ゆっくりいじめ小ネタ429 ゆっくり連結

早朝、やかましい言い争いの声で目が覚めた。
なにごとかと声の主を探してみると、家の縁の下で2つのゆっくりが喧嘩している。
眠いながらも話を聞いてやったところ、例によって先にいたゆっくりれいむの巣に後から来たゆっくりまりさがお家宣言をしだしたらしい。
ゆっくりまりさの横暴ぶりにも腹が立つが、何より。
「こ こ は 俺 の 家 だ !」
そう教えてやったところ案の定、ゆっくり共は口々に俺を非難しにかかる。
「ここはれいむのゆっくりぷれいすだよ!」
「じじいもれいむもじゃまなんだぜ!」
「・・・」
とりあえず2つとも捕獲。
離せ的なことを叫んでるが無視。
手も足もない、歯は一応あるにはあるが噛む力も大してないゆっくり共は拘束の必要もなく、適当に蓋付きの容器にでも放り込んでおけば逃げられる心配もない。
まずは――結構前から我が家の縁の下を不法占拠していたと思しきれいむから作業を始める。
背中?の部分に切れ込みをいれ、中身をこぼさないよう気をつけつつ皮だけを剥がしていく。
「ゆ゛あ゛あ゛あ゛ああぁぁぁぁ!!!!」
結構痛いらしく、ちょっとうるさいけど我慢。
それをうつ伏せに雑巾の上に放置して声をかける。
「後でちゃんと塞いであげるから大人しくしてろよ。下手に動くと中身がこぼれて死んじゃうぞ」
次はまりさ。
こいつもれいむ同様、背中?部分を切り開く。
「ゆ゛があ゛あ゛あぁぁぁぁ!!??」
後はゆっくりの切り開かれた背中同士を縫い合わせ、終了。
「ゆっゆっゆ?ゆゆゆゆ・・・前に進めないよぅ」
「ゆゆ?ゆんぎぃぃぃ・・・後ろに引っ張られるんだぜ??」
2つの饅頭は背中でぴったりと密着する形になっているためお互いの姿も確認できず、両者が「自分にとっての前方」に進もうとしているため力が相殺され進むことができないらしい。
俺は饅頭共が現在置かれている状況を教える為、鏡を持ってきて見せてやる。
「ゆゆっ!?なんでまりさがくっついてるの!?」
「ゆっ!?れいむ、まりささまからはなれるんだぜ!」
30分ほど前まで自分達の家を巡って争っていた2つだ、相性は最悪だろう。
一仕事終えた俺は、「元」2つの饅頭を近所の公園に放してやった。

野生動物全般に言えることだろうが、奇形の固体に対してコミュニティは冷たい。
後天的にシャム双生児となってしまったあの2つがこれからどんな饅頭生を歩んでいくのか、それを見れないことだけを心残りに俺は二度寝を楽しんだ。

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最終更新:2009年04月17日 18:32
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