ゆっくりいじめ系2901 スーパー赤ゆっくりボール3-1

スーパー赤ゆっくりボール (3)

  • 特別悪い事をしていないゆっくりが虐待お兄さんに虐待されます
  • お兄さんは少しウザいかもしれません
  • ゆっくりの生体機能に一部俺設定を含みます
  • 最終的にお兄さんはゆっくりできなくなりますが、実はゆっくりしてます
  • ゆっくりの平仮名台詞、特に赤ちゃんゆっくりの台詞を多く含みます
 読みにくいと思います
  • 書きたいことを書き殴っていたらダラダラと長くなってしまいました
  • 初SS+低文章力注意






「ふぅ・・・・・・・」

母屋に戻って下着を洗い、新しい下着に履き替えた俺は幾度目かの溜息をつく。
幸福の余韻から来る溜息だ。
思い出すだけで口の中に涎が溢れ出し、口元が綻ぶ。
何物にも代え難いあの恍惚感。

何回踏み潰したかな。
赤れいむボールを踏み潰し続け、ゴムの耐久性の限界が来るまで
何回保つか数えるつもりだった。
だが、赤ゆっくりの目玉が潰れたとこまでは数えていたのだが、
そこから先は無我夢中になり、数など数えていなかった。

しかし、そんな事は些細な問題だった。
あの赤れいむボールはしっかりと俺を満足させるまで生き続けた。
それで十分ではないか。
思い出してまたうっとりとする。


「さて・・・あいたたた・・・」

土蔵に戻ろうと歩き出すと、赤ゆっくりを踏み続けた足が痛む。
あの虐待は想像以上に体に負担がかかるなぁ・・・

足の痛みだけではない。
今思い出すと行為の最中は動悸が異常に激しかった。
終わった後もしばらくその状態が続いていた。
そのせいか、今も体が気怠い。

あまり立て続けにあの虐待を繰り返すと命に関わる気がする。
少し勿体ないが残りの赤ゆっくりは普通に虐待して遊ぶとするか。
命あってのゆっくり虐待だ。
俺はまだ虐待しながら果てれば本望などと言える程の境地には達していない。
もっともっと生きて、ゆっくりを虐待したい。
こんな素晴らしい虐待方法を編み出したのだから尚更だ。


--------------------------------


土蔵の前に辿り着くと、入り口の扉を開けっ放しにしていたことに気づく。

「あぁ・・・さっきは意識が朦朧としていたからなぁ・・・
まあ、どうせあいつらが逃げられるわけないけど・・・」

親ゆっくりは足を焼き、赤ゆっくりも串刺しにして地面に転がしているので、
地面に足をつけることはできない。
逃げることなどできるわけがないのだ。

「お待たせ~♪お兄さんの可愛いゆっくり達♪・・・あれ?」

だから俺は土蔵に入った後で間抜けな声を上げてしまった。


親ゆっくりはそこにいる。
緊張した面もちで冷や汗を掻きながら、黙ってこちらを見ている。
だが、赤ちゃんゆっくり達が一匹もいないのだ。

ジッと親ゆっくりを見つめる。
親ゆっくりは俺から目を逸らしてブルブルと震える。


「・・・赤ちゃん達はどこに行ったのかな?」

親まりさに向かって尋ねる。

「ゆゆっ!?あ、あ、あかちゃんたぢなら、も、もうにげちゃいまじた!
と、とびらさんがあいてたから、お、おにいざんがいなくなったら
すぐににげちゃいまじだ!!」

「ふ~ん、そっかぁ・・・」


続いて目を逸らしている親れいむの目の前に移動する。

「よかったねぇれいむ・・・赤ちゃん達逃げられて・・・」

れいむは口を閉ざしたままダラダラと冷や汗を流している。

「れいむ、赤ちゃん達逃げられて嬉しい?嬉しいよね?」

そのれいむのほっぺたの辺りを優しく撫でてやる。
まるで赤ゆっくりでも入れているかのように、
少しぷっくりと膨れているほっぺたを。
親れいむは緊張したかのように目を見開き、わずかにコクコクと頷いているようだ。
流れる汗の量が更に増える。

「そう、嬉しいかい。良かったねぇ。
じゃあお兄さん、赤ちゃん達探しに行くのは諦めて、
ここでれいむ達とゆっくりしてようかな。」

「んんゆ~~!?」

親れいむが口を閉じたまま呻き声を漏らし、その目が驚愕に更に見開かれる。

「お、おにいさんは、あかちゃんだじおいがげだほうが いいどおぼいまず!?
あかちゃんだじはあじがおぞいがら、あじのばやいおにいざんなら
ずぐおいづぐどおぼいばずぅぅ!?」

親まりさが割り込んできて、必死に俺に赤ゆっくり達を追いかけろと進言してくれる。

「いやぁ、お兄さんがいなくなってからすぐに逃げちゃったんでしょ?
それじゃ流石にお兄さんでももう追いつけないなぁ。
ここでれいむ達の顔でも見ながらゆっくりしていくよ。」

「あ、あ、あ、あがぢゃんだぢは、ぼ、ぼうざんがざざっでるがら、
ぞ、ぞんなにどおぐまでいげないどおぼいばずぅぅ!」

「ふーん、棒さんがねぇ」

言いながら、親れいむの閉じた口の端から少しだけはみ出している棒、
竹串の端を摘むとクルクルと回してやる。
竹串からブルブルと小刻みな震えが伝わってくる。
こちらもブルブルと震えながら俺の指に視線を落としている親れいむの目には、
なみなみと涙が湛えられている。

「そっか、じゃあ追いかけてこようかな。」

竹串から手を離すと、親れいむと親まりさの顔から緊張の色が微かに薄らぐ。


「その前にれいむ、ご飯食べる?お腹すいたでしょ?」

親ゆっくり達の表情に再び緊張が走る。

「だいじょうぶでず!れいむはおながいっばいでずぅ!!」

と答えたのは親まりさ。

「お兄さんまりさには聞いてないよ?れいむに聞いてるんだよ?
れいむはお腹空いているよね?」

親れいむはブルブルと首?を横に振る。

「ん?どっちかな?ちゃんと答えてくれないとわからないよ。
そうか、遠慮してるんだね。れいむはお行儀のいいゆっくりだね。
でも遠慮なんかしなくていいんだよ。
れいむは2匹も可愛い赤ちゃんゆっくりをお兄さんに潰させてくれたからね。
お礼に美味しいご飯をあげるよ。」

そう言うと、放置してあった虐待道具入れの木箱から箸と布の包みを取り出す。
包みをほどき、包んであった乾燥した赤い果実を地面にばら撒く。
それを箸で三本摘み上げ、親れいむの口の前に差し出す。

「さ、お口開けてごらん、れいむ、とっても美味しいよ」

優しく笑いかける俺に対し、親れいむはイヤイヤをするように首を振り、
動かない足で差し出された箸から逃れようと後ろにのけぞる。

「ふふふ・・・遠慮しなくていいんだよ。」

俺は開いている方の手で木箱を探り、ペーパーナイフを取り出す。
食いしばられた親れいむの上の歯と下の歯。そこにできた一点の隙間。
親れいむの歯に噛みしめられた竹串の太さ分だけ、僅かに上の歯が浮いている。
その隙間に寝かせたナイフの刃を滑り込ませ、更に奥に押し込ませてから、
ゆっくりとナイフを捻って刃を立ててゆく。

「んっぐ!?」

一声呻いた後、親れいむは必死に顎に力を込め、口を開かれまいとする。
だが、どれだけ歯を噛みしめようと、人間の力で回す金属のナイフには抵抗などできない。

「んぎゅぅ゛ぅ゛う゛!?」

親れいむが目を白黒させる。

「お゛に゛いざん!ごばんはいいがら、あがぢゃんおいがげでぐだざいぃ!」

無駄な懇願を繰り返す親まりさを無視して、更にナイフの刃を立ててゆき、
親れいむの歯をこじ開けた。
小さな隙間なので親れいむの口の奥までは暗くて見えない。

見えないが、
「きょわいよぉ・・・」
「ちっ・・・ちじゅかに ちないちょ、みちゅかっちゃうよ・・・」

などとボソボソと話す赤ゆっくり達の声が聞こえてくる。
敢えて聞こえないフリをしてやる。


親ゆっくりも赤ゆっくりも動けないと思って油断していたが、
どうやら舌で赤ゆっくりを掴んで口の中に隠したようだ。
苦しむ赤ゆっくりを目の前で見せてやりたくて、
親れいむの前に転がしておいたのだが、少しばかり近すぎたようだ。

それが何の役に立つのかは知らないが、一応俺の裏を書く形にはなったわけだ。
ゆっくりの知能に敬意を表して、きちんとお礼をしてやらなければならない。



「さあ、お食べなさい」

開いた隙間に箸を差し入れ、三本の赤い果実を口の中に入れてやり、
ついでに口からはみ出していた竹串も奥に押し込んでやってからナイフを引き抜く。
ガチン!と音がして親れいむの口が閉じた。

「ゆ・・・」

れいむのお口の中の赤ちゃん達が見つからなくて良かった。
餡子脳でそんな事を考えたか、赤まりさが安堵の溜息を漏らした。次の瞬間。

「ん゛ゆ゛っ!!?ん゛っん゛ん゛~!!!」

跳ねるように親れいむの体がビクンと震えた後、激しく呻き声を漏らした。

「ゆっ!?れいむ!どうじだんだぜぇぇ!?」
「ん゛お゛っ!!ん゛お゛お゛っ!!ん゛お゛お゛ぉぉっ!!」

親まりさの声など耳に入らないかのように、
親れいむが狂ったように上半身をのたうち回らせる。

なかなか頑張るではないか。

三本の赤唐辛子。
俺だって一本食べただけで辛くて死にそうになる。
甘い餡子で構成されるが故に辛い物が大の苦手なゆっくりが、
そんな物を三本も食べたらタダでは済まない。

舌や喉が焼かれるは言うに及ばず、体内に飲み込まれた唐辛子は餡子までをも焼く。
親れいむとしては一刻も早く吐き出したいところだ。
いや、親れいむの意志とは無関係に、体の餡子が唐辛子の消化・吸収を拒絶し、
既に唐辛子に触れてしまった餡子ごと体外に排出しようとしている筈だ。
だが、それをすれば、餡子と一緒に口の中に隠れた赤ゆっくり達も吐き出されてしまう。
だから、必死に歯を食いしばって、
体内から吐き出された餡子を必死に口内で押しとどめているのだ。


「ん゛お゛お゛お゛ぉぉっ!!ん゛お゛お゛お゛ぉぉっ!!!!」

親れいむの顔の色が赤から青、青から赤へとめまぐるしく変わる。
全身がヌラヌラとした気味の悪い液体に濡れている。
白目を剥きながらも、まだ歯を食いしばっている。
嘔吐の圧力に歯の隙間からニュルリと漏れだしたのであろう餡子が、
口の端から溢れてくる。

「ん゛ごっ!!ん゛っぎっぎっぎっ!!!!ん゛ごぉっ!!」

呻きに合わせるように、親れいむの体の各所がへこんだり膨らんだりを繰り返す。
一体どれだけ大量の餡子が親れいむの体の中を移動しているのだろう。
さぞや苦しいに違いない。

「でぃぶぅぅ!!!じっがりずるんだぜぇぇぇ!!!」

親まりさは何もできずただ歯噛みするばかりだ。



そろそろ楽にしてやるか。

俺は地面に落ちていた赤唐辛子を箸で摘み上げると、
それを涙を流し続ける親れいむの左目にポトリと落とした。

「!!!ゆぎゃぼっゆぐぼべぇぇぇっっ!!!ゆぼべぇぇっっっ!!!
ゆぼぼおぉぉっっっ!!!」

目を焼かれる悲鳴は、すぐに激しい嘔吐の音で掻き消された。
たちまち大量の餡子の山が盛り上がる。

「ゆびゃっ!」「ゆべっ!!」「ゆびゅん!」

串に刺さった赤ゆっくり達も次々に母親の餡子と共に排出される。

「でぃぶのあ゛んごがぁぁぁぁぁ!!!じなな゛いでぇぇ!でぃぶぅぅぅ!!!」

親まりさが泣き叫ぶ間にも嘔吐は続いた。



「・・・ゆ・・・・・ゆげぇ・・・・」

力なく嘔吐の声を漏らす親れいむだが、既に餡子はほとんど出てこない。
体内の異物を排出し切ったというよりは、体内の餡子を失い過ぎて、
異物を排出するだけの餡子圧を捻出できないようだ。

「あーあ・・・だいぶ吐いたな。こりゃ。」

親れいむの体は大きく萎んでいる。饅頭というよりは空気の抜けかけた風船のようだ。
吐き出した餡子の量は・・・全体の六割ってとこか。致死量ギリギリかな。
念のためオレンジジュースをかけてやる。
赤ゆっくりの最期を見届けるまで生きててもらわなければ困る。

「れいむ゛ぅ・・・れいむ゛ぅ・・・」

パートナーの惨状に涙を流す親まりさ。

「おきゃぁしゃん・・・ちんじゃやぢゃぁ・・・・・」
「やぢゃ・・・やぢゃよぅ・・・」
「ゆええぇぇん・・・」

赤ゆっくり達も自分達の窮状を一時忘れたのか、親れいむを心配して泣いている。
美しい親子愛だ。



「それにしてもれいむは非道い母親だね。」

「ゆぐっ!?どぉぉじでぞんなごどいうのぉぉぉ!?」

唐突な俺の言葉に親まりさが非難の声を上げる。

「「「ぢょおぢちぇ ぢょんにゃごちょ いうにょぉぉぉぉ!?」」」

赤ゆっくり達も声を揃えて抗議する。
当の親れいむは力なく俺に視線を向ける。


「教えて欲しいんだけどさ、赤ちゃん達をお口の中に隠して、
その後どうするつもりだったの?」

「ゆっ・・・?」

親まりさが返答に詰まる。
親れいむは口を開くことはできないが、その表情からは、
親まりさと同じ困惑を抱いているのが見て取れる。

恐らく先の事など考えていなかったのだろう。
危険が迫った時には子供を口の中に入れて守るという、
ゆっくりの本能のみに従ったに違いない。
だが、今回の状況下ではそれはゆっくりできない選択だった。

「赤ちゃん達をお口の中に隠して、どうするつもりだったの?
赤ちゃんも君達も動けないでしょ?ここから逃げることはできないよね?
ずっとここにいたら、いつかお兄さんに見つかっちゃうよね?」

「ずっと隠しておくつもりだったの?そんなことしないよね?
そんなことしたら赤ちゃん達の体が溶けてゆっくりできなくなるよね?
お母さんならそれくらい知ってるよね?」

「ね?お兄さんから赤ちゃん達をずっと隠しておくなんてできないよね?
それなのにどうして隠したりなんかしたの?」

「・・ゆ・・・でも・・・・」

親れいむが苦しそうに声をあげる。
他に何ができたのか、そう言いたそうな表情で。
だから、俺は教えてやる事にする。


「言ったよね?
お兄さんは赤ちゃん達に一杯一杯痛くて苦しい思いをさせて潰すって。
お姉ちゃんのれいむがどうなったか、みんな見てたよね?
ねぇ、赤ちゃん達、お姉ちゃんみたいな目に遭いたい?」

「「「やぁ・・・やちゃぁ・・・・・」」」

ゆんゆん泣きながら素直に答える赤ゆっくり達。

「そうだよね。イヤだよね。
ねえ、お母さん達?
あのお姉ちゃんれいむと、最初にお兄さんが潰しちゃった赤ちゃんまりさ、
どっちが幸せだったと思う?」

「・・・ゆ゛・・・ゆ゛わ゛わ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・・・・」

親まりさが目と口を見開き、ガクガクと震えながら声を出す。
親れいむも声こそ出さないが、同じような表情で震えている。

この親ゆっくり達は、野生のゆっくりにしては比較的賢い。
そして何よりも子供達の事を一番大事に思っている。
だから、俺の言葉から悟ってしまったのだ。
他ならぬ自分達自身が、赤ちゃん達が一番ゆっくりできる方法を、
その最後のチャンスを奪い去ってしまったのだと。

「そうだよ・・・赤ちゃん達をお口の中に隠すことができたのなら・・・」


「そのまま食べてしまうべきだったんだよ。
 お兄さんに虐められて苦しまないように。
     楽に死ねるように。」


--------------------------------


「いやちゃぁ・・・・いちゃいのいやちゃ・・・くりゅちぃのいやちゃ・・・」

俺が掴んでる竹串は赤れいむが刺さった竹串。

「たちゅ・・・けちぇ・・・おちょう・・しゃん・・・おきゃあ・・・しゃん・・・」

助けを求め親の方に目をやるが、親ゆっくり達は放心状態で涙を流しているだけで、
何も答えを返さない。

「ほうら、れいむちゃん、美味しいご飯だよ♪」

赤れいむの口をこじあけると、丸めた紙くずのような物をその中に押し込む。

「んゆっ・・?!」

危険を感じ、紙くずを吐き出そうとする赤れいむだが、
俺が紙くずを指で押さえ、吐き出せないようにする。
すぐに紙くずは赤れいむの口の中の餡子に飲み込まれてゆく。
それを確認してから、串に刺した赤れいむを、今は亡き姉赤れいむと同じ手順で
ゴムでコーティングしてやり、赤れいむボールを作り出す。


「ゆゅ・・・ちゅぶちゃないじぇぇ・・・れいみゅ ちゅぶちゃれちゃくにゃいぃ・・・」

このまま姉と同じ運命を辿ると思い、泣きながら潰さないでと懇願する赤れいむ。

「大丈夫だよ。れいむちゃん。お兄さん、れいむちゃんは潰さないことにしたんだ。」

「ゆ・・・ほん・・・ちょう・・・・・・?」

流石に何度も期待を裏切られているので、俺の言葉を完全に信用してはいないが、
それでも、藁にもすがる思いで俺の言葉に希望を抱かずにはいられない。

「本当だよ。お兄さん約束するよ。れいむちゃんは潰さない。」

笑顔で答える俺。そう、今度は嘘はついていない。潰しはしない。

「ゆゆ・・・・♪」
愚かにもそれで自分が助かるとでも思ったのか、赤れいむがこちらに笑顔を向ける。


「ところでれいむちゃん、これ何だかわかるかなー?」

そう問いかけながら、一本の赤唐辛子を赤れいむに見せる。

「ゆゆっ!?あきゃいみしゃんは ゆっきゅちじぇきにゃいよぉぉぉぉ!!
ゆえぇぇぇん!!!やめちぇぇぇぇ!!!ちゃべちゃくにゃいぃぃぃ!!」

また泣き出してしまう。
どんなものだかわかっているらしいな。
親れいむの口の中に入れた時に見ていたのかもしれない。

「ハハハ、大丈夫だよ。これはれいむちゃんには食べさせないよ。」

俺は赤唐辛子をポイと地面に投げ捨てる。
その様子を見て安心したのか、赤れいむの泣き声が火のついたような泣き声から
ゆぐゆぐとしゃくりあげる泣き声に変わる。

「だってれいむちゃんはもう食べちゃったもんね。」

「ゆゆっ!?れいみゅ ちょんなにょ ちゃべちぇにゃ・・・ゆっ!?
ゆ゛ぎっ!!ぎゃ、ぎゃり゛ゃい゛ぃぃぃぃ!!!!!!」

効いてきた、効いてきた。
先程赤れいむの口に押し込んだ紙くずの正体はオブラート。
そしてその中にはたっぷり三本分の赤唐辛子を細かく刻んだものが詰まっている。
赤れいむを"加工"している間にオブラートが体内でゆっくりと消化されてゆき、
時間差で中の赤唐辛子片が露出する。
突然体内で"発生"した、赤唐辛子というゆっくりにとって猛毒とも言える異物。
ゆっくりの体の反応は一つ。親れいむと同様。


「ゆ゛べぇっ!!!ぎゃり゛ゃい゛ぃぃぃ!!!ゆ゛ぼぉっ!!!」

餡子と共に赤唐辛子を嘔吐する。いや、嘔吐しようとする。
だが、その時には"加工"は既に完了している。
嘔吐しようにも、吐き出した餡子は赤れいむを覆うゴムの層で止まり、
再び赤れいむの体内へと戻ってゆく。


「ゆ゛げぇっ!!!ぎゃり゛ゃっ!!ゆ゛べぇぇっ!!ゆ゛げろぉっ!!」

そして体内の餡子が赤唐辛子を含んだ餡子を拒絶し、再び嘔吐を繰り返す。
赤唐辛子交じりの餡子が往復する内に、刻まれた赤唐辛子は、
体内の餡子という餡子に拡散する。
いまや、赤れいむの体内の全ての餡子が猛毒となっていた。

親れいむでさえ、致死寸前まで至らしめた赤唐辛子。
それと同量を、親の百数十分の一の体積しかない赤ゆっくりに与えた。
今、赤れいむは体内の全てが焼けただれ、
餡子がひっくり返るような苦しみに苛まれていることだろう。

「ゆ゛え゛っ!ゆ゛げぇぇっ!!ゆ゛ぼぼぉぉぉ!!ゆ゛っげぇぇぇ!!」

全ての餡子を吐き出そうとする勢いで、だが、餡子の一粒として吐き出すことなく、
嘔吐を繰り返す赤れいむボール。
最初に潰した姉と区別するために、「えずき赤れいむ」と呼ぶことにするか。

えずき赤れいむを、同じ苦しみを味わった親れいむの前に転がしてやる。
しばらく驚愕と恐怖の表情でえずき赤れいむを見つめ、震えていた親れいむだったが、
死んだ方がマシと思える赤れいむの苦しみようにやがて目を瞑り、
「ごべんね゛ぇ・・・ごべんね゛ぇ・・・」
とうわごとのように繰り返すだけになった。

えずき赤れいむは、たかだか三十秒ほど苦しんだだけで餡子を嘔吐し、
瀕死になった親れいむとは違う。
酸素不足で窒息死するまで何時間でもひたすら嘔吐を繰り返すことだろう。
親れいむは、自分よりも遙かに強い存在となった赤れいむを見て、
親として我が事のように喜びに打ち震えることだろう。


「ゆ゛ぶっ!ゆ゛ぼっ!ゆ゛ぼっ!ゆ゛ぶぼお゛ぉぉっ!?
ゆ・・ゆ・・・ゆ゛げえ゛ぇぇ!!ゆっぐ・・・ゆぼぉぉぉぉぉぉぉっ!!!」

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最終更新:2011年07月30日 02:07
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