ゆっくりいじめ系2789 れみりゃ農法

  • れみりゃ独自設定、胴つきになるか不確定
  • 人間は直接虐待しません。駆除メイン
  • 害獣扱い等のゆっくりヘイトがあります。ヘイト・アンチが嫌いな方は戻る事をおススメしマス
  • 変な特撮ネタあり










農家にとって、ゆっくりは深刻な問題だった。




ゆっくりは本来草や虫などを食べて生活する。彼女らの認識では土から生えてくるもの、
木になっているもの、それらの見つけたものは全て自分の獲物である。
ゆっくりにとって人間の農作物は飛びぬけて美味であるという事を除き、
そこらの雑草と変わらない認識なのだ。
人間の住んでいる近くには沢山のおいしい食べ物が山ほど並んでいる。
そう認識しているゆっくりが人間の田畑を荒らすのは避けられない事実と言えた。

他の野生動物もまた、畑を荒らす事がある。
しかしゆっくりが厄介なのは命知らずの無鉄砲さにある。
野生動物は人間が危険だという事を知っている。畑が人間の領域である以上、無闇には近寄らない。
しかしゆっくりは欲求に非常に忠実で、そして命知らずである。
人間が恐ろしいものだと知ろうが知るまいが、農作物の味に魅せられて田畑にやって来る。
駆除こそ簡単だが、その後何度も他の個体が間断なく畑を荒らしに来る。
運良く作物の味にありついた個体はさらに味を占め、仲間を教唆して再びやって来る。
まさに悪循環を作り出す終わりの無い戦いであった。



そこで、この村はこのイタチごっこを終わらせる為にある方法を取り入れる事となった。



「ゆっくり!ゆっくり!」

「にんげんさんがひとりじめしてるおやさいさんをとりかえしにいくよ!!」

「いっぱいたべてみんなでゆっくりしようね!!」

スタンダードなれいむ、まりさの番が村外れの畑へと跳ねていく。
畑には人参、大根、きゅうりなど様々な種類の野菜が栽培されていた。
れいむ・まりさは目を輝かせながら畑へと向かっていく。

「ゆ…あああーーーー!!!おやさいさんがいっぱいだよぉぉ!!!」

「すごいんだぜ!!ぜんぶいただくんだぜ!!!」

「いっぱいたべてかわいいあかちゃんつくろうね!!!」

ああ、どれからたべよう。あのやさいさんはとってもゆっくりしてる。
かんだらあまそう。どんなしあわせー!がおとずれるんだろう。
こんなゆっくりしたおやさいさんをむーしゃむーしゃできるれいむはきっととくべつなゆっくりなんだね。

そんな夢のような事を考えながら、一歩一歩と野菜へと歩んでいく。
あとほんの少しで野菜へとかぶりつけるその瞬間、野菜の影から姿を現したものがあった。

「うー!うー!」

「「れみりゃだあああぁぁあぁあああ!!!!!」」

目の前に現れたのは胴無しのれみりゃ。言わずと知れたゆっくりの捕食種である。

「どぼじでおひさまがでてるのにいるのぉおおぉ!?!?!?」

「うー!」

れみりゃはれいむの頭へとかじりつく。

「ゆぎゃああああ!!!!!でいぶのあんごさんずわないでねええ!!!!」

自分の血、内臓が吸い上げられるおぞましい感触。自分の中が空虚な器になっていく喪失感。
全身を襲う激痛と無力感。もはや叫ぶ声すら弱々しくなっていく。

「もっど…ゆ”っぐりじだがっだ…」

体内の大半の餡子を吸い尽くされ、ペラペラになった番を目の前にしてまりさは踵を返した。

「まりさはにげるんだぜ!!くいいじのはったれいむにほいほいついていったまりさがばかだったんだぜ!!」

まりさが畑から逃げ出そうとしたその瞬間。またも野菜の影から何かが飛び出した。

「うー!うー!」

「あまあまー!うー!」

「なんでにひきもいるんだぜぇええぇええ!!?!?!?」

右から、左から同時に噛みつかれるまりさ。

「ゆぎゃあああ!!!!はなせ!!はなすんだぜ!!!」

ジタバタと暴れまわるまりさを弱らせるためか、片方のれみりゃがまりさの底部を噛みちぎる。

「ばりさの”!!ばりさのあぢがぁあ”あ”あーーーー!!!」

その瞬間を逃がさず上から押し潰すようにのしかかり、牙を深く突き立てるもう片方のれみりゃ。
息の合った連携プレーだ。そしてここからは彼女らのランチタイムだ。
上から、下からと同時に餡子を吸い始める。

「まりざの!!あんござんが!!なくなるぅぅうう!!!やめて!!やめてねぇえええ!!!!?」

「うー♪うー♪」

「うー!うまー!」

至福の表情でまりさの餡子を吸い尽くすれみりゃ。
対照的にまりさの表情は地獄の表情と変わっていく。
その表情には後悔と絶望しか映っていない。

「ゆ”っぐりしだ…げっか…」

断末魔を言い終えるよりも先にまりさはあの世に旅立った。
焦がれるほどに夢見た野菜の数々に囲まれながら一片も口にする事無く死ぬとはなんという皮肉か。
至上のご馳走を思い切り食べるつもりで、夢見心地で訪れたれいむとまりさ。
結果、自分自身がご馳走として平らげられるとは夢にも思わなかっただろう。
まるで注文の多い料理店である。




「上出来だな」

人間の声がする。この畑の持ち主である。満腹になって至福のれみりゃを撫でながらつぶやいた。
畑の上には苦悶の表情を浮かべて息絶えたれいむとまりさのデスマスクが転がっていた。

「あまり長く日に当たると良くない、巣箱に戻るんだ」

「うー!うー!」

「うー!うー!」

フワフワと浮きながら大きな鳥の巣箱の様な、木の箱の中へと3匹のれみりゃは入っていく。
そう、このれみりゃは男が飼っているゆっくりであった。



アイガモ農法と言うのを御存知であろうか。
水鳥のアイガモを水田に放ち、雑草や害虫を食べさせる事で稲を育てるという、
農薬を使わないクリーンな農業法である。
それをゆっくりの捕食種であるれみりゃに置き換えたのがれみりゃ農法である。

れみりゃは通常のゆっくりが餌とするような草や野菜等には興味を示さない。
食べるのは甘味か野生の甘味といえるゆっくりの中身である。
そのゆっくりを襲う食性と野菜に無関心な習性を活かし、
れみりゃを飼う事で畑に侵入するゆっくり達を駆除させるのである。
ゆっくりは野菜を目当てに際限なく畑に侵入してくる。
その為れみりゃもエサに困る事は無いし、住む巣も用意してもらえる。
ゆっくりを襲うというれみりゃの本能を利用しているため、特別躾等で苦労する事は無い。
また、れみりゃ達が食べ残したゆっくりの皮は作物の肥料になる。
無駄の無いエコロジーな農法なのだ。

この農法において、課題であったのはれみりゃが日光に弱いという点だった。
その点は加工場の研究による品種改良によって解決した。
特に苦労も無くお手軽にゆっくりの駆除ができるこの方法は、
ゆっくり害に悩んでいたこの村に強く歓迎された。
この男の畑のみならず、多くの農家がこのれみりゃ農法を採用している。

耳を澄ましてみれば、今日もあちらこちらの畑でゆっくりの断末魔が木霊している。


「むぎゅううぅう”う”うぅ!!!れみりゃがひるまからいるなんてありえないわーーー!!!!」

「ばちゅりーのばかぁああぁあ!!じねぇえええぇーーー!!!!」

「みんなここでたべられちゃうんだねー、わかるよー」

知能が高いはずのぱちゅりー種が畑荒らしにやってくるとは。
自分の知識に相当思い上がった個体だったのだろう。

ゆっくり達の断末魔を背に、男は家の中へと戻っていった。
れみりゃもゆっくりがやって来ればその役目を果たしに出るのであろう。
この村はゆっくりの悲鳴が日々聞こえる以外は平和になったと言えた。



だが、この農法にも問題はあった。
意外な事に、原型となったアイガモ農法同様の問題点なのである。

まず第一に生物という性質上、不安定である事。
いくらゆっくりが懲りずに畑にやって来ると言っても、その数が多い日や少ない日がある。
侵入してきたゆっくりが一匹もいない日もあるのだ。
そのため腹をすかせたれみりゃ達に補助のエサを与えなくてはならない事もある。
逆に侵入したゆっくりが多すぎる日は満腹で狩りを行わない場合がある。
そういった場合は結局人間が駆けつけるしかなくなってしまうのだ。

また、捕食種とは言っても脆弱なゆっくり。
他の野生動物に襲われて数を減らしてしまう事もある。
雨天時に巣箱に退避するのが遅れて死んだれみりゃもいる。



そしてさらに大きな問題があった。それが、この男が今迎えようとしている問題である。

「ふむ…今日もしっかり働いたようだな。れみりゃ、いるか?」

餡子を吸い尽くされたゆっくりのデスマスクを尻目に、れみりゃの状態の確認に訪れる男。

「うっう~♪きょうもおぜうさまはぜっこうちょうなんだどぉ~♪」

「ナンダ!オマエハ!」

「れみりゃはほんとうのかりすまおぜうさまになったんだどぉ~♪じゅうしゃはせいだいにいわうんだどぉ~♪」

そう、れみりゃの突然の胴付き化である。
栄養を充分に得て成長したれみりゃは突然胴付きに変異する事がある。
こうなると基本的に「うー!うー!」としか鳴かない胴無しれみりゃと違い、言葉を話すようになる。
「こうまかんのかりすまおぜうさま」を自称し、妙なダンスを踊ったり、飼い主を従者呼ばわりしたりする。
喋りもしない気軽な家畜から、精神も知能も幼児並の煩わしい存在になってしまうのである。

こうなってしまうと、もはやゆっくりを駆除するには適さない存在になってしまう。
手足が生えた事から、「おやさいはぽ~い、だどぉ~♪」と
野菜を引っこ抜いてしまったり、デザートにプリンを要求したりと
農家にとってむしろ有害な存在となってしまうのだ。
その為に食用として出荷したり、あるいは自分で食べたり、
はたまたその尊大な態度が飼い主の逆鱗に触れて殺されてしまう事もある。

「このこうまかんはせまいんだどぉ~、さくやははやくりふぉーむするんだどぉ~♪」

「俺がさくやだと?でたらめを言うな!」

強烈な平手が胴付きれみりゃを打ち据える。

「うあ”ああ”あ”ああ”ん!!!!!あるじになにをするんだどぉー!!!」

「人をおちょくってるとぶっ飛ばすぞ!」

拳の制裁が胴付きれみりゃを直撃する。
涙と涎にまみれながらのた打ち回るれみりゃを見て、男はある事を決意した。








「ゆぎゃああああぁぁあああ!!!!たべないでぇええぇえ!!!」

「う~♪おぜうさまはかりのうでもかりすまなんだどぉ~♪」

「うー!うー!」

「ゆ”っゆ”っゆ”っ」

「でいぶのおぢびじゃんだべじゃだめええぇえぇー!!!」

「おぎゃーじゃん!!」

そこには侵入したれいむ親子をむさぼる胴無しれみりゃと一緒に、胴付きれみりゃがいた。
胴無しは子ゆっくりの味を堪能しながら餡子を吸い上げる。
親れいむはと言うと、胴付きにしっかりと手で押さえつけられて動けない。
身動きできない状態で可愛い我が子が苦しみながら捕食されていく様を見せつけられる。

かわいい我が子に栄養のあるゆっくりしたおやさいさんを食べさせてあげたい。
その為に子を連れてこの畑にやってきた親れいむであったが、
我が子に与える事ができたのはとびきりの苦痛と絶望の味と、逃れようの無い死だった。

「れいみゅはゆ”っぐぢしだいだけだったのにぃぃぃ!!!」

「ゆ”…ゆ”っ…」

「うごきぇないよぉ!!おぎゃーじゃんだぢげてぇ!!!」

全ての子ゆっくりは底部や体を潰されかかっていた。胴付きが腕で叩いたからである。
ゆっくりは苦痛を味あわせる事で味が高まる。
それを知っているれみりゃはあえて半殺しにしておく事でおいしく食べる事ができるのである。
こういった器用な事ができるのも手足のある胴付きの利点である。

「ゆべぇええぇえええ!!!ゆぼおおぉぉおっっ!!!!」

そうこうしている内にも胴付きは親れいむの体に手を突っ込み、中身をこねくり回している。
餡子が血であり内臓であり脳であるゆっくりにとって、
それはまさしく内蔵を鷲づかみにされてかき混ぜられているに等しい行為だろう。
精神的に、肉体的に追い詰める事でこの親れいむも子ゆっくりに負けない味になる。

男はそんな光景を眺めていた。
結局男は胴付きを殺さず、徹底的に体罰を交えて躾けた。
野菜に被害を及ぼす事無く、今まで通りの事ができるように。
根気良く続けた甲斐があって、胴付きれみりゃは今日もしっかりと仕事をこなしている。

「よし、がんばれ!!」

底抜けに明るい男の声が屠殺場と化した畑に響き渡った。



(終わり)















イライラするゆっくりを虐待したいからキーボードを叩いたのだッッ
俺はヘイト・バスターなんだ!!

念の為に言っておきたいのですが自分はゆっくりのいる生活の作者ではありません。
ただの他人の空似です。ふたばとか一体どういう事なんだ…?
しかし内容が不快だったのは反省すべき点として受け止めようと思います


今までに書いたもの、ヘイト多数につき注意

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最終更新:2022年01月31日 02:29
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