ゆっくりいじめ系677 ゆっくりのいる街6_2





少年はドスの隠れ家の目の前にいた。

「ゆっ!!!どうじでづいだのおおぉぉおおおお!!!」

「だから知ってるって言ったじゃん。馬鹿なの?死ぬの?」

何も言い返せなくなったまりさを尻目に洞窟の中に入る。

中はアリの巣のように入り組んでいた。だが俺は知っている。ドスはまっすぐこの奥にいると。
しかし全ての部屋を回る必要があった。目的は言うまでもなくゆっくりの殲滅である。
とりあえず進みながら、片っ端から部屋を当たることにした。

「ゆっへっへ!!!そっちにどすはいないよ!!!ほんとにばかなやつだね!!!
 そうか!!!どすにあったらころされちゃうもんね!!!こわいんだね!!!おお、ちきんちきん」

「負け犬のお前に言われてもねぇ」

「ゆっ!!!まりさはまけてないよ!!!あれはあいつらがやくたたずのごみだったからだよ!!!」

…どうやら極限の極限まで追い込まれた結果、ゴミクズとしての本能が目覚めたようだ。ちょっと情緒不安定になってる節もあるが。
とりあえず煩わしい。

ドン!!!

「ゆひっ!!?」

「…黙ってろ。喋ったら殺してやる」


まず辿り着いたのは出産室だった。
目の前にはポテ腹で体積の増えたゆっくりが十…二十…さ、三十!?
みなさんその光景を想像してみてください。とりあえずおぞましいと思う。

「ゆっくりうまれてね!!!」
「ゆっくりでいいからね!!!」
「ううううぅぅぅうううう!!!いだいいいいいいぃいぃいい!!!」
「ゆっくりがまんしてね!!!ゆっくりしたこがうまれるからね!!!」

子供に呼びかけたり陣痛に悩まされたり互いに励まし合ったりしている。
出産に全神経を集中しているようで俺の存在に全く気がついていない。

「ゆ!?う、うまれるうううううぅううぅうぅううう!!!」
「まりさ!!!ゆっゆっゆーだよ!!!ゆっくりがんばってね!!!」

ラマーズ法か。出産の光景は滅多に見られるもんじゃないので見学する。
…その前に、リュックからあれを取り出しておく。

スポーン!!!

「う、うまれたよおおおぉおぉおぉおぉおおお!!!」
「やったね!!!まりさ!!!」

「ゆー!ゆっくりしていってね゛え゛え゛え゛ぇぇえ゛ぇえ゛え゛え゛ぇぇえ゛え゛!!!」

瞬間、俺のワイバーンが火を噴いた。
赤ちゃんまりさは粉々に砕け散った。

「ま゛、ま゛り゛ざの゛あ゛がぢゃん゛があ゛あ゛゛あ゛ぁぁぁあ゛あ゛ぁあ゛あ゛ぁぁあ゛ぁぁぁあ゛ぁぁ!!!!!!」

「ゆっ!?う、うまれるよおおぉおおおぉぉおぉおおおぉお!!!」

今度はれいむか。

「ゆっくりしでい゛い゛い゛ぃいぃい゛ぎゃあ゛ぁあ゛ぁぁあ゛ああ゛あぁぁあ゛!!!」

「でい゛む゛の゛あ゛がぢゃん゛があ゛あ゛ぁあ゛あぁあ゛ぁぁぁあ゛あ゛あ゛ぁあ゛ああ゛あ゛!!!!!!」

「どう゛じでごん゛な゛ごどずる゛の゛おお゛お゛おぉお゛おぉお゛ぉお゛ぉぉお゛お!!!!!!」

ようやく俺の存在に気がついたらしく、母ゆっくり全員がおどおどし始めた。

「ゆうううぅううぅぅう!!!うまれないでね!!!ゆっぐりじでね!!!」
「うまれだらゆっぐりでぎないよ!!!ゆっぐりじでいっでねぇええぇえぇええ!!!」

産まないように歯を食いしばり必死に耐える母親達。産道から見え隠れする子供の姿が。
実に面白そうな的だ。隙だらけだったので一匹ずつ産道にキャノンショットをお見舞いしてやる。

「「「「「「ゆ゛ばぎゃべぎゃあ゛あ゛ぁあ゛あ゛ぁぁあ゛あ゛ぁぁぁぁあ゛ああ゛ぁああ゛!!!!!!」」」」」」
「「「「「「あ゛がぢゃあ゛あ゛ぁぁぁあ゛ばぁあ゛ぁぁぁあ゛あ゛あ゛あぁあ゛あぁあ゛ぁ!!!!!!」」」」」」

面白い断末魔を上げ下腹部が赤ちゃんもろとも吹っ飛び絶命した母ゆっくり共。やはりキャノンショットは破壊力が違うぜ。

「むぎゅうううぅぅううう!!!ゆっぐりじでねええぇぇぇぇえ!!!」

部屋の隅に母ぱちゅりーが。まだ生き残りがいたか!
だが様子がおかしい。あれだけの惨劇があったのにこちらに全く気がついていないようだ。
よく考えてみればぱちゅりー種が人間型出産するだなんてレアすぎる映像だ。
こちらに気がつかないのもそれほど神経を集中しなければ出産できないということか。
面白いものが見れそうなので一部始終を見届けることにした。

「むっぎゅううぅうぅうぅううぅぅう!!!!!!うまれるうううぅうぅぅうぅうううう!!!!!!」

スッポーン!

「むきゅ……よかった……おかあさんのぶんまで……ゆっくり……してね……」
出産と同時にぱちゅりーは力尽き、事切れた。元々体の弱いぱちゅりー種だ。無理もない。
せめて命がけで産んだ我が子には自分の分までゆっくりしてほしい。
そんな願いが込められた赤ぱちゅりーに目をやると、

「ぇっ!……ぇっ!………ぇっ!………………………」

変な声を上げ動かなくなった。死産というやつか。
マジ哀れと言わざるを得ない。親子仲良く地獄でゆっくりするがいい。

じゃー次行ってみよー!




次も出産室だった。
さっきと違うのはこちらは植物型出産のゆっくりが集まる部屋であるということだ。
その為さっきより遙かに多いゆっくりがたむろしている。百はいるだろうか。
一瞬植物園と見まがうほどである。

「れいむのあかちゃんうごいてるよ、はやくあいたいね」
「まりさもあかちゃんにはやくあいたいよ!!!」
「ゆっゆっゆ~♪ゆっくりうまれてね~♪」
「ゆっくりでいいからね~♪ゆっくりしていってね~♪」
「ゆっゆっゆ~♪ゆゆっゆゆ~♪」

ハイ!大収穫祭開催決定!
一陣の風が吹き抜けた。

「でいむのあがぢゃんがああああぁぁあぁぁああぁああ!!!」
「まりざのあがじゃんがぁあああぁぁあぁああぁぁああ!!!」
「どうじでごんなごどずるのおおおおぉおおぉおおぉお!!!」
「ゆっぐりでぎないよおおおおぉおぉおぉおおぉぉおお!!!」
「ゆーゆーゆーゆーゆーゆーゆー」

うーん快感。ここまで大量の蔓を毟ったのは初めてだぜ。
蔓の生えていない球根には興味ないので全部踏みつぶす。

次ィ!





次の部屋は食料庫兼食堂だった。
奥には大量の食料が保存されている。野菜やキノコなど人間も食べられるものが多い。
燃やすつもりだったがもったいないお化けが出そうだからやめとくか。
この部屋には給仕係のれいむが一匹いるだけで、他のゆっくりはいなかった。

「ゆっゆっゆ~♪ゆゆっゆゆ~♪」

「よう」

「ゆっ!!?にんげん!?」

「俺はゆっくりできるひとだ。ゆっくりしていってね!!!」

「ゆっ!!!ゆっくりしていってね!!!」

こいつは非ゆっくリストを見てないらしい。外に出ないから見る必要がないのか。
ちなみにまりさは騒がれると面倒なので猿轡をかませリュックの中に入れている。声くらいなら聞こえるだろう。

「お前は何をやってるんだ」

「ゆっ!!!しゅくしょーかいのじゅんびをしてるんだよ!!!かえってきたみんながゆっくりできるりょうりをつくってるんだよ!!!」

「そうか。そんな頑張ってるお前にいいものを見せてやる」

俺は風呂敷の中身をちらつかせた。

「ゆ、ゆ…ゆ゛う゛うぅうぅう゛ぅう゛ぅう゛ぅうぅう゛ぅう゛ぅう゛う゛ぅぅう゛う゛うう゛ぅう゛ぅぅう゛ぅぅぅうぅうう゛!!!!!!」

中には腹を空かせて帰ってくるはずだった戦士達の変わり果てた姿が。
それを見たれいむは泡を吹いて気絶…いやあれはショック死してるな。
れいむ種はメンタル面が弱いのが多いからなー。




次の部屋は…赤ん坊の飼育室のようだ。

「ゆっ!!!にんげん!!?ゆっぐりでぎなびっ!!?」
飼育係に余計なこと言われる前に即殺。

「ゆー♪ゆー♪ゆっくち!!!」
「ゆ~♪」

「やぁみんな!!!ゆっくりしていってね!!!」

「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「ゆっきゅいちていっちぇね!!!」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」

赤ん坊虐待は大好物だ。だが今回はメインディッシュを待たせているんでな。
前菜はさっさとすませる。それが俺流。

「ゆぎゃああぁあぁあぁぁぁああああ!!!」
「ゆっぐちでぎないいいいぃいいぃい!!!」
「たちゅけて!!!たちゅけてねえぇえぇえ!!!ぴぎゃ!!!」
「ゆー!!!やめちぇね!!!やめちぇええぇえぇえええぇ!!!」
「ゆっくちできにゃいよおおおぉおおぉおおおぉおおおおお!!!」
「ゆっきゅりさせてね!!!ゆっきゅいさせてねぷぎゅ!!!」
「おがあじゃああぁあぁあぁああぁああぁああああああん!!!」

フンダリーケッタリー。
一分もかからず赤ゆっくりは全滅した。








次の部屋はトレーニングルームだ。
タイヤやハードルっぽいもの、れみりゃを摸したらしいデク人形もある。
中には数十匹の子ゆっくり。次の世代を担う未来の希望。残念ながらここで途絶えるがな。

「ゆっ!!!だいぶつよくなったよ!!!」
「これなられみりゃだってらくしょうだね!!!」
「ゆっ!!!れいむがれみりゃにかてるならまりさはにんげんにだってかてるよ!!!」

「ほう、誰が誰に勝てるって?」

「ゆっ!!!にんげんだ!!!」
「にんげんはゆっくりできないよ!!!」
「ゆっくりできないやつは、まりさがゆっくりできなくさせてやる!!!」

「ならかかってこいよ。何匹がかりでも構わないぜ」

「ゆっ!!!これだけいてまけるわけないよ!!!ゆっくりこうかいしてね!!!」
「みんな、かかれええぇえええぇえ!!!」

お前らご自慢の精鋭ゆっくり達は五百匹がかりでも俺に負けたがな。

「ゆびぇええぇえ!!!」
「どおじでぇええええぇえ!!!」
「なんでぇ!!!なんでがでないのおおおぉおおぉお!!!」
「づよぐなっだはずなのにいいいぃいぃいい!!!」
「おがあざああぁああああぁあぁああぁぁん!!!」

素手で全滅させてやった。口ほどにもないとはまさにこのことだ。










次の部屋は学習室。
ここではぱちゅりーが次の世代を担う子供達に知識を与えたり、作戦会議を行ったりする。
今は誰も使っていない。もう使う奴もいない。
とりあえずこの部屋にある資料らしきものは全部没収だ!!!









ここが最後の部屋。談話室だ。
大人のゆっくり達の井戸端会議場。さすがに今までよりゆっくりの数が多い。
だがこいつらを殺せば里のゆっくりはドスとその側近だけだ!

「ゆっ!!?にんげんがいるよ!!!」
「いまゆっくりしてるんだからさっさとでていってね!!!」
「でていかないならゆっくりできなくするよ!!!」
「つよいゆっくりはみんなでていっちゃったけど、これだけいればれいむたちでもやっつけられるよ!!!」

…だからお前ら自慢の精鋭(以下略
メインディッシュは目の前だ。準備運動も十分したし、さっさと殺してしまおう。
リュックから殺虫剤を二本取り出し、使い切るつもりで部屋中に散布する。


「「「「「「「「「「「「「「「ゆげええええぇぇぇえぇえぇえぇえぇぇえええぇえぇぇええぇえええ!!!!!!」」」」」」」」」」」」」」」

部屋は餡子の海と化した。













「ゆー!!!どしゅ!!!あちょんでー!!!」
「れーみゅぼうちのなきゃにはりちゃーい!!!」
「おねーちゃんばっきゃりじゅるーい!!!れーみゅもはいりゅー!!!」
「れいみゅはきゃみのけぶらんこがいいー!!!」

「ゆっ!!!だめだよみんな!!!どすがめいわくしてるよ!!!」
『いいよ!!!れいむ!!!まりさはぜんぜんかまわないよ!!!』

この赤れいむ(数は十匹)は側近の片腕れいむの子である。二日前に生まれたばかりだ。

「おきゃーしゃん、おにゃかしゅいたー!!!」
「れーみゅもしゅいたー!!!」

『ゆっ!!!がまんしようね!!!もうすぐみんなかえってくるからね!!!そのときにいっぱいたべてね!!!ごちそういっぱいでるからね!!!』

「ゆっ!!!ごちちょう!!!」
「ごちちょうはゆっくいできりゅよ!!!」
「ゆっくちがみゃんちゅるよ!!!」

ドスまりさは考えていた。
この作戦が終わったら次のターゲットを決めようと。
最終的にドスまりさの餡子脳は「人間をバレないで殺してゆっくりする」という結論に達した。
それは片腕ぱちゅりーの作戦が余りにも完璧過ぎたため、勝利を確信したからである。
なぜ今まで思いつかなかったのだろうか。もっと早く気づいていればみんなゆっくりできただろうに。
まりさのような思いをするゆっくりもいなかっただろうに。
ドスまりさはゆっくり後悔した。
だからこそ、これからは邪魔な人間はゆっくり殺して、みんなをゆっくりさせてあげよう。
そう決意した、その時だった。

コツ…コツ…

『ゆっ!!?』

聴覚のいいドスまりさは気がついた。
それは決して聞こえてはならない音。人間の足音だった。

「むきゅ、どうしたの?どす」

ドスの異変に気がついたぱちゅりーが訪ねる。

『れいむ!!!あかちゃんをかくしてね!!!いそいでねええええええ!!!』

「ゆ!?ゆっ!!!」

れいむはいきなり言われて戸惑ったが、赤れいむ達を自分の後ろに隠れるよう指示した。

足音がどんどん近づいてくる。

ドスまりさは冷や汗をかき続けた。

そして。ついに邂逅の刻を迎える。









「よぉ。久しぶりだな。デクの棒」

「む、むきゅうううううぅうぅうう!!!あ、あなたは「ありすごろし」!!!どうじでここにいるのおおおぉぉおお!!!」

真っ先に叫んだのはぱちゅりーだった。
何故あいつがここにいるのだ。自分の立てた完璧な作戦で今頃殺されているはずなのに。

『…どうしてここにいるの!!!ゆっくりこたえてね!!!』

ドスまりさが問う。平常心を保っているように見えるが冷や汗が止まらない。

「その答えはこれさ」

俺は風呂敷を広げた。

『あ…あ…あ゛あ゛ああ゛ぁあ゛ぁああ゛ぁあ゛あぁあ゛あ゛あぁああ゛ぁあ゛あぁぁぁあ゛ぁあ゛ぁあ゛あ゛ぁあ゛ああ゛あ゛ああ゛!!!!!!』

目の前には、信頼していた戦士達の変わり果てた姿。ドスはただ絶叫するしかなかった。

「どうじでええぇぇええぇぇえええ!!!ぱちぇがかんぺきなさくせんをたてたはずなのにいいいぃぃいぃぃいぃい!!!」

もっと混乱していたのはぱちゅりーだった。当然だ。少年がここにいるということは、精鋭達がみんな死んでいるということは
今まで失敗しなかった自分の完璧な作戦が通じなかったことを意味する。

「な~にが「完璧な作戦(笑)」だよ。あんな出し物じゃ子供だって騙せんぞ」

「だ…だ…だしもの……」

「そうだ。出し物だ。お前の作戦(笑)はガキの出し物以下なの!わかる?」

「む…む゛ぎゅう゛う゛う゛ぅう゛うぅう゛うぅぅう゛う゛ぅう゛ぅう゛う゛うぅう゛!!!!!!
 あ゛り゛え゛な゛い゛あ゛り゛え゛な゛い゛あ゛り゛え゛な゛い゛あ゛り゛え゛な゛い゛あ゛り゛え゛な゛い゛あ゛り゛え゛な゛い゛あ゛り゛え゛な゛い゛あ゛り゛え゛な゛い゛あ゛り゛え゛な゛い゛い゛ぃい゛いぃい゛!!!!!!」

『ゆっ!!!ぱちぇ!!!おちついてね!!!ゆっくりしてね!!!』

錯乱したぱちゅりーをなだめるドス。しかしぱちゅりーは聞く耳持たず。

「あ゛り゛え゛な゛い゛あ゛り゛え゛な゛い゛あ゛り゛え゛な゛い゛ぴっ!!?」

変な音を出しぱちゅりーはショック死した。

『ぱちぇえ゛え゛え゛えぇえ゛えぇぇえ゛え゛えぇぇえ゛ぇえ!!!』

「もっどゆっぐりじだがっだよお゛お゛おぉお゛おぉぉお゛お゛!!!」

ちょっと予想外の展開だったが割と知能のあるぱちゅりーが消えたことでやりやすくなった。

「…まぁあんなこと言っておいてなんなんだけど、作戦自体は悪くなかったよ。下手したらケガくらいしてたかもな」

『どういうごどお゛おぉお゛お゛ぉお゛おぉお゛!!!』

「教えてやるよ。俺はお前らの立てた作戦全部聞いてた」

「「『!!!?』」」

その場が凍り付いた。リュックの中のまりさもだ。

『どういう…こと…ゆっくりせつめいしてね!!!』

そろそろ、種明かしの時が来たようだ。
何故俺がドスの巣の場所を知っていたか。
何故俺がぱちゅりーの作戦を知っていたか。
何故俺がガキ共のお隣襲撃を知っていたのか。
その答えは…まりさだ。

『ゆっ…ま、まりさ…?』

俺はリュックからまりさを取り出し、箱の中から出した。

『まりさ!!!ぶじだったんだね!!!よかったね!!!』

まりさは答えない。先程の巣のゆっくり虐殺でまた放心してしまっている。
俺はまりさを抱え、髪をちぎる。

「いだああぁあぁああぁ!!!まりざのがびがああぁあぁあぁああ!!!」

髪は問題じゃない。……問題は、髪についているガムだ。
まぁちぎる必要はなかったんだが気にしない。
俺はガムの中から小さな何かを取りだした。

「これが何かわかるか?」

『わからないよ!!!それがどうしたの!!!ゆっくりせつめいしてね!!!』

まぁわからなくて当然だろう。俺も説明されるまでわからなかった。

「じゃあこう言えばまあまあ賢い方のお前ならわかるだろう。こいつは…









盗聴器と発信器だ」










『ど、ど、ど、どう゛い゛う゛ごどな゛の゛お゛お゛おぉお゛お゛ぉお゛お゛ぉおおぉお゛ぉお゛おぉおぉお゛おおお゛!!!!!!』

ご理解頂けたようで。
れいむとまりさは意味不明という感じで首をかしげている。


ようするに…こういうことだ。
俺はまりさを逃がす直前に髪に盗聴器と発信器付きのガムを取り付けた。
それを通じてドスのアジトを突き止め、奴らの「俺殺し計画」の全容を知った。
奴らが監視しているのは知っていたためわざと実行可能な時間を作り出したのだ。
その結果見事にはまり、敵の精鋭ゆっくりは絶望と共に全滅した。
また、盗聴器発信器はゆっくりの噛みつきと体当たりでは壊せないくらいの強度はある。作者は例の虐待研究家だ。
どう見てもバーローの真似です本当にありがとうございました。


「これでわかったか?まりさのせいでこの里は壊滅したの」

『ま、まりさはわるくないよ!!!わるいのはおにいさんでしょおおおぉぉおぉおお!!!』

「でもこのガムこうやって取ろうと思えば取れたじゃん。まりさはこれ取るの拒否したんだぜ」

確かにその通りである。
そのまりさはというと、白目を剥いてガクガク震えている。
もう必要ないので箱に戻した。

「まぁいいや。そんなことはどうでもいい。こいつは作戦実行の餌でしかないからな」

『え、えさ…?さくせん…』

「単刀直入に言う、俺はお前らの里を滅ぼしに来た」

『な、な゛に゛を゛い゛っでる゛の゛お゛お゛ぉぉお゛お゛おぉお゛ぉお゛おお゛お゛!!!!!!』

「もうこの里に残ってるゆっくりはお前らだけだ。観念しな」

『なんでぇぇえぇ!!!どうじでえ゛え゛えぇえ゛ぇえ゛ぇぇええ゛え!!!』

ドスまりさは予想外の出来事の連続に驚愕した。
殺したはずだった人間が生きていて、仲間達が死んで、ぱちゅりーが死んで、まりさが捕まって、
里のゆっくりが全部死んだ。
それは全部、自分がまりさを受け入れてしまったから?
もう、わけがわからなくなってしまっていた。

消してしまおう、全て。

ドスまりさは口を大きく開けた。
最大の技「ドスパーク」…その破壊力は人間すら蒸発させる。ドスが危険視されている所以の一つだ。

「ゆっ!!!こんどこそおわりだよ!!!ゆっくりこうかいしてね!!!」
いつの間にか正気を取り戻したまりさ。奴もドスパークの凄さは知っているようだ。

だがその技の弱点は溜め長いこと。まぁそれを補って余りある程の攻撃範囲と射程距離を持つ。
今から洞窟の外に逃げようとしても、俺はドスパークの餌食にされてしまうだろう。
だったら正面から迎え撃つだけだ。
俺はポケットからハッピーターンを取り出し、目の前に投げつけた。

「ゆっ!?おかちがあるよ!!!」
「ゆー♪ほんとだ!!!ゆっくちできるよ!!!」
「ゆっくちいちゃだきましゅ!!!」

「だめえええぇえぇええ!!!でちゃだめえぇええぇええぇええ!!!」(ガシッ)「ゆっ!?」

「…捕まえた」

俺は子をかばおうと前に出た親れいむをドスの口の中に放り込んだ。
そして、内部のキノコに命中した瞬間

ドガーーーーン

ドスの口は爆発し、中から煙が吹き出している。暴発したのだ。
ドスパークは口内のヒカリゴケと特殊なキノコの力で放たれる。
致命的な打撃とはいかなかったが、中のキノコはもうダメだろう。これではドスパークどころか幻覚すら出せやしない。
全て思惑通りだ。

「『れ、れ゛い゛む゛う゛う゛う゛ぅう゛う゛ぅうう゛ぅう゛ぅう゛ぅぅう゛ぅう゛うぅうう゛う゛!!!!!!』」

ドスは正気を取り戻し、まりさと絶叫をハモらせた。

『れいむっ!!!ごめんね!!!ごべんねええぇぇええ!!!』

「…思い出すなぁ。確か俺がお前と会ったときも、同じような声で叫んでたよな、お前」

『ゆっ!!?』




それは、今から数ヶ月前の出来事だった。
俺は隣の女の子のちぇんを殺した罰として、れいむとまりさに制裁を加えていた。
度重なる虐待でとっくに二匹は壊れており、れいむの方にとどめを刺した瞬間、ヤツは現れた。

『れ、れ゛い゛む゛う゛う゛う゛ぅう゛う゛ぅうう゛ぅう゛ぅう゛ぅぅう゛ぅう゛うぅうう゛う゛!!!!!!』

「お前…ドス…まりさか。何の用だ?」
『どうじでっ!!!どうじでれ゛い゛む゛を゛ごろ゛じだの゛お゛おお゛ぉお゛ぉおお゛ぉおお゛お!!!』

俺は事情を正直に話した。殺されたくなかったからな。

『そうだったの…だったらしかたないね…ちぇん、ごめんね…』

「…こっちの質問にも答えろよ、何の用でここに来た」

『ゆっ!!!まりさはおねがいにきたんだよ!!!』

「お願いだぁ?」

『おにいさん、ありすをみんなころしちゃったでしょ?』

「…アレをありすと呼ぶな。虫酸が走る」

『ありすがいなくなったおかげでみんなゆっくりできるようになったよ!!!でもなかにはいいありすもいたんだよ!!!
 まりさは、もうおにいさんにいいゆっくりをころさないようにおねがいしにきたんだよ!!!』

「悪いゆっくりはどうなんだ?」

『それはかまわないよ!!!わるいこはゆっくりできないこだもん!!!ゆっくりできないこはいらないよ!!!』

「なるほどねー。…断る、と言ったら?」

『やりたくないけど、おにいさんをゆっくりできなくするよ!!!』

「……わかったよ。約束する」

『ありがとう!!!ゆっくりやくそくまもってね!!!おたがいゆっくりしようね!!!』


許せなかった。
俺がゆっくりに恐怖しただと…?
心底ムカついた。俺はさらに多くのゆっくりを殺すようになった。
ドスは手を出してこなかった。人間を殺せば報復に遭うからだろう。


『…どうじで』

『どう゛じでや゛ぐぞぐま゛も゛っでぐれ゛な゛がっだの゛お゛おおぉ゛お゛おぉお゛お゛おぉお゛おぉお゛お゛おお!!!!!!』

「何言ってんだ。俺は約束を守ったぜ。俺は悪いゆっくりしか殺してない」

『な゛に゛い゛っでる゛の゛おおぉ゛おお゛お゛おぉお゛ぉお゛ぉお゛おお!!!!!!う゛ぞづい゛ぢゃだめ゛でしょお゛おお゛ぉおぉ゛お゛ぉお゛お゛おお゛!!!!!!』

「…そしてお前らもな。悪いゆっくりだから殺させてもらう」

そう言って、俺はリュックからペンライトを取り出した。

『ま゛り゛ざだぢは゛な゛に゛も゛わる゛い゛ごどじでな゛い゛よ゛お゛おぉお゛お゛お゛ぉお゛ぉおお゛お゛おぉお!!!!!!どう゛じでごん゛な゛ごどずる゛の゛お゛お゛おぉお゛お゛ぉお゛ぉお゛お゛おぉお゛!!!!!!』

人間脅したり俺殺そうとしたじゃねーか、というツッコミは置いておく。
それ以外なら確かにこいつらはゆっくりしていただけだ。
だが。

「何言ってんだよ全く。いいか、お前らゆっくりはなぁ……」

















































「存在自体が罪なんだよ」

その一言とともに、俺はペンライトを振り抜いた。















































『ゆっ!!?』

ドスまりさは急に体に浮遊感を感じた。体が軽くなったような気がする。
それもそのはず、ドスまりさの体は


底面が切断されていた。






『あ…あ゛あ゛あ゛ぁぁあ゛あ゛あ゛ぁ!!!ま゛り゛ざの゛あ゛じがあ゛あ゛あ゛ぁぁあ゛あ゛ぁぁあ゛ぁぁあ゛あ゛あ!!!』

何故こんなことに。
ドスクラスの巨大ゆっくりの底面が切断されることはまず有り得ない。

切断面がずれ、底面と離れ、地面に落ちるまりさ。

『いい゛い゛いい゛い゛ぃぃいい゛い゛!!!い゛だい゛い゛だいい゛だい゛い゛だい゛いだいいだいいだいいだいい゛いぃいい゛いぃい゛ぃい!!!!!!』

餡子が直接地面に触れたのだ。当然の激痛だ。

「どしゅ!!!だいじょーぶ!!!ゆっきゅいちてね!!!」
「れーみゅたちがいるきゃらゆっきゅちちてね!!!」

心配そうな赤れいむがドスに駆け寄る。

『ゆ…まりさはだいじょうぶだよ……ゆっくりしていってね!!!』

必死にやせ我慢をするドス。

箱の中のまりさは先程から固まっている。
ドスパークは不発に終わり、ドスの体の底面が綺麗に切り裂かれた。
ありえなさすぎる光景の連続に言葉を失っていたのだ。

『おにいさん……まりさになにをしたのおおおぉおおぉぉおおぉおお!!!!!!』

「ああ、これか。こいつは「ゆっくりイレーザー」っていう道具の試作品だ。
 お前らの「非ゆっくリスト」ってのの9番目の人間の発明品だよ」

そして俺はゆっくりとわかりやすくゆっくりイレーザーについて説明してやった。
これは「ドスパーク」の成分を研究して作られた物である。
元々ドスパークは対ゆっくり専用の砲撃であり、人間に効果はなかったらしい。
だが時が経つ度「進化」をしていき、今では人間すら消滅する危険な攻撃とされている。
それに虐待研究家(本人はゆっくり博士と名乗っている)が目を付け、それと同じ性質のレーザー照射装置を作れば
商品化して特許とれるんじゃねーかと思い立って作ったものなのだ。
だがまだ試作段階のため、ドスパークの性質退化がうまくいっておらず、まだ人間が触れると火傷してしまう。
使い方は簡単。高速で振り抜くことで瞬間的にレーザーが放たれる。つまり振ってる間だけ出るライトセイバーのようなものだ。
またスイッチを押しっぱなしにすることで照射モードになり、ゆっくりを貫通することができる。
近い将来これが完成すれば子供でもドスまりさを殺すことができる。
何故そんなすごいものを最初から使わなかったかというと、
切り札は最後まで取っておくものだし能力は後出しした方がオサレだし絶望を与えたかったし
一番の理由は燃費が悪すぎて数分間しか使えないということなのだが。


『あ…あ……あああああぁあぁぁあ……』

「絶望したか?でもまだまだこれからだぜー?」

俺は赤ゆっくりを掴んでやる。

「ゆっ!!!おちょらをちょんでりゅみちゃいー♪」
「いいなー!!!れーみゅもやりたーい!!!」

『やめでええええぇぇぇえぇえぇええぇえ!!!あかちゃんはなじであげでぇえぇぇえぇえええええ!!!』

長年連れ添った相棒のれいむの形見だ。死んだれいむの分までこの子達をゆっくりさせてあげたい。
そんな願いからの絶叫だった。

「そんなに放して欲しいか?」

『はなじであげでぇぇぇえぇぇえええ!!!ゆっぐりさせてね!!!』

「だが断る」

プチュッ

『あ…あ゛ああ゛ぁあ゛ぁあぁぁ゛あ゛ぁあぁぁあ゛ぁあぁあ゛ぁあぁぁあ゛あ゛ああ゛あぁあ゛ぁぁあ゛ああああ゛!!!!!!』

「れーみゅのいもーどがー!!!」
「おねえじゃああぁぁあん!!!」
「どーじでごんなごどずるのおおぉおぉお!!!」

「どうして?さっきも言ったろ、お前らは存在自体が罪なんだから。悪い芽は早めに摘んどくに限る」
掴む。

「ゆー!!!やめちぇね!!!やめちぇえぇえぇ!!!」
締める。

「ゆうぅううぅうぅ!!!ちゅぶりぇりゅううううぅぅ!!!」
グシャ。

『あ゛っ゛あ゛っ゛あ゛っ゛あ゛っ゛あ゛っ゛あ゛っ゛あ゛っ゛あ゛っ゛』

「まだまだぁ!!!あと8セット残ってるぞおおぉおぉおお!!!」

「やめちぇね!!!ゆっくりやめちぇね!!!」
「ゆっくちしゃせちぇね!!!ゆっくちしゃせてね!!!」
「ブクブク……」
「おがーじゃーん!!!だずげでぇぇぇぇえええええ!!!」






そして。
誰もいなくなった。

『れいむっ…ごめんね…ごめんねぇ…』

助けたかった。でもできなかった。動けなかったから。

「役立たずのリーダーさんよ、気分はどうだい」

『しね…おまえなんかゆっくりしね…!!!』

俺はゆっくりイレーザーを振った。ドスの口から上が無くなった。そう、まりさのれいむのように。

『あ…あ゛あ゛あ゛ぁあ゛ぁぁあ゛あ゛あ゛!!!ま゛り゛ざの゛め゛があ゛あぁあ゛あぁぁあ゛!!!な゛に゛も゛み゛え゛な゛い゛よ゛おお゛ぉお゛ぉお゛ぉおお゛!!!』

俺はイレーザーを振り続けた。
振る度、ドスの体は解体されていった。


ドスまりさは、身を裂く痛みの中、絶望した。
自分が、人間に手を出しさえしなければ。
仲間は死なずに済んだ。友は死なずに済んだ。未来を紡ぐ子は死なずに済んだ。

『ごめんなざい…ごめんなざい…ゆるして…ゆるじでぐだざい…おねがいじまず…』

誰が為の謝罪なのか。それは誰にもわからない。
それを聞いた俺は、レーザーを照射し、ドスの体を貫いた。
ドスまりさは、たった一人の人間に敗れ去った。








































洞窟の外に出ると、外は雨が降っていた。
俺はなんとなく、空を仰いだ。
降り注ぐ雨は、俺から何かを洗い流してくれたみたいだった。
俺は、帰路についた。
待つ者など誰もいない、我が家へと。








































雨に打たれながら、俺は自分の家に辿り着いた。
まりさは、箱の中だった。
まりさは、もう何がなんだかわからなかった。
最強だと思っていたドスまりさが、あんなにあっさり解体されていった。
たった一人の人間に、数千の群れが全滅させられた。
まりさの憎しみの炎は、消えかかっていた。
あまりにも圧倒的すぎる、人間という存在に恐怖していた。





「まりさ、見ろ」

そう言って、俺は箱を地面に置く。
ここは俺の家ではなく、隣の家だ。
まりさの箱から見えたのは、縁側の下。
そこには、見覚えのあるリボンと、山高帽と、飾りの付いた帽子があった。






「わかったよー。ちぇんがおちびちゃんをまもるよー」

「ああ、頼む。…それと、一つだけ頼みたいことがあるんだが」

「なにかなー?」

「もしあいつらを殺すことになったら、奴らの遺留品を縁側の下に入れておいてくれ」















「残念だったな」

少年がそう言うと、まりさの中で、何かが切れた。




「ぎゃあ゛あ゛ぁあ゛ぁあ゛あ゛ぁあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!!」







俺はまりさの箱を叩き割った。もうこれは…必要ない。

「ああぁぁあああ!!!ごべんなざい!!!ごべんなざい!!!まりざがわるいごでじだああああああ!!!」

まりさの憎しみの炎は消えた。代わりに芽生えたのは「恐怖心」だった。

「こわいよおおぉお!!!こわいよぉぉぉおおぉおおおお!!!なにもみだぐないっ!!!なにもみだぐないよおおぉおぉおお!!!」

「何も見たくないのか?」

「ごないでぇえぇぇええ!!!もういやああぁぁあああ!!!なにもみだぐないいいいぃいいいい!!!」

「それじゃ残りの目もいらないな」

俺は残った片目もえぐり取った。

「ぎゃああぁぁああぁぁぁあぁぁぁああ!!!ま゛り゛ざの゛お゛め゛め゛があ゛ぁあ゛ぁぁあ゛ぁぁぁぁあ゛!!!」

「よかったな、これで恐れるものは無くなったわけだ」

「まっぐらでなにもみえないっ!!!ま゛っぐら゛ごわ゛い゛よ゛お゛おぉぉお゛ぉぉぉお゛お゛おお゛!!!」

「知るか。もうお前の声は聞き飽きた。そこで野垂れ死ね」

俺はまりさを道路に投げ捨てた。









目的は果たされた。
ゆっくりの報復も味わえたし、おうち放火もできたし、目の上のタンコブだったドスまりさも死んだ。
これでドスにビビっていた虐待派達が復活しこの町のゆっくりの数は減っていくだろう。
全く、兄貴達も面倒なことを押しつけてくれるぜ。
おまけにあのインチキ博士ときたら試作品のテストをしてくれとか言い出す始末だ。特許料せびってやる。
まぁ楽しかったからいいけど。俺が良ければ全て良しだ。
手間をかけた分、ゆっくりの絶望に歪む表情の味は極上に変わる。


だがこの世界からゆっくりが消えたわけじゃない。
存在するだけで害悪な奴らをこの星から消し去るために俺達は戦い続ける。











































「うひゃあ~ひどい雨ね~。ちぇんの言う通り傘持ってきて正解だったわね」
「ほんとだね!ちぇん!ありがとう!」
「うれしいよー!!!わかるよー!!!」

「ジメジメしてるし、早くお家に入っちゃいましょう」



「あ!おねーちゃん!」

「?どうしたの?」









「あそこにゆっくりがいるよ!!!ぼろぼろだよ!!!」


















憎しみの炎(笑) 完









作:TOSSY

ご愛読ありがとうございました!
本業に支障が出るのでさっさと仕上げようとしたところ結局長くなってしまいました。
切りたかったけど今度こそ終わりと謳ってしまったので書き続けたらkonozamaです。
里のゆっくり虐殺描写が短めなのはそのためかも。
あとまりさの盗聴器の件でれいむやドスに「ゆっくりしね」と言われる話も考えてあったんですが結局やめてしまいました。反省。
結局まりさは主人公のオモチャに過ぎなかったということです。
また最後なんだか弱かった気がするなー。SSは急いで書くものじゃないと思い知らされました。
さて、今回で復讐鬼のシリーズは終わったわけですが、実はこの後に続く別シリーズを既に考えてあります。
ですがそれを書くのは当分先になると思います。
その前にお隣のおねーちゃんの話をやったり非ゆっくリストの残り9人が活躍するエピソードとか書きたいんです。

最後に駄文に付き合っていただき誠にありがとうございました。



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  • 超名作やんけ!臨場感めっちゃ好きやわ、人間が格好良いw -- (暇人842号) 2022-09-30 09:43:04
  • 「俺達は戦い続ける。」で終わった方がよかった -- (名無しさん) 2022-05-25 20:28:13
  • 出てくる人間がキモすぎw作者かな? -- (名無しさん) 2021-12-21 20:58:15
  • 酷すぎ -- (名無しさん) 2020-07-15 18:51:07
  • ゆっきゅりぎゃきゅちゃいひゃきょうじやないちょね
    ゆっくり虐待はこうでないとね
    -- (ちぇーん) 2017-12-20 02:02:27
  • ビーダマンに、ゆっくりを殺せる威力があるのかの疑問、 -- (妖刀大好き紅ちゃん、神風) 2017-01-27 14:38:16
  • やっぱりゆ虐はこうでないと

    -- (名無しさん) 2015-01-13 20:28:11

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最終更新:2024年02月13日 08:21
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