ゆっくりいじめ系3194 超高級れいむと食用れいむ

注意
  • HENTAI注意!
  • 独自設定あり
  • ぺにまむ描写あり
  • 普通のゆっくりは登場しません

金曜日の夜、俺はウキウキしながら帰路についていた。
カミさんと3歳のおちびはカミさんの実家に帰っている。
仲が良かった高校の同級生の結婚式があるからだ。おちびもそこで披露するらしい。

つまり、この週末はアパートに俺1人きりなのだ!
独身の時以来の久々の自由!
これがウキウキせずにいつウキウキするんだ!

よし! デリヘルを呼ぼう!

…お金ないっす。バレたら死亡確定だし、
バレなくてもこの先1か月はおにぎりのみの生活になってしまう。

しゃーない。AVでも借りるか。

俺はレンタルビデオショップへと急いだ。



レンタルビデオショップで制服JKものを物色しているとき、
目の端にこの場にふさわしくないものが目に入った。

ゆっくりれいむ?

俺は左右を見渡した。れいむがAVコーナーに迷い込んだのか?

違った。

AVコーナーの一角。上部に「HENTAIコーナー」と書かれた場所にれいむはいた。

レンタルDVDのパッケージだった。
タイトル「23万円する最高級れいむとヤッてみた!」

……

まてまてまて!

23万? 俺の小遣い何か月分だよ?

もう大卒の初任給じゃん!

ヤルってヤルだよな?

ゆっくりとヤッちゃうのかよっ!

てか突っ込みどころが多すぎるよっ!

パッケージを手に取る俺。

最高級れいむが籐の椅子の上でにこやかに笑っている。
胴つきとHENTAIするっていうのは聞いたことがあるが、
このれいむは胴なしれいむだ。

しかしこのゆっくり、他と違う感じが…。
なんていうか、気品があるというか、お嬢様っていうか、一言でいえば、
『ゆっくりしている』

いや、れいむは良く見るよ。
たまに道端で絡まれる野良や、友人の飼いゆっくりでれいむは見る。

そういう普通のれいむとは、まーったく違う。

まあ、23万円のインパクトもあるのかもしれないが。

裏面を見てみる。さっきのれいむが頬を赤く染めて上の方を見ている。
そしてそのそばには、成人男性のものと思われる裸足の脚部のひざから下が写っている。

れいむの視線は、男性の脚より上…

うん。オープンって感じだな。

驚くべきことにこのDVDは同じのが他に、2の4の6の…9枚ある。
しかも、他の9枚ともレンタル中だ。人気なんだなぁ。

このHENTAIコーナー。他にもDVDがある。
「頂上対決! 阿藤貴VSでいぶ」「昏睡レイ○―野獣と化したありす」
色々あるもんだなあ。

……

超高級れいむに興味があるだけなんだからねっ。
HENTAIなんかじゃないんだからねっ。
そこのところ勘違いしないでよねっ。

俺は、制服JKものの下にDVDを隠すと、レジに持っていくのだった。



途中で明日の朝食用のコッペパンを買うため、スーパーに寄る。

食べ物コーナーにて、食用れいむが特売されていた。

食用ゆっくり―

食べる用のゆっくりが、某ハンバーガーショップのナゲットのソースみたいな容器に入っている。
中では、ラムネガスによって眠らされたゆっくりがいる。
端っこをぺりっとめくると、ガスが抜け、ゆっくりが起きてくる。
大抵、そのまま料理に使われるが、もちろん普通にペットとしても扱える。

しかし、賞味期限=生きられる期間で、大抵1週間ぐらいである。
食事はせず、うんうんもしーしーもすっきりもしない。だから普通のゆっくりよりかは寿命が短い。
まあ、食材がうんこしてどうするんだっていう感じだからこれはこれでいいのだが。

餡子を食べたければ、普通の大福でも買えばいいわけで、
この食用ゆっくりの特長は、飼いやすさもあり、一人暮らしの人間に好評である。
金曜日の帰りに買い、週末を一緒に過ごし、日曜の夜か月曜の朝に食べる。

また、子供に食べることは命を貰って食べることを教えるための教材とする親子もいるらしい。
うちのおちびにはちょっと早いか。

ある考えを思いつき、2つばかり購入する。
コッペパンの他に、ビールを何本か買い自宅に戻る。

家には当然、誰もいなかった。

「ここを俺のゆっくりぷれいすにするよ!」とひとりごちる。

うーむ、今日はなんだかテンションが高めだ。きっと久々の自由のせいだね!

カミさんが用意してくれていた夕食を食べ、お風呂に入る。

さっぱりして出たあとは、ビール片手にDVDタイムだ。
DVDデッキに迷わず超高級れいむのを入れる。

注意書きが表示されている間にふと思う。

そいや、今日スーパーで飼ったのも同じれいむ種だな。
あいつらにこれ見せてみようかな。

冷蔵庫を開けると入れたばかりの食用れいむを取り出し、
TVの前のテーブルの上にタオルを敷き、そこでまずは1匹目のパッケージを開ける。

ペリッ
「ゆっくりしちぇっちぇにぇ!」

おう、ゆっくり!

もう1匹開ける。

ペリッ
「ゆっくりしちぇっちぇにぇ!」

おう、ゆっくりゆっくり!

「ゆっくりしちぇっちぇにぇ!」
最初のれいむも答える。

「ゆゆ? れいみゅはれいみゅだよ。ゆっくりしちぇっちぇにぇ!」
「れいみゅもれいみゅだよ。ゆっくりしちぇっちぇにぇ!」

TVがメニュー表示になっていたので、ALLPLAYで決定を押す。

すると画面は、ゆっくりショップであろう店内の様子を写しだしていた。
しばらく動いていたが、あるれいむのところでカメラの動きが止まる。

主役の超高級れいむだ。右下の値段が229800円になっている。
う~む、意外と家電量販店みたいだな。

「にんげんしゃんが、れいみゅたちをたべてくれるんでしゅか?」

おう、そうだ。

「れいみゅたちをよろしくにぇ!」

おう! ゆっくりしてってね!

「「ゆっくりしてってね!」」

食用ゆっくりは、初めから自分たちが食べられることを知っている。

さて、画面は籐椅子の上に置かれた超高級れいむを写していた。
インタビューワーがれいむにいろいろ質問している。

俺は目の前にいる2匹のれいむに話かける。

れいむたち、むこうをみてくれ。あのれいむをどう思う?

「「!!」」

TVの方を向いたれいむ達が固まる。

「しゅ、しゅぎょきゅゆっくりしちぇるよ!」
「れいみゅ、あのれいみゅみたくなりちゃいよ!」

やっぱり人間と同じ評価か。
まあ、寿命が短い君たちでは無理だろうが。

インタビューは続く。加工所出身でもう1人の親はありすらしい。
どことなく感じた気品は、そのせいだろうか。

しゃべり方も、野良やそこいらの飼いゆっくりとは違い、
普通に丁寧にしゃべる他、謙譲語なども巧みに使う。

俺なんかいまだに怪しいぞ、そのへん。

インタビューワーが「くだけた口調でいいよ。」というと、
「わかったよ!」と普通のゆっくりの言葉になる。
対応力も抜群だ。

野菜が人間が育てることを理解し、人間と共にゆっくりしたいと願っている。

インタビューワーのことを飼い主だと思っているのか、
ゆくゆくはおちびちゃんについて話し合いたいとも言っている。

超高級れいむからおちびちゃんについての説明があった。
このれいむ、すりすり型や交尾型すっきりでは妊娠はせず、
連絡すると加工所から貰えるタブレットを飲んだ場合のみ妊娠するらしい。

なるほど、野良とのすっきりを予防しているわけだ。
飼いゆっくりと飼い主とのトラブルNO1がおちびちゃん関連であるらしいから、
超高級れいむともなると当然といったところか。

後でネットで調べたのだが、
超高級れいむと子供について、まずはれいむと飼い主と話し合って子供の種類と数を決める。
その結果を加工所に伝えると、無料でタブレット、通称おちびちゃんの素がもらえる。
例えば、れいむ種が1匹、まりさ種が1匹だったら、
加工所から、れいむの素を1つ、まりさの素を1つを貰ってれいむに飲ませる。
すると動物型妊娠し、やがて指定された種類のゆっくりが生まれる。
このゆっくりは、れいむと同じく超高級なんだそうだ。

食用れいむ達はというと、
「れいみゅさんはゆっくりしちぇるにぇ。」
「ゆっくり、ゆっくり!」
上機嫌である。

さて、そんなこんなしているうちに、男性が新たにフレームインしてきた。
インタビューワーは友人と紹介している。

その友人?はれいむをゆっくりした口調で
「君はとてもゆっくりしてるね」と褒めた。
超高級れいむはにっこりほほ笑むと「ありがとうございます。」と答えた。

ちなみに友人?の顔にはモザイクがかかっている。
それを見た食用れいむ達は
「ゆゆゆ? あのにんげんしゃんはおめめしゃんがないよ!」
「おくちしゃんもにゃいよ。きょわいよー」
と怖がっていた。
ちなみに食用ゆっくりは、移動力が普通のゆっくりの10分の1だ。
ほぼ、歩けない。まあ、食材が逃げても困るし、こんなもんだろう。

そこからその友人?の動きはすごかった。
いわゆるHENTAI行為に及ぶ過程がすごく自然だった。

もはや、友人?ではない。男優である。

ゆっくりとヤるくらいだから、強引にコトに及ぶのかなと思いきや、そんなことは全くない。
完全に超高級れいむは合意して、男優を受け入れている。

HENTAI行為は進んでいく。
俺はそれを見ても特に感じることはない。
値段が高くてしゃべるオナホを使ったオナニーを見ているぐらいの感覚だ。

それよりかは断然面白いのが、食用れいむ達の反応だ。

男優が超高級れいむをペタペタ触り始めたときは、
「きょんにゃにゆっきゅりしちゃれいむを きちゃにゃいてでしゃわるにゃ!」
「れいみゅ、ぷきゅーしゅりゅよ、ぷきゅー!」
と怒りをあらわにした。

さらに行為が進み、超高級れいむが受け入れた時は、
「やめちぇにぇ! れいみゅがわりゅいきょでちた。ごめんにゃしゃい! だきゃらゆるちてあげてにぇ。」
「………」
片方は何故か謝り、片方は何も言わなくなった。

さらに進むと、
「ゆんやー。ゆんやー。」
片方は顔を上に向け泣きじゃくっていた。

もう片方はというと、テーブルの上に置きっぱなしだった湯呑の陰に隠れている。
隠れているのだが、影からこっそりTVをみている。

俺は黙って湯呑を取り上げ、れいむをTVの方を向くように手で固定する。
最初は嫌がっていたのだが、そのうちTVに見入るようになった。

泣いているれいむの涙を指でふき取ってあげる。

そしてもう一方のれいむを見た時に、あることに気が付いた。

じっと見入るれいむの口から下、3ミリぐらいの場所だろうか、ちょこんと突起している。

これっていわゆるアレだよな?

ためしに、指先でそっと触れてみる。れいむは目をつむって体をピクンとさせた。

俺はビールの酔いも手伝って悪乗りをする。
指につばをつけ、突起物をやさしくなでる。

えーかー えーかー えーのんかー

はい。セクハラモード入りました。

れいむは目をつむり顔を上気させ、ピクンピクンとさせる。

ここで俺はふと正気に戻った。

やべーやべー。
HENTAIの門を叩いちまった。
うん、酔いのせいだな。

やめるとれいむは残念そうにしていた。
カミさんのいない間にゆっくりと浮気とか、離婚確実だな!

そうこうするうちにDVDは終わる。

泣いていたれいむは泣きつかれたのかすーやすや眠っていて、
もう片方は、なんだかぽーっとしている。

俺は2匹をタッパーにつめると冷蔵庫にしまう。
食用ゆっくりは気温が一定以下になると自動的に睡眠をするシステムになっている。

俺は自分の部屋に入るとベッドに横たわった。
ビールのせいもあり、すぐに寝ることができた。



土曜日――
二度寝から覚めると8時半だった。
二度寝なんて久しぶりである。
休日でも大抵、朝食が片付かないという理由で7時半にはカミさんに起こされる。

結婚した当初は優しかったんだけどなぁ。

朝食の準備をする。前日買っていたカレーパンと、れいむ入りコッペパンを食べる。
冷蔵庫からタッパーを取り出す。二匹入れようかと思ったが、
昨日のリアクションが面白かったので、昨日泣いていたれいむのみ取り出す。

「ゆっくりしてってね。」

おう、ゆっくり!

「おしょりゃを…」

そのまま、コッペパンの中に挟む。
そして、俺はれいむに話しかける。
今からお前を食べる。おいしく食べてやるからな。

「わきゃっちゃよ。しゃあ、おたべなさい!」

れいむは2つに割れると絶命した。
食用ゆっくりはこのように、人間に食べられるときは、自らお食べなさいをして命を絶つようにできている。

俺はれいむを薄く延ばし、端から端まで行きとどくようにし、コッペパンを食べる。
うん、んまい。全体に餡子なんだが、ときどき来る歯ごたえがまたよい。
おそらく歯だった部分だろうか。
リボンも外して食べることもできる。だが、俺はリボンごと食べる派である。
ごちそうさま。

朝食を終えると、インターネットで色々調べる。

まずは超高級れいむのこと。

加工所にて餡操作をし、人間に合ったゆっくりだそうだ。
人間が不快に思うことはいっさいやらないらしい。
他のゆっくりにとっても「すごくゆっくりしているゆっくり」だそうで、
野良からいじめられることもないらしい。

流石は23万。

ただ、ゆっくり愛好家の中では、
「もはや、こいつはゆっくりではない」という否定派も少なからずおり、
好みは分かれるらしい。

俺はあることを決意すると、昼時にレンタルビデオ屋に昨日のDVDを返しにいった。



まずは、借りていた2枚のDVDを返す。
(結局、制服JKは見ずに返した)

そして、新たなに様々なDVDを借りる。
また、スーパーで色々買って、自宅に戻る。

買ってきたのはまずは、食用ゆっくりバラエティパック。
れいむ、まりさ、ちぇん、ありす、ぱちゅりーの5種類が入っている。

それを買ってきた透明なケースにすべて開ける。
例の決まり文句とともに、5匹ともパッケージから出てくる。

俺はこの5匹を、明日の夜まで飼うつもりである。
まあ、カミさん達が帰ってくるまでに全部食べる予定だが。

俺はこの週末をゆっくりと過ごす週末とする。

まずは、スーパーで買ってきた弁当を食べながら、DVDをゆっくり達とみる。
まず最初にプレイヤーに入れたのは「必殺!仕事ゆん」である。

ストーリーは平和に暮らしていた、
ちぇんとらんの一家が、ゲスたちに虐殺されてしまう。
偶然生き残った1匹のちぇんが、噂で聞いた、仕事ゆんたちに復讐を依頼し、
仕事ゆんたちが色々な手を使って、ちぇんの家族の仇を取っていくというものだ。

一家が虐殺されてしまうシーンでは、
ゆっくりたちは、ゆんやーゆんやーと泣いたり、えれえれと吐いてしまったり。

また、仕事ゆんであるみょんが、
ゲスのリーダーである、ゲスまりさの中枢餡をはくろーけんで一刺しにするシーンでは、
ゆっくりたちは、すごく喜んだり、うれし泣きしたり。

ここでは、ちぇんがとてもいいリアクションをしてくれた。
同じ種族のちぇんが依頼ゆんであったのもあるだろう。

「にゃんで、みんなえいえんにゆっきゅりしゃしちゃうんだよー、わきゃらにゃいよー!」
「きょんにゃげしゅは、ゆっきゅりしちぇにゃいにぇ…」
「あ、ちぇんが1ゆんだけ、いきのこっちぇるね! よきゃったよー」
「しぎょちょゆんは、とちぇもゆっきゅりしちぇるにぇ。わきゃりゅよー!」
時には泣いたり、ぴょんぴょん跳ねたり。面白いもんだ。

次は、「社会で働く様々なゆっくり」
現代社会で働く、ゆっくり達を集めたDVDである。

これに関しては、ゆっくりにとって面白くないのか、寝ているゆっくりがほとんどだったが、
ただ、ぱちゅりーだけは、興味津々で見入っていた。

「むきゅ。ゆうかはおはなさんをしょだてるのが、とくいなのにぇ。」
「にとりはおこめさんをそだてるのに、やくにたっちぇるのにぇ。」
「しんきは、おちびちゃんをそだてるしごとをしちぇるのにぇ。」

そうこうしているうちに3時になった。
俺はホットケーキを作り、それに使うためにちぇんとぱちゅりーを手に取る。

待てよ。ホットケーキに餡子と生クリームって合うんじゃないか?

そう思うと、ちぇんを戻し、代わりにれいむを手に取る。
ホットケーキの上に、2匹を乗せる。
今からお前たちをホットケーキとして食べる。おいしく食べるぞ。

「ゆっくりりきゃいしちゃよ。おたべなさい!」
「むきゅ、ゆっくりたべっちぇっちぇね。おたべなさい!」

2匹は、餡子と生クリームになった。
それをホットケーキの上で広げ、もう1枚のホットケーキで挟む。

よし、餡子と生クリーム入りホットケーキだ。
味もなかなかイケる。どら焼きっぽい。
ごちそうさま。
しかし、甘いものばかり食べているなぁ。お腹周りが心配だ。

残るは、まりさとありす、ちぇんだけになった。

この時間は、俺が前から見たかった映画を見る。

香港のカンフー映画だ。

これも活動的なまりさとちぇんが興奮しながら見ていた。

「おししょうしゃんを えいえんにゆっくりさせた このにんげんさんはげすなんだね
 わきゃるよー。」
「このにんげんさん しゅごいたかいところからおちちゃったよ いたいいたいだよ。」
「にんげんさんの たたかいが はやしゅぎちぇ よくわからないよー。」
「げしゅをやっちゅけたよ! このにんげんさんはゆっくりしちぇるにぇ。」

もちろん、俺も楽しんだ。この人スタント使わないからすごいよなぁ。

それにしても、さっきからありすは、あまりリアクションを取ってくれないなあ。
でも寝ているわけじゃない。TVは見ているのだが、特に目立つリアクションをしてくれないのだ。
こういうの好きじゃないのかな?

夕食を食べ、食後のゆっくりタイムの後は、大人の時間だ。

取り出したDVDは、
「21万円する最高級まりさとヤッてみた!」
「5万円する高級ありすとヤッてみた!」

昨日見た超高級ゆっくりとHENTAI!はシリーズ化されており、
それの第2弾、第3弾だ。

まずはまりさ。れいむより安いのは、性格が「やんちゃ」と固定されているかららしい。
まあそれでも、値段的にはとても手に届かないのだが。

「まりさはまりさだぜ! よろしく、にんげんさん!」
「まりさが、おにいさんをゆっくりさせるのぜ!」
「おにいさん! あそぼうぜ!」

いわゆるだぜまりさである。まりさを飼う人はやはりやんちゃっぽいのを求めているから
これはこれでいいのだろう。

勿論、うちのゆっくり達の評価も「しゅぎょくゆっくりとしたまりさ」であり、
今まで普通の言葉で話していたまりさも
「まりさは ゆっくりしちぇるのじぇ!」
「まりしゃも あそびたいのじぇ!」
と、のじぇ言葉を使い始めた。

さてそんな男の子っぽい超高級まりさも、男優(前回と同じ人と思われる)の前では、
女の子っぽくなってしまう。

うちのゆっくりといえば、
ちぇんはアクション映画ではしゃいでいたせいなのか、寝ていた。
思い出してみると、インタビューから寝ていた気がする。

まりさは、
「さっきのまりさは どきょにいったのじぇ?」
「でもこのまりさも おきゃあさんみたくて ゆっくりできるのじぇ」
「こ、これがしゅっきりなのじぇ!?」
超高級まりさの変貌に、別のまりさと入れ替わったと思ったようだ。

そしてありすの様子をうかがおうと、ありすを見てみると…
ありすの口の下、突起ができている。しかもそれは昨日見たれいむのより、
二回りほどデカイ。

おおう、ご立派なモン持ちやがって…

生唾をごくりと飲んで見ていると、
「なにか?」
ありすが聞いてきた。

ス、スイマセンデシタ。

気を取り直して3枚目。
「5万円する高級ありすとヤッてみた!」

値段がぐんと落ち、「超」の文字がなくなっている。
理由は、超高級と比べると、すっきりをしてしまうとにんしんっしてしまうからだ。

冒頭のインタビューシーンで、飼い主?さんがありすにある注意を聞かせるシーンがある。

「人間さんとすっきりしちゃダメだよ。人間さんとの子供をにんしんっしてしまうからね。」
「う、うん。ゆっくりりかいしたわ。」

そのあとの展開は今までと同じである。

ただ、飼い主(?)がいなくなるのと、
男優が多少強引にコトをすすめるのが違っている。

そして行為が終わると、ありすのお腹がぽっこり膨れる。
「に、にんげさんとのこどもをにんしんっしちゃったわ。」

ゆっくりの思い込みの強さにより、通常ありえないことも現実に起きてしまう。
さすがは不思議饅頭である。

俺がこのDVDを借りようと思ったのはこの理由だ。

DVDのパッケージに
「人間とすっきりをしてしまうと教えられたありす。だが人間とすっきりしてしまう。
 そして、にんしんっしてしまうありす。果たしてその子供は!?」
と書いてあった。

これが興味を引かれずに何に引かれるというのだ!

俺は人間とゆっくりの合いの子を想像する。

胴つきのありすが生まれるのか?
むしろ、リアル人間の生首? そりゃこわいなぁ。

いやいや、人間の赤ん坊と赤ゆが生まれるんじゃないの?

興味は尽きない。

ゆっくり達は、ちぇんは寝たまま、まりさは同じような内容に飽きたのか寝始めた。

ありすは相変わらず興味あるのかないのかよくわからないが、
何のリアクションも見せずにTVを見ている。

DVDを見続けると、最後にありすのしゅっさんっの様子が収録されていた。
「ぎぎぎ……おちびちゃん、うまれるわ……」
カメラのあるこちら側にはタオルが置かれている。

ぽーん。「ゆっきゅりしちぇっちぇにぇ!」
ぽーん。「ゆっきゅりしちぇっちぇにぇ!」「ゆっきゅりしちぇっちぇにぇ!」
ぽーん。「ゆっきゅりしちぇっちぇにぇ!」「「ゆっきゅりしちぇっちぇにぇ!」」
ぽーん。「ゆっきゅりしちぇっちぇにぇ!」「「「ゆっきゅりしちぇっちぇにぇ!」」」

うーん。全ゆんありすかぁ。まーそりゃそーだよなー。

赤ゆありす4匹がお互い挨拶をしているところでDVDは終わっている。
果たしてこのありすが、普通のゆっくりと違っていたりするかどうかはわからない。

「にんげんさんも なかなかおもしろいことを かんがえるのにぇ。」
ありすだ。変なゆっくりだなぁ。

DVDを全部見たところで、今日はここまで。
ゆっくり達を冷蔵庫にしまって、お風呂に入ってビール飲んでおやすみなさーい。



日曜日――

今日はパンに食用ありすを挟んで食べることにする。

おい、ありす、出番だぞ。

「うん? もしかしてありす、たべられるのかしりゃ?」

うん、パンに挟んで食べるぞ。

「そう。なかなかときゃいはな ゆんせいだったわ。さあ、おたべなさい」

ムシャムシャ。美味なり。
ごちそうさま。

DVDを返しつつ、まずはゆっくりショップへ。
超高級れいむを見るためだ。

だが、あるのは50000円前後の高級クラスが最高値で、20万超えはなかった。
店員に聞くと、超高級クラスは都内にいかないとないらしい。
そこまで行くのはめんどくさいので諦めた。

あとはホームセンターや、家電量販店などを冷かして一日を過ごす。

夕方に家に帰り、食用まりさを冷蔵庫から取り出す。
こいつはそのまま食べることにした。

残ったちぇんは、うちのおちびがチョコが好きなのでカミさんに料理してもらえばいいだろう。

おい、まりさ。起きろ!

「あ、にんげんさん。ゆっくりおはようだじぇ!」

もう夕方だけどな。ゆっくりしてってね。

「ゆっくりしてってね!」

単純に食べる宣言をするのも飽きたのでいたずら心を出す。
まずは、帽子を取り上げる。

「ああ、まりしゃのしゅてきなおぼうししゃん。さきにたべるのじぇ?」

おう!

「うう、まりしゃもゆっくりしにゃいで たべてほしのじぇ!」

帽子をちびりちびり食べる。餃子の皮を食べている感じで単独ではそんなにおいしいものではない。
まりさを見てみると、帽子を先に食べられて落ち着かないようだ。

「おぼうししゃんをたべたら、まりしゃもたべてくれるのじぇ?」

どうしよっかなぁ? あとにしようかなぁ?

「えぐ、いじわるしにゃいで、しゅぎゅにたべるのじぇ…」

目から涙がぽろぽろ落ち始める。食用でもおかざりがないと落ち着かないようだ。
時間をかけてたっぷり帽子を食べる。

「きょんどきょそ まりしゃをたべてくりぇるのじぇ?」

あー、お腹いっぱいになっちゃった。お前また後でな。

「しょ、しょんにゃ…えぐっ、えぐっ」

まりさを手に持ちタッパに入れる、と見せかけて口の中にポイ。
口を閉じるが、まだ食べない。

まりさは状況が理解できていないのか、大人しい。
口の中に入れたままでしばらくおいておく。やがて、

「きょきょはどきょなのじぇ?」
舌が甘みを感じた。涙の砂糖水だろうか。

「ゆゆゆ? くらいのじぇ。きょわいのじぇ。」

口を開けてみる。

「あさになったのじぇ! ゆっくりしちぇっちぇにぇ!」

口を閉じる。

「ゆんやー。きくいのは、ゆっきゅりできないのじぇ。」

あまり食べ物で遊ぶのもアレなんで、まりさを頬に寄せ、歯を当てる。
歯にまりさの髪の毛が当たる。

「ゆゆゆ? にゃんだきゃ、いちゃいのじぇ。」

だんだんと歯に力を込める。

「いちゃいいちゃい。にゃにぃこりぇ?」

やがて歯は髪の毛、皮を貫通し、餡子に辿りつく。

「ゆんやー!!! もういやなのじぇ。さあ、おたべなさい。」

普通の餡子になってしまった。一気に食べる。



夜8時。カミさんとおちびが戻ってきた。
おちびは帰ってきたときからウトウトしていたから、
お風呂に入れて、速攻寝かせる。

今はカミさんとお茶と、お土産を食べながら結婚式の話を聞いたところだ。

そういえば、冷蔵庫にチョコがあるから、おちびにでも食べさせてくれ。

「チョコ? 珍しいわね。」

カミさんは冷蔵庫を開けタッパを取り出す。
そのタッパはたしか…

「あれ? れいむじゃない。」

そうだ。おとといの夜買ったれいむだ。すっかり忘れていたなあ。
それも食べていいよ。

「ありがとう。おーい、れいむちゃん。」
カミさんがれいむをタッパから取り出して皿の上に置き呼びかける。
れいむは目を覚まし、キョロキョロと何かを探す。
やがて、俺の姿を見つけると頬を赤らめてこう言う。

「おにいしゃん、また、れいみゅのぺにぺにしゃん、なーでなでしてえ」
そして口の下のちょこんとした突起を俺に見せる。

ファッ!?

ビキビキッ。そんな音が聞こえてきた気がした。

「れいむちゃん、どういうことかお姉さんに聞かせてくれるかなぁ?」

掘り下げないでくれっ!

「あのにぇ、きのうのよる、おにいしゃんがれーみゅのぺにぺにしゃんを…」

昨日じゃない、おとといだ。

ってそんなことどうでもいいよっ。説明するなっ。

違う違うんだ。
HENTAIの門を叩いたことは認めよう。
でもそこで引き返してきたんだ。
結果的にピンポンダッシュ的な形になったことは謝る。
謝るから、

野良ゆっくりを見るような目で俺をみないでくれーーーーーーーーーー



実家にUターンや、小遣い減額などの実刑は避けられた。
避けられたのだが、1週間カミさんとおちびから無視しつづけられたことが辛かった。

みんな、食用ゆっくりはちゃんと残さず食べようね。
お兄さんと皆との約束だよ。

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最終更新:2024年04月19日 20:22
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