ゆっくりいじめ系2247 真冬のゆっくり対策 7

『真冬のゆっくり対策 7』



早朝村にて

「おはようございます」

「なんだ、起きられたじゃないか」

「ええ。なんとか」

「そろそろ出発だ。おい!これで全員揃ったか?」

「多分これで全員ですよ」

「よし、さあ行くぞ。ここから結構あるからな。暗いから足元に気をつけろよ」

彼らは西にいるドス退治に出発した。虐待お兄ちゃんもそのメンバーに加わっている。



1時間後

「これで準備はいいわね。じゃあ行こうかしら」

彼女は軽トラを走らせた。途中まではこれで移動する。荷台には加工所特製の透明な箱が2つ、台車、シャベルが積まれていた。

そして彼女の頭には昨日とは別のれいむのリボンが結ばれていた。

「ここまでね…仕方ないわここから先は歩きましょう」

軽トラで行けるところまで行くと彼女は軽トラを降り荷台から台車を出しシャベルと2つの箱を乗せ山道を進んだ。

「結構きついわね…帰りが心配だわ…」



さらに1時間後洞窟にて

「ゆ!ゆ!ゆううう!!!!」

「やっとでられたね!!!ゆううう!!!さむいい!!」

「だいじょうぶだよ!!ちょっとさむいけどもこもこさんをきてるからだいじょうぶだよ!!」

数匹のゆっくりが綿を身に纏い洞窟から出た。

「お…おで…がい…」

「が…ん…ばっで…ね…」

巣の入り口では雪山をどかすために徹夜して疲れ果てたゆっくり、雪を食べすぎて破れて死んでいったゆっくりや腹の中で雪が解け

ぶよぶよになったゆっくりが多数転がっていた。

「ありがとう!!みんなのおかげでそとにでられたよ!」

「みんなすのなかでゆっくりしててね!」

「「「「いってくるよ!!」」」」

数匹のゆっくりが洞窟を出発した。

「「「「いってらっしゃい!!!」」」」

「「いっで…だ…じゃ…いい」」

「むきゅ!このままじゃゆっくりできないわ!ゆっくりしないでこのこたちをすのなかへいれてあげて!」

「ゆっくりよ!ゆっくりはこぶのよ!」

「ゆーえす!ゆーえす!」

「ゆううう!!!!ばじゅりいいい!!!!」

ついさっき出発したゆっくりが引き返してきた。

「どうしたの?」

「おひさまがしずむところってどこなんだぜえ!!??」

「むきゅ!!!」

ぱちゅりーは唸った。太陽が沈む方向、すなわち西がどこだか分からないのだ。

「おひさまさんいまでてないよおお…」

「くらくてわからないよお…」

「む…むぎゅうううう…ぱ…ぱちぇにも…わ…わからないわ…」

いつもならしったかぶりをして適当な方角をさしていただろう。しかし今は群の存続がかかっている。流石に嘘をつくことはできなかった。

「「そ…そんなあ…」」

「…むうう……むぎゅううう……!!!そ…そうだわ!!」

ぱちゅりーは何か閃いた。

「あなたたち!2人1組になりなさい」

「ゆ?」

「ゆっくりしないでぺあをつくるよ!!」

4組のペアが作られた。

「あなたたちはあっちのほうがくね、あなたたちはこっちのほうがく、あなたたちはそっちをいって。あなたたちはむこうよ。」

4組を別々の方角に向かわせる作戦だ。

「さすがぱちゅりーだね!」

「こうすればだれかはどすにあえるね!!」

「むきゅ、でもきをつけてね!ずっとすすんでなにもなかったらひきかえしてね!」

「いってくるよ!」

「みんなのためにはしるよ!」

「どすをみつけてくるよ!」

4組のゆっくりは別々の道へ分かれていった。



さらにさらにそれから1時間後

「着いたわ…ハァ…ハァ…」

台車を押しながら彼女は昨日の洞窟のところまでたどり着いた。

「この穴は何?……ああ、予想通りね。ついさっきゆっくりが外に出たようね」

彼女は洞窟の入り口に向かった。

(やるわね…ここまで掘り進むなんて中々根性があるじゃない)

彼女はシャベルで雪山を崩した。そして黙って入り口に倒れこんでいるゆっくりを見つめていた。

「ゆふぅ…ゆふぅ…」

「ゆゆ!みたことないれいむがいるよ」

「れいむは…どこのれいむなの…」

「むきゅう…おおきいわね…」

「れいむはね、お日様が沈むところからやってきたんだよ」

彼女はそう答えた。

「おひさまがしずむところ!!」

「も…もしかして…どすの!!」

「れいむううう!!!!!どすはどこなんだぜええ!!!??」

お日様が沈むところから大きなれいむがやってきたと知り入り口に多くのゆっくりが走ってきた。

「ドスはね、今来れないんだ。だから代わりにれいむがやってきたんだよ」

「れいむは?まりさは?ありすは?ちぇんは?」

「もしかしてドスのところにきたゆっくり?」

「そ…そうだよ!どこにいるの?」

「ドスのところでゆっくりしてるよ」

「よ…よかったあああ!!!!」

「やったね!」

「これでゆっくりできるね!!」

「にんげんにふくしゅうできるんだぜええ!!!」

(昨日のことなのにもう忘れてるのかしら?こんなに簡単に騙せるとは思わなかったわ)

彼女はゆっくりに言った。

「今からみんなをドスのところに連れて行くわ。ドスが助けてあげるって」

「で…でもおそとはさむいよ…」

「れいむはにんしんしてるんだよ…とおいところまであるけないよ…」

「心配しないで」

彼女は透明な箱を2つ入り口に持ってきた。

「この中に入ってね。れいむがドスのところまで運んであげるよ」

「い…いいの?」

「任せて。ドスが用意してくれたのよ」

「みんな!!!!れいむがドスのところまで連れて行ってくれるって!!!!」

「「「「ありがとおおおお!!!」」」」

「さ、ゆっくりしないで。もうじき人間が来るわ。みんなを集めてちょうだい」

巣からゆっくりが飛び出した。昨日多くのゆっくりが死んだとはいえ百匹程のゆっくりが彼女の前に集まった。

「じゃあ大きい子から入れていくわよ。ちょっと狭くて苦しいかもしれないけど我慢してね」

「がまんするよ!!」

「まりさはじょうぶだからだいじょうぶだよ!!」

大きいゆっくりから箱の中へ入れられていった。次々とゆっくりが箱の中に入れられ最後に赤ゆっくりと雪を食べ過ぎて

ぶよぶよになったゆっくりを入れて蓋をした。丁度2箱で納まった。

「あら…この箱は防音仕様なのね。声が聞こえなくなったわ」

彼女は箱を台車に乗せた。

「よいしょっと…ふう…こいつら重いわね…」

台車を押し山道を歩いた。

「…………」

「……………」

「……」

「何を話しているのかしら?どうせ碌なことじゃないでしょうけど」

数十分ほど歩き彼女は台車を止めた。

「少し休憩しましょうか…あ、そうだわ。ここなら大丈夫ね。…蓋もちゃんと閉まってるわ」

彼女は箱の前に立つと頭に着けていたリボンを解いた。

「(どすのところについたらゆっくりしようね)」

「(どすがいればにんげんなんかやっつけられるね)」

「(きっととかいはなどすよ。たのしみだわ)」

「(ゆ?とまったよ)」

「(きっとついたんだよ!)」

「(どすどこ?)」

「(あれ?れいむがまえにいるよ)」

「(れいむ!ゆっくりしないでどすにあわせてね)」

「(れい…む…?)」

「(あ…あれ?りぼんがとれちゃったよ)」

「(あ…あれは…)」

「(れ…れいむじゃないよ…)」

「「「「「(どぼじでにんげんがここにいるのおおおおお!!!!!)」」」」」

「「「「「(きのうのにんげんだあああ!!!!!なんでえええ!!!!)」」」」」

「「「「「(いやあああああ!!!!!!ごわいよおおおお!!!!)」」」」」

「「「「「(だじでええええ!!!!!ごごがらだぜえええええ!!!!)」」」」」

「一体何て言ってるのかしら?でもいいわ。顔を見れば分かるわ」

彼女の正体に気付いたゆっくりはみな絶望に満ちた顔をしていた。あるゆっくりは泣き出しあるゆっくりは気絶しあるゆっくりは箱から出ようと

体当たりをしたりジャンプをしている。

「無駄よ。無駄」

彼女はまた歩き出した。

「あらいけない。前を見ないで箱ばっか見てると転んじゃいそうだわ」

彼女は笑いながら軽トラを止めているところまで歩いていった。



−同時刻−



「ゆゆう…ここってにんげんがすんでるところだよね…」

まりさとれいむのペアが向かったのは東の方角だった。その方角には村があった。

「で…でもここをとっぱしたらどすにあえるかもしれないよ!」

「そうだね!にんげんにみつからないようにゆっくりあるくよ」

「ゆっくりぃ…ゆっくりぃ…」

2匹は慎重に歩き始めた。

「「そろーり…そろーり…」」

前言撤回。声に出して歩くただの馬鹿であった。

「うわ!なんだこの物体」

早速村人に見つかった。2匹は綿に包まれている。それを知らなければ丸い綿のようなものが歩いているように見える。

「何だよ…これは…あ!」

「これって…ゆっくりだよな」

あっさりと正体がばれてしまった。

「へぇ〜珍しい。冬なのにゆっくりだよ」

1人の男が2匹を捕まえ綿を外してしまった。

「ゆぴいいいい!!!!さぶいいいい!!!」

「はなしてね!!まりさはいまからどすのところにいくんだよ!!」

「じじいはなせえ!!!!ふくしゅうするんだあああ!!!」

「何言ってんだこいつ?」

「さあ?」

「どうしようかなあ…うるさいから潰しちゃうか」

「あ!ちょっと待ってください!」

別の男がやってきた。

「よかったらそのゆっくり、実験に使わせてくれませんか?」

「実験?」

「実際にこいつらを畑に向かわせてみましょうよ。俺の畑はもう壁も設置してますし」

「ああ…なるほど、そうだな。試してみよう」

「ちょっとこいつら持っててくれません?」

彼はまりさとれいむから帽子とリボンを奪った。

「まりさのおぼうしがあああ!!!!」

「おりぼんかえじでええええ!!!!ゆっくりできないよおお!!!!」

「ついてきて下さい」

彼らは少し歩いた。数分歩いたところで止まった。

「ここからあの畑が見えますか?」

「ええ」

「あの木は?」

「見えますよ」

「そうですか。じゃあここから始めましょう。ちょっと待っててください」

まりさとれいむの飾りを手にした男は自分の畑に向かった。

「ああ、君ちょっといいかな」

村人とすれ違った。

「村の皆を集めてくれないかな?全員でなくていい。数人ぐらいでいいよ」

「今すぐにですか?」

「できれば。今からちょっと実験するから」

「わかりました」

彼は畑に着くとどこからかピアノ線を持ってきて帽子とリボンを木に吊るした。

「よし、これでいいか」

彼はさっきのところまで戻った。彼が戻る頃には数人の村人が集まっていた。

「おい…何でゆっくりがいるんだよ…」

「復讐してやるって言ってるぞ。何があったんだ?」

「お待たせしました。その2匹俺に渡してください」

彼は男からまりさとれいむを受け取ると2匹を畑を見せた。

「おい、あの畑が見えるか?」

「ぼうじがえじでよおおお!!!!!!ばりざのおぼうじいいいい!!!!」

「りぼんがああ!!!!りぼんがないとゆっくりできなよおおお!!!!!」

「うるさい!!てめえらの飾りはあっちに吊るしてあるだろ。見てみろ!」

すると2匹は泣き止んだ。

「ほ…ほんとだ!!おぼうしさんがあるよ!!」

「お…おじさん!!れいむにりぼんかえしてね!!」

「今からお前らが取りに行くんだよ。そうだな、取り返せたら甘い果物をあげよう」

彼は2匹を地面に置いた。

「ゆっくりしないでおぼうしさんをとりかえすよ!!」

「おりぼんさんまっててね!!」

2匹は畑へ走っていった。

「おーい!お前らドスのところに行くんじゃなかったのか?」

村の誰かがそう言った。

「ゆゆ!!そうだよまりさ!!ゆっくりしないでどすのところにいこうよ!!」

「で…でも…おぼうしさんがないと…まりさのことをまりさだってどすにわかってもらえないよ…だから…」

*1))

2匹は畑を目指した。だが

「ゆ?」

「はたけさんがなくなっちゃよ!」

「このあかいのはなあに?」

「はたけさんどこおお!!!」

「「ゆええぇえぇん!!!!」」

レンガの壁のせいで畑がどこにあるのか分からなくなってしまったようだ。

「おい、ここだここ。この中にお前らの帽子とリボンがあるぞ」

見かねた男が飾りを吊るしてある畑を教えた。

「ゆっくりしないでなかにはいるよ!!」

「おりぼんさんまっててね!」

2匹は走りだした。

「「ゆ…ゆあああああああ!!!!!」」

まりさとれいむは畑の前の堀に落っこちた。

「「「アッハッハッハ!!!!」」」

見ていた村人達は大笑いだった。

「ストレートに落ちていきましたよ」

「こいつは傑作だ」

「だじでええ…ここがらだじでよおお…」

「どぼじでごんなどごろにあながあいでるのおおお!!!」

幸い堀に水が入っていなかったため2匹は生きていた。もし水が入っていたらそこで終わっていただろう。

「ほれ、出してやるよ」

畑の持ち主である男は2匹を堀から取り出し地面に置いた。

「まずは堀をクリアですね」

「ちょっと俺疑問だったんですけど…壁の高さはアレくらいでいいんですかね?」

1人の村人が隣にいた男に話しかけた

「大丈夫だと思うよ。まあ見てなって」

まりさとれいむは壁に体当たりをしていた。

「ゆ!かべさん!!ゆっくりしないでまりさをなかにいれてね!!」

「あかいかべさん!!!れいむをなかにいれてね!!」

しかしレンガの壁はびくともしない。

「ゆっくりできないかべさんなんかこうだ!!」

「ゆっくりしないでこわれてね!!!」

ゆっくり程度の力では壁を壊すことなどできるはずがない。

「「ゆえぇええん!!!かべさんこわれてよおおお!!!」」

ここで男が2匹に話しかけた。

「壊れないんだったら飛び越えればいいじゃないか」

「ゆ!そうだよ!!まりさはたかくとべるんだよ!!」

「ぴょん!ぴょん!!!ゆうううう…」

「たがずぎでとどがないよおおおお!!!」

さらに男が助言をする。

「おい、高く飛びたいんだったら助走つけりゃいいだろ」

「ゆ!そうだね!」

「ゆんしょ!ゆんしょ……ゆ!…ゆあああああ!!!!」

「「「「「アハハハハハハハ!!!!」」」」」

まりさは助走をつけようと壁から離れたが自分の後ろにあった堀の存在を忘れ、また堀に落ちてしまった。村人たちはまた大爆笑だった。

「こいつはいい。下手なお笑い芸人より面白いぞ」

「なるほど。こういうわけですか」

「俺達だって助走無しじゃあまり高くは飛べないぞ」

「ま…まりさあああ!!!!だいじょうぶ!!!??」

れいむは地上からまりさに呼びかけた。

「お…おじさん!!まりさをたすげであげでえええ!!!!」

「へいへい。まだまだ死んでもらうわけにはいかないんだよな」

男はまりさを堀から拾い壁の前に置いた。

「ちょっと待ってな」

彼は畑の中へ入り裏からレンガを抜いた。

「ゆ!あながあいたよ!!」

「ここからはたけさんにはいれるよ!」

2匹は穴に飛び込んだがあまり大きい穴ではない。れいむはギリギリ中に入ることができたがまりさは大きすぎて入れなかった。

「れ…れいむう…まりさには…ちいさくてはいれないよ…」

「だいじょうぶだよ!れいむがぼうしもとってくるよ!まりさはそこでまっててね!」

れいむは畑に生えている木の前まで歩いた。

「おぼうしさんとおりぼんさんだよ!!れいむがたすけてあげるからまっててね!」

れいむは飛び跳ねたが帽子とリボンには届かなかった。

「ゆううう!!!!ゆっくりしないでれいむにとどいてね!!」

れいむはひたすらジャンプし続けた。

一方彼は畑を出て老人と話していた。

「あ、おじいさん。例のものなんですが…」

「ああ。ほれ。これくらいで充分だろ」

「ありがとうございます」

彼は老人から丸い実を数個貰った。この実がドクウヅキの実である。

「おーい、まりさ。腹が減っただろ。これでも食え」

彼はドクウヅキの実をまりさの前に投げた。

「あれが…」

「確かに見た目は美味しそうだ」

「まあ見てみましょうよ」

初めてみるドクウヅキの実に村人達はざわめいた。

「お…おいしそうだよ…むーしゃむーしゃ…しあわせぇ♪」

まりさは実を美味しそうに食べていった。

「まだ?」

「ゆっくりには効果無い?」

村人達がまりさを見つめた。数分後…

「ゆ…なんだ…ぎゃああああ!!!!」

まりさが叫んだ。

「いだいいいい!!!!!おなががいだいよおおおお!!!!!ぎゅびぇえええええええええ!!!!!!」

まりさは苦しみだし餡子を大量に吐き出してしまった。

「これは凄い」

「これ程とは」

「死んだんですかね?」

男がまりさに近づく。

「ぐるじい……よ……ゆうう……ぅぅぅ…」

「いや…まだ息がありますよ。微かにですけど。もうじき死にますよ」

「効果ありますね」

「昔これ食って子供が死んだって話聞いたことあるよ」

「言っておかないと子供は食べちゃうな。美味しそうだもん」

一方畑ではれいむが必死に帽子とリボンに飛びついていた。

「とどいてよおおおおお!!!!!ゆっくりできないよおおお!!!!!」

ついに泣き出してしまった。

「まあ…実験は終わったな。もういいだろう…。ほれ返してやるよ」

帽子とリボンが地面に落とされた。

「れいむのりぼんさああん!!!よがっだよおお!!!!」

れいむはリボンと帽子を咥えると穴から出て行った。

「まりさあああ!!!!ぼうしとりかえしたよ!!!まり…さ…?」

れいむの前には瀕死のまりさがいた。

「ま…まりさあああ!!!!どうじだのお!!??じっがりじでええええ!!!!」

「で…で……い…ぶ…」

「だめだよおおお!!!!あんこはいちゃったらゆっぐりできないよおおお!!!」

「むううううう………」

れいむの前にドクウヅキの実が投げられた。

「おいれいむ。お前も腹が減っただろう。これ食えよ」

「ゆ…おいしそうだよ…」

れいむは実を食べた。

「むーしゃむーしゃ…あまああい♪」

れいむはいくつか食べると残りをまりさの口に入れた。

「まりさ!まりさ!これおいしいよ!これたべたらきっとよくなるよ!」

一瞬まりさの目が見開いた。そんなまりさ見て村人達は笑いを必死にこらえていた。

「ふ…ふ…ふ…」

「へ…っへ…」

「ゆ…ゆ…へ…んだよ…なに……!!!ゆぎゃあああああ!!!!!」

れいむも苦しみだし餡子を吐き出した。

「ゆぎぇええええ!!!!ぐるじいいいい!!!!!ぎゅええええええ!!!!!」

「で…い…ぶう……びゅううううううう!!!!」

まりさも更に餡子を吐き出した。

「「「アハハハハ!!!」」」

「それ食ってそうなったんだっつうの!」

村人達は大笑いをした。

「とりあえず実験は成功しましたね」

「ええ。これで大丈夫そうですね」

「じゃあ作業に戻りましょう」

村人達は自分達の仕事に戻っていった。

「このゆっくりは…肥料にするか」

2匹は男に畑に運ばれ鍬で潰されてしまった。




「ゆうう!!!!ゆううう!!!」

「はしるよ!」

「どすはどこなの?いたらへんじをしてね!!」

「みんな!ぜったいどすをみつけてみせるよ!!」

「どすううううう!!!!!どこなんだぜえええ!!!!」

「つかれたよ…でもはしるよ!!!!みんながまってるもん!!!」

走り続ける3組のゆっくりペア。果たしてドスに会うことができるのであろうか?





by 虐待おにいちゃん

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最終更新:2022年01月31日 03:07
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*1 ((へえ…こいつら意外と考えてるんだな