「じゃ、じゃおーん!」
「めーりんのくせににんげんとなかがいいなんてなまいきだよ!」
「にんげんのなかまのめーりんはゆっくりしね!!」
「じゃおおぉぉーーん!」
俺が仕事を終えて家へ帰ると家の中からこんな声が聞こえてきた。
俺はめーりんを飼っている。何ヶ月の間飼っているのだろう。
他のゆっくりから石をぶつけられ、体当たりを受け転びながら逃げ回っているところを保護したのだ。
それが俺とめーりんの馴れ初めである。
元々めーりん種は人懐っこい性格らしい。すぐに、俺の手とすーりすーりをするほど打ち解けてくれた。
家から自由に外に出れるように、玄関にゆっくり用の出入り口を作ったときはとても喜んでくれた。
言葉は通じないが、心は通じ合っている確信はある。
めーりんが喜んでくれた出入り口が今回の結果か・・・めーりんだけが通れるように、大きさに合わせて作ったんだがなぁ・・・(少々小さめだが既に成ゆっくりである。)
入ってこれるゆっくりはめーりんより小さいゆっくりだけだから、俺もめーりんも家にいない間にゆっくりが侵入しようとも、
普通のゆっくりは玄関の段差を飛び越えるのは難しいだろうし、めーりんが居たならめーりん自身で撃退できるだろうと判断したんだが・・・
急いで玄関を開けゆっくりの声のする部屋に飛び込んだ。
今回俺のめーりんを虐めているのは、スタンダードに、めーりんと同じサイズのれいむ、まりさ種であった。
体の汚れを見るに、こいつら野良だな。
部屋に入ったそのとき、れいむの口からとんでもない言葉が飛び出した。
「ゆ~ん、なんだかこうふんしてきたよ!めーりんはれいむのすっきりー!のてつだいをしてね!」
「じゃおぉぉーん!」
めーりんはいやいやをするように体を振っているがれいむは構わず、ぺにぺにを突き出しながら距離を詰めている。
れいむの言葉を聞いた瞬間、俺の体は動いていた。
「させるかぁ!」
「ゆべぇ!!?」
俺は持っていた手帳をれいむ目がけて投げつけた。見事命中したようだ。
「じゃお!?」
「めーりん、大丈夫か?」
「じゃおーん!」
体当たりで出来たような痣が軽く残っているだけで、重傷ではないようだ。
「よかった・・・」
「ゆゆっ!?にんげんがかえってきちゃったんだぜ!?」
「ゆぐぅ・・・ま、まりさ、どうするの!?」
だが怪我が軽くとも俺のめーりんに手を出したことは許さない。
「に、にんげんさん!まりさたちはそこのめーりんがにんげんさんのおうちにかってにはいるのをみたからたいじしようとしてたんだよ!」
「そ、そうだよにんげんさん!だかられいむたちをみのがしてね!」
下手な言い訳だなぁ。
「このめーりんは俺が飼ってるんだ、勝手に入ってきたのはお前らのほうだろ。
それに聞いたぞ、『人間と仲が良いなんて生意気だ』って」
「ゆ・・・」
「ゆぅ!?」
「許さん!絶対に!!生かして帰さん!!!」
「「ゆぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!???」」
とりあえず、めーりんの水飲み用の皿にオレンジジュースを注ぎ、その中にめーりんを入れた。
疲れたのか、すぐに眠ってしまったようだ。
両手にまりさとれいむを持った俺は、ナイフを台所から取り出し、まりさを三角コーナーに詰め込み、ああ、帽子が飛んでいった、が、気にしない!
まずれいむから、移動できないようにあんよを切り取った。
「ゆゆゆゆゆゆゆゆゆぅぅ!い、いだいよぉ!にんげんざん、ゆっぐりやめでぇ!!」
「駄目」
「あやばりまずぅぅぅぅぅ!!めーりんをいじめでごべんなざいいぃぃぃ!!ゆるじでぐだざいぃぃ!」
「駄目」
「いやだあぁぁぁぁぁぁ!!!ごれじゃああるげないぃぃぃぃ!!!」
あんよを切り取られ、泣き叫ぶれいむを放置し、
次は貴様だまりさ。
「ゆ・・・ゆ・・・ゆぅあぁぁ・・・」
ああ・・・臭え。三角コーナーに放り込んだからなぁ・・・よく見たられいむより汚いし・・・
そうだ、こいつのあんよは違う方法で使えなくするか。
「に、にんげんさん、まりさは」
「てめーのあんよは切り取らない」
「ゆゆ!?」
「ま、まりざだげずるいy」
一瞬まりさは安心したような表情になったが、次の瞬間それは吹き飛んだ。
「てめーのあんよは、焼く!消毒がてらにな!」
「ゆ゛ぅぅぅぅぅぅぅ!!!」
「れいむ、お前も同じようにするか?」
「いやだぁぁぁぁぁぁ!!!」
俺はコンロに火を付けて、フライパンを置き、十分に熱したところで持っていたまりさの底部をフライパンに押し付けた。
「汚物は消毒だーっ!」
「あづいぃぃぃぃぃぃぃぃ!あづいよぉぉぉ!!でいぶだずげでぇぇぇぇぇ!!」
「ばりざぁぁぁぁぁ!!ごべんねぇぇ!!むりだよぉぉぉぉぉ!!!!」
まあ、というわけで両ゆっくりの行動を封じたわけだが、
「さて、どうしようか・・・」
「ゆひぃ、ゆひぃ」
「ゆぅぅぅ・・・うごげないよぉぉぉぉ」
・・・仕事終わったばっかしだから今日はこれだけにしておくか。明日は休日だ。
「お前ら」
「ゆひぃ!?ははははははははははははいいぃぃぃぃぃ!!!」
「なんでずがぁ!?」
「今日はこれまでだ。明日から本番な」
「「わがりまじだぁぁ!!ありがどうございまずぅぅぅぅ!!」」
ありがとうございます・・・ねぇ。どうせ明日死ぬのに。
動けない二匹を皿の上に乗せて、俺はめーりんのいる部屋に戻った。
「じゃおー・・・じゃおー・・・」
めーりんは寝息を立てていたが、俺が部屋に入った瞬間、
「・・・じゃお?じゃお~♪」
目を覚ましたようだ。
「寝てていいぞ?」
と言ってみたが、
「じゃおぉ」
と鳴いて、寄ってきた。
「具合はどうだ?」
「じゃお~ん♪」
すっかり良くなったようだ。流石ゆっくり、オレンジジュースだけで傷も完治とは適当だ。
・・・そういえばれいむは「すっきりー!」の手伝いをしろってめーりんに言いながらぺにぺにを出してたが、
俺があんよを切り取ってるときは突起じゃあなくて穴になってたなぁ・・・場合(受け攻め)によって変わる両性具有ってことか?
一体どんな構造なのか、謎が多いよなぁ、ゆっくりって。むしろ謎の塊みたいな生き物か。
・・・考えてたら、せめてぺにまむについてだけでも、解き明かしたくなってきた。
「じゃ、じゃお?」
めーりんにも穴はあるんだよな・・・
「じゃおぉ?!」
めーりん・・・可愛いなぁ・・・
「じゃおおぉぉぉぉぉぉぉ!!???」
「めーりん・・・いいか?」
「・・・じゃお~ん♪」
ありがとう、受け入れてくれるのか・・・
めーりんを持ち上げ、俺は仰向けになり、ズボンを下ろし、
いつのまにか勃起していたモノを、めーりんのまむまむに、ゆっくりと差し込んだ。
「じゃ、じゃおお・・・!」
「めーりん、痛くないか?苦しくないか?」
「じゃ、じゃお~ん♪・・・」
どうかんがえてもゆっくりが男性器を受け入れるにはサイズが違いすぎる。
本当はとても痛くて苦しいだろうに・・・うっすらと涙も流れている。
なのに、めーりんは笑顔だ。
めーりんを両手に持ち、ゆっくりと上げ下げをする。
十数分後、めーりんの体がぬめってきた。すっきりー!が近いようだ。
俺の腕の上下する速度も加速してきた。もう少しで果てそうだ・・・
そして・・・
「くぅっ!」「じゃおぉっ!!」
・・・ふう。
俺は自分のモノを引き抜いてみて、驚いた。
めーりんの中身はピザまんの中身らしい(知り合いの虐待鬼意山から聞いた)のだが、
俺のモノにはそれが全く付いていない。臭いも無い。
めーりんの直径は二十数cm程。
どうかんがえても中身に到達し、中身がモノに付いてもおかしくは無いはずだ。
異空間にでも繋がってるのか?
「じゃ~・・・おぉ・・・じゃ~・・お・・・」
本格的に寝に入っためーりんを見つめながら、結局謎は解けなかったな・・・と考えつつ、めーりんを自分の布団に入れた。
「よぉ、糞饅頭共」
「ゆぴぃ!?」
「ゆぅ!」
翌朝、のん気に鼻ちょうちんを作りつつ眠っていた饅頭共をたたき起こし、
「昨日の続きだぁーっ!」
「「ゆぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!」」
というわけでまずはまりさから。
皿から持ち上げる。
「おにいざんんんん!!!ごべんなざいいぃぃぃぃ!!おうぢにがえじでぇぇぇぇ!!!」
「気安くお兄さんなんて呼んでんじゃあねえッ!殺すぞッ!
いや、もとより殺すつもりなんだけどさ。昨日言ったし。」
「いやぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
「まりざぁぁぁぁぁ!!!」
・・・しかし、やはり気になる。ぺにぺにまむまむの構造・・・
というわけで俺はまりさのまむまむに人差し指を突っ込んだ。
「ゆふぅん!?お、おにいs」
「気安く呼んでんじゃねぇ」
「ごべんなざんふぅ!?」
「にんげんざんなにやっでるのぉぉぉぉぉ!!???」
れいむの悲鳴が聞こえるが気にしない。
第二関節まで入ったところで、指をぐねぐねと動かしてみる。
「ゆうん!にんげんさん、なにをぉ・・・ゆふぅん」
「・・・」
気持ちわりい・・・
ここで俺は、指の根元まで一気に差し入れた。
「ゆぐえ!?」
「まりざぁ?!」
おお、やっとそれらしい声を上げてくれた。
そこで俺は指を引き抜いてみた。餡子が・・・付いている。
指より太く大きいものを入れられた昨日のめーりんとしたときは付かなかったのに。う~ん・・・
「わかんねぇなぁ~」
「な、なにが?」
「いや別に。」
と言ったとき、あることを思いついた。
まりさを放置し、既に眠りから覚めためーりんを連れてくる。
めーりんをテーブルの上に乗せ、「めーりんん!おばえのぜいでぇぇ!!」とか叫ぶまりさを引っぱたいて黙らせ、
まりさを持ち上げ、れいむの顔をめーりんに向けさせて、
「れいむ、めーりんにごめんなさいと言ってみろ」
「な、なんかいもあやばっd」
「あれは俺に対して謝ってるように聞こえたんだがな。」
「ゆぅ!?」
「どうした?いやか?」
「い、いやだよ!どうせにんげんさんにころされるのにめーりんなんかにあやまるなんて!」
ほお~、ゆっくりにしては頭がいいな。じゃあ・・・
「もし謝ったなら、とりあえず生かしておいてやるよ」
「ゆぅ?!・・・」
「でいぶぅ!はやぐあやばっd」
「お前は黙ってろ」
「ゆひぃ!?」
黙るれいむを見つつ、まりさの右目のすぐ下の辺りを、指で突き刺す。
「ゆぐぅぅ!!!」
「まりざ!!」
「何本目に死ぬかな~」
南斗孤鷲拳奥義南斗翔鷲屠脚ごっこ。シンの拳法の名前って後付けだよね?
次は左目近く。
「強制はしない。自分の意思で言え」
完全にシンの気分ってやつだ。
「・・・」
「でいぶ、どうじだのぉぉぉぉ!!???はやぐいっでねぇぇぇ!!!」
普段めーりん種は他のゆっくりに馬鹿にされながら生きている。
そんなめーりんに謝るなんてゆっくりできない・・・そう思っているのだろう。
だがそれをすれば、自分達は生き延びることは出来る・・・
次は二つ目の傷跡の下に指を突っ込む。
「ゆうぅぅぅぅぅぐぐぐぐぐぅぅぅ・・・」
「まりさ・・・!」
そして、れいむがめーりんに
「めーりんん!ずいばぜんでじだぁぁぁぁ!!」
と言うのと同時に、
俺は指を4本、まりさの一つ目の穴の下に差し入れた。
「ゆぐうぅぁぁああぁあああああ!!????」
「・・・」
「まりさ!?」
「遅かったな。」
「ゆ・・・ゆあぁ・・・」
既にまりさは、物言わぬ饅頭と化していた。
「もうちょっと早く言ってれば助かったかもな」
「・・・ばりざぁぁぁぁ!!!ごべんねぇぇぇぇぇ!!!」
「さて、まりさは死んじまったが約束したからな・・・とりあえず生かしてはおく。」
「ゆ!はやくあんよをなおしてれいむをゆっくりおうちにかえしてね!あと・・・いや、やっぱりいいですぅ・・・」
立ち直り速いな。友が死んだのにすぐこれだ。多分最後は「あまあまもちょうだいね!」って言おうとしたんだろうな。
結局言わなかったけど。なかなか空気の読めるれいむだ。
しかし・・・
「残念だが俺はあんよを治す技術を知らない」
「ゆ!?」
「それにゆっくりさせるつもりも無い。だからその髪も飾りも無くす」
「ゆゆ!?」
「あとお前、俺のめーりんをレイプしようとしたからそのぺにぺに・・・いやまむまむ?
まむまむじゃレイプ出来ないが・・・どっちでもいいや、それも焼く」
「ゆゆぅぅ~~~?!?!?どぼじでぞんなごどずるのおおぉぉ?!!??」
「生きて家に帰れるだけマシと思え」
「いやあああぁぁぁぁぁあああぁ!!!!」
というわけで、れいむは飾りを取られ、髪を抜かれてハゲ饅頭になり、
ぺにだかまむだか知らないがとにかくその部位を焼かれ、使用不能にされた。
こんな状態にされたれいむを持って、森の入り口で、
「じゃあなれいむ、ゆっくりしていってね!」
こう叫びつつれいむを放り投げた。
そして空を見上げた。天気は雲ひとつない、清々しい青空だ。今の俺の気分を映してるかのようだった。
その日の晩、漫画を読んだりしながらゴロゴロとして一日を過ごし、さあ寝るぞという時、
「じゃおーん・・・?」
「ん?どうしためーりん?」
めーりんが頬を染め、俯きながら俺の布団の側に寄ってきた。まさか・・・
「めーりん・・・まさか・・・今日もとか、考えてないよな?」
「じゃおーん♪」
「・・・」
というわけで後日、友人の虐待鬼意山から「こいつ最高にHENTAI野郎」という話が近所に広まるのだった・・・
あとがき
実際にゆっくりがいたとしたら間違いなく俺はめーりんを抱くね。
「れみりゃの世界」とか「ゆっくり・ボール・らん」とか構想はあるのになかなか文にならない・・・
前者なんて初SSの時から構想してたんだぜ・・・?
タイトルに「考察」なんて付いてるけど読み返してみたら全然考察でもなんでもなかったね・・・
まあ俺設定だし。気にすることもないかな。
今まで書いたもの
ゆっくりへの階段
ふらんうーぱっく
なずーりん
最終更新:2011年07月27日 23:59