ゆっくりいじめ系1754 レイパーありすX2 ~VSカウンターレイパー~

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レイパーありすX2 〜VSカウンターレイパー〜



「すーぱーすっきりタイム! にんっしん! にんっしん!」
「やめてぇぇぇぇぇ!!!」
もはや御馴染みの光景、レイパーありすのすっきりタイムだ。
標的にされたのはいつもの通りまりさ。つがいだったらしく、巣の隅にぶちのめされたれいむが転がっている。
「N・T・R! N・T・R!」
「ずっぎりじだくないよぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
「んほおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」

やがてありすは絶頂に達した。
「すっきりー!」
見る見るうちにまりさの体からいくつもの茎が生えてくる。数からして母体はたぶん生き残れないだろう。
すっきりしすぎると生まれてくる仔に餡を吸い尽くされて死ぬのだ。
「ふぅ……なかなかとかいはなおあじだったわ……」
ありすはしばし余韻に浸った。だが長居するつもりはない。
この世にはまだ見ぬ無数の素敵なまりさがありすを待っているのだから。

「じゃあ、ありすとまりさのかわいいちびちゃんたちを、がんばってゆっくりそだててね!
とかいはなレディにそだててあげてね!」
まりさとれいむの残骸に無責任に言い放つと、ありすは蹂躙された巣を去っていった。
ああは言ったが、ありすにとって残した子供を育てようが育てまいがあまり関係ない。
運がよければ何匹かは生き残るだろう。それで問題ない。後は知ったことではない。
レイパーにとっては仔を産ませるということが、快楽以外のすべてだ。

レイパーありすの発祥については詳しいことはわかっていない。
ゆっくり種の生存力の低さに対する、ひとつの適応法なのではなかと言われてはいた。
死にまくるのなら産みまくればいい。生まれた数が死んだ数を超えるのならば滅びることはない。
レイパーありすは普通のゆっくりよりも体格がよく、通常種になら大抵勝てると言われている。
そして、生まれる子供も大抵はありす、それもレイパー化する素質を充分に持っている。
レイパーは着々と増えていった。
ゆっくり種を塗りつぶさんがごとく……。



レイパーありすは最近あまりすっきりしにいかなくなった。
なんだか動きたくないのだ。それにやたら空腹を覚える。
ちょうど、直前に襲ったゆっくりが大量の食糧を蓄えていたので、これをつまみながら休息を取ることにした。
生まれた赤ゆっくりは邪魔だったので叩き潰しておいた。後でおやつにする予定。
早く旅を再開して、ゆっくり(特にまりさ)を犯したいという強い衝動があったが、
それ以上に今は動くべきではないという予感がしていた。

しばらくして、ありすは自分が大きくなっていることに気がついた。
もう成長期は終えていたと思っていたのに、今また大きくなるとは……。
大きくなることは良いことだ。大きくなればそれだけ強くなり、まりさを組み伏せるのも容易くなる。
ありすは無邪気に喜んだ。
「うふふ! もっとおおきくなったら、いままでいじょうにまりさとすっきりしてまわれるわ!」

ありすは奪った巣の外に出なくなった。
なんだか体が重い。その上けだるく、熱っぽい。
嗜好も変わった気がする。
病気になったのかもしれないと思ったが、生来ポジティブだったありすはそれを打ち消し、
別のもっと楽しい可能性を考えた。

自分はドス級になりつつあるのかもしれない、と。
ゆっくりの上位種、ドス級がいかにして生まれるかはよくわかっていない。
通常種とは完全に別種で、ドスはドスからしか生まれないという説もある。
一方で、通常サイズのゆっくりは一定条件下でドス化しうるという説もある。
後者の説でも、あらゆるゆっくりが充分な生存期間と食物を与えられればドス化しうるという後天説と、
それに加えて生まれつきの資質が必要とする先天説に分かれた。
また、ドス化するためのなにか特別な行動、触媒が必要とする説もあった。

「ありすがくいーんになる!?」
それはとても素晴らしいことだった
くいーんありすになれば、普通のまりさだけでなく、ドスまりさとでもすらすっきりできる。
あの巨体を思うがままに弄べるのだ。想像しただけでよだれが垂れてくる。
もしくいーんになれたら……ありすは決意した、ハーレムを作ろうと。
各地から集めた大量の美まりさをはべらせるのだ。
そしてたくさんの仔を産ませ、世界をありすの子孫で満たす。
これならいつか人間に勝てる! あるいは妖怪にも?

「うふふ! うふふふふふふ!!」
ありすは笑いが止まらなかった。
気ままにすっきりしまくるこれまでの生活も悪いものではなかったが、未来にはより大きなものが待っている。
「きっと、たくさんすっきりしたとかいはなありすに、すっきりのかみさまがごほうびをくれたのね!」
けだるさも熱っぽさも、その他の様々な不快感も耐えることが出来た。
きっと、ドス化するための通過儀礼なのだろう。殻を破ろうと体が足掻いているのだ。
ありすはじっと耐えた。未来を思えばこの痛みすら快感に思えてくる。



「ふー! ふー!」
ありすは強い息苦しさを感じていた。
“そのとき”が近づいているという予感があった。
何かが腹の中で暴れてるような感覚があった。ありすはまさに蛹を破ろうとする蝶を想像した。
膨れすぎたせいでよく見えないのだが、下腹部に穴が開いたような気がした。理由はわからないが、きっとドス化の前兆なのだろう。
「ふー! ふー! ふぅぅぅぅーーー!!」
なにかがはじける感覚がした。穴から液体が噴出したようだった。
「なっ! ありすのなかからなにかがでてくるぅぅぅ!」
すさまじい痛みだった。餡を抉り出されるような痛み。到底耐えられる気がしない。この先にくいーんの栄光が待っているのだろうか?
そのとき、なにかが穴から飛び出した!

「ゆっくちしていっちぇね!」
穴から飛び出したものはそう叫んだ。
「え? あ!?」
ありすは二の句が告げない。
ありすの穴から出てきたのは、一匹の赤まりさだった。いや、赤まりさというには大きめだ。成体と幼体の中間ぐらいだった。
「ぐっ! ゆがっ!!」
またなにかが穴から飛び出した。
「ゆっくちしていっちぇね!」
今度は赤れいむだった。
ありすは何がなんだかわからなかった。どうしてこんなに痛いのだろう? この赤ゆっくりたちはどこから巣に入ってきたのだろう?
いつになったらくいーんになれるのだろう?
激痛と共に穴から次々に赤ゆっくりたちが飛び出していった。
「ゆっくちしていっちぇね!」「ゆっくちしていっちぇね!」「ゆっくちしていっちぇね!」「ゆっくちしていっちぇね!」
赤ゆっくりたちはすべてまりさ種かれいむ種だった。

「はー! はっー! はぁぁぁーっ!」
地獄の時が終わった。ありすは自分がしぼんでしまったような気がした。全身の皮がたるんでいる。
自分はくいーんになれなかったのだろうか? ドス化に失敗したのだろうか? この赤ゆっくりたちはなんなのだろうか?
ありすの混濁する思考ではなにもまとめることができなかった。

「みゃみゃ! ゆっくちしていっちぇね!」
「みゃみゃ! ゆっくちごはんをちょうだいにぇ!」
「みゃみゃ! しゅりしゅりさせちぇね!」
「みゃみゃ! べたべたをにゃめにゃめしちぇね!」
赤ゆっくりたちは口々にありすに要求してくる。みゃみゃ? この赤ゆっくりたちはありすを親だと思い込んでいるらしい。
ありすは自分が子供を産んだなど夢にも思わなかった。ありえない。そんなことはありえない。
ありすは今までたくさんすっきりしてきたが、すっきりさせられたことは一度もない。
そうだとしても、まりさはまだわかるとして、れいむまで産まれてくるのはおかしい。
このありすはれいむが好みではなかったので、よほど飢えたときでなければれいむとはすっきりしない。
そして、最近れいむとすっきりしたことはなかったはずだ。

「みゃみゃ! どうちておへんじちてくれにゃいの! はやくゆっくちしていっちぇねっていっちぇね!」
「みゃみゃどうちたの? はやくれーみゅにごはんをちょうだいね!」
「みゃみゃ? にゃんでまりしゃをにゃめにゃめしちぇくれないの?」
「みゃみゃ! れーみゅべとべとできもちわりゅい!」
ありすの心に怒りがわきあがってきた。なんだかよくわからないがくいーんにはなれなかったらしい。
おそらくはこの赤ゆっくりたちのせいだ。しかも、あれやこれやと口うるさく要求してくる。
仔を育てるのはまりさやれいむの仕事だ。ありすの仕事ではない。
「うるさいわ! なんなのあんたたちは!? ありすはあんたたちのままなんかじゃないわ! ゆっくりしないでさっさときえてね!」
ありすは消耗した体力を振り絞って、手近な赤れいむに体当たりした。
「ゆぎゃぁ!」
しかし、赤ゆっくりにしてはすでにある程度成長してるかのように大きかったので、死にはしなかったようだ。

「ゆぅ! みゃみゃどぼじでしょんなことしゅりゅの!」
「みゃみゃなんでおこっちぇるの? そんにゃのときゃいはじゃにゃいよ!」
「みゃみゃじぇんじぇんゆっくちしてにゃいよ!」
「うるさい! うるさい! ままじゃないっていってるでしょぉぉぉぉぉぉ!!」
ありすは怒鳴り散らした。残らず叩き潰してやりたいが思うように体が動かない。
「……みゃみゃじゃにゃい! こんなやつみゃみゃじゃない!」
「なに? ゆぁっ!」
一匹の赤まりさがありすに体当たりした。
「れーみゅをいじめちゃらゆるしゃないよ!」
「みゃみゃじゃない! ゆっくちしてにゃい!」
「ほんとうのみゃみゃをかえしぇ! まりしゃたちをゆっくちしゃしぇちぇ!」
赤ゆっくりたちは次々にありすに対して攻撃をし始めた。
普通の赤ゆっくりだったら、いくら束になってもかゆいだけだが、この赤ゆっくりたちは成体との中間ぐらいのサイズだった。

「ゆぐっ! ゆぎぃ! やめ! やめなさい! やめるのよ! ちょ! ゆげぁ!」
また、ありすは体力を失っており、先ほどまで膨張していた皮は耐久力が低下していた。
やがて、赤ゆっくりの攻撃で皮が命そのものであるカスタードクリームが流れ出してきた。
「やめっ! やめてっ! ありずのどがいはなくりーむがぁぁぁぁぁ!」
「ゆっくちしゃせりょ! ゆっくちしゃせりょ!」
「みゃみゃじゃない! みゃみゃじゃない!」
「なんで! ごんば! ばがな! ありずは……くいーん……」
くいーんになれるとばかり思っていたありすは、自分が産み出した赤ゆっくりたちに袋叩きにされて殺された。
最期のときまでなにがなんだかわからなかったに違いない。

「ゆぅぅぅぅ……みゃみゃ……」
「こりぇからどぼずればいいにょぉぉぉ?」
赤ゆっくりたちは生存本能の促すまま、敵意をむき出しにしてきた親ありすを殺した。
そうしなければ生き残れなかったからだ。
だが、生みの親がなぜか自分たちを愛してくれなかったこと、そして殺してしまったことは心に大きな傷を与えた。
赤ゆっくりたちは嘆くばかりだ。

「みんにゃ! みゃみゃはまだいるはじゅだよ!」
一匹の赤まりさがそう言った。
「そうだにぇ! ほんとうのみゃみゃがきっとどこかにいりゅよ!」
一匹の赤れいむが賛同した。
赤ゆっくりたちは本能的にもう一匹の親がいることがわかっていたのだ。今も生きているとは限らないが……。
「しゃがしにいきょう!」
「おおきくなっちゃたらしゃがしにいきょう!」
「ゆぅ! ゆぅ!」
赤ゆっくりたちは新たな希望を得た。
まず体のべとべとをみんなで舐めあう。
食糧は蓄えが少し残っていたし、親ありすも今や糧でしかない。
すでにある程度成長していたので、みんなで力をあわせれば狩りもできるだろう。
赤ゆっくりたちは誓い合った。
まずは力をつけよう。みんなで力をあわせて生きていこう。
そしていつの日か本当の母を捜しにいくのだと……。






ゆっくりは厳しい自然界に適応するためにレイパーありすを生み出したが、
今度はそのレイパーによって他のゆっくり種が脅かされることになった。
レイパーはありすばかりを生み出し、そのありすもまたありすばかりを生み出し、
やがて、ゆっくりすべてがありすになってしまう。その先に待っているのはゆっくり全体の破滅だろう。

だが、その危機に瀕してゆっくりは新たな進化を遂げつつある。
それがカウンターレイパーだ。
このゆっくりたちは一見他のゆっくりと変わるところはない。自身、カウンターであることに無自覚であると思われる。
それに、レイパーに襲われたらにんっしんしてしまうのも普通のゆっくりと変わりない。
だが、カウンターを犯したレイパーは知らぬうちに自分までもにんっしんさせられてしまうのだ。

ゆっくりの出産方法は植物型と胎生型の二種類があり、これらは自身の意思で使い分けられるという説が今のところ有力だ。
とにかく迅速に増える必要があるときは植物型が選ばれる。ほとんどのゆっくりはこの方法で増える。
胎生型はよほど安全な環境でなければ行われない。にんっしん期間が長いからだ。
だが、こうして生まれた子供は最初からある程度成長した亜成体であり、強靭な個体に育つと言われている。

レイパーに襲われたゆっくりはほぼ必ず植物型のにんっしんをする。これは説明の必要もないだろう。
だが、カウンターレイパーはちょうどのその逆だ。
レイパーありすを意志に関わりなく強制的に胎生にんっしんさせてしまう。
これだと避にんっしにくく、生まれた子供がレイパーに殺されてしまう確率も低くなる。ある程度成長しているからだ。

なぜこの方法でありすが生まれないのか、ペア以外の種が生まれるのかに関してだが、
カウンターは選択的にありすの遺伝子を排除する能力があるのだろう。
異種が生まれるのは、いわゆるチェンジリングが起きているのではないかと思われる。
ありす遺伝子が押しのけられたことで、入り込む余地ができたのだろう。

相打ちに近い形だが、これでありすだけが一方的に増え続けることはなくなると思われる。
この壮絶なにんっしん合戦、いったいどちらが勝利を収めるのか、あるいはどちらも決定的な勝利を得ることはないのか、
その行く末が興味深い。



「うほっ! いいまりさ! とかいはなありすがすっきりさせてあげるね! むほおおおおおおおおおお!!!!」

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最終更新:2008年12月16日 22:20
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