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171 名前:趙雲1/2 1/2 投稿日:2006/08/14(月) 22:50:49 雨が降り出したのは、趙雲達が幽州に入って、しばらくしてからだった。 「雨か…まいったな」 いまだ山道である。 雨になれば視界も遮られるし、足もぬかるみに取られてしまう。 この状況での戦闘は避けたいところだ。 「どこかで雨宿りしましょうか?」 魯粛が提案する。 「そうだな…」 と、話す間にも雨足は強まる。 ほどなくしてバケツをひっくり返したような大雨へと変わった。 「うわっ!」 「こりゃひでえ!姐さん、さっき見かけた崖に洞穴、が…」 裴元紹の声が止まる。 目を見開いたその表情は、何か恐ろしい物を見たかのように凍っていた。 「どうした!?敵か!」 背後に何かが現れたのかと趙雲がとっさに振り向く。 「…ぅああ?!」 今度は魯粛が素っ頓狂な声を上げる。 「?!な、なんだなんだ?!」 ひとり何が起こったかわからぬまま辺りを見回す趙雲。 「あ、あ、あねさんッ、姐さんが…俺の姐さんが―――ッッ!!」 裴元紹が雨音に負けぬ悲鳴を上げる。 ---- 172 名前:趙雲1/2 2/2 投稿日:2006/08/14(月) 22:53:42 「ん?私が何だと……………おや?」 趙雲の体には、濡れたナース服がぴったりと密着していた。 そう、だから服が多少窮屈になるのも当然だろうと、気付かなかったのだ。 ぴったりと濡れた服は、がっしりとした体にまとわり付き、しっかりとした男らしい胸板の線を写していた。 胸だけでなく、腕も腰も尻さえも、服はその筋肉にひっぱられ、今にもはちきれそうで…。 そう。 そこには美女でなく、線の太い、どこぞの野球漫画の主人公のような男が、ナース服を着て…。 「ギャ――――――ッッ!!」 裴元紹は叫び、走り出した。 「お、おいどこに行く!!」 魯粛の声にも止まらない。 俺の姐さんが、姐さんが、姐さんがァァァァァ!!!! 裴元紹ブロークンハート。グッバイマイラブ。グッバイマイナース! 彼は雨をものともせず、叫びながらもと来た道を駆けて行った。 青春である。 「あ…戻った?」 当の趙雲は自分の腕や腰に手をあて、体の線を確かめると、ほっとした表情を浮かべた。 「なんだかよくわからんがとにかく良かった」 「…いや、あんまりよくない」 特に視覚的に。魯粛は目の前のあまりにも危険な趙雲の姿に、眩暈を感じていた。 こうして彼らは、ある意味新しい武器を手に入れたのであった。 <<ナースと外交才能零/2名>> 趙雲【ナース服、化粧品】魯粛【圧切長谷部】 ※趙雲は男性体に戻りましたがナース服。(水を被ると男になるようです) ※幽州に入ったあたりで雨宿りをします。 裴元紹【なし】ピンユニット化 ※并州の方へ駆けて行きました。

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