7-115 猛虎は解き放たれた


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284 名前:猛虎は解き放たれた1/2 投稿日:2006/07/21(金) 00:19:21
長安のある洞窟、そこに孟達は潜んでいた。錯乱もいくらかは収まり、残った左腕で、死亡者リストに、丸をつけていく。
「くそっ!左手では書きにくいわ!」
止血し、肩から先が無くなった右肩を見て忌々しげに呟く。
「忌々しい腐れ軍師め、今頃は劉封達と合流でもしたのだろうか…?」
龐統の姿を思い浮かべ、殺意を募らせる。
「だが、利き腕が無くなった今、奴等を殺せる自信はない。」
何より、今頃、徒党を組んでる可能性もある。そうだとしたら、こちらはさらに手が出せなくなる。
「やはり、仲間を作るしかないか」
孟達の脳裏に、魏の武将達が浮かぶ。
「奴等なら、主君を守る為に、乗っている奴もだろう。そいつらをうまく丸め込めばいい」
そして奴等を始末した後に、そいつも始末すればいい。孟達の顔に先刻の邪笑が浮かぶ。
そうと決まれば話は早い。孟達は、魏の武将がそろっているであろう地、許昌へと向けて、歩を進める。
歩くこと数十分して孟達は一つの影を見つけた。
(あれは…許褚!どうしてこんな所に?)
意外な武将の登場に、孟達は一瞬驚いたが、すぐに邪笑を浮かべ、永安で劉封を見つけたあの時のように、自らの幸運に酔いしれた。
(何という幸運だ。魏の将、しかも丸め込みやすそうな許褚ときたもんだ。よし、ここは人のいい笑みを浮かべながら行くとしよう)


285 名前:猛虎は解き放たれた2/2 投稿日:2006/07/21(金) 00:20:43
「許褚殿~!」
許褚が、声のした方を向くと、笑顔を浮かべた孟達が走りよってきた。それを見て許褚も笑みを浮かべる。
「あ~、孟達じゃねぇか~」
その人の良さそうな笑みを見ながら孟達は内心ほくそ笑む。
「いや~、助かりました。支給品には恵まれたのですが、敵の襲撃にあい、このザマで。許褚殿のような武勇に優れた将を探していました。」
「いや~おいらも助かったよ~。おいらの武器はこれでな~。遠距離の武器が欲しかっただよ~。」
そう言うと許褚は支給品の大斧を持ち上げる。
「そうですか、それはそれは、安心してくだされ。これからは某が許褚殿の手助けをいたします故」
「いや、おめぇはいらねぇ。」
その瞬間、許褚が大斧を横一線に薙いだ。「え?」と、いう顔を浮かべた孟達の首が、ごろり、と落ち、首と分断された胴体が、ドサ、と、いう音と共に倒れた。
「おめぇは、信用がおけねぇ」
それだけ言い捨てると、許褚は、孟達のスナイパーライフルを担いでその場を後にした。
「曹操様、曹操様はおいらが必ず生き残らせてみせるから。絶対死んだら駄目だぞ」
主君一人を生かすため、ゲームに乗った許褚。まず向かうは西涼。その後、漢中を越え成都へ。その次は荊州を渡り、建業へ。そして最後は許昌へと赴き、曹操以外の全てを殺す。たとえ、それが仲間であっても。
「魏の皆は、わかってくれるだな?」
悲壮な決意を胸に、一匹の虎が、今、全ての参加者に牙を剥いた。

【孟達 死亡確認】
@許褚【スナイパーライフル、大斧】
※天水を抜け、西涼を目指します。その後は↑のルートで
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