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383 名前:無名武将@お腹せっぷく 投稿日:2006/07/27(木) 11:48:17
近くで摘んだ、辛味のある薬草を齧る。それでようやく、落ち着けた。
張燕は握り締めていたトランシーバーから力を抜くと、近くにあった川へ投げ込んだ。
「胡車児は死んだか。ならば本来の趣旨に戻るのみよ」
黒山賊の首領だった張燕。戦闘になら自信はある。真っ向勝負はともかくゲリラ戦は大の得意だ。
そこで、ひとまずは本拠地であった常山に向かっていたのだが……。

「むっ?」
人気のない森の中に、何か武器のようなものが落ちている。
慎重に進み、回収する。弩のようなものだ。
「連弩の類型か」
だが形が違う。小型に改良されており、その上一度に十本の矢を放てるようだ。
「俺には一度にそれだけの矢は必要ないが……だが、射程は短いようだ」
扱いやすいように矢も詰めているため、有効射程はせいぜい五十歩が限界か。
常山に戻って毒でも塗るか。そうすれば威力が大幅に上げられる。
そう考えて、一歩を踏み出し……
……一斉に数本の矢が放たれ、いまだ気を失っていた劉諶をそのまま針鼠にした。
「危ねえっ、なんで気づかなかったんだ」
それも劉家の運だったのだろう。だが相手がいくらなんでも近いところに居すぎた。

遺体から食料と諸葛弩の説明書を奪うと、張燕は北方へと姿を消した。

【劉諶 死亡確認】

@張燕【諸葛弩】
※常山へ向かいます。
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