7-038

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87 名前:無名武将@お腹せっぷく 投稿日:2006/07/10(月) 22:22:20 関羽のザックには、かつて直に戦った男・呂布の愛戟が入っていた。 この戟を握って目を閉じれば、すぐにあの男の天下無双と言われた武勇が思い出せる。 名馬・赤兎にまたがり、この方天画戟を振るって無人の荒野のように戦場を駆け抜けていた。 数々の猛将をいとも簡単に斬り落とし、蟻を踏みつぶすように雑兵を殺戮していったあの男。 虎牢関で打ち合った時の感覚は今でも覚えている。どんな死角にめがけて振り下ろしても、呂布は瞬時に反応し跳ね返す。 その時の衝撃、手の痺れ、呂布の鬼神のごとき面容と殺気。関羽は長い生涯前線で戦い続けたが、あれほどの打ち合いは生涯をかけてただ一度のみである。 あの時は兄と弟の三人がかりであったのに、呂布は百合以上もの耐え続けたのだ。 ―――呂布ともう一度会い、そして願わくば…… いや、俺は何を思っているのだ! これではあの狂った帝の思惑のままではないか 俺がこの状況でやるべきことは、強き者との殺し合いではない。義兄と義弟を見つけ出して、ともにこの歪んだ世界から脱出することのはずだ。 では兄と弟は、どこにいるものか? 関羽はザックから地図を取り出し、広げた。地図に描かれている世界はまるで、もとの中華をそのまま縮小したようなものだ。 ならば今までのゆかりの地に対応する場所に義兄弟達は向かっている場所だ。 そうしてそのゆかりの場所とは、我ら三人にとって幽州タク県楼桑村のあの桃園に他ならない。 「兄者、翼徳、前世では先んじて死んでしまったが、この世では、必ずや3人で―――」 関羽は天を仰ぎ、洛陽を一瞥すると、北へ向かって歩き出した。 @関羽【方天画戟】 ※幽州楼桑村へ。劉備・張飛と協力してゲームを脱出するつもりですが、乗る気も完全にないわけではないようです 【張飛 生存確認】

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