小林 宏之 41番 投手 右投右打 183/76 春日部共栄高-千葉ロッテ


スラッとした投手体型の選手で、運動能力の高い、いわゆるアスリート系の野球選手である。


入団からしばらくは練習態度も不真面目であったりと、あまり大成するようには見えなかったが、それも徐々に改善され、2001年に一軍に定着。以後2003年までセットアッパー的な役割を果たす(2003年は先発と併用)。特に2002年は58試合登板で防御率2.53と胸を張れる成績を残した。2004年からは完全に先発に転向し、今ではローテーションの2番手から3番手として活躍している。


持ち球は150キロ近いキレのある真っすぐと、フォーク、チェンジアップ、スライダーで、低めに真っすぐとチェンジアップを集めてカウントを作り、フォークで仕留めるパターンが最も多い。毎年イニング数とほぼ同じ数の三振を奪っており、三振が取れることが特長であるが、その一方で握力を奪う大きなフォークを多投し、また球数が多くなりやすいので、完投能力という点ではやや劣る。したがって、好投していても8回あたりで捕まることが多い。また、かつては悪いときはそのままノックアウトということが多かったが、今は多少改善され、悪いなりの投球ができるようになってきている。コントロールに関しては、いい部類に入ると言える。なお、最近はコンビネーションのパターンを増やそうということで多少スタイルが変わってきている。悪いなりの投球ができるようになったのもこのことに関係していると思われる。


ちなみにエピソードとしては、ずば抜けた運動能力があるため、バレンタイン監督は彼を代走要員としてベンチ入りさせたことがある(出場はせず)。公式サイトの名鑑に「特技 足技」と書いているように、ピッチャー返しを足で止めることがある。これは珍プレー好プレーでも何度か登場している。


余談だが、甘いマスクを持ち、モデル体型であるため固定ファンが存在する。ファッションに気を使い、髪型を「コーンロウ」にしたり、自分の髪型をファンから募集したことがあり、話題になった。


(プロ入り後の実績をスカウティング通信簿で点数化)



98年 99年 00年 01年 02年 03年 04年 05年 06年 通算P 平均P

0P   0P   0P   4P   10P   10P  7P  12P  11P  54P   6P

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最終更新:2007年03月20日 01:08