ゆっくりいじめ系1254 赤ちゃんを育てさせる

飼いゆっくり魔理沙が死んでしまった。


原因はこうだ
おいしい餌を食べさせて束縛なくのびのびとゆっくり育てていた
バレーボールサイズまで育ったある日、魔理沙は友達のゆっくりが欲しいと言い出し
俺はしぶしぶOKした。

森が近いため、ゆっくりがこの家のそばを通ることがしばしばあり
通りすがりの小汚いゆっくりれいむを飼い魔理沙が見つけると
「ゆっくりしていってね!」と声をかけ
そのれいむも「ゆっくりしていってね!」と返した事ですぐに友達になった。

俺は、ゆっくりれいむに「お菓子をあげるよ」と家に誘うと
泥だらけの体をお湯でサッと洗ってあげて
野良には到底食べることが出来ない餌を与えた。
れいむは「むーしゃ、むーしゃ、しあわせー♪」と泣いて喜び
「ゆっ!ここはゆっくりできるかられいむのおうちにするよ!」とほざきだした。

魔理沙が「れいむもここに住ませてほしいよお兄さん!」と
ぼふんぼふんと必死に飛び跳ねるもので、ついつい霊夢の同居を許可してしまったのだ。

「ゆっくり、ここをれいむのおうちにしてあげるね!ゆー♪ゆー♪ゆ~♪」と
ふんぞり返って音程のおかしな歌を唄いだす。

れいむの暴言はたびたび癪に障ったが、飼い魔理沙の幸せそうな笑顔をみると
俺も幸せな気持ちになり許せる気がした。



それから1週間とたたず、俺の飼い魔理沙は死の淵をさまよっていた。
頭の上に太い茎を生やし、その先には5つの実がなっている。
慌てて冷蔵庫からオレンジジュースをとってきて乱暴に浴びせた
その間、20秒ほどだったろう・・・
すでに手遅れで普段なら大きな傷すら瞬時に再生させる特効薬も
皮が吸収できないほど壊死していたため効果はほとんどなかった。

それでも、オレンジの水滴がわずかに死を遅める
飼い魔理沙はうつろな目で口を開いた。
「お・・・おにいさんまりさはしあわせだったよ・・・
こんどうまれてくるときも・・・おにいさんのこどもになりたいな・・・」

ガクッ

飼いゆっくり魔理沙は物言わぬ饅頭となった。
俺は生まれて始めて泣いた。
大声をあげ、ゆっくりと叫んだ。

「ゆっくりぃぃぃぃぃぃい!!!」

俺は人間であって、ゆっくりじゃない。
しかし、このゆっくりという言葉が俺と魔理沙を繋ぎ止める大事なものに思えたのだ。


「ぺーろぺろぺろあまあまー♪」

悲劇のメロドラマの最中に場にそぐわないほのぼのとした声が聞こえた。
ゆっくりれいむである。
魔理沙のためにオレンジジュースをダッシュで持ってきてぶちまけたわけだが
そのおこぼれを、この糞饅頭が舐めて喜んでいるのだ。

「れいむ、お前は魔理沙が死んで悲しくないのかい?」

れいむはオレンジジュースに夢中でワンテンポ遅れてゆっくりと答えた。



「ゆ?だいじょうぶだよおにいさん」



なにを言っているのかわからなかった。


「なにが大丈夫なんだいれいむ?」

今度はゆっくりしないで答えた。
「ちいさなまりさが2こもあるよ!」
れいむは得意満面な顔で答える。

「どう大丈夫なんだい?」


「おにいさんはばかなの?まりさはさっきよりもふえ・・・ぶぺぇ”」

つい踏みつけてしまった。
「お前が俺の大事な飼い魔理沙にスッキリしたから死んだだろうが!」

「おに”ぃざん” いだい”よ”お”ゆ”っぐりはなぢでねぇ”」
グミの様に弾力のある体のせいか踏んでも簡単には潰れなかったが
ひしゃげた顔は苦しそうで涎と涙でぐしゃぐしゃだ。
魔理沙の死の間際にも涙ひとつ見せなかったくせに。

こんなバカれいむでも一応俺の魔理沙の子の母だ。
命だけは助けてやるか。
踏んでいた足を離す。
すると、くってかかってきやがった。

「ゆっくり出来ないおにいさんはしんでね!
ゆっくりプレイスとお菓子があるから、魔理沙と遊んであげたのに
ちょうしに乗らないでよね!」

ぽこんぽこん、と俺の足に体当たりをしてくる。

「魔理沙が死んでここはれいむのおうちだから
魔理沙の手下の餌がかりはキチンとみのほどをしってね!」

今度は歯を立てて噛み付いてきた。
全力なのだろうが歯型もつかない。

「くちでもいってもわからない頭の悪いおにいさんはゆっくりきょういくを・・・ゆ!」

俺はひょと、れいむを掴むと透明の箱に入れて外へと飛び出す。
隣の家の虐待お兄さんのおうちの前に置いた。
その間40秒。

殺したいところだが、万が一あの世なんて場所があると
いまやってしまったら俺の魔理沙に鉢合わせする危険があるので、これが最善の処置だ。
俺が虐待してもいいのだが、これから魔理沙の赤ちゃんを育てないといけない。
特別防音設備や広くもないこの家で虐待を行うと
赤ちゃんに悪影響を及ぼすかもしれないと冷静な判断をした結果だ。


あらためて魔理沙の死骸を見ると
茎について実はすでに顔形がハッキリしていて今にも生まれようとしている。
赤れいむ3匹、赤まりさ2匹だ。

その時、1匹の赤れいむの実がおちた。
つづいて他の4個の実もおちる。
「「「「「ゆっきゅりしていっちぇね!」」」」」

「ゆっくりしていってね!」
俺は魔理沙の代わりに答えてあげた。

「ゆっ、おかーちゃんはどこ?」
「ゆっくちできりゅの?」
「おにいさんはゆっきゅり?」

とりあえず茎を細かくちぎってあげて赤ちゃん達に食べさせる。
あからさまに赤れいむには少なめだ。
逆にまりさには多い。

「ゆっきゅりおいちーよ!」
「むっちゃむっちゃ、ちあわちぇ!」
まりさ種2匹は満足そうにほうばる。

一方れいむ種3匹は数が多いのにもらえる茎が少なく不満そう
「むーしゃむーしゃ・・・」
「ちゃりないよ」
「もっちょほしいよ」

まりさが食べきれない様子なのを1匹のれいむが確認すると
「ちょっちょわけちぇね!」と端からかぶりついた

俺はデコピンとも呼べない中途半端な指の動きで、そのれいむをひっくり返す。
「ゆ”!」
ちょっと涙目になった。
すぐに起き上がって「ゆ~ん」と泣き出す。

それを見たまりさが
「れいむがかわいちょーだよ!おにいさんゆっくりあやまってね!」と怒っている
俺の飼い魔理沙の面影がハッキリ残っている顔で言われると
つい、素直にその赤まりさの言うことを聞いてしまう。

「ごめんよ、れいむ
だけど、人の物をとることは悪いことだということをゆっくり理解してね!」
俺はゆっくり風にれいむに謝罪した。

「ゆ、れいみゅがわりゅかったよ!」
赤ゆっくりは素直なので納得してくれたらしい。




さて、明日から仕事がある。
虐待お兄さんなら会社を1週間くらい休むところだが、俺はそうもいかない。
・・・となると日中家にいない間に赤ちゃん達の面倒をみてくれる親が必要だ。
ゆっくりの面倒なら同じゆっくりにやらせればいいんじゃないか。
さっそく親代わりのゆっくりを探しにいく。

この近所にはゆっくりの巣が多く、ことゆっくりには困らない。
虐待お兄さんもそれでわざわざ引っ越してきたほどだ。

徒歩10分、森のはずれで1匹のゆっくりれいむが頭から茎を生やしひなたぼっこをしていた。
「ゆっくり育ってね、ゆ~♪ゆ~♪ゆ~♪」
ニコニコと笑顔で実をよく日に当てて歌っている。
こちらに気がついたようだ。

「ゆっ!お兄さんはゆっくりできる人?」

生まれてくる実を気づかって警戒しているようだ。
半歩ほど後ずさりをしている。

「ゆっくりできる人だよ。ゆっくりしていってね!」
そう言って、ゆっくり用睡眠薬の入ったクッキーを与える。

「ゆゆ♪おにいさんはゆっくりしてるね!」
なんて現金な事を言いながらむーしゃむーしゃしだした。

「ぐっすりー!」

これは俺のセリフだ。
いくらゆっくりでも寝る直前にそんな事を言わない。



両手に抱えて家に持ち帰る。
さすがに成体ゆっくりとなるとちょっと重い
途中、何匹かのゆっくりとすれ違ったが無視をする。
「ゆゆ、そのれいむをどうするの!」とか
「おそらを飛んでるみたいでうらやましよ!」なんて声をかけられた。


家に帰ると、さっそく台所で茎ごと実ゆっくりを取り除く。

ブチブチィ!!

そのまま生ごみの詰まった三角コーナーへ・・・ポイッ!

赤ゆっくり達がいる部屋を覗くと5匹とも眠っていた。
まりさ2匹は「・・・おかーちゃん・・・ゆっゆっ」
れいむ3匹は「おなかちゅいたよ・・・」
などと寝言を言っている。

そこへ睡眠薬でぐっすりの親れいむを配置して準備完了。

俺の考えでは、目を覚ました親ゆっくりは
生まれたての他人の赤ゆっくりを見て自分の子だと勘違いしてくれるはず。

親れいむにオレンジジュースをかける。
すると睡眠というバッドステータスからたちどころに回復した。

「ゆっくりしていってね!」

その親れいむの声に赤ゆっくり5匹が目を覚ます。

まりさは寝ぼけまなこだ。
「ゆ・・・?おかぁちゃん?」

親れいむも、しばらく呆然としていて
頭上が軽くなってることにゆっくり気づいた。
「ゆゆ?れいむの赤ちゃん?」

そこで俺の言葉でダメ押しをする。
「ゆっくりおはよう親れいむ!君はここ3日間眠り続けていたんだよ。
その間に赤ちゃんが生まれて、このままじゃゆっくり出来ないと思った僕は茎を赤ちゃんに与え
この家に保護をしたというわけさ!」


「ゆゆ!そうだったのおにーさん、ゆっくりありがとうね!」
親れいむはコロっと騙された。
だが、ここで予想だにしていなかったミスが発覚する。

「でも、なんでれいむとありすから・・・まりさがうまれるの?ゆっくりふしぎだよ!」
頭を横にかたむけて「?」マークを表情に浮かべる。

やばい!れいむと言えばツガイはまりさだろ!
そんな先入観からの痛恨のミステイクだ!
なんとか言い訳をしなくては!

「確かに、あの森では珍しい事かもしれないね!でも、ロスじゃ日常茶飯事なんだぜ!」

苦しい、いいわけだった。


「ゆゆ、そうなの?ゆっくりしらなかったよ!」

これでまかり通るのが俗に言う餡子脳である。


「おかあちゃ~ん」「ゆっくち~!」「ゆゆ~♪」
赤まりさと赤れいむのほうは疑問をもたないで、そのれいむを親だと思いすりすりする。
すると親れいむも可愛い赤ちゃん「す~りす~り」とほおずりを返して幸せそうな顔だ。
これなら大丈夫だろう、きっとこの親は5匹の面倒をみてくれる!

「それじゃあ、ゆっくりおうちに帰ろうね!」

!?

なんと、この親れいむ
俺の魔理沙の子を自分の巣にもって帰ろうというつもりだ。
なんて盗人たけだけしい!
ここがおうちだと宣言すればいいものを、自分の家に帰るだと!

「まあ、待ちなさい
君が寝てる間に外は夜になってしまったんだよ
今日はここに泊まっていくといい。おいしいお菓子もたくさんあるよ。」

「ゆ、それならお家に泊めてもらうね。おにいさん、れいむと赤ちゃんのためにゆっくりありがとうね!」

本当は、俺の子供なんだがな。
お前の子は三角コーナーで永遠にぐっすりだぜ。






輪のように並ぶ5匹のゆっくりの中心に親れいむ。
6匹とも肌をすり合わせグッスリと眠っている。

とりあえず引き止めることが出来たが、これではその場しのぎだ
そこでちょっと気がひけるが、この案で行こう。
名づけて
「赤れいむが急に歩けなくなっちゃったから、お兄さんのおうちでゆっくりしていってね作戦」

まず3匹の赤れいむをつまんで輪から取り除く。
睡眠薬を麻酔代わりにしてフライパンに置く。
弱火でじっくりと炒める。
「ジュワー!」と香ばしい焼き饅頭の香りが広がった。
意識はないが餡子が危険を察知しているのか「「「ゆ”っゆ”っ」」」と機械的に声を上げている。

満遍なく底部が黒くなったら出来上がり♪

死なないように少量のオレンジジュースをかけ、輪に戻してあげれば作戦完了。





ー朝ー

「ゆっくりしていってね!」

「「ゆっくちちていっちぇね!」」

「「「ゆ・・・ゆっくち・・・ちていっちぇね」」」

底部を焼いた赤れいむだけちょっと元気が足りない。
すぐに親れいむも3匹の異常に気がついた。

「ゆ!赤ちゃんれいむたち、どうしたの!」

「ゆ・・・ゆっくりあんよがいちゃいよ!」
涙目でずりずりとしか動けないでいる。
オレンジジュースの効果だろうか、わずかには這いずれるようだ。

そこで俺の登場だ。
「ふわぁ、おはようれいむたち。おやおや?赤ちゃんの様子がおかしいね」

「おにいさん、れいむの赤ちゃんがゆっくりしてないんだよ!」
親れいむは赤ちゃんが苦しんでいるが原因がわからずおろおろとしている。

「ふ~む、ちょっと見せてごらん、ふむふむ
これはゆっくりん病だね、大丈夫!おにいさんの家でゆっくりしていれば治るよ!」

「ゆゆ、そうなの?おにいさんゆっくりと赤ちゃん達を助けてね!」

適当な嘘を並べて、朝ごはんを与えることにした。
「ゆっくりれいむにはこっちの腐った生ゴ・・・いや美味しいお野菜
ゆっくりまりさにはこのケーキだよ。」
あからさまに格差がある食事だ。

「ゆ・・・!おいちちょうなにおい」
れいむもまりさもケーキに寄ってきた。親れいむもだ。
俺はゆっくりしない動きでれいむ達を制した。

「こっちの腐った生ゴ・・・お野菜はお薬だかられいむ専用だよ、間違ってもケーキは食べないでね
足が治らなくなるからね!
あと、ゆっくりん病はれいむ種の病気だから親れいむも予防のために生ゴ・・・お野菜を食べること!」

「ゆゆっ、そういうことならしかたないね。ゆっくりりかいしたよ」
残念そうに腐った野菜のほうに行く親れいむと赤れいむ

「くちゃいよ・・・」「ゆっくちできにゃいよ」
「ゆっくり我慢してね。あんよが治らなくてゆっくり出来なくなるよ。」

一方赤まりさ二匹はゆっくりにしては大きなケーキを口いっぱいにほうばっている。
「むーしゃ、むーしゃ、ちあわちぇー♪」「あまあまー♪」


ああ、もう
本当に魔理沙は可愛いなぁ
早く大きくなってね!


お昼とおやつの分も餌を用意し、くれぐれもよろしくと親れいむに言って仕事にでかける。
以下献立。

お昼 まりさ用
クッキーのバニラクリームサンド、プチシュークリーム

れいむ用(親れいむ含む)
変な匂いのするしなびた大根、芽がニョキニョキのびてブヨブヨのジャガイモ


おやつ まりさ用
プリンアラモード

れいむ用(親れいむ含む)
台所につまっていたゴミの出汁





夕方、俺は仕事から帰ってくると、まりさ達のお出迎え。
きゃっきゃっと飛び跳ねながら「ゆっくちおかえりにゃさい!」

チラッとれいむ種のほうをみると元気のなさそうな顔で「ゆっくちおかえりなちゃい・・・」と呟いている。
まあ予想どおりだ。
とりあえずお土産にゆっくり用おもちゃを出してあげる。

ジャーン!
ゆっくり用滑り台!

これには赤れいむもパァっと表情が明るくなった。
しかし、親れいむの顔は暗く険しい。
れいむたちには遊ぶことが出来ないことを理解しているのだろう。

赤まりさたちはさっそく「ゆっ♪ゆっ♪」と遊びだす。
2匹なので順番待ちがなく快適に滑っている。

対してれいむ3匹は「ゆー・・・」と悔しそうな声をあげる。

親れいむは赤まりさが楽しそうな事は嬉しそうだが
赤れいむを見ると寂しそうな表情で押し黙っている。





こんな生活が3日ほど続いたある日・・・。


仕事から帰ると、2匹のまりさにぶたれた様な痕がある。
すぐに親れいむを呼んだ。
「どういうことだれいむ?」

「ゆ!おにいさん悪いのはまりさ達だよ!」

親れいむの説明によるとこうだ

赤れいむを滑り台で遊ばせるために口に加えて台に乗せてやり
後ろから親れいむが押すことで赤れいむも滑ることが出来た。
赤れいむは久しぶりに笑顔になりゆっくりした時間を過ごせた。
しかし、まりさ達からすれば、その間自分達は滑り台で遊ぶことが出来ない。
3匹の飛べないれいむを口に加えて乗せてあげて押す作業はゆっくりとしたものだろう。
それで赤まりさが文句を言い
「わがままを言う子はれいむのこどもじゃないよ!」と叱り付けたそうだ。


裁定する!


「悪いのはお前だバカれいむ!」
殺さない程度にチョップを食らわせた。
「ゆべぇ!!」
ぐにょりと頭を歪ませて、泡を吹いて苦しんでいる。

赤れいむが「みゃみゃー!」と泣きながらずりずりと這って親れいむを心配する。
赤まりさはぴょんぴょんと跳んで「やっぱちせいぎはかちゅんだね!」と嬉しそうだ。


しかし、このままでは親れいむはそのうち赤れいむをヒイキしだすだろう。
何しろ同じ霊夢種なのだ。
不平等な親れいむめ、かといって今更別の親に変えてはまりさが可愛そうだ。
何かいい手はないかと考えていると台所から声が聞こえる。

「とかいはー とかいはー」

都会派?

声に誘われて近づいてみると、三角コーナーの中に赤ありすが4匹と赤れいむが3匹いるではないか。
ゆっくりよりもかなり高度な知能をもつ俺はすぐに理解した。
あの親れいむからもぎ取った茎と実は死なずに生まれ
茎や生ごみを食べながら今日まで生きながらえていたのだ。

ありす種か
これは使える、ニヤリっ


その夜、罰と称して親れいむは透明な箱にいれた。
5匹の子供とすりすりして寝れないとれいむは悲しそうだ。
赤まりさも「おかーちゃんとすりすりしないとねむりぇないよ」と嘆いている。
可愛そうにまりさ・・・だけど今日だけ我慢してね!
明日からはお前達だけの親れいむになるからね!


赤まりさも透明な箱にいれてある。
これには2つ理由がある。
1つ目は今後のために親れいむの言い分も尊重したという形にした事
2つ目は赤まりさを守るためだ。

これで準備は整った。

さきほどの7匹のゴミゆっくり達
そこから4匹のありすをブルブルと手で振動を与え発情させる
「行け!発情ありすども!」

赤ありす4匹は顔を紅潮させて、親れいむと赤ゆっくり5匹を見つけると交尾をするため
赤ゆっくりとは思えない速さで「とかいはのありちゅとゆっくちちまちょうね!」とにじり寄ってくる。

「ちっちゃいまりちゃちゅてきー」とまず4匹は赤まりさを狙いにきた。
「たちゅけておかあちゃーん」と透明な箱の中で親れいむに助けを求める。

「ゆー!れいむの赤ちゃんになにするの!」と親れいむはご立腹だが
こちらも透明な箱にいれられているため助けに行くことが出来ない。
しきりに天井に頭をぶつけている。

赤ありすは「まりちゃ、いっちょにちゅっきりちまちょうね!」と近づくがそれ以上どうしても前に進めない。
透明な壁にぶつかってしまうのだ。
「ちゅっきりできにゃい!」と文句を言う。

そして発情ありす4匹は赤れいむ3匹に気がついた。
赤れいむ達は底辺が焼かれているので逃げる速度がかたつむりの様に遅い。

「こっちにこにゃいでね!」
「ゆっくちむこうへいっちぇね!」
「みゃみゃたちゅけちぇー!」

「にげにゃいれいみゅはとかいはなありちゅがちゅっきりちゃちぇてあげりゅねー!」

無抵抗のままにありすに捕まる3姉妹
「んほぉぉぉぉ!」と奇声をあげている。
1匹はありすに前後から挟まれた。4匹いるためあぶれないように仲良く2匹ですっきりする。

「れいぶのごどもがぁ”!」

「「「ちゅっきりー♪」」」

直後、3匹の赤れいむから茎が伸びて黒くなる
実は泥団子が1つ2つ出来、そして枯れた。
3匹の赤れいむは絶命したのだ。

そろそろいいだろうと、親れいむを透明な箱から出してやる。

「よぐも”れいぶのごども”を ありすは死ね!」

発情ありすはゆっくり界でトップクラスの戦闘力を誇るが
成体と赤ゆっくりでは勝負ならない
「ぷぺ!」「みぴゅ!」「ぎゅぱ!」「ぷち!」
とあっさり踏み潰した。

あらら、そいつらがお前の本当の子供なんだけどな。
もっとも実は頭の上だったし飾りで固体を認識するゆっくりにはわかりようがないか。

「ありちゅおねーちゃーん!」「どうちておねえちゃんをころちゅの!」「ゆゆー!」
3匹の赤れいむが駆けつけた。
ここ数日、生ゴミの中で互いを励ましながら生きてきた7匹である。
その絆は強い。


「気をつけろれいむ!その3匹はお前の子を殺してとってかわろうと計画してる悪いゆっくりだ!」

親れいむはゆっくりとその言葉を理解した。
赤ありすに子供を殺させて、そこに妹の赤れいむ3匹が何食わぬ顔で入れ替わる
狙いは、ここのゆっくりプレイスだ!

「ばかな赤れいむどもだね!飾りで自分の子かそうでないかちゃんとわかるんだよ!」

そう言うと親れいむは高く跳び上がった。

「ゆっ!おかあちゃんおそらをとんでいるみちゃい!」
赤ありすは発情していたため気づかなかったかもしれないが、生まれかけの赤ゆっくりからすれば
親の区別は出来ていたのだ。
近づいて見ると、それが自分達の実の母であるとハッキリ認識できた。


「「「ゆぶべ!」」」
3匹は母であると認識したと同時に餡子ペーストになった。



ここで赤まりさ2匹を出してあげる。
「おかあちゃーん!こわかっちゃよー!」

「ゆ!まりさたちだけでも助かってよかったよ、おにいさんありがとうね!」

透明な箱でまりさを助けたのは確かに俺だが、お前を動けなくした透明な箱も俺の仕業なんだけどな。
まあいいか、餡子脳バンザイ!

泣いている赤まりさをペロペロと舌でなめている親れいむ。
赤まりさもぺろーりぺろーりと親れいむに甘えている。

これにて一件落着!






数日後

そこには幸せなゆっくり一家があった。
親れいむと赤まりさは「ゆっゆー♪」と一緒にお歌を唄っている。

おやつに親れいむは腐った生ゴ・・・いやお野菜
まりさはレアチーズケーキを食べさせる。

「「「むーしゃ、むーしゃ、しあわせー♪」」」

親れいむもすっかり食事に慣れたようだ。
きっと、可愛い子供と一緒ならそれこそが幸せなのだと理解したのだろう。

れいむ種は俺の魔理沙を犯し殺したクズ饅頭だが
せめてまりさが子ゆっくりになるまでは生かしておいてやる。
時期がきたら、虐待お兄さんの家の前にでも透明な箱に入れて捨ててこよう。

そういえば、あのれいむはどうなったかな
まだ生きているだろうか
凄腕の虐待お兄さんだと、ゆっくりをすぐに殺さないと聞いたことがある
明日は、ちょっと様子を見てくるかな。

窓から虐待お兄さんの家の方をみていると「そろ~りそろ~り」と言いながら
2匹のまりさが寄ってきた。
足に「す~りす~り」とほおずりしてくる。

ああ、本当に魔理沙は可愛いなぁ!



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最終更新:2011年07月28日 03:43
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