7-205 探す者、殺す者、守る者、助ける者

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253 名前:探す者、殺す者、守る者、助ける者1/4 投稿日:2006/08/26(土) 02:27:50 「えーい!くそ!南蛮王ともあろう者があっさり死んでしまうとは!」 不思議な仲間=南蛮軍と勝手に解釈をし、益州を捜索していた楊儀の元に届いた放送。 それは捜索している人物の一人。南蛮王・孟獲の死亡を報じていた。 「困るんだよなー!勝手に死んでもらっちゃぁ!魏延を倒す頭数が減っちゃうじゃないか!これだから蛮族はー!」 身勝手な事を言いながら、怒りを募らせる楊儀の頭に、ふと、一つの考えがよぎる。 「…もしかして、孟穫は不思議な仲間じゃなかったんじゃないか?」 こんな所で死ぬ=自分の命令を待ってない=孟獲は不思議な仲間じゃない。 という方程式が浮かんだ、楊儀の顔は先程とはうって変わって笑顔が浮かんでいた。 「なぁんだ!そうか、そうだったのか!つまり孟獲は不思議な仲間じゃなかったのかぁ!つい早とちりをしてしまったなぁ。私てばぁ、どんまい☆」 ネジが何本か抜けたような笑み+言動で、「いやぁ、参った参った」などとほざいていた楊儀の耳に変な笑い声が聞こえてきた。 「ん?何だ?何か声g「ヒャハハハハハハハハハハハハ!」 楊儀の近くを奇声を上げながら、阿会喃が常人とは思えない速度で駆けていった。 「………」 突然の出来事に唖然としていた楊儀が我に返った瞬間。新たな方程式が浮かび上がった。 南蛮人+奇声を上げて走り去る=普通じゃない=不思議=不思議な仲間… 「見  つ  け  た  !」 某銃×剣の主人公が結婚相手の仇を見つけた時のような笑みを浮かべる楊儀。 「はっ!こうしてはいられん!早く奴を追わねば!!」 こうしてはいられない、と。疲労も完全に回復した足で阿会喃を追いかける楊儀であった。 ---- 254 名前:探す者、殺す者、守る者、助ける者2/4 投稿日:2006/08/26(土) 02:28:50 一方こちらはめるへん+馬超のいる洞窟。放送を聴いた後、南下して人を探す為の荷造りをしていた。 「待て」 馬超の一言に全員が動きを止める。どうしたのか馬岱が訪ねようとしたその時、馬岱は強烈な殺気を感じた。 「俺が行こう。岱、お前はここを守っていろ。」 それだけを言うと、馬超は馬岱が呼び止める声を無視して、外へと飛び出していった。 外にでて少しして、馬超は不気味な笑みを浮かべた男。阿会喃に遭遇した。 「ヒヒ…フヒヒハハハ…」 「貴様、何が狙いだ…?」 「フヒヒ…司馬懿…」 虚ろな目で司馬懿の名前を挙げる阿会喃を見て、馬超はこの男が正常ではない事を悟る。 「そうか…司馬懿か」 それだけを言うと、馬超はジャベリンを構えた。 「あいつは従弟の仲間だ。貴様に殺させる訳にはいかん」 その言葉が言い終らない内に、阿会喃は奇声と共に、刀を片手に飛掛かっていった。 (速い…!) 予想以上の速さで繰り出された斬撃をぎりぎりで交わしながらジャベリンを振るう。刃先が阿会喃の脇腹を抉る。 (次で終わらせる!) 返しの刃で首を撥ねようとした馬超の鳩尾に衝撃が走り、馬超が吹き飛ぶ。 阿会喃は、馬超に脇腹を抉られた直後、超人的な反応で馬超の鳩尾に蹴りを入れたのだ。 (馬鹿な!脇腹を抉られてあんな反応が出来るわけが…!!) 「ヒャハハハハハハハハァ!」 馬超の疑問は耳障りな高笑いと、洞窟に向けて走ろうとしている阿会喃により中断される。 「待て…!あそこには…」 阻止をしようとしても体が動かない。このままでは…、馬超の脳裏に洞窟にいる全員の無残な姿が浮かんだその時、 「ヒャアアアアアア!?」 阿会喃が悲鳴を上げている。何が起こったのか、目を凝らすと、後方に阿会喃が吹き飛んでいる。そしてそこから少し離れた所に人影が二つ見える。 ---- 255 名前:探す者、殺す者、守る者、助ける者3/4 投稿日:2006/08/26(土) 02:30:33 「ここから先は行き止まりだ、通す事はできねーぜ」 声の主がそう呟く。阿会喃がよろよろと立ち上がる 「さっきの戦いを見る限り“正攻法は危険”みたいだからな。ちと卑怯だが“スタンド”を使わせてもらう。まぁ、お前もありえない動きをするんだ。これで“五分五分”だろ?」 その言葉が言い終わると同時に阿会喃はその男に飛び掛った。本能が危険を察知したのか、阿会喃のスピードは馬超を相手にした時より速く感じられた。 「ヒィィィィヤァァァァァ!」 「やれやれ、完全に狂ってやがる」 それだけを呟き微動だにしない男目掛け、突っ込んでいく阿会喃の顔面が勢いよく、横に弾かれた。 「???」 理解できないといった表情を浮かべる阿会喃に、続いて腹、顎、肩、足と様々な場所に衝撃が走る。そしてその衝撃は段々と速度を増していく。 「アリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリ!」 さながら拳のラッシュを一方的に受けているかのように阿会喃の全身がぼこぼこと歪んでゆき、吹き飛ばされた。 「アリーヴェ・デルチ(さよならだ)」 吹き飛ばされた阿会喃に奇妙なポーズをとりながら、その男は一言告げた 「いやぁ、これが“スタンド”と言う物ですか」 傍にいたもう一人の男が感心の声を上げる。 「まさか俺も目覚めるとは思わなかったがな。しかし、成都から出て、すぐこのような場面に出くわすとは…」 そんな会話をしながら二人は馬超へと近づいてくる。 「大丈夫か?何、俺達はこの殺し合いには乗っていない。安心しろ」 「お前達は?」 よろよろと立ち上がりながら馬超が訪ねる。 「俺は太史慈、こちらは李典だ」 阿会喃を叩きのめしたであろう男は笑みを浮かべながら答えた。 ---- 256 名前:探す者、殺す者、守る者、助ける者4/4 投稿日:2006/08/26(土) 02:31:52 <めるへんカルテット/4名>> 陸遜[左腕裂傷]【真紅の花飾り、P90(弾倉残り×4)】 姜維[頭部損傷]【魔法のステッキミョルニル】 馬岱[軽症、香水アレルギー(顔及び手に発疹)]【シャムシール・ロープ・投げナイフ×20】 司馬懿[軽傷]【赤外線ゴーグル、付け髭、RPG-7(あと4発)、香水、陳宮の鞄】 ※益州、漢中より少し南。南下の予定です ※ミョルニルは、魔法のステッキと化した時点で魔女っ子しか使えない(=現時点で誰も使えない)ので、  現在はただのファンシーなステッキです。殴ったらそれなりに痛いかも知れません。 ※香水(ゴスロリセットの一部)は、嗅ぐとハッピーな気分になれる成分が含まれています。但し、稀に体質に合わない場合があり、  その場合は発疹が出たり、怒りっぽくなったりします。ちなみに浴び続けていると魔女っ子になれ……る訳が無い。司馬懿は試す気満々です。 @馬超[腹部殴打]【高威力手榴弾×7個、MP5、ダガー、ジャベリン】 ※カルテット(というか馬岱)に同行します。現時点では好意的です。 <<子義マンセー/2名>> 太史慈[スタンド使い]【ジョジョの奇妙な冒険全巻】李典【SPAS12】 ※太史慈は全ての言語を理解できるスタンド能力(名称募集中)を得ています。  ですが理解した内容を翻訳して他者に伝えるのは困難なようです。 ※協力できる仲間を探しています。 @阿会喃[全身複雑骨折及び打撲、意識不明、]【DEATH NOTE(残り9ページ)・エクスカリパー・大般老長光】 (何だ…?あいつの力は…?) 阿会喃を追跡していた楊儀は先程の戦いを見ていた。異常な強さを見せた阿会喃を倒した、太史慈の能力…あれこそ正に… (不思議な仲間!!) 異常な強さの阿会喃を倒した変な力=不思議な力=不思議な仲間 という方程式ができあがった楊儀の考えは一つだった。 (あいつこそ不思議な仲間に違いない!) やっと魏延を倒してくれる仲間が見つかり浮かれる楊儀であった @楊儀【MDウォークマン】 ※太史慈を不思議な仲間と認定しました、現在地は↑の三人の近くの茂みです

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