覚えたことを忘れない為のメモ

__CSVRead関数

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11rtksn

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__CSVRead関数を使えばスレッドが実行される度にCSVファイルから
一行ずつデータを取得できる。
例えばCSVファイルに以下のようなデータが入力されている場合
www.google.co.jp , hoge1
www.yahoo.co.jp , hoge2
www.goo.ne.jp , hoge3

一番初めに実行されたスレッドが __CSVRead関数を使うと
「www.google.co.jp」と「hoge1」
の値が取得でき、次に実行されたスレッドが __CSVRead関数を使うと
「www.yahoo.co.jp」と「hoge2」
の値が取得できる。
ただし __CSVRead関数はループ回数を2以上にして、スレッドを繰り返し実行させても
各スレッドは毎回、同じデータしか取得しない。
繰り返す度に違うデータを取得したい場合は、設定エレメントにある
『CSV Data Set Config』を使う。

__CSVRead関数は二つの引数をとる。
  • 第一引数には、値を読み込むCSVファイルのファイル名を入力。
  • 第ニ引数には、CSVファイルから読み込みたいデータのカラム番号を入力。
      「0」を指定した場合、CSVファイルの一番左のカラムからデータを取得。
      「1」を指定した場合、CSVファイルの左からニ番目のカラムからデータを取得。
(関数の詳細は[Ctrl]+[F] キーで表示される『関数ヘルパーダイアログ』で確認可能)

__CSVRead関数は『HTTPリクエスト』に直接入力できる。
上の画像では __CSVRead関数の第一引数にファイル名を指定している。
この場合、hoge.csvファイルは、Jmeterのフォルダのbinフォルダ内に置く必要がある。
『CSV Data Set Config』を使ってCSVファイルを読み込む場合
Jmeterで読み込んだ .jmx ファイルと同じ場所にCSVを置く。
また、ファイル名だけでなくフォルダパスでCSVファイルの場所を指定することも可能。

この__CSVRead関数を使えば、リクエスト毎にパラメータを変化させられる。
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