ゆっくりいじめ系3196 ある地域ゆっくりの悪夢

注意
  • 「」はゆっくりの発言です。
  • 『』は人間の発言です。
  • 善良なゆっくりがひどい目にあいます。
  • 虐待なし

とある公園の奥、プラスチック製の家の中にはまりさ一家がいた。
構成はまりさ・れいむと子ゆっくりのれいむとまりさの4ゆん家族である。

この家族は地域ゆっくりである。
地域ゆっくりとは、人間に迷惑をかけず、公園の掃除やゲスゆっくりの駆除などの条件をもとに
最低限の衣食住が認められているゆっくりのことである。
子供も2ゆんまでしか認められていない。
家のプラスチックハウスも公園を管理する市からのものである。

時間は夜11時。電気のないプラスチックハウスでは家族全員が夢の中であった。
「ゆぴーゆぴー」
「おいしいのじぇ…」
「ゆうゆう…」
「ZZZZ」

そんな彼女らの休息の時間は突如として妨害されることになる。
『ゆっくりしてってね! ゆっくりしてってね!』

突如ハウスの中に響く絶叫。
『ゆっくりしてってね! ゆっくりしてってね!』

「ゆ、ゆっくり?」親まりさは目が覚めた。覚めたものの状況が分からずぼーっとしてる。
『まりさくん! まりさくん!』
親まりさは体を揺すられた。

「や、やめるんだぜ。あんまりゆすられるとへんなきぶんになるんだぜ?」
親まりさがようやく覚醒するとハウスの扉が開けられて人間が中を覗いていた。
顔を赤らめた中年男性である。
『やっとおきらんれすか。もうあされすよ。』
親まりさはびっくりして外を見る。が、まだ外は夜だった。
「まだよるさんなんだぜ。まりさはまだねむいのぜ。」
『そんなことより、きいてくらさいよ、まりさくん!』

親まりさはハウスの中を見渡す。他の家族は既に起きていて、2ゆんのおちびちゃんはれいむの陰に隠れている。
親れいむはというと不安そうな表情を顔に浮かべている。
本当のことをいうと、親まりさは相手にしたくはなかった。
だが、人間とゆっくりとの力量差を把握している彼女にとって、
下手なことをいって家族に危害を加えられてはかなわない。
おとなしくしていて、早く帰ってもらおうと親まりさは考えた。

「まりさたちはわるいことをしていないのぜ、おじさん?」
『う、うう』
おじさんは突然うめきだした。
『娘が、グレたんれすよーーー』と大声で叫ぶ。
「ち、ちょっと、こえをちいさくしてほしいのぜ。」
『ごめんらさい。』
そしておじさんはボリュームをやや下げて、話し始める。
『昔はれ、とっても可愛かったんれすよ。そこのおちびちゃんみたいにれ。
 れもね、れも、もう$%JKOったjIokれすよーーーーーー』
おじさんは泣き始める。呂律がまわっていない上に、話の内容も親まりさにとってよくわからない。
「まりさは、ゆっくりだからよくわからないのぜ。もういちどせつめいしてほしいんだぜ。」

知能レベルが小学生の低学年であるゆっくりにとって、
呂律の回らない酔っぱらいの話を親まりさなりに理解するのはかなり長い時間がかかった。

おじさんの話を要約するとこうだ。

おじさんには娘さんというおちびちゃんがいた。
子供の頃はゆっくりしていて可愛かったが、最近はゲスになってしまった。
「ウザいんですけど?」「臭いから近寄らないでくれる?」
とおじさんがゆっくりできないことを平気で言うようになってしまった。
毎日、仕事という名の狩りで娘さんにご飯を食べさせているのにもかかわらずだ。

また、娘さんが飼いゆっくりとしてまりさを飼っているが、
そんな娘さんとおじさんの会話を聞いているせいか、すっかりおじさんを奴隷扱いしているそうだ。
「くそじじいはとっととごはんさんをもってくるのぜ。」「おおくさいくさい。」

あと仕事も、ぶかさんとぶちょうさんの間でゆっくりできないそうだ。

『もういやなんれすよ。おじさんは疲れたんれす。』
このような愚痴を親まりさは、
「おじさんはたいへんなんだぜ。」
「それはひどいはなしなんだぜ。」
となんとなく相槌をうちながら聞き手に回っていた。家族を見ると、
妹まりさは泣きだし、親れいむがすーりすりで慰めていた。
姉れいむは、興味を持ったのか親まりさと一緒におじさんの話を聞いていた。

『れいみゅちゃん。』おじさんが姉れいむに問いかける。
親まりさは姉れいむが下手な事をいっておじさんを怒らせないか心配になる。
「うん、おじさんなあに?」
『れいみゅちゃんは、お父さんは好きれすか?』
この質問に親まりさは姉れいむがなんて答えるのかドキドキする。
「うん、だーいしゅき。」姉れいむはにっこりして答える。
親まりさはほっとした。
『そうか、よかったなあ、まりさ。』
「う、うん。」親まりさは答える。
『れいみゅ、その気持ちを忘れてはいけないれすよ。』
「うん。」親まりさには、うなづいた姉れいむの姿がぼやけて見えた。
(こんなゆっくりとした、おちびをもってまりさはしあわせーだぜ。)
親まりさは親れいむを振り返る。
親れいむは泣き疲れて眠ってしまった妹まりさをもみあげで優しく撫でていた。
そして、親れいむの笑顔はとってもゆっくりとしていた。

『よし、親子の愛を確認したところれ、おじさんはお歌を歌うよ。
 ♪ゆっくりの日~ まったりの日~』
おじさんは、大声で調子はずれの歌を歌い始めた。
(うるさいんだぜ、おちびがまた起きちゃうんだぜ。)
辟易する親まりさ。だがそんな彼女の思惑をよそにおじさんは歌い続ける。

とそこへ。
『課長! 課長! 何してるんですか、こんなところで。』
別の人間がまりさ達の前に登場した。おじさんよりは若く、お兄さんの年齢である。

『おお、山田君れはないれすか。なんれすか?』
おじさんの知り合いのようだ。
『なんれすか、じゃないでしょう。ゆっくりと絡んでる場合じゃないですよ。
 終電に間に合わなくなりますよ!』
『よしわかった! 今日はオールだ!』
『行きません。帰ります。』
お兄さんはおじさんの肩を組む。
『まりさたち、すまなかったな。うちの課長が迷惑をかけたみたいで。』
お兄さんがまりさ達に話しかけてくる。

「ゆう、おじさんもたいへんなんだぜ。」
親まりさは答える。
『お詫びと言ってはなんだが、これをあげるよ。』
といってお兄さんはカバンからソフトキャンディー(ハイ○ュー)を4つ取り出し親まりさの前に置く。
『課長、起きてください。帰りますよ。』
『ゆっくりかえるよ。ゆっくりぃ~』
お兄さんはおじさんの肩を支えながら公園の出口の方へと歩いて行った。

嵐が過ぎ去ったあとは、いつもの夜の公園に戻る。
まりさの前にはソフトキャンディー4粒があるだけだ。
(いまのはなんだったんだぜ? ゆめだったんだぜ?)
親まりさがソフトキャンディーををしばらくぼーっと見ていると、
親れいむと姉れいむが親まりさを覗き込んできた。
今の事は、よくわからない、よくわからないがとりあえずは、
「ゆう、ゆっくりねるよ。」
おじさんが来る前と同じように一家4ゆん顔を寄せ合い眠りについた。

こうしてまりさ親子を襲った長い夜は終わった。

そして次の日、ソフトキャンディーがおちびちゃんの歯にくっついて大変な目に合うのだが、
それはまた別の話である。

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今まで書いたもの
  • だってそういったじゃん
  • 最後の晩餐
  • ありす殺ゆん事件
  • 超高級れいむと食用れいむ

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最終更新:2024年04月06日 17:20
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