ぼひょうせん
異世界の知識を「岩」から得る、という伝説がある。
これらの伝説の元になったと思しきものが【墓標船】である。
この物体は、ある一つの世界が滅びる際、そこに住む知的生物が作るという情報の容れ物で、
その種族が知りえた全ての知識が詰め込まれているという。
【墓標船】はある処理を加えることで内部から情報を引き出すことができる。
だが墓標船は断片で発見され、またその多くの損傷が激しいため、
それぞれの【墓標船】のきた異世界について知ることが出来る範囲は限られている。
また、墓標船の数が少なく、発見例は余り無い。
墓標船の中の異界の知識は、異界の
言語から此の世界の言語へと
空に拠って翻訳されているが、其れでも物事の様々な法則が根底から違う為に、異界の知識は非常に理解し辛いものとなっている。
墓標船と精神を接触させてしまった場合、稀に、膨大な異界の知識が魂の形質を変化させ、肉体の変化や特殊な力の獲得が起きる事が在る。
関連項目
最終更新:2022年05月24日 16:43