ゆっくりいじめ系344 ゆっくり調教

ゆっくりの躾け方・上巻

はじめに

ゆっくりを躾けるのは非常に難しい。
何故なら異常なまでに知能が低く、教えた事を三分で忘れるからだ。

比較的簡単なのはれいむ種だろうか。
知能レベルは最低に近いが、それでも根が素直なところがある。
生まれた時から愛情を注ぎ込むか、恐怖と暴力を与えればそれで済む事が多い。

逆にまりさ種は非常に難しい。
愛情を与えても、飼い主は自分を保護するためのものとしか見ず、横暴な態度は何時までも残る。
暴力で従わせようとしても、従った振りをして虎視眈々と脱走や報復の機会を窺う様になる。
また、その強い好奇心とリーダー気質から周囲の飼いゆっくりを巻き込んで悪さをする事も報告されているので手に負えない。
ブリーダーの間ではまりさを調教できたら一人前と言われているほどだ。

では、ゆっくりれみりあはどうなのだろうか。
難易度は中といったところ。頭は悪いが、他の種と違って悪知恵が働かないのはプラス要因。
毎日躾を欠かさなければ、それなりのレベルにまでは簡単に持っていける。
もっとも躾を怠れば他のゆっくり以上の早さで増長し、知能の劣化もそれに比例する。
そしてそれ以上に、ある一定以上の能力を求めるのには難しい。
何故なら持ち前の知能の低さが邪魔をし、高度な事を教え込めないからだ。
れみりあ種に高度な事を覚えこませるには、それこそ達人と呼ばれるほどの腕前を必要とする。

さて、前書きはこのくらいにしておいて、早速行動に移ってみよう。
前述の通り、初心者にはれいむ種から手を付ける事をおすすめする。

まずは固体の選別。
初心者は知能強化を施された赤ん坊を買うのをおすすめするが、野生の個体を選ぶとなるとそれなりのコツがいる。

「ゆっくりしていってね!」

初対面で上記の様な事を言ってくる固体は間違いなく知能が低い。
人間の恐怖を知らない野生の個体は、学習能力が著しく低い事を示す。
少しでも知能があれば、自分より大きい生物に対して警戒するのが当然だろう。
ついでに言えば他のゆっくりと情報交換ができていない証拠でもある。

なので上記の様なゆっくりを見つけたら優しくハンマーで潰してあげよう。
知能の低い野良ゆっくりを残しておくと、後々誰かが被害にあうかもしれない。
外出時には専用のゆっくり潰しハンマー(税込:535円)を持ち歩くのがエチケットだ。

次に選別の合格基準だが、これは方針によって異なる。
愛を与えるのなら家族がいる固体は止めた方がいい。人間よりも同族に対しての感情が強いからだ。
群れからはぐれた固体や、家族から追い出された固体なのが御し易いだろう。
そしてできれば赤ん坊がいい。成長後にその性格を矯正し、知識を与える事は難しい。
恐怖を与えて従わせるのならその逆。
家族はいい脅迫の材料になるし、見せしめにも使える。
これもやはり赤ん坊が良いし、何より長い間楽しめる。

と、言っても変異種でもない限り個体差はそこまで大きくない。
面倒だと思ったり、自分の腕に自信があったりするのならどんな固体でもいいだろう。



「……なるほどな」

お兄さんは読んでいた本を脇へと置き、透明な箱に入ったゆっくりれいむを眺める。
家の前で倒れていたのを保護し、飼ってもいいかなと考えていたところだ。

「こいつ飼えるのか? 本見た限りでは結構難しそうなんだが」

箱の中のれいむはお兄さんの考えも知らず、暢気に眠っている。
散々お兄さんに餌を要求し、満腹になったら直ぐに眠ってしまったのだ。
まあ、非常にゆっくりらしい性格をした固体だと言えるだろう。

と、その時れいむが目を覚ました。
しばらく辺りをキョロキョロとしていたが、やがて自分が知らない場所で透明の箱に入れられている事に気付く。

「おにいさん、れいむへんなはこのなかにはいってるよ! ゆっくりだしてね!」

お兄さんが声を掛ける前に、れいむは箱から出せと要求してくる。
が、そうはいかない。ゆっくりを部屋の中で放し飼いする気はお兄さんにはない。
あくまで観察したり、偶に遊んでやる程度の存在でいいのだ。

「おにいさんれいむのこえがきこえてないの? それともばかなの? れいむのいうことがりかいできないの?」

その声にお兄さんの眉が傾く。
助けてやった上に餌もやったのだが、それを忘れていきなりこれか。
お兄さんは騒ぐれいむを無視し、先ほどの本の続きに目を通す。



では実際に躾を行っていこう。
まず全体を通して注意すべき事は、ゆっくりより自分の方が上だと理解させる事だ。
これは愛情を与える場合にも必須だ。これがないと、ゆっくりは飼い主の事を便利な道具程度にしか思わない。

大事なのは懐いてないうちはゆっくりの要求を絶対に聞き入れない事。
餌が欲しい、遊んで欲しい、外に出して欲しい、などと言った要求は全て却下。
何故なら簡単に要求を呑むと、ゆっくりは飼い主を自分より下だと思い込む。

それに、飼い始めたばっかりのゆっくりを箱の外に出すのは危険だ。
何故なら十中八九部屋の中を荒らしまわるか、自分の家宣言をし始めるからだ。
調子に乗ったゆっくりを一気にどん底まで叩き落し、短期間で服従する方法もあるが初心者にはおすすめできない。

上記の様に書いたが、餌はやらないと流石に不味い。
ゆっくりは多少の絶食では死にはしないが、固体によっては絶望や思い込みで死に至るので長期間の絶食はおすすめはできない。

さて、餌のやり方だが、まずは自分の食事をゆっくりに見せながら食べる。
そして自分の食事が終わった後、食べかすや野菜クズをゆっくりに与えよう。
その際、いただきますとキチンと言わせよう。言わない様なら軽めの罰を与えていい。
そうする事によって、飼い主の方が上であるとゆっくりに教えるのだ。

間違ってもゆっくりの食事を優先したり、ゆっくりに手作りで餌を作ったりするのはしてはいけない。
そうする事によってゆっくりは増長するうえに、ゆっくりは自分に都合の良い事は中々忘れない。
少しでも餌のランクを落せば癇癪を起こし、飼い主の食事まで要求してくる事も多々ある。
大事なこの作業を根気良く続け、ゆっくりに自分の立場を理解させる事が……



「……いかん、めんどくさそうだな」

お兄さんは本に栞を挟んで閉じ、溜息を吐いた。れいむは読書中も煩く喚きたてていたが、当然無視。
お兄さんの認識よりも遥かに、ゆっくりを飼うのは面倒そうなのだ。
もっとも生き物を飼うのは大抵面倒なのだが、生き物を飼った事のないお兄さんには分からない。

「む゙じぢない゙でえ゙ぇぇぇ」
「……まあ、やるだけやってみるか。懐けば可愛いだろうし」

それに犬や猫よりかは手間も掛からないだろうし、話し相手にもなるだろう。
そうお兄さんが考えていると、ふと周囲が暗くなっている事に気付く。
そろそろ夕食の時間か。そう思ったら腹が減ってきたので、お兄さんはれいむを無視して台所へと移動する。

「ほーら、メシだぞお」
「ゆゆっ! おにいさんれいむのためにありがとう! ゆっくりれいむにちょうだいね!」

お兄さんは焼き魚と味噌汁、そして白米をれいむの前に置いて見せ付ける。
そして透明な箱と取り去り、れいむを解放してやった。

そうすると当然れいむは飯へと急ぐが、たどりつく寸前にお兄さんの手が伸びる。
軽いデコピンによってれいむは弾き飛ばされ、勢い良くタンスにぶつかった。
そして素早く透明な箱を被せ、お兄さんは箸に手を伸ばす。

「どうじでごんなごとずるのおぉぉぉ」
「誰がお前の飯だっと言った。これは俺の飯だ」
「ゆ? おにいさんなにいってるの? それはれいむのごはんだよ?」

泣きながら喚くれいむを他所に、お兄さんは白米を掻きみ、酒で咽を潤す。やはり労働の後の一杯は美味い。
頭に疑問符を浮かべているれいむの戯言など、耳に入らぬほどだ。

「ゆゆっ! おにいさんれいむのごはんかってにたべないで! れいむはどろぼうきらいだよ!」
「だから何時お前の飯になったんだ。これは俺が用意したんだぞ」
「そんなのかんけいないよ! れいむがみつけたんだかられいむのごはんだよ!」

いかん、埒があかない。
お兄さんはそう舌打ちし、食事を中断して本を手に取る。
そもそもお兄さんが持ってきたのに、どうしてれいむが見つけた事になっているのか。



ゆっくりへの対処法 食事編……58P

それでもゆっくりが食事の際に我侭を言う事は多々あります。
曰くその食事は自分のものだ、餌の量が少ない、餌の味が悪い、などと要求は多種多様です。
そういった事を言い出した場合、罰として餌を取り上げたり、次の餌を極端に少なくしたりすると効果的でしょう。
ゆっくりの知能は非常に低いですが、餌についての事は案外素早く覚えます。
不満を言ったりすれば自分の餌がどんどん少なくなり、味が落ちていく、貰えなくなると理解させるのは難しくはないです。
しかし、まりさ種の場合は飼い主の食事を横取りしようとする事も多いので、反省したから箱から出して、などと言っても無視しましょう。

また、どうしても聞き分けないのなら絶食や体罰も手です。
絶食の目安は丸一日です。一食抜いた程度では、ようやく自分の命令を聞いて持ってきたと錯覚される事も多々あります。
半端にやると逆効果になるので気を付けましょう。

体罰は頬をちぎる、もしくは針で刺す程度でいいでしょう。
それによって力の差を覚えさえ、徐々に飼いならして行くのが最善です。
あまり初期から激しい体罰を加えると、まりさ種でなくとも恨みを抱く可能性があるので注意が必要です。



「おにいさんはやくれいむのところにはこんでね! あとここからだしてね!」
「……ゆっくり、一つ聞こう。これは誰の飯だ?」
「おにいさんばかなの、なんかいいえばわかるの? そのごはんはれいむのだよ、ゆっくりりかいしてね!」
「あっ、そう。馬鹿には今日の餌はなしだ」

そう言うとお兄さんはれいむの見ている前で黙々と食事を続ける。
どおじてだべじゃうのおぉぉ、などと色々聞こえて来るが、お兄さんにはただの雑音に過ぎない。
そして全て食べ終え、ごちそうさまと手を合わせた。

「明日お前に餌をやるかどうかはお前の態度次第だ」
「れ゙い゙む゙のごはんがあぁぁぁ」
「……ほんとに飼えるのか、こいつ?」

不安を覚えながらも、れいむを入れた箱に布を被せ、押入れにしまいこむとゆっくりは寝室へと向かう。
あの調子で騒がれた煩くて寝れやしない。
明日からの躾をどうするか考えながら、お兄さんはゆっくりと眠りに付いた。



本格的な虐待……ではなく調教は次回くらいで
躾マニュアルみたいな感じ書こうとしたけど上手く書けないな……

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最終更新:2008年09月14日 05:55
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