聞いてくれる?」 「? 何ですか……」 私は森屋君にその策について説明を始めた。 【一日目/深夜/D-4市役所一階】 【森屋英太@自作キャラでバトルロワイアル】 [状態]健康 [装備]斧 [所持品]基本支給品一式、拡声器 [思考・行動]  基本:殺し合いには乗らない。生き残りたい。  1:リリアと行動。  2:クラスメイトについては保留。但し銀鏖院水晶については…? [備考]  ※本編死亡後からの参戦です。  ※リリアの仲間及び知人(アレックス、ブライアン、ゴメス、ドラゴナス、ダーエロ、  ムシャ、クレアス、エロリア)についての情報を得ました。 【リリア@VIPRPGシリーズ】 [状態]健康 [装備]方頭大刀 [所持品]基本支給品一式 [思考・行動]  基本:殺し合いからの脱出。アレックス達と合流したい。  1:森屋英太と行動。ある策を提示中……。  2:襲われたら、正当防衛の範囲内で対処する。 [備考]  ※魔法は一切使えなくなっています。  ※森屋英太のクラスメイト(銀鏖院水晶、エルフィ、テト、ノーチラス、フラウ)  についての情報を得ました。 ≪支給品紹介≫ 【斧】 樹木の伐採に使われる両手斧。 【拡声器】 声を増幅するための器具。バトロワ死亡フラグの代名詞的存在。 【方頭大刀】 真っ直ぐな刀身を持った片刃の両手剣。 柄頭の形状がほぼ円筒状で先が丸まっており、手貫緒を通す穴が開けられている。 |[[サキュバスと「マダオ」]]|時系列順|[[I don't want to miss a thing]]| |[[サキュバスと「マダオ」]]|投下順|[[I don't want to miss a thing]]| |&color(aqua){ゲーム開始}|リリア|[[]]| |&color(aqua){ゲーム開始}|森屋英太|[[]]|
26話 死亡フラグに気をつけろ どういう事なんだろうな、これは。 俺こと森屋英太は、クラスメイト同士の殺し合いで、銀鏖院水晶に背中を刺され、 死んだはずなんだけど――何故か生きている。 しかもまた首輪をはめられデイパックを持たされ、 今度はクラスメイト以外にも見知らぬ人間や獣人達と殺し合わされている。 何なのこれ、何なのこれェ!? 「意味が分かりませーーーーーん!!」 薄暗い、市役所のロビーで、俺は思いのたけを叫んだ。 空しく木霊する俺の声。 「はぁ……」 生き返ったのは良いけどまた殺し合いって。 これじゃ死んで地獄に堕ちたのと同じじゃん。 っていうか、俺本当に死んだのか? 何か三途の川も天使も見えなかったけど。 いや、死んだのは確かだな、あの感覚は間違い無い。 「取り敢えず、支給品でも確認するか……」 適当な長椅子に座り、俺は自分のデイパックの中身を漁った。 名簿が出てきたので見てみると、 放送で名前が呼ばれたノーチラス、俺を殺した銀鏖院水晶、 更に一緒に行動していた英人の友人フラウ、あの教室にいなかったテト、 そしてよくは知らないエルフィの5人のクラスメイトの名前がある。 後は知らない名前ばかりだ。 次に地図を見る、ここは内装からして多分市役所か何かだろう。 エリアD-4に市役所の表記があるから俺はここにるんだろうな、多分。 他には、コンパスとか筆記用具とかそういう物…いや何か武器的な物ある? 「これは…斧と………拡声器?」 出てきたランダム支給品は木を切ったりするのに使う斧と拡声器だった。 斧は一応武器として使えそうだな…出来れば拳銃が良かったけど。 拡声器は……どう使えるかな………。 「ねえ、そこのあなた」 「うわっ! は、はい!?」 いきなり声を掛けられてびっくりした。 見れば、青い髪に鉢巻を巻いた綺麗な女の人が立っていた。 ◆ 市役所のロビーで見付けた少年――恐らくさっきの叫び声の主――は、 森屋英太と言うらしい。 私ことリリアは、一階の多目的室に森屋君と共に移動し、 情報交換をしていた。どうやら森屋君も私と同じく殺し合う気は無いみたい。 「森屋君はクラスメイトが呼ばれているのね」 「リリアさんは大勢知り合いがいるんですか」 「ええ…」 森屋君から、この殺し合いに呼ばれている彼のクラスメイト数人の情報を聞き、 自分も、アレックス達や魔王軍四天王の三人、アンデッドナイ軍の二人について話した。 「見せしめで殺されたのは、そのアンデッドナイ軍の人なんですか?」 「そう……それでその仲間二人が今話したクレアスとエロリア。 エロリアは私の色違いみたいな外見なのよ。本当よ」 「はぁ………色々な知り合いがいるんですね」 「まあね……」 おおよそ互いの知り合いの事が分かった所で、 今度は支給品を確認し合う。 私の支給品は、方頭大刀という片刃の両手剣だった。 森屋君の支給品は、斧と拡声器の二つ。 「拡声器……」 森屋君の支給品である拡声器を見て私はある策を思い付いた。 正直余り上等とは言えないかもしれなけれど、やってみる価値はあるはず。 「森屋君、私にある考えがあるんだけれど、聞いてくれる?」 「? 何ですか……」 私は森屋君にその策について説明を始めた。 【一日目/深夜/D-4市役所一階】 【森屋英太@自作キャラでバトルロワイアル】 [状態]健康 [装備]斧 [所持品]基本支給品一式、拡声器 [思考・行動]  基本:殺し合いには乗らない。生き残りたい。  1:リリアと行動。  2:クラスメイトについては保留。但し銀鏖院水晶については…? [備考]  ※本編死亡後からの参戦です。  ※リリアの仲間及び知人(アレックス、ブライアン、ゴメス、ドラゴナス、ダーエロ、  ムシャ、クレアス、エロリア)についての情報を得ました。 【リリア@VIPRPGシリーズ】 [状態]健康 [装備]方頭大刀 [所持品]基本支給品一式 [思考・行動]  基本:殺し合いからの脱出。アレックス達と合流したい。  1:森屋英太と行動。ある策を提示中……。  2:襲われたら、正当防衛の範囲内で対処する。 [備考]  ※魔法は一切使えなくなっています。  ※森屋英太のクラスメイト(銀鏖院水晶、エルフィ、テト、ノーチラス、フラウ)  についての情報を得ました。 ≪支給品紹介≫ 【斧】 樹木の伐採に使われる両手斧。 【拡声器】 声を増幅するための器具。バトロワ死亡フラグの代名詞的存在。 【方頭大刀】 真っ直ぐな刀身を持った片刃の両手剣。 柄頭の形状がほぼ円筒状で先が丸まっており、手貫緒を通す穴が開けられている。 |[[サキュバスと「マダオ」]]|時系列順|[[I don't want to miss a thing]]| |[[サキュバスと「マダオ」]]|投下順|[[I don't want to miss a thing]]| |&color(aqua){ゲーム開始}|リリア|[[時を待つ、白む空]]| |&color(aqua){ゲーム開始}|森屋英太|[[時を待つ、白む空]]|

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