ゆっくりいじめ系1108 赤ちゃんまりさとまりさつむり

ちーちー注意!
性格の悪いゆっくりがいます。
俺設定ありです。
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「なんなの・・・?このこは・・・?」

お母さんまりさは驚いていた。

このお母さんまりさはたった今出産を終えたばかり。
お腹型にんっしんだったので生まれた子は2匹だった。

先に生まれた赤ちゃんはお母さんに良く似た、とってもゆっくりした子だった。
きれいな帽子、金色の髪、ちっちゃなリボン。
「ゆっくちちていってね!」と声を上げる姿には、思わず顔が綻んでしまう。

しかし後から生まれた赤ちゃんゆっくりは不思議な姿だった。
金髪の髪にちっちゃなリボン。間違いなくまりさ種の赤ちゃんである。


しかし

大きく違ったのは

そのこの帽子は



貝殻だった




『赤ちゃんまりさとまりさつむり』




帽子が無いわけではないので、ゆっくり出来ない子ではない。
しかし明らかに形の違う帽子(貝殻)を持っている。
それでもでもそのこが「まりさ種」と認識する事が出来る。
まりさつむりは本来水辺に生息するゆっくりまりさの亜種。
こんな森の中に貝とは場違いというものである。
しかしそんなことを知らないお母さんまりさは混乱していた。
自分ひとりでは解決できないと思ったお母さんまりさは、
同じ群れのぱちゅりーに相談することにした。


このまりさ一家は小さな群れに所属していた。
群れといっても、いわゆる「ドスまりさ」を中心としたような大規模なものではない。
このまりさ一家以外に、2つのれいむの一家、一人暮らしのぱちゅりーという小さなものである。


「むきゅ!そのこは“まりさつむり”よ!」

まりさ一家の巣にやってきたぱちゅりーは言った。

「まりさつむり?」
「そうよ!れっきとした“まりさ”よ!それもとってもめずらしいのよ!」

それを聞いた、先に生まれた赤ちゃんまりさ(以降姉まりさ)は

「ゆ!まりちゃのいもーとはとくべちゅ!しゅごい♪」

と自分のことのようによろこんでいる。

そりてぱちゅりーはまりさつむりについて知っている事を話した。
数が少ないこと、貝殻が帽子の代わりであること、貝殻は普通の帽子よりお水に強いことなど。

「でもどうしてその“まりさつむり”がうまれたんだろう・・・?」
「きっとまりさがとってもゆっくりしたおかあさんだから、かみさまがさずけたんだわ!むきゅん☆」
「ゆぅ、じゃあこのこはとってもゆっくりしたあかちゃんなんだね!」
「いもーと、ゆっくち!」

自分がゆっくりしたおかげで生まれた「まりさつむり」。特別な子。
そんなゆっくりの母親になれたことを素直に誇らしく思った。

当の赤ちゃんまりさつむりは「ゆぅー?」とくびを傾げるばかりだったが。





「おかーしゃん、おなかがすいたよ!」
「ゆっくちぺこぺこだよ!」

ぱちゅりーが巣を後にしてからほどなくして、2匹の赤ちゃんは空腹を訴えた。

「ごめんね!すっかりおそくなっちゃったけどさいしょのごはんにしようね!」

そういとお母さんまりさは、巣の蓄えの中からえさを持ってきた。
生まれたてはまだ十分にものを咬む力が無いので、出来るだけ柔らかいものを選んだ。
そしてある程度の量を集めて、巣にあるテーブル(ただの拾った小箱だが)に置いた。

「さあ、あかちゃんたちいらっしゃい!ごはんよ」
「ゆ!ごはんたべりゅよ!」
「ゆっくち!」

ぴょこぴょこと跳ねてテーブルに近づく姉まりさ。
ぴょんっとテーブルに飛び乗ると、早速ごはんにありついた。

「むーちゃ、むーちゃ、しあわちぇー☆」

その様子を見て思わず笑顔になるお母さんまりさ。
なんてゆっくりした子だろう。何てゆっくりした笑顔だろう。
見ているだけで癒されるようだった。
しかしもう1匹の赤ちゃんがまだやってこないことに気づいた。

「しゅーり、しゅーり・・・」

何故か口で足音(?)をつぶやきながら赤ちゃんまりさつむりは這うように近づいていた。
そう、まりさつむりはその貝の重さゆえ“跳ねて移動する”ことが出来ないのだ。
もともと水辺に住むまりさつむりは、藻などを主食とするため狩りを行う事がほとんど無い種である。
移動能力の変わりに外敵から、そして水から身を守る貝殻をてに入れたのがまりさつむりなのである。
そのためゆっくりとしか移動できないのである。

必死で近づく赤ちゃんの姿を見たお母さんはおもわず駆け寄った。
この子はゆっくりとしか移動できないという事が、流石に理解できたのだ。
そして赤ちゃんまりさつむりをくわえると、テーブルまで運んだ。

「ゆ♪おかーしゃん、はやいはやい♪」

そしてぽんっとテーブルにのせてあげた。

「またせてごめんね!ゆっくりたべてね!!」
「ゆっくちいただきます!」

ようやく食事にありつけた赤ちゃんまりさつむりは、しあわちぇー☆と声を上げた。
そんな様子を見ていた姉まりさ。お母さんに運んでもらったのが羨ましかったのだろう。

「ゆ!じゅるーい!まりちゃもはやいはやいちたいよ!!おかーしゃんやってやって!!」
「だめよ!あなたはじぶんでぴょんぴょんできるでしょ!」
「ゆぅ・・・」



そして食後、二匹の赤ちゃんはじゃれあって遊んでいた。
「ゆーころころー♪」
「おねーちゃん、くるくるー♪」

ころころと転がる姉まりさとそれを目で追う妹。
何の遊びをしているのか全く分からないが、二匹は楽しそうだった。
そんなときである。

「ころころー、ゆっ!」

ぽこんっ、と転がっていた姉まりさが、妹にぶつかってしまった。
ひっくり返る二匹。様子を見ていたお母さんも心配そうだ。ところが、

「ゆぅ・・・ゆ・・・!いちゃいいいいい!」

声を上げたのは姉のほうだけである。
姉まりさはぶつかったときに貝殻の突起部にぶつかったのだ。
餡子が出るほどの怪我ではないが、それでも内出血のように餡子がじんわりにじんでいた。

「ゆぅ・・・!ゆっくちできないぼうちだね!!ぷんぷん!!」

涙目になりながら姉まりさは妹の貝殻を引っ張りだした。

「やめちぇよ!おねーちゃん!まりちゃわるいことちてないよ!!」
「まりちゃがいちゃいいちゃいなのは、そのゆっくちできないぼいしさんのせいだよ!!ゆっくちりかいちてね!!」
「やめちぇぇぇぇぇ!!」

はじまる姉妹喧嘩。
思わずお母さんまりさが割ってはいる。
姉まりさは思った。お母さんが妹を叱ってくれる。ゆっくり出来ない帽子さんをどうにかしてくれる。

「なにしてるの!」

怒られたのは姉のほうだけであった。

「なにいっちぇるのおかーしゃん!まりちゃいちゃいいいちゃいなんだよ!?わるいこともちてないよ!?」
「だまりなさいね!ぶつかったのはあなたのほうからでしょ!!」
「でも・・・いもーとのぼうしさんが・・・」
「だまってね!!!ゆっくりあやまってね!!!」
「・・・ゆぅ・・・ごめんなちゃい・・・。ゆっ・・・ゆっ・・・ゆぇぇぇぇぇぇぇん!!」
「おねーちゃん・・・」

お母さんまりさの言い分は当然のものだが、理解できない赤ちゃんである姉まりさは、おもわず泣きながらその場を去ってしまった。
どうして自分だけ謝るの?悪い事してないのに?痛いのは自分だけなのに?





2匹の赤ちゃんが生まれてから数日が経過した。
能力の異なる姉妹への対応はどうしても差が出てしまう。まりさつむりの移動能力の低さは特にそれを顕著にした。
それは姉まりさにとっては「妹ばっかり贔屓されてる」と思ってしまうものでもあった。
甘えたいさかりの赤ちゃんである姉まりさにとって、なんとも面白くないことである。

いつも、食事のときは妹だけ母親がテーブルへ運ぶ。
いつも、お外に出るときは妹だけ母親の帽子に乗せててもらえる。
いつも、ちーちーのときは妹だけ母親がお外へ連れて行く。
いつも、妹だけ、いつも、妹だけ、いつも・・・・

また、特別な姿を持つ妹の姿はすぐに群れ住む、れいむの一家にも伝わった。

「ゆ!ふしぎなおぼーち!」
「かわいいあかちゃんだね!」
「ゆっくりしてるよぉ・・・」
「とくべつなあかちゃん、ゆっくりそだってね」
「おかあさんもはながたかいね!!」
「ゆっくち!いっちょにゆっくちちよう!!」

遊びに来るれいむ一家にちやほやされる妹。
決して姉が無視される訳ではないが、“ついで”のような扱いが気に入らなかった。
しかし、文句を言ってもお母さんに叱られる。
表にはそんな気持ちを出さずに、出せずにいた。

(まりちゃだってかわいいのに!おかーしゃんのあかちゃんなのに・・・!!)





そんなある日のこと。
巣の蓄えが少なくなってきたことから、お母さんまりさは狩りに出かけることにした。

「これからおかーさんはごはんをとってくるからね!おなかがすいたらテーブルのごはんをたべてね!
おねーちゃんはいもうとのめんどうをちゃんとみてあげてね!!!」

「ゆっくちいってらっちゃい!!」
「いってらっちゃい・・・」

「ふたりとも、いいこにおるすばんしててね!!」



お母さんまりさは巣穴の入り口を隠すと、巣を後にした。
ほどなくして、妹のまりさつむりは暇をもてあましたのか歌をうたい出した。

「ゆー♪ゆんゆんー♪ゆっくちちちぇってねー♪」
「うるちゃいよ!!ゆっくちできないからしずかにしてね!!」

突然姉に怒鳴られた。訳が分からない妹は戸惑う。

「ゆぅ・・・おねーちゃんどうちたの?どうちておこるの?」
「しずかにちてっていってるでしょ!ばかなの!?」

そういうと近くにあった小石を咥えてぶつけた。
貝殻にぶつかったので怪我どころか痛みも無いが、妹のまりさつむりはびっくりした。

「ゆぅ・・・ごめんなちゃい・・・おねーちゃん・・・」

普段はお母さんに叱られるのが嫌で強く当たらない。しかし巣に2匹だけの今は別。
姉まりさは日ごろの鬱憤をぶつけだした。
そして妹には姉の態度の理由が全く分からなかった。

しばらくすると姉まりさはお腹がすいてくる。
ぴょこぴょこと跳ねながらテーブルに向かうと、母親が用意した食事を食べだした。

「むーちゃ、むーちゃ、ちあわちぇー☆」

そんな姉まりさの姿を見て、妹のまりさつむりもお腹がすいてきたのだろう。
這いながらテーブルに向かう。

「しゅーり、しゅーり・・・」

普段母親が運んでくれる分、自力では時間がかかってしまう。
お腹がすいてることもあり、普段以上にゆっくりした動きにも思える。
そんな移動をしてる間も、姉まりさの「しあわせー☆」という食事の声が聞こえてくる。
たまらずテーブルにたどり着く前に姉まりさに言った。

「おねーちゃん!まりちゃにもごはんもってきて!おなかしゅいたよ!!」

しかし

「ゆ!ごはんもじぶんでたべられないの?ばかなの?じぶんのことくらいじぶんでやってね!ゲラゲラゲラ!」
「どうちてしょんなこというにょぉぉぉぉぉぉ!?」

姉まりさは妹の頼みを一蹴した。
しかたなく自力でテーブルに向かう。もう半泣きである。
ようやくテーブルに着く。が、今度はテーブルに乗ることが出来ない。

「おねーちゃん!テーブルにのれないよ!のちぇて!のちぇて!!」
「むーちゃ、むーちゃ、ちあわちぇー☆けぷぅ・・・」
「どうちてむしちゅるのぉぉぉぉぉぉ!?」

今度は無視である。
普段お母さんに沢山かまってもらえる妹のまりさつむりが、今は何も出来ずに泣きながら騒いでいる。
自力で何も出来ないその姿を眺めながら、姉まりさは優越感に浸っていた。

「おねーちゃん!おねーちゃんんんん!!おなかしゅいたよぉぉぉ!!」

泣きながら訴えるその姿を見ながらとる食事は最高に気分の良いものだった。

(ふん!ふだんおかーしゃんをひとりじめするばつだよ!・・・そうだ)
「しょうがないくじゅだね!でもおねーちゃんはやさしいからテーブルにのせてあげるよ!」
「ゆっ!?おねーちゃん!!はやくぅぅぅぅ!!」

テーブルの下におりると、もはや泣きじゃくるばかりの妹の踏み台になってあげる。
踏み台にされる、この行為自体が屈辱に思えたがこれからのことを考えると笑いをこらえるのに必死だった。

「ゆーちょ、ゆーちょ、ゆぅ・・・ん!」

なんとかテーブルにのれたようだ。
ようやくこれでご飯が食べられる。そう思った妹のまりさつむりがテーブルの上の異変に気づいた。

「ゆ・・・ごはんが・・・にゃいよ!?にゃんで!?にゃんでぇぇぇ!!?」
「げぇーっぷ☆」
「おねーちゃんがじぇんぶたべちゃったの!?」
「おお、まぬけまぬけ。のろまのろま。ゲラゲラゲラゲラ」

姉まりさは二匹分の食事を全て平らげてしまっていたのだ。当然テーブルには食べカス以外何もない。

「どうちてぇぇぇ!?にゃんでぇぇぇぇ!?ゆえぇぇぇぇぇぇん!!!」
「ぷっすー☆ひとりでなんにもできないのろまなくじゅなんだね!とくべちゅ(わらい)なちゅむりちゃーん!!」
「ゆぇぇぇぇん!おかーしゃん!!おかーしゃーん!!!」
「すぐそうやっておかーしゃんをひとりじめちようとしゅるからこんなめにあうんだよ!ゆっくちりかいちてね!!」
「ゆぇぇぇぇぇぇん!」

姉まりさはそんな妹の姿に大満足した。そして更にいじめが続く。

「くじゅまりちゃちゃんはテーブルからひとりでおりられるのかなー?ゲラゲラゲラ!」
「ゆ!?・・・くじゅじゃないもん!おりられるもん!!」

煽られた妹のまりさつむりはテーブルから飛び降りる。
しかし普段跳ねたりしない分、いわゆる足の部分は通常のまりさより弱い。
姉まりさがそんなことを知っているはずも無いが、結果妹のまりさつむりは着地と同時に大きな衝撃を受ける。
背中の殻の重さがそれを増徴する。

「ゆぴゅっ!」

おもわず餡子を吐いていしまう。

「ゆぇぇぇぇ・・・いちゃいいいぃぃぃぃ・・・」

全身に響く衝撃と痛みでもだえるような声しか出せない妹。
そんな姿を見て、姉まりさはゲラゲラゲラと笑うばかりである。
そのとき、あまりの痛さと苦しさに

チョロロロロロ・・・・・

「ゆ゛っ!ちーちーをもらちてるよ!?くじゅはちーちーしゅるすがたもまにゅけだね!!」
「ゆぅ・・・みにゃいでぇ・・・」
「おお、くさいくさい」

もはや叫ぶことも出来ない妹のまりさつむりはその場でうずくまり、ちーちーを漏らした。

「ちーちーのなかでおねむ!?ゲラゲラ!!そんなにちーちーがすきなら、まりちゃのもあげるよ!!!」

チョボボボボボ・・・・・

姉まりさはちーちーを引っ掛け始めた。そこには2匹分のちーちーによるおおきな水溜りが出来ていた。
空腹と、先の号泣・お漏らしによる水分の消失、叫び続けたことから来る疲労、全身の痛み。
もううずくまったまま、ちーちーの水溜りから動くことが出来ず、気を失ってしまった。

「ぷっすー☆くじゅはちーちーのなかでおねむがおにあいだね!くさいくさい!ゲラゲラゲラ!!」

たっぷりと日ごろの不満を妹にぶつけた姉まりさ。
ひとしきり笑うと満足したのか寝床に向かい、昼寝をすることにした。










どっすん!!

「ゆびゅる!!」

餡子を吐きながら、姉まりさはめをさました。
何が起こったのか理解できない。
しかしすぐに全身を激痛と、ずっしりとした重さが支配していることに気づいた。

「ゆ・・・いちゃいいいいいいい!!」
「いだいじゃないよ!!よぐも!!よぐもあがぢゃんを!!おもうどをぉぉぉぉぉ!!」
「ゆ・・・!?おかーしゃん!?にゃんで!?どうちてこんにゃことしゅ・・・ゆぴぃ!!」

こんとは咥えられてそのまま巣の壁に叩きつけられた。

「よぐもいもうどをごろじだね!ゆっぐりでぎないあがぢゃんはおがーざんのこじゃないよ!!!」





姉まりさが昼寝を始めてから随分たった後、お母さんまりさは巣に戻ってきた。

「ゆ!これだけあればあかちゃんたちもじゅうぶんゆっくりできるよ!!」

たっぷりの食べ物を頬に、帽子にしまっているお母さんまりさ。
はやく赤ちゃんの顔が見たい。いそいそと巣穴の入り口を開き、中に入った。

「ゆっくりただいま!!たくさんごはんをとってきた・・・!?」

お母さんまりさは巣の違和感に気づいた。たちこめるあまったるい臭い。ちーちーの臭い。
そしてその中に・・・

「あ・・・あ゛・・・あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!????」

ちーちーの水溜りで気絶した事によって皮が溶け、
そこから餡子が溶け出してしまい、
絶命した、
妹のまりさつむりの、
変わり果てた姿であった。

水に強い貝殻があっても、本体は饅頭。水溜りの中では長くは持たなかったのだ。

「どうじでぇぇぇぇ!?あがぢゃんんんん!?だれがぁぁぁぁぁ?!ゆ゛!?」

そういえばもう1匹の赤ちゃんがいない。
まさか、そのこも!?
不安になったお母さんまりさは巣の中を探し出した。
しかしあっさりと、寝息を立てて眠る赤ちゃんの無事な姿を見つけた。
ほっとするお母さんまりさ。しかし、ここでなんで妹のまりさつむりがあんな姿になっていたのか考え出した。

巣の中が荒らされていたわけじゃないし、なにより入り口はしっかりと隠していた。

外から何かが入ってきたわけではない。

巣の壁にも異変はない。


中にいたのは赤ちゃんだけ。



1匹は死んで、1匹は無事・・・




いっぴきはぶじ・・・





なかにいたのはあかちゃんだけ・・・






あかちゃんだけ・・・






まさか。まさかまさかまさかまさかまさかまさかまさかまさかまさかまさか!!!!!!

次の瞬間には姉まりさに飛び掛っていた。




「よぐもぉぉぉぉぉ!!!じねぇぇぇぇぇ!!!」
「やめちぇぇぇぇぇ!!おかーしゃ・・・」
「おばえみだいなぐずが、おがーざんなんでよぶなぁぁぁぁぁ!!!」
「おかーs」

びちゃぁッ!!

姉まりさが言い切る前に、餡子が地面に広がった。
姉まりさはただの餡子の塊になった。
(どうちて・・・おかーしゃん・・・)


「ゆぐっ!ゆぐっ!まりざはっ!とぐべづなあがぢゃんをっ!さずがったのにっ!!ゆぐっ!!」
「なんで・・・・!こんなことに・・・!!」
巣に残されたのは、もはや泣くしか出来ないお母さんまりさと、地面に広がる餡子、水溜りの中のちいさな貝殻だけであった。










これまで書いたもの
ゆっくりいじめ系856 赤ちゃんれいむとすりすり

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最終更新:2008年10月17日 21:51
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