※最初で最後のゆっくり虐待に挑戦中です。
※どくそ長いです。(十回超の予定)
※うんうん、まむまむ描写あり。
※標的は全員ゲスです。
※最初の数回は読者様のストレスをマッハにすることに腐心しています。まだやってます。
※虐待レベルはベリーハードを目指します。
※以上をご了承頂ける方のみどうぞ。
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『永遠のゆっくり』2
ゆっくりの思うままに全力でゆっくりさせる。
俺達のそんな馬鹿げた計画は、由美の祖父、長浜氏の協力を全面的に得られることになった。
協力といってもそれほど大げさなものではないが、
ゆっくりによってひっきりなしに汚されるソファやカーテン、
壊された家具を買いなおす資金などは、
由美がねだれば、長浜氏がすぐに都合してくれた。
長浜氏の協力を受けたことで、
遊び半分で始めたようなこの計画は、俄然真剣味を帯びてきた。
金銭的な援助を受けてしまっていることもあるが、
恋人との仲、ひいては結婚のため、俺自身が真剣になっている。
すべてを耐え忍び、全力でゆっくりさせてやる。やってやるとも。
実際の労力は、やはりこの部屋の住人である俺の負担が大きい。
由美もできるかぎりここにいてゆっくりの面倒を見てくれるが、
彼女は毎日大学に通い、夜になれば家に帰らなければならない。
俺は朝起きてからすぐ、大学から帰ってから夜寝るまで、
こいつらの相手をしなければならないのだ。
大学に行っている間が息抜きのようなものだった。
「ゆゆっ!!ごみくず!!はやくするんだぜ!!」
「かわいいれいむにゆっくりしないでごはんをちょうだいね!!」
可愛さの片鱗すら見せる気配はなく、むしろますます増長していくゆっくり共だったが、
そんな饅頭でも、毎日その安否を気にしながら大学から飛んで帰らなければならなかった。
なにしろ馬鹿なので、家にいない間になにが起こるかわからないのだ。
ゆっくりにとって危ないものを、部屋から一掃しなければならなかった。
もともと少なかった本棚やタンスといった家具が押入れに収納され、
代わりにふかふかのクッションやぬいぐるみが敷き詰められた。
それに加えて、由美がゆっくり用の遊具を買ってくるので、
わが部屋はどんどんゆっくりプレイスに改造されていった。
そう広くもない2DKの俺の部屋は、
大部屋が二つと台所、そして押入れで構成されている。
俺は押入れの中に机を持ち込み、その中を自分のスペースにして勉強や読書をした。
他の大部屋は、まりさとれいむがたった二匹で占領している。
「ゆっ!!どくんだぜじじい!!めざわりなんだぜ!!」
大部屋にいると、どこにいても罵声が飛んできた。
俺一人ぐらい両手足を伸ばしていたって、ゆっくり二匹程度の邪魔になりはしないのだが、
明らかに悪意を向けられていた。
なるべく隅のほうにいても、わざわざこっちの方に走ってきてわざとぶつかってくる。
「ゆぐっ!いたいよぉおおお!!かわいいれいむがけがしたよぉおおお!!」
大袈裟に転がってみせ、ゆんゆん嘘泣きをするれいむ。
「ごみくず!みのほどをわきまえるんだぜぇ!!
くそどれいがゆっくりぷれいすをせんりょうするんじゃないんだぜぇ!?」
「じゃあどこに行けばいいんだ」
俺が聞いてやると、まりさはそのへんを見渡してから、
押入れの前で飛び跳ねて言った。
「おい、くそどれい!!ここをつかわせてやるんだぜ!!
よばれたときいがいはここにひきこもって、きたないかおをみせるんじゃないんだぜ!!」
「ゆっ、ごみくずにはもったいないへやだけどとくべつにつかわせてあげるよ!!
ゆっくりかんしゃしておれいをいってね!!」
「ありがとう」
怒ったところで仕方がないので、心に蓋をして付き合ってやったというわけだ。
わがまま放題にさせる計画に、さしあたっての問題が出てきた。
予想していたことではあった。
「そこをあけるんだぜ!!まりささまのがいしゅつをじゃまするなだぜぇ!!」
「かわいいかわいいれいむがぴくにっくにいくんだよぉ!!?なんでじゃまするのおぉ!!?」
「ごめんなさい、出せないのよ……」
玄関前でがなり立てるまりさとれいむ。由美はその前で困った顔を見せている。
もともとは森に住んでいたらしいこの番いにとって、
俺の部屋は、住居としてはともかく、世界としてはやはり手狭のようだ。
ここに来てから数日で、外に出たいと言い出した。
これほど増長しきったゆっくりが外に出てどうなるか、想像に難くない。
そのへんの人間にちょっかいを出し、怒らせ、たちまちのうちに餡子をまき散らすことになるだろう。
そうならないためには、俺達の監視のもとに散歩を行わなければならないが、
主従関係が逆転してしまうことでへそを曲げられるだろうことは予想できた。
いくら説得しても、ゆっくり共は己を曲げなかった。
そもそもゆっくりというものは、他人の説得を聞くようにはできていない。
「どれいのくせにくそなまいきなんだぜぇええ!!まりささまをおこらせるのぜぇ!?」
「いくう!!いくう!!おそといきたああああああいいい!!」
俺に体当たりするまりさ、床をごろごろ転げまわって駄々をこねるれいむ。
ゆっくりできていないのは明らかだった。
由美が祖父に相談したところ、問題はたちまちのうちに解決した。
「これをつけてやりなさい」
長浜氏が差し出したのは、二個の飼いゆっくり用のバッジだった。
それも、シルバーやゴールドではない、二回りも大きなプラチナバッジだ。
こんなバッジをつける飼いゆっくりはまず、普通は見かけない。
シルバーやゴールドバッジは、厳しい躾と鍛練の末に手に入るが、
プラチナバッジはまた意味合いが違う。
言ってみれば、プラチナバッジが示すのは飼い主の「権力」だ。
すぐに人間の不興を買い、殺されてしまうことの多いゆっくり。
ゆっくりを飼う趣味のある権力者はそれを懸念し、
愛ゆっくりを守るために、プラチナバッジとそれに伴う法律を制定した。
一言で言えば、天下御免の印である。
このバッジをつけたゆっくりを傷つけたり殺したりした者は、厳しく罰せられる。
その保護の度合たるや貴金属や骨董品なみで、それこそ人間並かそれ以上の扱いだ。
それゆえ、プラチナバッジをつけたゆっくりに周囲が何をされようと、
その場でゆっくりに干渉することはできず、せいぜい飼い主に苦情を言うのが限界である。
典型的な、一部の権力者のためだけに制定された法律だった。
横暴ともいえるその悪法を利用する権力者は、
だいたいがたちの悪い大富豪かヤクザと相場は決まっていた。
それゆえ、プラチナバッジをつけたゆっくりはますます畏怖、忌避された。
そのプラチナバッジを、このゆっくり共につける。
明らかに分不相応だが、とりあえず人間に痛めつけられる心配はなくなったわけだ。
「責任はすべて私にまかせておきなさい。
まあ、なるべく人に迷惑のかからないようにしてくださいね」
長浜氏はそう言ったが、俺は不安だった。
「ゆっ!ゆっ!ひさびさのしゃばはくうきがうまいのぜ!!」
「ゆゆぅ~♪ゆっくりぴくにっくだよぉ~♪ゆんゆん♪」
俺はまりさとれいむを連れて散歩に出ていた。
リードや首輪のたぐいはつけていない。
たかがゆっくりが全力で逃げ出そうと、せいぜい早歩きで簡単に捕まえられるからだ。
「ばかそうなつらをしたいぬなんだぜ!!ばーか!!ばーか!!」
まりさが人の家の柵にしがみついて、庭にいる犬を挑発している。
ぎゃんぎゃん吠えてくる犬に初めは飛び上がったが、
首輪のおかげでこちらに来られないとわかると俄然調子づいた。
「ゆっへっへ!!まりささまにけんかをうるきなのぜ!?
おまえなんかまりささまにかかればいちころなんだぜぇ!!」
言いながら舌を突き出して下顎を振っている。
正視に堪えない姿だ。
「かわいいれいむにあまあまをちょうだいね!!」
れいむの方はすれ違う人間に片端から命令している。
甲高い声がきんきん響いてやかましい。
「なんでむしするのおぉぉ!?かわいいれいむがおなかをすかせてるんだよぉお!?
かわいそうだとおもわないのおぉぉ!!」
人々は眉をしかめてそそくさと立ち去っていく。
踏みつけたくなるのを堪え、俺の顔に怒りと怯えの入り混じった視線をちらりと向けるばかりだ。
そのたび、俺はすみませんと謝った。
「あっちに面白そうなものがあるぞ」
「あの草むらはゆっくりできそうだな」
そんな風に誘導し、なるべく人のいないほうを通ろうとしていたのだが、
やはり事件は起こってしまった。
「ゆゆぅ!!ゆっくりできそうだよぉ~!!」
あっと思ったときには遅かった。
八百屋の店先で飛び跳ね、まずれいむが、続いてまりさが並べられている野菜や果物に飛びついて食べ散らかし始めたのだ。
「ちょっ、お客さ……!」
店主が出てきて怒鳴ろうとしたが、プラチナバッジに気づくと明らかに声量が下がった。
「あの、ええと……困ります」
おどおどしている。俺をヤクザの息子だか構成員だかと思っているのだろう。
申し訳ないが、騒がれないのはありがたくもあった。
「本当にすみません!」
俺は頭を下げると、ゆっくり共を制止しようとした。
「おい、やめろよ!」
「ゆっ!?まりさ、どれいがなにかいってるよ!!」
「まりささまにめいれいするんだぜぇ!?
ごみくずのくせにたちばがわかってないんだぜぇ!!」
棚の上で憤慨して飛び跳ね始めるまりさ。
周囲の品物があちこちに転がっていく。
「ちょ、本当にやめてって!迷惑だろ!!」
「なにいってるのおおおぉぉ!!?
かわいいれいむのごはんをじゃまするほうがずっとめいわくでしょおおおおおお!!
なんでそんなこともわからないのおおぉぉぉ!!?」
きいきい喚いてますます暴れまわるれいむ。
「ああ、ほ、本当にやめてください!品物がダメになっちまう!」
おろおろと右往左往する店主。
客たちも全員こちらを注視しているが、プラチナバッジのせいで誰も手が出せない。
「なあ、ご飯ならあとで沢山やるから!」
「くそどれいはだまってるんだぜ!?
まりささまはいまたべたいんだぜ!!たべたいといったらたべるんだぜぇ!!」
まりさもれいむも俺に口答えされたのがよほど気に入らないらしく、
完全に意固地になって品物を食い散らかし続けた。
「すみません、あの、全部買い取ります」
俺は財布から二万円ほど出して店主に渡した。
こういった類の出費は長浜氏が援助してくれる。
「これで足りますか?」
「まあ……」
「お釣りは結構ですから。本当すいません!」
結局、好き放題食べたあげくに店先にうんうんまでしていき、ゆっくり共は店をあとにした。
食べた量自体はゆっくり二匹なのでそう多くもないが、崩れた棚と散乱した野菜が痛ましい。
俺はポケットティッシュでうんうんだけでも拭き取ると、ぺこぺこ頭を下げながら二匹を追っていった。
二匹の傍若無人ぶりはとどまることを知らなかった。
ごみ箱をひっくり返し、コンビニの商品棚をひっくり返し、
楽しそうなものは勝手に持ち出した。
そのたびに俺は金を置いていった。
「ゆっ!おまえはまりささまのどれいにしてやるのぜ!!」
「かわいいれいむのせわをさせてあげるんだからこうえいにおもってね!!」
通りすがりの人間をつかまえてはどれい宣言をする。
当然無視され、そのたびにきんきん怒鳴り散らす。
「ゆゆ!ここはまりささまのゆっくりべっそうにするんだぜ!!」
「とってもゆっくりできそうなべっそうだね!!
ここでもかってあげるからどれいはよろこんでね!!」
ちょっと居心地のよさそうなところは、片端から別荘宣言をした。
喫茶店の中でがなり立て、客や店員を追い出そうとする。
「ここはまりささまがつかってやるからおまえたちはあまあまをおいてとっととでていくんだぜ!!」
おろおろしながら、店員がすがるような目を向けてくる。
プラチナバッジをつけたゆっくりに手出しもできず、飼い主の俺が納めるのを待つしかないのだ。
結局は、しばしば強引につかんで連れ出すことになった。
街中に連れ出した初めての日は、さんざんな結果に終わった。
どれだけ頭を下げ、お金を置いて回ったか知れない。
しばらくはこのへんは歩けないだろう。
さすがに無理がありすぎる、俺はそう判断して由美に提言した。
いくらなんでもあれだけ迷惑をかけて回るわけにはいかない。
協議の結果、「ゆっくりタクシー」なるものを発案した。
「ゆゆ?これはいったいなんなのぜ?」
「これは君たち用の乗り物なんだ。
君たちが外出する時には、これに乗って外に送ってあげるよ」
そう言って俺が見せたのは手提げ籠だった。
なんのことはない、ペット運搬用のケージである。
「これは本当にゆっくりしたゆっくりしか乗れない、超高級な乗り物なんだ。
君たちこそふさわしいと思ってね」
「ゆゆっ!」
ゆっくり共の眼の色が変わる。やはりプライドだけは高い。
「そんなことはしってるんだぜ!!くそどれい!じゅんびするのがおそいんだぜ!!」
「ゆっくりしたれいむにはとうぜんだね!!なにえらそうにいってるの?ばかなの?」
ともあれ、今後は外出の際にはまずこのケージに乗ってもらう。
あとは車で郊外まで連れ出し、人気の少ない原っぱで遊んでもらうことにした。
街中が気に入ってしまって抵抗するのではとも思ったが、意外と不満はないようだ。
「ゆふぅ~ん……ゆっ……ゆっ……」
「れいむのほっぺゆっくりしてるのぜ……」
「ゆっ……はずかしいよ……ゆっ…ゆっ……ゆふぅ」
今、俺の目の前で繰り広げられているおぞましい行為は、ご存じゆっくりの交尾である。
たるんだ二つの饅頭が表皮から粘液を分泌しながら、
互いの紅潮した表面をこすり合わせてゆっゆっ呻いている。
「ゆぅ~……まりさぁ……おにいさんがみてるよぉ……」
「ゆふっゆっ……だからなんなのぜ?
いもむしさんいかのどれいにみられたからってなにもはずかしいことはないのぜ……
このごみくずには、まりささまたちのやってることのこうけつでしんせいないみなんてわかってないのぜ」
「ゆふっ、そうだねぇ……ばかそうなかおでみてるよぉ……
かんがえてみたらかわいそうないきものだね……」
「れいむはやさしいんだぜぇ……」
「ごみくずでも、みられてるとおもうとこうふんするよぉ……ゆっゆっゆっ……」
ねっとりと喋りながら長い舌をからみ合わせる。
「れいむはいやらしいんだぜ……ここがいいのかぜぇ?」
「ゆっ!ゆゆぅ……」
「そのかわいいおくちで、どこがいいのかはっきりいうんだぜぇ。
いわないとわからないんだぜぇ」
「ゆぅ~……まりさはいじわるだよぉ」
「さあ、いうんだぜぇ……ゆっゆっゆっゆっ」
「ゆっゆっゆっゆっ」
床にたまった粘液の池の中で、二個の饅頭はますます動きを速めていく。
「ゆっゆっゆっゆっゆっゆっゆっゆっ」
やがて両方とも、体をぴんとつっぱらかして痙攣した。
「んほ、んほっ、んっほおおおおぉぉぉぉ!!!すっきりぃーーーーーーーーーーー!!!」
焦点のあっていない目を虚空に泳がせ、涙や涎をまき散らすゆっくり共。
目一杯突き出された舌がべろべろと跳ねまわる。
いざ交尾の様子を観察してみた今、
人間にとってこれほど醜い生き物はいないだろうと改めて思えた。
「ゆふぅ~~~~~~……」
「ゆふぅ、ゆふぅ、ゆふぅ……」
しばらく粘液の海の中に横たわって荒い息をついていたが、
やがてれいむがこっちに向かって言ってきた。
「ゆぅ~、まったくきのきかないどれいだね……
やることがあるでしょぉ……?いわれなくてもじぶんであたまをつかってね」
ちょっと考えてから、タオルを持ってきてゆっくり共を拭いてやった。
きれいに砂糖水を拭き取ってからクッションの上に載せてやる。
れいむの頭の上には茎が生えていた。
それを見て、俺は暗澹たる気分に襲われた。
しかし覚悟はしていたことだ。
性欲の並はずれて強いゆっくりが、ゆっくりプレイスでやることなど決まりきっていたことなのだ。
これで面倒事が増えそうだ。
にんっしんっしたれいむは、およそ十日の間は動かずに出産を待つことになった。
餌の心配はない。
「ゆゆぅ~……たのしみだよぅ。
れいむとまりさのゆっくりしたあかちゃんだよぅ」
「ゆっ、まりさににてゆっくりしてるのぜ!」
最初のうちこそ父親のまりさは楽しげに実を眺めていたが、
せいぜい一日か二日で飽き、れいむを放って勝手に遊ぶようになった。
「まりさぁ、いまあかちゃんうごいたよぉ!!」
「ゆっ?はいはいゆっくりゆっくり」
生返事である。
「ちゃんとみててよおぉ!!あかちゃんがかわいくないのおぉぉ!!?」
「ゆっ!うるさいのぜ!!
こどもはれいむがめんどうをみるんだぜ!まりささまはかんけいないのぜ!!」
「どぼじでぞんなごどいうのおおおおおお!!?」
無関心をれいむになじられるのが鬱陶しいようで、まりさは頻繁に外出するようになった。
明らかに快楽目的のすっきりであり、子育てを強いられるのは御免らしい。
これが森の中だったらさっさとれいむを見捨ててどこかへ行き、
れいむはゆっくり言うところの「しんぐるまざー」になるところだろうが、
奴隷が食事を運んでくるゆっくりぷれいすの魅力のみがまりさをここに留まらせていた。
「あかちゃんはやくうまれてねぇ……ゆっゆっゆ~♪」
まりさが構ってくれない寂しさと不安を紛らわせるように、れいむはしきりに赤ゆっくりに歌うのだった。
「あかちゃんたちがうまれたら、
とってもゆっくりしたおちびちゃんたちにまりさはめろめろだよ!!」
「ゆっくりをもってくるのぜ!!」
その日、まりさは外出先で言ってきた。
「ゆっくりを持ってこいって、どんなゆっくりを?」
「まりささまはすっきりしたいんだぜ!!
どれいはさっさとすっきりようのゆっくりをもってくるんだぜ!!」
まったく悪びれもせず、いきり立ったぺにぺにを突き出してストレートに要求してくる。
れいむがにんっしんっしているためにすっきりができず、欲求不満らしい。
仕方がないので、そのへんにいる野良ゆっくりれいむを捕まえてきた。
まりさの返答はこうだった。
「こんなきたないゆっくりじゃまんぞくできないのぜ!!」
存分にすっきりした結果の返答であった。
「ま、まりさ!れいむをみすてないで!!
いつでもすっきりさせてあげるから!!」
頭から茎を二本生やされ、すがりつくれいむに体当たりをくらわせるまりさ。
「のらゆっくりふぜいがおもいあがるなだぜぇ!!」
吐き捨て、さっさとその場を後にする。
「まって!!おねがい!!れいむこどものめんどうなんてみられないぃ!!
おなかすいてるんです!!おにいさん!!おにいさあああああん!!!」
さすがに少々心が痛んだが、
すでに俺の中のゆっくりの印象は最悪に近くなっていた。
まだ虐待派とはいえないが、
情けを出して飼ってやったところで、どうせつけ上がるだけなのだ。
そう思うと、自分でも驚くほど冷徹になれた。
俺がすべきことは、このまりさと家のれいむをゆっくりさせ、長浜氏に忍耐力を示すことだけだ。
にんっしんっするれいむを家に残し、
まりさは毎日出かけていっては適当な相手を見つけてすっきりし続けた。
残されたれいむは、夫が構ってくれない苛立ちもあるのだろう、
ますます横柄になっていった。
「ぼさっとしてないでやることをかんがえてね!!
れいむはにんっしんっしてるんだよ!!」
にんっしんっ状態であることをタテにとり、れいむはまったく動かずにあれこれ指図してくる。
「さっさとあまあまをもってきてね!!
れいむはあかちゃんのぶんもたべなきゃいけないんだからね!!あたまをうごかしてね!!」
それまでの何倍ものごはんを要求するようになった。
その場から動こうとしないので、食べることと歌うことぐらいしかやることがないわけである。
「なにぼけっとしてるの?ばかなの?
にんっしんっしたれいむをつめたいゆかにのせといてへいきなの?!」
タオルケットを下に敷いてやれば、ひっきりなしに交換を要求する。
「ごみくず!はながつまってるの!?
れいむのおふとんさんがくさくなってるでしょおおお!?
こういうときはどうするの!?ばかなりにいわれなくてもきをきかせてね!!」
交換して一時間もしないうちからこれだ。
明らかに優位を楽しんでいた。
「ちょっと!!なにじっとみてるのぉぉ!?
ごみくずのきたないかおをれいむにみせないでね!!
ゆっくりできないでしょぉ!?たいきょうにわるいんだよ!!」
追い払われれば、すぐに呼び戻される。
「くそどれいはどこいってるのぉ!?
れいむがしーしーするからそこでみていてあとしまつをしてね!!
かわいいれいむはにんっしんっしてるんだからちゃんとみてなくちゃだめでしょおおおお!?
ごみくず!!むのう!!やくたたず!!はずかしいとおもわないのおおお!!?」
そんな日々が繰り返されていたある日、
まりさを連れて郊外にある川沿いの道を歩いていると、行く手にゆっくりの姿を見つけた。
そのゆっくり、ゆっくりありすは、こちらをじっと見つめていた。
「ゆっ!あれはじょうだまなのぜ!!」
見境なしにぺにぺにを勃起させ、ぽんぽん跳ねていくまりさ。
たしかに、そのありすは野良にしては小奇麗にしていた。
ぽってりと肥った肌はもちもちしており、髪は色つやを失っていない。
多少薄汚れてはいたが、見たところ捨てられたばかりの飼いゆっくりというところだろうか。
「ゆっくりしていってね!」
「ゆっくりしていってね!」
ありすの方から挨拶が交わされた。
その直後、まりさがすっきりを要求する。
「ゆっへっへ!まりささまのてくですっきりーさせてやるんだぜ!!
まむまむをこっちにむけるのぜ!!」
「あなたはかいゆっくりなのかしら?」
どこか見下したような目で、ありすは聞いてきた。
「ゆっ?!ばかなことをいうんじゃないんだぜ!!
このどれいはまりささまがかってやってるどれいなんだぜぇ!!」
「うそをいうまりさはとかいはじゃないわね!
にんげんはつよいのよ!かえるわけないでしょ!!」
「うそじゃないんだぜ!!おい、ごみくず!!
おまえはまりささまのどれいなんだぜぇ!?」
「………うん」
しかたがないので話を合わせてやる。
「きいたのかぜ!?」
「う、うそ!ほんとうなの!?
ありすのかいぬしは、ありすじゃぜんぜんはがたたなかったのよ!?」
「それはありすがよわいからだぜ!!
まりささまはつよいからちょっといじめるだけでにんげんはないてあやまるんだぜ!!」
都合のいい記憶を植え付けているようだ。
「ゆっ!それじゃあまりさはとかいのゆっくりぷれいすにすんでいるのかしら?」
とかいのゆっくりぷれいす、と言えば、人間の家のことだろう。
「ごくじょうのゆっくりぷれいすなんだぜ!!
まいにちどれいどもがまりささまにあまあまをもってくるんだぜ!!」
「ほんとにほんとなの!?せれぶせいかつじゃない!」
「くどいんだぜぇ!!わかったらつよいつよいまりささまにまむまむをさしだすんだぜぇ!!」
少しの間まりさと俺の顔を交互に見比べていたが、
やがてありすはその場に転がり、あにゃるを突き出して腰を振り始めた。
「ゆっふぅ~ん……いらっしゃい」
「ゆ、ゆほほほほぉぉぉぉ!!たまらないのぜぇぇ!!」
俄然息を荒げるまりさ。
ゆっくり基準では、どうやらこれが扇情的なポーズということになるらしい。
「ががががががまんできないのぜぇぇぇ!!
まりささまのまぐなむをくらうんだぜぇ!!」
「ゆふぅん、あわてないの!」
言うが早いか、ありすは長い舌を伸ばしてまりさのぺにぺにに絡ませた。
「ゆっほおおおぉぉぉ!!?」
怒張したぺにぺにに舌を這わせ、ぬるぬるした唾液をからませて丹念に舐め上げる。
「ななななななにをしているんだぜぇ!?
きたないのぜぇ、ゆ、ゆほ、ゆほっほっほほぉぉ!!
たたたたたたたたまらないのぜぇぇぇぇ!!」
ゆっくりという生物は性欲こそ強いが、
人間とは違い、知能が低いので交尾のバリエーションはかなり少ない。
摩擦によるすっきりか、ぺにまむ型のすっきりかぐらいで、やることは単調だ。
そんなゆっくりが、突然変則的な技術で責められる。
ゲスまりさでさえ、おぼこのような反応で戸惑いながらよがっていた。
人間の場合は珍しくもない手法だが、
このゆっくりありすは、ゆっくり基準では超絶テクニックの性豪ということになるのだろう。
「んっっほおおおおおおお!!すっきりーーーーーーーーーー!!!」
ついに、挿入もすりすりもしないうちからまりさは果てた。
顔に浴びせられた精子餡をねっとりと舐め取るありす。
人間なら妖艶な仕草だが、ゆっくりがやるとひたすら醜い。ウザい。
「あら、もうぐろっきーなのかしら?
ありすのとかいはなてくにっくはまだまだこんなものじゃないわよ」
「ゆゆっ、ぐもんなんだぜ!!
まりささまのまぐなむはまだまだいきりたってるのぜぇ!!」
起き上がり、ありすに覆いかぶさるまりさ。
「ゆっふん、せっかちなこね!!」
その後も、ありすのとかいはなてくにっくとやらはまりさを蹂躙していった。
まりさの口の中を舌で舐め回す。
まむまむやあにゃるに舌を挿入する。
ぺにぺにをまむまむに挿入された状態で腰をぐねぐねと振る。
体全体を使ってぐにょぐにょ絡みつく。
「ゆっ……ゆっ……ゆっ……ありすのあいをかんじてねぇ……」
「んほほほほほほほすっきり!すっきり!!すっきりぃぃぃーーーーーーーーーっ!!!」
蛇の交尾を見ているようだった。
そのおぞましさは吐き気すら催させる。
さんざんにすっきりしたあげく、まりさは精根尽きはててぐったり横になった。
ありすの方は頭に茎を生やしているが、一本だけだ。
巧みに相手のすっきりを誘導し、交尾に至るまでにさんざんすっきりさせたため、
交尾そのものは摩擦型を一回やっただけでまりさは満足してしまった。
この技術は、あきらかに人の手によるものだ。
「ゆふぅ……へぶんじょうたいなのぜぇ……」
「ありすのとかいはなてくにっくをたんのうしてもらえたかしら?」
茎を生やした状態で、まりさにずりずりと近づくありす。
「よかったらまいにちすっきりさせてあげてもいいのよ?」
「ゆゆっ!とうぜんなんだぜ!!
まりささまのせんぞくすっきりようゆっくりにしてやるんだぜ!!」
「それじゃ、まりさのゆっくりぷれいすにつれていってくれるわね?」
「もちろんだぜ!!おい、ごみくず!!」
すっかり骨抜きにされたまりさは、俺に顎をしゃくってみせた。
「このありすをはこんでやるんだぜ!!
きょうはもうかえるのぜ!!」
「でも、家にはれいむがいるだろ」
「ゆゆっ!!」
一瞬戸惑ったが、まりさはすぐに思考を放棄した。
「れいむのほうはおまえがなんとかするんだぜ!!
まりささまのうつわはれいむだけじゃまんぞくできないんだぜぇ!!」
家庭内のごたごたまで俺に押し付けるつもりらしい。
もっとも、こいつらを家庭と呼ぶべきかどうかは疑問だが。
こうして、新たにありす種までを俺の部屋に迎えることになってしまった。
最終更新:2009年04月17日 03:17