ゆっくりいじめ系50 寿司の恨み

「ふっふふんふんふんふーん♪」
夜。今日は俺の誕生日。豪勢な寿司を食べる、数少ない日だ。
「おっと醤油醤油~♪」
肝心の醤油を忘れていた俺は台所へと向かう。
その後何が起こるかも知らずに…

ガシャン!
何かが聞こえた。猫か?俺の寿司が食われてしまう!
そう思った俺は片手に醤油、もう片手にワサビを持って急ぐ。
だがそれは猫ではなかった。
「むーしゃ♪むーしゃ♪」
その丸い紅白饅頭。
「しわわせー♪」
俺に気づかずに犬食いを続ける一つの生首…。
そう、ゆっくりれいむだった。
ボトン!
「ゆ!?ゆゆ!?」
驚愕と落胆のあまり落とした醤油ビンの音に驚くゆっくり。
しかし俺の顔を見るとすぐに例の言葉を放つ。
「ゆっくりしていってね!!!」
汚い。叫ぶと同時に食べカスをばら撒く。
ウザイ。その目、姿、態度の全てが。
そして何よりも…
「俺の寿司が…」
皿の上にはカスしかない。俺の楽しみが…全部…
そんな俺にこの紅白饅頭は
「ゆ?ゆっくりしていってね!!!」
俺は応じない。
「ゆゆぅ?ゆっくりしていってね!!!」
何も聞こえない。俺の頭はこいつにどう復讐するかでいっぱいだった。
好きな言葉は『三倍返し』。だがこいつにはそれは生ぬるい。
食い物の恨みは恐ろしいのだ。
「ゆぅ?おじさんゆっくりできないひと?」
ふと、あることを思いつく。そうだ、そうしよう。
思い立った俺は満面の笑みで答えた。
「そうだね。ゆっくりしようか。」
「うん!ゆっくりしようね!!!」
またカスが飛んだ。俺は怒りを抑えて聞く。
「どうしてこんな村はずれの家に入ったのかな?」
「ゆっくりとおいしそうなにおいがしたからだよ!」
「どこから来たのかな?」
「ゆっくりとやまをこえてきたよ!」
「疲れただろうな。コーラ飲むか?」
「こーら?それってゆっくりできる?」
よし、うまくいきそうだな。
「ああ、できるとも。じゃあ取ってくるから待っててね。」
「うん!ゆっくり待ってるね!!!」

数分後…

「さあ口を開けるんだ。」
「ゆあーん!」
ゆくっりの開けた大きな口にコーラを流し込む俺。
「んぐんぐ… ぷは!おいしいね!ゆっくりしゅわしゅわするね!」
どうやら俺のことを完全に信用しているようだ。
ただ便利な人間としか思ってないかもしれないが…
「ほら抹茶アイスだ。食べなよ。」
「ゆゆ!うっめ!これめっちゃうっめ!おじさんありがとう!ゆくっりさせてあげるね!!!
 ゆむ!こーらがもうないよ!はやくもってきてね!」
誰がおじさんだこの饅頭め。しかもコーラ二本飲みやがって…
アイスとコーラ、せいぜい最後の味をゆっくり覚えるんだな。
そう考えながら俺は取りに行く。もちろん今回の主役たちをな!

部屋に戻るとゆっくりは寝ていた。なんてふてぶてしさだ。
早く始めないと起きたときに自分の家宣言されてしまうかもしれない。
そう考えた俺はゆっくりの口にガムテープを貼り、隠れて様子を見る。
「ゆむ!ゆむむむ!ゆっゆむむむむむーむ!!!」
だんだん感じる息苦しさにゆっくりが目を覚ます。
「むむむん!むむむむ!むむむむぅ!」
どうやら助けてほしいようだ。しかも犯人が俺とわかってないみたいだ。
安心しな。ちゃんと助けてやるからさ。
びりびりびりぃ!
「ゆぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」
今までで一番でかい声で叫ぶゆっくり。泣きながら周りを転げ回る。
普通の家なら近所からの苦情が来るだろう。だが川岸にポツンと建つこの家の近くには民家はない。
「ゆぎっ!ゆぎ!ゆぎぃぃ!」
「大丈夫かゆっくり?」
剥がしたテープをすばやく隠して言う。
「くち!れいむのくちがゆっくりできないよ!!」
だろうなぁ。すんごいうるさいよ。
「よし動くな。今ゆっくりと薬を塗ってやるからな。」
そう言って俺はゆっくりの口に塩水をつける。
「ゆ゛ひい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛!!!」
またでかい声で騒ぐゆっくり。いい気味だ
今回は俺が抑えているために動けない。
「ゆっくりさせて!ゆっくりさせてよお!」
血走った目で俺に訴える。だが俺は冷静に返す。
「あのなぁ、俺はお前を助けたんだぞ?お礼くらい言ったらどうだ?」
「でもいたいよ!すごっくいたいよ!ぜんぜんたすかってないよ!!あやまってよ!!」
…本当にコイツは…。だが俺の復讐は終わってない。
「まぁ落ち着け。これでも食えよ。」
そう言って皿の上に載っている緑色のよく冷えた大きな塊を見せる。
「ゆゆ!まっちゃあいす!くれるの!」
もう痛みを忘れたらしい。単純なやつだ。俺はアイスなんて言ってないのになあ。
「ほら、口開けな。」
「ゆあーん!」
俺はそれを全部舌の上に乗せる。
「ゆ゛む゛!ゆ゛む゛…む゛…」
「ゆむぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」
大泣きして激しく動き回るゆっくり。そりゃあそうだろうなあ。
俺が食わせたのはもちろんアイスじゃない。ワサビだ。それも超大量のな。
「み ゛ず!み゛ず!ゆ゛っぐり゛でぎな゛い゛よ゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!!
 お゛じざん゛み゛ず!み゛ず!み゛ずぼじ゛い゛よ゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!!」
すげえな。ゆっくりがこんなに早く動けるなんて。
「わかった。ゆっくり待ってな。ゆっくり持ってくるからさ。」
「ゆ゛っぐりじな゛い゛でえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!
 い゛ぞい゛でも゛っでぎでえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!」
凄まじい形相のゆっくりを後に台所に向かおうとする。
しかしゆっくりは黒い液体の入ったビンを見つけていた。
「ごーら゛!!ぞごの゛ごーら゛の゛ま゛ぜでえ゛!!」
「コーラ?これか?これでいいのか?」
「い゛い゛の゛お゛!!ばやぐ!!ばやぐ!!」
単純なやつだ。俺はコーラなんて(ry
両足も使ってがっしりとアゴを押さえてビンを銜えさせ中身を全部流し込む!
「ゆぶう!!ゆぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶううううう!!!」
大量の黒い液体、醤油を流し込まれ苦しむゆっくり。
しかも押さえられているために吐き出すことができず飲むしかないのだ。
「ぜひ…ぜひ…どぼ…じで…ごん゛な゛ご…どずる゛…の゛…」
結局ビン一本分の醤油を飲ませられたゆっくりはまともに喋ることができない。
だが「薄皮がはがれただけ」、「変なものを食べすぎただけ」、「変なものを飲みすぎただけ」なので死ぬことはないだろう。
それにワサビと醤油はこいつが勝手にやっただけだろう。人のせいにするとはな。
流石はゆっくりだ。これは躾が必要だな。
そう考えた俺は震えながら隅へと後ずさりするゆっくりにゆっくりと近づいていった。

続く…のか…?

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最終更新:2008年09月14日 05:01
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