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347 名前:無名武将@お腹せっぷく 投稿日:2006/07/24(月) 21:59:13
爆風と爆音に追われながら、爆走を続ける夏侯楙
その姿は、ただただ必死さだけに溢れていた。
酒をあれだけ飲んだというのに、常人ならば立ち上がるのがやっとという量であったのに、
夏侯楙は勢いを緩めることなく、酔いを見せることなく疾駆を続ける。
見なれた通りが炎に包まれ、自らと偉大なる父の幻影が燃えて行くのを傍目で見ながら。
昔にも、どこかで父と語らった気がする。
啖呵を切り、命を落とした、そんな気がする。

火の粉が容赦なく降り注いでくるが、それを避けながら、それでも速度を落とさず走り続けた。
火勢は強くなってきたようだ、さて、どうしたものかな。

黒い大きな影が夏侯楙の前に現れた・・・ ああ、南門だ。
そうか、この辺りももう既に・・・ 俺以外はいないんだ、さらば、許昌

@夏侯楙[両腕擦り傷]【越乃寒梅】
※南門より脱出、曹丕達には気付きませんでした。

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最終更新:2007年11月17日 21:20
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