ゆっくりいじめ系2117 都会派きめぇ丸

※虐待分?皆無です
※ゆっくりが電化製品を使います
※胴付きがでます

「おお、激写激写」
ピロリン、という撮影する音が路地裏で鳴る。
胴付きゆっくりでも使える。を触れ込みにたくさんのアイテムが発売されている現代。
この胴付ききめぇ丸が使っているのもそのシリーズのデジタルカメラだ。
機能はカメラ付き携帯のカメラにも満たない玩具のようなものだが、
シンプルな構造は多少賢い個体であれば十分使いこなせる。

まず、赤いスイッチを押し、電源を入れる。
画面に被写体を捕え、大きな黒いボタンをゆっくり押していく。
画面の真ん中にある十字のマークが赤から緑に変われば、大きな黒いボタンを押しきる。
ピロリンと音がしたら撮影終了。赤いスイッチを押して電源を切る。
きめぇ丸の持っているのは上位タイプでズームとオートのフラッシュ機能がある。

きめぇ丸が撮影したのはゆっくりれいむだ。
「おお、笑顔笑顔」
ゆっくりれいむは急に何かよく分からないものを向けられ、ピロリンと音を鳴らされた揚句、
笑顔を強要される事に少しムカッとしている。

「きめぇまるはゆっくりできないの?ゆっくりしていってね!!」
「おお、失礼失礼・・・れいむ、笑顔笑顔」
ピロリン、きめぇ丸はまたシャッターを切る。
謝ったくせに、注意した事をやめないきめぇ丸にれいむはとうとう怒り出した。

「きめぇ丸はゆっくりできないんだね!さっさとどっかにいってね!!」
「お、おお、拒否?拒否?・・・清く正しくきめぇ丸でした」
トボトボときめぇ丸はれいむのいる方は逆に方に歩き出す。


テーテッテテーテテテテーテテー、きめぇ丸が首からぶら下げている携帯電話が鳴る。
きめぇ丸はカメラをポーチにいれ、電話を取る。
ゆっくりには耳が無いので、トランシーバーのように持ってしゃべるのがゆっくりのスタイルだ。
ゆっくり用携帯電話、ボタンはごく少なく、ダイヤルボタンも見えない。
小さな液晶画面には「おねえさん」とだけ表示される。
緑に光っているボタンを押すと電話を受ける。

「清く正しくきめぇ丸です」
「あ、きめぇ丸、あたしだけどお昼食べるから合流しない?」
「おお、お昼お昼。いただきます」
「じゃあ、現代地メールしてよ迎えに行くから、よろしくね」
「おお、把握把握」

赤く光っているボタンを押す。これで電話を切るだ。
きめぇ丸はお姉さんに現在地を報告するため、メールを打つ。
まず、大きく1と書かれたボタンを押す、これでお姉さんの電話番号と携帯アドレスが呼び出される。
次に、緑色のボタンを押してしまうと電話をかけてしまう事になるので、
数字の下にある。パラボナアンテナの描かれたボタンを押す。
これでGPSが現在地を読み取り、お姉さんの携帯にきめぇ丸の位置が送信される。
さらにきめぇ丸はもう一度、1を押し、パラボナアンテナボタンの隣にあるマイクボタンを押す。
そして、ピーという音が鳴ると携帯に話し始める。
「清く正しくきめぇ丸です。豆かんがたべたいです。おお贅沢贅沢」
伝言を登録すると、マイクボタンをもう一度押す。

これでお姉さんにはさっき言った音声がメールで送信される。
待ち時間の間、きめぇ丸は今度2のボタンを押す、液晶には「れみりゃ」と表示され、
緑のボタンを押し、電話をかける。

「おでんわありがとぉ~れみりゃだどぉ~」
「清く正しくきめぇ丸です」
「でも、れみりゃはいまおるすだどぉ~、またかけてほしいどぉ~。ピーッ」
「お、おお、不在不在」
せっかく、友人に電話をして暇を潰そうとしたのに、きめぇ丸の目論見はダメになってしまう。
仕方ないのでお姉さんが来るまで別の事をしようとポーチからICレコーダーを取り出す。
これもボタンが少なくシンプルな構造だ。赤いボタンを押せば録音。
再生にはお姉さんが持っているノートパソコンが必要なので、これ単体に再生機能はない。

キョロキョロ辺りを見回すきめぇ丸、そこに1匹のゆっくりまりさがやってくる。
「どうも、清く正しくきめぇ丸です」
「ゆ?ゆっくりしていってね!」
きめぇ丸はICレコーダーの録音ボタンを押す。

「おお、把握把握。まりさはゆっくりしていますね」
「そうだよ。まりさはとてもゆっくりできるんだよ!!」
それからしばらくきめぇ丸はまりさとの何気ない会話を録音する。

「じゃあ、まりさはそろそろごはんをさがしにいくんだぜ」
「まりさ、写真写真、すこしまってください」
ICレコーダーを止め、ポーチにしまう、代わりにデジカメを取り出す。
「ゆ?なにそれ?」
「清く正しいかめらです」
「ゆ?」
無論、まりさにカメラなんて言っても分かるわけがない。
「おお、説明説明」
そう言ってきめぇ丸は試しに犬の糞を撮影する。
「見てください。あそこにあるものをここに写す。把握?把握?」
「ゆー・・・うん、すごいね!」
「まりさを撮影してもよろしいですか」
「うん、ゆっくりやっててね!!」
「おお、快諾快諾」
ピロリン、きめぇ丸はまりさを撮影する。

「みせてみせて」
きめぇ丸はデジカメの画面をまりさに見せる。
「ゆ?これ、まりさ?」
「そうです」
まりさはあまり納得いかなかった。自分はもっとスマートで綺麗なゆっくりだと思っていたのに、
写っているのはでっぷりとして頬の汚れたゆっくりまりさだった。
「ま、まりさはこんなんじゃないよ。こわれてるんだね!!」
「清く正しいかめらはこわれてません」
「ゆ!ちがうよ!!そんなのまりさじゃないよ!!」
「おお、困惑困惑」
「ちがうよね!まりさもっときれいなゆっくりだよね!!」
「お、おお・・・同意同意」
まりさの勢いに押し切られ、そう答えるきめぇ丸。
満足したのかまりさは路地裏の奥の方へ行ってしまう。

「お、おお・・・汚く誤った大人の世界です」
きめぇ丸はまりさの背中にそんな言葉を送った。
しばらくすると、お姉さんがやってくる。きめぇ丸はお姉さんと合流し、ある甘味処に行く。
営業中という看板の下には「ゆっくりと同席できます」の文字。
まだまだこういったお店は少ないが、携帯で検索をかければ何件かヒットするようになった。
今まではきめぇ丸がコンビニの前で待って、公園で食べる事が多かったが、
最近では外食もしやすくなった。

「この煮込み雑炊をひとつください」
「あ、ごめんなさいそれ来月からなんですよ」
「じゃ・・・この煮込み雑煮を」
「ですからごめんなさい、お雑煮も来月からなんですよ」.

ガーンだ。結局、お姉さんはコンビニで何かを買うことにして自分ときめぇ丸の分の豆かんを頼んだ。
「恨むわよ、きめぇ丸。あたし、お腹空いてたのに・・・」
「おお、立腹立腹」

お姉さんとの仕事の話をする。お姉さんはゆっくり関連雑誌、週刊「ゆスキー」の記者で、
『都会派きめぇ丸』というコーナーを担当している。そこに出てくるのはお姉さんを同居しているきめぇ丸だ。
都会で楽しめるゆっくり関連施設やゆっくり用家電、時には他のゆっくりとの対談なんかもする。

「これ食べたらゆっくり対応コンビニの取材に行くからね」
「おお、把握把握」
「そのために~、あんたの携帯、新しくしたんだからね~」
きめぇ丸の携帯にはもう電話とメール以外にもう一つの機能があった。
それはお財布携帯としての機能だ。会計時、機会にタッチし、円マークのボタンを押すとお会計ができてしまうのだ。
使う度に飼い主にメールが行くようになっており、飼い主は自分の携帯からお財布機能を停止させる事もできる。
限度額は予め決めておけ、今のきめぇ丸は1日の限度額は500円に設定してある。
一週間前に説明をした時、きめぇ丸は昨日の使い方の復習よりも「清く正しくきめぇ丸です。おねえさん、お金が枯渇枯渇」と限度額を引き上げて貰う為の文句を考えていた。

コンビニの取材は難なく終わる。
低い戸棚にはゆっくりが好む商品が置かれている事は評価できたが、
警備員に捕食種のゆっくりふらんを巡回させているのは若干やりすぎだろう。
お姉さんはイケメンの店員に「可愛いですね」と言わたと有頂天だったが、イケメン店員はきめぇ丸の方を見ていた。
勿論、きめぇ丸は限度額アップのためにお姉さんに伝えなかった。

ひとまず、お姉さんときめぇ丸は会社に戻り、お姉さんは記事の作成。
きめぇ丸は同僚のてんこ、れみりゃと別室でゆっくり用家電を試していた。
てんこは「ゆスキー」ではなく月刊「雷撃虐兄」の『裏・都会派てんこ』というコーナーを担当しているゆっくりてんこだ。
お姉さんのコーナーを丸パクリしていると思われがちだが、ペンネームこそ違え、お姉さんが書いているのだから問題はない。

「きめぇ丸、おねえさんとお食事にいったそうですね。汚い汚い」
「こら、てんこ。そん時、お前は俺の弁当勝手に食って、俺に説教されてるトコだっただろ」
てんこはお兄さんに怒られ、にんまり笑う。
このお兄さんはゆっくり家電クロスレビューなんてのを書いてるお兄さんで、
きめぇ丸が食事の前に電話したれみりゃの飼い主だ。
自分の飼ってるれみりゃ、それにお姉さんの飼ってるきめぇ丸、てんこに家電を使わせ、その感想をまとめて点数をつけさせたりする。
もちろん、メーカーからお金なんて一切貰っていない。
お金を貰いレビューの点数を弄れば最初は売れるだろうが、だんだんレビューの信用が落ち、ひいては雑誌、出版社の信用が落ちる。
それに「あのメーカーはお金を渡している」なんてネットで噂になるのもメーカーとしては避けたい。
そのため、お兄さんはお金を受け取らず、公平にレビューをまとめる。

「おねえさんはあまり怒らないから、てんこはおにいさんが怒ってほしいのです。おお、熱愛熱愛」
「はぁ・・・てんこにモテるぐらいならお前達の飼い主にモテてーよ」

「れみりゃはおにいざんが、だい好きだどぉ~」
「わたしは嫌いです。おにいさんは怒るから嫌いです。怒られるの嫌いです」
お兄さんの言葉にれみりゃとてんこが答える。
「おお、両手に花、清く正しく交際してあげてください」
「お前はどっからそんな言葉覚えるんだ」

そんなやり取りをしながら、今日は『ゆっくりに持たせたい!防犯ブザー特集!!』という事で、
いろんなメーカーの防犯ブザーが用意された。
部屋に置かれた大きな水槽には朝、お兄さんがその辺で捕まえてきた野生のゆっくりまりさやれいむが入っている。

「まずは紅魔社の防犯ブザーだ。よし、鳴らしてみるぞ」
お兄さんがブザーの先についている紐を引く。

『う~、れみりゃだどぉ~』
もう一度引く。
『れみりゃだどぉ~、たべちゃうぞぉ~』

「うん、紅魔社は毎回れみりゃバカだな」
紅魔社というのはゆっくりれみりゃ専門店から始まったメーカーで
他にゆっくりふらん、ゆっくりめいりん、ゆっくりぱちゅりーなんかのアイテムを生産している。
お兄さんは社長と一度会った事があるが、れみりゃをお嬢様と呼ぶちょっとぶっ飛んだメイド服のお姉さんだった。
毎回、真面目なのかどうなのか疑問に感じるようなアイテムが多い。
そんなので儲かるのか?とよく聞かれるが、ゆっくりれみりゃファンの狂信的な支持を得て今日まで経営を続けていられる。
れみりゃバカだと言ったお兄さんも僅かな給料で紅魔社の株を買い。毎月、れみりゃ用の服が一着付いてくる「月刊わたしのおじょうさま」を定期購読している。

ゆっくりは「れみりゃだぁ!!ゆっくりできない!!!」と大騒ぎだった。
しかし、きめぇ丸とてんこが布でれみりゃを隠し、お兄さんが防犯ブザーの紐を引くと。
「ゆ?れみりゃ?」「どこ?いないよ?」「ゆっくりできないね」「れみりゃはさっさとどこかにいってね」と、
反応はイマイチだった。そういうわけで、れみりゃには目を見えるように穴を開けた紙袋を被せた。
「もう紅魔社はこういうマジメなアイテムに手を出すなよ。株価下がる・・・」

「おお、恐慌恐慌」
「おにいさん、無様だな。おにいさん」
「れみりゃのあたらしいぼうしだどぉ~」
3匹がそれぞれの反応を見せた後。次の防犯ブザーの検証に移る。

「次はエタニティ社の防犯ブザーか、何々・・・まりさ用?これは期待できそうだ」
お兄さんは防犯ブザーのボタンを押す。

『ピーーーーーーーーッ』
「ゆぎぃいい!!!!」
小さな電子を音と共に水槽の中のゆっくりまりさが悲鳴を上げる。
「ゆぎゃあぁあああ!!!ゆっく、ゆうっくりぎゃぁぁああ!!!」
「なにぃいいい、これぇゆぐぃぃいいい!!!!」
「ゆ、ゆぎぃ、ゆぐっ、ゆっぐぅぎゃああ!!!」

「お、おお、絶大絶大」
「じぶんの手を汚さずに、さすがお兄さん汚い汚い」
「お~、なんだどぉ~?まりさゆっくりできないどぉ~?」
3匹ともその威力に感心していた。
水槽の中では絶叫するまりさ種と心配する他の種達で大混乱になっている。

お兄さんがボタンから指を離す。
「さ、さすがエタニティ社・・・」
エタニティ社は薬品産業、医療技術、宇宙開発事業などを行っている大企業だが、
何故かこのゆっくり関連の産業にも、とても熱心に参入してきているメーカー。
高い技術力で優れたアイテムを開発するが、おの防犯ブザーもだが、たまに強力すぎる商品が販売され後に回収になる事が多い。
「これも回収・・・かな」

そう言ってお兄さんは防犯ブザーをテーブルに置き、次のを用意しようとする。
『ピーーーーーーーーッ』
振り返ると、れみりゃが楽しそうにボタンを押している。
「うっう~、きれいなねいろだどぉ~」
そう言いながら踊りだす。お兄さんはとっさにれみりゃの紙袋を外し、携帯でムービーを撮る。
「きめぇ丸、カメラだ。この可愛い姿を撮れ!!」
渋々、きめぇ丸はポーチからカメラを取り出し、れみりゃを撮影する。

その間もまりさの絶叫が続く。
「ゆっぐりできなぁいいぃいい!!!!」
「われりゅぅううう!!!!!!」
「ゆぎゃぁあ!!・・・ゆぎゃぁあ!!!もっどゆっぐりじだぎゃあぁ!!」

5分ほどれみりゃが踊ると、まりさ種は殆ど絶命していた。
「あーあ、ちょっと、虐兄のデスクいって、まりさ種貰ってくるわ」
お兄さんはそう言って部屋を出た。まりさ種を水槽に補充し、検証が再開される。

「じゃあ、次はジレイ堂のおりんりんベル」
こうしてお兄さんときめぇ丸達の防犯ベル検証は進んでいく。





「おーい、きめぇ丸、てんこ帰るよー」
お兄さんとの検証を終え、別室で遊んでいた2匹をお姉さんが迎えに行く。
「おねえさん、うるさい」
いきなりてんこにそう注意される。
「ん?」
てんこは眠っているきめぇ丸を指差す。
「ああ、寝ちゃったか。しゃーないね」
お姉さんは右手に持っていたバッグの紐を調節しリュックにすると、
右手できめぇ丸を抱き、左手でてんこと手を繋ぎ家路に着く。

「おねえさん、てんこもカメラが欲しいです」
「ん?じゃあ、週末買いに行こうか」
「さすが、おねえさん優しい優しい」













~あとがき~
携帯電話とか胴付きなら使えるかなーという妄想から生まれました。
ちょっと勢いで書いたんでパロも多めです。書いてたイメージとしてはプロの虐待お兄さんやドロワの千夜先生の世界観で書いてます。
次回「裏・都会派てんこ」!はあるかな?ないかな?ある!!・・・・ウサ

~登場した雑誌~
『週刊ゆスキー』
ゆっくり関連商品を紹介する雑誌、紹介されているのは生活雑貨などがメインで、
ゆっくり用家電はまだページが少な目、『都会派きめぇ丸』の他に『まりさだもんね!』『だってレイなんだみょん』がある。

『月刊雷撃虐兄』
虐待お兄さん御用達の雑誌、虐待グッズの紹介などがメインで、
てんこがゆっくり用家電を悪用する『裏・都会派てんこ』の他にふらんが虐待グッズを使う『虐待ゆフランサン』がある。
特典として、ゆっくりの求愛の声が収録されたCDが付いており、野良ゆっくりを集めるのに重宝する。

『月刊わたしのおじょうさま』
毎月、一着れみりゃ用(他の胴付きもサイズ的に合うが背中に穴が空いているので羽のない個体は注意)が付いてくる。
れみりゃの写真や漫画などが掲載されている100%れみりゃ雑誌、2冊買って、余分にでた1着を自分なりに改造するのが通。

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最終更新:2009年02月03日 10:26
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