ゆっくりいじめ系599 ゆっくりのいる街_2


さて、残りはれいむのみとなったわけだが、まりさが殺されたというのに声一つ上げないとはどういうことだ。
…と思ってれいむの方を見ると、れいむは白目剥いて泡吹いて気絶していた。
おそらくまりさが砕け散ったあたりからだろう。
俺はれいむに軽く蹴りを入れる。

「ゆっ!?」

れいむは目を覚ました。そして俺を見るなり

「まだいたのじじい!!!さっさとれいむたちのめのまえからいなくなってね!!!」
何か大事なこと忘れてやしませんか。もうツッコむのも疲れた。
「いなくなってもいいけどそこに落ちてるゴミ共を処分しとけよ」
と言って俺はまりさとぱちゅりーの残骸を指差す。

「ばり゛ざあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!!ばぢぇ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!!!!どうじでえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!!!!」
「どうしてって、俺が殺したに来まってんじゃん」
「じじい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛!!!!!!じね゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!!!!」
ゆっくりの怒りが限界突破した時に見せる「般若の相」である。
俺に噛み付こうと飛びかかってくるれいむ。腕を噛みつかれた。
…当然、ノーダメージだっつーの!!

「ゆぎゃっ!!!」

腕を振り下ろし、れいむを地面にたたきつける。そして死なない程度に加減して踏みつける。
餡子がかなり漏れたがかろうじて生きているれいむ。このままほっとけば確実に死ぬだろう。

「ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛」

はい痙攣モード入りましたー。れいむ種はこの状態が一番面白いと思う。
いいもの見れたしそろそろ帰るかー。
と思い鞄に手をかけた瞬間、妙な声が聞こえてきた。

「「「うー!うー!」」」

何だと思い空を見上げる。あれは…「うーパック」だ。
れみりゃ種と同じ表情、鳴き声、羽を持っているが、その体(顔)は空のダンボールで出来ている珍種だ。
主に仲間のゆっくりを中に入れて移動する空の運び屋である。
おそらくあの三匹を迎えに来たのだろう。あっちも三匹いるし、

「ゆ゛っ゛!?」

うーパックの鳴き声を聞いた途端れいむが息を吹き返した。
餡子がほとんどなくなり跳ねることはできないものの、うーパックの登場にかなり喜んでいる様子である。

「ごれででいむばおうぢにがえれるよ!!ざんねんだっだんね!!じじいばぞごでゆっぐりじね!!」
うーパックが迎えに来たから自分は助かったとでも思っているのか。やはり餡子脳だ。しかも三匹の中では最低の。
思い知らせてやるため手にかけた鞄からマッチを取り出し火を付ける。
そしてその火をこちらに近づいてきたうーパックに向けてやる。

「うー?うー?うあああああああああ!!!!!!」

ダンボール製のうーパックの体はみるみるうちに燃え上がった。
うーパック虐めは未経験だったので実に面白い。

「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛…………」
「ゆ゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛っ!!!!!!」

うーパックは灰になった。隣ではれいむがまたしても絶叫している。体に障るぞ。
マッチの火が残っているので二匹目いってみますか。

「うあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ!!!!!!」

いい声で鳴きやがる。今度うーパックの巣でも探してみるか。新しい楽しみ方が発見できそうだ。
そう考えているうちに二匹目も灰になる。
マッチの火は消えてしまったが折角なので三匹目も…と思って見渡してみたが、いない。

「ゆ゛っ!!!ばがじじい!!!ずっどぞごでゆっぐりじでるどいいよ!!!でいむはおうぢにがえるよ!!!」

すでに三匹目はれいむを入れて空の上だった。
俺が二匹目を燃やしているうちに入れたのだろう。餡子じゃない分機転が利くようだ。…空っぽじゃなかったか?
うーパックの考えは良かった。中にいた最低のバカ饅頭が勝ち誇った声さえ上げなければ。
…あの距離ならまだ届くな。
俺はマッチに火を付け、うーパックに投げつけた。
投げたマッチはうーパックの頭頂部へ。我ながらナイスコントロールだ。

れいむは考えていた。
友達を二人失ってしまって悲しいけど、今は帰って、傷を治してもらって、二人の分までゆっくりしよう。
そしていつか、あの人間に仕返しをしてやる…そう考えていた。

「うー?うう゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ!!!!!!」
「ゆっ?どうじだの?ゆっぐりじでね!!」

うーパックは燃え上がっていた。中のれいむはまだ気づいていない。

「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!あ゛づい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛!!!ゆ゛っぐり゛でぎな゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛!!!」

炎が中のれいむにも燃え移った。
そして、うーパックの底部は燃え尽き、れいむはうーパックの中から外に落ちていった。

「ゆ゛っ!?ごれ゛でゆ゛っぐりでぎる゛よ゛!!!」

落下する先には川がある。
水に長い時間浸かっていると溶けてしまうことくらいはアホれいむでも知っていた。
そして、熱い時は水があれば冷ませるということも知っていた。
れいむが知らなかったことはただ一つ。
高所から落ちると衝撃で自分の体が砕け散ってしまうことである。

ドーン

「ゆ゛ぶぇ゛っ゛!!??」

れいむは粉々に砕け散った。






「やれやれ、ちょっとエキサイトしすぎたかな」
もっと早く済ませるつもりだったがついつい遊びすぎてしまった。
鞄を持ち、いじめられていためーりんに目をやる。
めーりんは言葉こそ話せないものの、その顔は感謝の念を表していた。
俺はめーりんを手に取り、鞄の中に放り込む。
…最初に言っておく。俺にとっていいゆっくりも悪いゆっくりもない。
ゆっくりは全て等しくクズである。それが俺の持論だ。
このめーりんも例外ではない。俺はこいつを助けたわけではない。
ピザまんは俺の大好物だ。土にブチ撒けられたら食べられないだろう?



「ぼんぼん ばかぼん ばかぼんぼん♪」
三匹のゆっくりとうーパックを虐殺し、ピザまんも手に入れて上機嫌な俺は再び帰路についた。
もうすぐ我が家だ。何故だろう。もの凄く懐かしい感じがする。
そんなくだらないことを考えているとなんだか耳障りな音が聞こえてきた。

「ゆ~♪ゆ~♪~ゆ~♪」
「「「「「ゆゆっゆゆ~♪」」」」」

れいむの一家だ。
親一匹、子供五匹で構成されている。
何処で拾ったのか、マットを敷いており、一家の前には「おかねをいれてね!!!」とクソ汚え字の書かれた空き缶が置かれている。
…要するにアレか。歌…とは呼べない雑音に感動したらおひねりをよこせという例のアレなのか。

「れいむとこどもたちのうたじょうずだったでしょ?だからおかねをいれてね!!!」
「「「「「いれちぇね!!!」」」」」

うわーその通りだったよ。
しかも自分から要求していいもんじゃねーだろそれ。
ったくこんなもんに金出すやつなんかいるわけ…
…俺は空き缶を見て驚愕した。
あ、あれは…間違いない…ま、万札?それだけではない。五千円札や千円札、そしてまだ出回ってたのかよ二千円札まで。
な…なんでこんな饅頭の雑音なんかでこんな大金がもらえるんだ!?
世の中おかしい、どうかしてる。
そうか、きっと愛護団体のイカレポンチが入れたんだな。連中の中にはセレブも多いからな、うん、そうに違いない。

…となると、次に俺が取るべき行動は一つである。

「どうしたのおにいさん?はやくおかねをいれてね!!!」
「「「「「はやきゅいれちぇね!!!」」」」」

 そう かんけいないね
ニアころしてでも うばいとる

俺は親れいむを先程と同じく死なない程度に踏みつぶした。

「ゆ゛ぶぎゃべっ!!!」
「「「「「おがあじゃあーーーん!!!」」」」」

親に群がる子れいむ達。こいつらも虐待の対象としては極上である。
だが今はそんなことどうでもいい。金をよこせ!おれはかみになるんだ

「この空き缶は俺が見つけたから俺がもらっていくね!!!」
ゆっくりずむ宣言。周りに誰もいなくて良かった。

「だめぇー!!!そりぇはりぇいみゅたちのもにょにゃのー!!!」
末っ子らしきれいむが俺に反発してきた。
うるさい。日本語喋れ。踏みつぶす。

「「「「れ゛い゛み゛ゅ゛の゛い゛も゛う゛ち゛ょ゛がーーーーー!!!」」」」
「「「「どう゛ぢでごん゛に゛ゃ゛ごどずる゛の゛ーーーーー!!!」」」」

「お金はもらっていくよ!!!れいむたちはそこでゆっくり死ね!!!」
俺はトンズラこ…こうとしたが面白くなりそうなので逃げるフリをしてみる。
早く帰りたいが人間は欲望には抗えない生き物なのだ。

「「おがあじゃーん!!!はやぐおぎでよぉー!!!れいみゅだぢのおがねがー!!!」」
親れいむに助けを求める子れいむ達。しかし
「ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛」
痙攣モードに入っている親れいむは聞く耳持たず。
そんな一家を見て俺はこう叫んだ。

「ハッハー!どうやら君達のおかーさんはお金を取り戻す気がないみたいだね!!!
 君達がゆっくりできなくなってもいいってことだね!!!最低だね!!!」

我ながら無茶苦茶言っていると思う。だが

「ゆううううううっ!!!ひどいよおがあぢゃん!!!」
「れいみゅたちのことたすけちゃくれにゃいおかーしゃんはちね!!!」
「ちね!!!」
「ゆっきゅりちね!!!」

子れいむはあっさり信じる。近所の虐待兄貴がよく使う手だ。

「ゆっきゅりできないおかあしゃんはこうだ!!!」
ガブリ。長女であろうれいむが親に噛みつく。

「ゆ゛う゛う゛う゛っ!!?」

いくら子れいむの噛み付きだろうと傷口を狙われればたまったものではない。
親れいむは激痛で正気に戻った。

「み、みんなどうじだの???」

目を醒ました親れいむの目に映るのは鬼の形相の子供達。
一匹足りないことには気づいていないようだ。
俺は通りの角に隠れて様子をうかがっている。

「どうちたのじゃにゃいよ!!!」
「おかーちゃんのしぇいでおかねがとられちゃったんだよ!!!」
「おかーしゃんのしぇいでゆっきゅりできないよ!!!」
「れーみゅたちをゆっくいしゃしぇてきゅれにゃいおかーしゃんはちね!!!」

「どう゛じでぞん゛な゛ごどい゛う゛の゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!!!!!」

思った通り家庭崩壊ktkr。
このまま結末を見届けるのもいいが結果は見えている。
瀕死の親れいむに勝ち目などあるわけがない。
その後の子れいむ達には興味あるけどな。
俺はその場を後にした。


「さ~て、いくら入ってるのかなぁ~っと」

ウキウキしながら空き缶の金を数える。
これだけあればあれやこれも買える。俺は舞い上がっていた。
だから、確かめるまで気がつかなかった。






お札に印刷されている「子供銀行券」の文字に。
小銭は本物だったが、全部一円玉である。



「チクショオオオオオオオオオ!!!!!!」

結局子供が面白半分で入れたものだったとさ。






「最近 だんだん わか~ってきた ぼくが 死んでも 誰も泣か~ない」
どんより気分でようやく我が家に戻ってきた。

「ただいま~…っつっても誰もいないか」
俺に両親はいない。理由は聞くな。

とりあえずは晩飯だ。買い物には行っていないが俺にはピザまんがある。
結構な大きさだから三食分にはなるだろう。
俺はめーりんを専用の蒸し器に入れ、火を付けた。
正直、物言わぬめーりんを虐待しても面白くない。だからさっさと食ってしまう。
数分後蒸し終わっためーりんを取り出す。白目を剥いて絶命している。
厚かった面の皮もほどよく柔らかくなっており食べやすくなっている。
残したらラッピングして冷凍庫に入れ、食べたいときにチンすればいい。

飯と入浴を済ませた俺はとっとと寝ることにした。
今日は予定外のことがありすぎて疲れた。それと精神的ショック。
電気代がかかるので冷房はつけず、窓を網戸にして就寝。



次の日の朝…

「「ゆっくりしていってね!!!」」

思わぬ鳴き声で目を覚ました。
…おいおいこれは一体どういうことだ。
目の前にはれいむとまりさ。しかもこいつらは昨日俺が蹴っ飛ばした二匹だ。
復讐にでも来たんだろうか。

「お前ら一体何しに来たんだ」

「おにいさんをゆっくりさせにきたんだよ!!!」
「まりさたちがゆっくりさせてあげるね!!!」

…説明させるのにかなり手間取ったが、つまりこういうことらしい。
こいつらは俺に蹴られたあと、ずっと俺の後をつけてきたらしい。
それで俺がめーりんを助けてやったことや
汚い雑音を発する饅頭を黙らせたことを見て
「「やさしいおにいさんをゆっくりさせてあげよう!!!」」と思ったようだ。
…ツッコみどころが多すぎて困る。
俺は確かにめーりんを助けた。(今は冷凍庫の中だが)
だがその際俺は六匹の饅頭とダンボールを殺している。
しかしそれがこいつらにとっては「めーりんを助けた美談」にしか写らなかったらしい。
スタンダード型にはめーりんをいじめるという概念自体存在しないようだ。
饅頭の親子を黙らせたことについてもそうだ。
スタンダード型には歌うという習慣すらないようだ。だから他のゆっくりの歌は人間と同じく耳障りな雑音にしか聞こえないのだろう。

…いくらなんでも無理がありすぎるだろうがアアァァァァァ!!!!!

「「おにいさん、ゆっくりしていってね!!!」」

…まぁそんなことはどうでもいい。
俺はまだ夏休みだ。時間はたっぷりあるさ。







作:TOSSY

初SSです。虐待したくてついに書いてしまった。
頭の中でストーリーを考えるのは得意でも文章にするのは苦手です。
故に拙い部分が多いかと思われますが申し訳ありません。
スレは設立時からずっと見ています。ROM専ですが。
ちなみに主人公のモデルは僕ではないです。念のため。

補足説明
「スタンダード型」…いじられる前のゆっくり。学習能力あり。「ゆっくりずむ」化する可能性大いにあり。
「ゆっくりずむ」…誰かのSSにあった単語。虐待スレにおけるテンプレのゆっくり。勝手に使ってすみません。

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最終更新:2023年12月24日 22:26
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