ゆっくりいじめ系268 後のまりさ

 あまり捻らずfuku1182後のまりさを書いてみた。






 ゆっくりまりさが夜道を歩いている。

 まりさは、つい少し前まであるゆっくりれいむと愛を育み、一緒に子供を作ろうと約束
していた筈だった。

 しかし、どこから歯車は狂ってしまったのか、気づけば飼い主だったお兄さんに寝取ら
れてしまった。

 唯一の心の安らぎだったれいむに捨てられ、まりさは虚ろな表情で夜道を歩いている。

 そんなまりさをゆっくりありすが見つけたのは必然だったのかもしれない。

「まりさ? どうしたのこんなところで? とかいはでももうねるじかんよ!」
「ゆっ!」

 怒った様子のありす。しかし内心はまりさに出会えて動揺している。

 ゆっくりでも性欲の強いありすは、まりさを見るだけで目が笑い、口が鼠口に形を歪め、
襲いかかりそうになる。まだこのありすは、他のに比べると我慢強いありすだった。

 一方、まりさは突然現れたありすに動揺し、自然と後ろへ下がっていく。

 ありすがレイプ魔だというのはまりさも知っていた。おにいさんにれいむを寝取られ、
まりさはもうゆっくりと愛し合うつもりはまるでない。

 無理矢理でも襲われそうな不安と、交尾への嫌悪感に、自然とまりさの体は震えていた。

「ゆっ……ゆっくりしないよ! すぐにかえるからね!」
「そんなこときいてないわ! とかいはにあせりはきんもつよ!」

 じりじりとまりさへ近づいていくありす。距離が狭まるほど、表情が徐々に変わってい
く。

 ありすからの不気味な圧力に、まりさは色々口に出しながら、離れようとどんどん後ろ
へ下がっていく。

 まりさの背中が壁についた。

「ゆっ!?」

 思わず後ろを見るまりさ。その隙をありすが逃すわけがない。

「ま、ままままままりさぁあぁぁぁああぁあっ!!」
「ゆぅうぅううぅぅううぅっ!」

 飛んできたありすを躱そうにも、既に周りは袋小路。
 捕らえるために壁へと誘導したありすの作戦勝ちだった。

 体を壁に押しつけ、ありすは動けないように固定する。
 まりさは身動き1つ取れない。ありすに飛び乗られた時点で、まりさの運命は決定した。

「やめでぇええぇぇえっ!! もういやだよぉおおぉおぉおっ!!」
「かわいいわまりさ!! ハァハァッ! いっしょにすっきりしましょ!!」
「すっきりしたくないぃいいぃいぃっ!!」

 まりさの悲鳴が響き渡る。
 夜空の星が1つ、流れていった。




 ありすがまりさの上から退いたのは、それからすぐだった。
 顔はまるですっきりしていない、ただ憎しみだけが目に込められている。

「まるできもちよくないからだね! とかいはのありすもがっかりだわ! あなたなんて
まりさじゃないわよ!」

 捨て台詞を残し、ありすはそのまま立ち去っていく。性欲がまるで満たされなかった為
か、自慢の都会派な振る舞いはまるで見られない。

 まりさは、壁に押し当てられたまま動こうとしない。変形し、穴の空いた体も気にせず、
ただ口から体液を流して倒れている。

 目からはもう意志が消えている。

 れいむに捨てられ、ありすにも捨てられたまりさ。

 ただ漏れた餡子に群がる蟻だけが、まりさを必要としているようだった。




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最終更新:2022年01月31日 01:10
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