7-108 真相は闇へ


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265 名前:真相は闇へ1/2 投稿日:2006/07/19(水) 23:38:37
「おい、見つかったか?」
「いや、まだだ」
二回目の放送が始まるずっと前から、洛陽城内は武官、文官を総動員しての大捜索が行われていた。
事の発端は管理局が拾った一つの会話である。
「こりゃあ、大変だ!ただちに城内に緊急警戒態勢を!」
その内容は偶然にも首輪の能力が無効化され、参加者の一人が城内に侵入したという内容だった。その報は城内に知れ渡り、洛陽の城は大変な騒ぎとなった。
「まったく、久々に開催したと思ったらこれだ。やっぱりチェックがぬるいんじゃないか?ここは」
「確かに、他のフィールドはここまで大変な事態にはなった事はないらしいしな」
武官A,Bの会話を一人の人物が聞いていた。天井裏に隠れている胡車児である。
(久々に開催…?他のフィールド…?どういうことだ?俺達意外にもこんな目にあっている奴等がいて、しかも俺達は前もこれに参加していたとでもいうのか?)
その瞬間、胡車児の脳内にビジョンが浮かぶ。張遼と張燕、オレンジ色の星が入った球、ウエディングドレス、化け物、涙を流す張遼。
(なんだ!?この記憶は?こんな記憶は知らんぞ!?…まさか、これが前に参加した俺の記憶…?)
張繍の配下として戦い、典韋に殺され、終わった自らの生では体験したことはない、だが、心のどこかで、体験したと確信してしまう記憶。
(この記憶が本当ならば…)
自分達は何回も、こんな殺し合いをさせられていた。そう考えると、こんな物を作りだした人間に、抑えようの無い怒りが込上げてきた。
(ふざけるな!俺達は見世物じゃない!一人一人、意思を持った人間だ!それを、それをこんな…)
許してはならない。自分達は意思を持った人間なのだから。償ってもらわねばならない。そうでなければ今この時、そしてこれまでに散った者達が報われない。



266 名前:真相は闇へ2/2 投稿日:2006/07/19(水) 23:39:20
「そういえば、結局どうなったんだ?ここまで延期になった理由のあいつらは?」
「死体は見つかったそうだが…第二回の例もある。またぶち壊す機会を狙ってるかもしれんな。ま、上の奴等は信じきってるみたいだが。じゃなきゃ、こんな事態にならんよう、厳しくチェックしてるだろ。」
武官達の発言に胡車児は興味を示した。
(あいつら…?ぶち壊す…?過去、この殺し合いをぶち壊した人間がいたってことか?死体は見つかったそうだが、あの武官の言うことを信じるなら、生きているかもしれない。なら…)
胡車児は自分のすべき事がわかったような気がした。もしも、そいつらが生きてるという希望があるならば、そいつらが乗り込みやすいようこの城で大暴れをしてやればいい。そして、あわよくば劉協を殺す。自分は闇の胡車児だやってやれない事はない。
掻き回すだけ掻き回す。そうすれば、自分達は助かるかもしれないのだから。
(その為には、まず張燕に連絡を取らねば)
そして胡車児は闇へと消え、張燕に連絡を取った。
「こちら蛇、張燕、聞こえるか」
ガガガ…ガガ
「どうした、蛇?」
ガガガ…ガガ
「大変な事がわかった。実は…」
ピピピピピピピピ
その瞬間、胡車児の首輪が鳴り響く。
(馬鹿な!俺の首輪は機能停止したはず。まさか…一時的だっ)
ボン、という音と共に、胡車児の首はトランシーバーと共に吹き飛んだ。
数分後、音を聞きつけた武官達が現れ、死体を回収した。

【胡車児;死亡確認】
@張燕【トランシーバー】(混乱)
※現在南陽、首輪の機能停止は一時的(でも長時間)のようです
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