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ゆっくりいじめ系900 膿と膿

囲いの中、ゆっくりのすすり泣く声が響いている。
木の杭を地面に打ち込み、有刺鉄線で杭に繋いだだけのお粗末な囲い。
でも、中にいるゆっくりは囲いの中から出られない。
ゆっくりの柔らかい体で杭の間を無理に通ろうとすれば、そのまま有刺鉄線の棘にズタズタに傷を付けられるだけだから。
その姿を、地べたに腰を下ろして俺は見張っている。
いつまで見張っていればいいのかは分からない。
村長はすぐに連れてくると言ったけれど、ドス程の巨体ならここへ来るまで暫く掛かるだろう。
逃げ出す恐れの無い物を見張るほど退屈なものはない。
なので俺は隣に座っているゆちゅりーに話しかけた。

「なあ、ドスはどれくらいで来ると思う?」
「分からないわ… ドスは体が大きいもの」
「だよな、大人しく待つしかないか…」

そこで俺は会話を打ち切り、再び囲いの中のゆっくり達を見張る。
このゆちゅりーは、ドスの側近で俺達人間の協力者だ。
俺の住む村とゆっくりの関係は比較的良好だった。
ゆっくり達は山の恵みを村に与え、代わりに俺達はお礼代わりに作物をゆっくりに与えた。
だが、そんなゆっくりの群れにもやはり膿というものは存在したのだ。
それが、この囲いの中のゆっくり達である。
以前からドスの群れに畑を荒らすゆっくりがいた。
その為、村の中ではゆっくりを全て殺すべきだと主張する人間が現れだした。
ドスに何度注意するよう頼んでも問題は解決せず、本当に全てのゆっくりを殺すかどうかの選択を迫られたときだ。
話を聞いていたこいつが、「ドスは皆に甘いから…私が何とかするわ」と言い出した。
ゆちゅりーの言い分は実に単純なもので、このまま人間を怒らせれば群れの皆が死ぬ。だからその原因を何とかしたいというものだった。
正直群れのゆっくり全てを駆除するのは大変だし、ドスの相手もしないとなると怪我人だってでるだろう。
半信半疑ではあったものの、村の人間はこいつを信じることにした。
信じた結果はご覧の通り。ゆちゅりーは見事畑荒しのゆっくり達をおびき寄せ、村の人間でこの囲いへ閉じ込めた。
このまま反省させて返しても良かったのだが、それはゆちゅりーに止められてしまった。
ゆちゅりー曰く、ドスに責任を取らすとの事だ。
どういう意味なのかは分からなかったけれど、村長はゆちゅりーの言うとおり皆を連れてドスを呼びに行った。
見張りの為に俺を残してだ。
ドスの巣へ向かってからもう30分は経った筈なのに、いまだにドスが来る気配は無い。
もう一度言わせてもらうが、逃げ出す恐れの無い物を見張るほど退屈なものはない。
俺は何度目になるか分からない欠伸をすると、村の方から一人の人間が近づいてくるのが見えた。
あれは… ゆっくりを殺すべきと主張してた奴らのリーダーだ。
もう畑を荒らすゆっくりは捕まえたのに、今更なんの用なんだ?

「やあ、見張りご苦労さん」
「…どうも」

胡散臭い笑みを浮かべて話しかけてきたので、俺も立ち上がって一応返事をする。
正直、俺はこの人が苦手だった。
普段は物静かで大人しい人なんだが、ゆっくりが絡むと途端に感情的になる人。
自称虐待お兄さん。家には生け捕りにしたゆっくりを捕まえて名前どおり虐待してるとかで、近所の人の話では彼の家からは常にゆっくりの泣き叫ぶ声が聞えてくるとか。
ゆっくりもこの人には近づこうとしないのは、やっぱり本能的なもので危険だと感じ取っているんだろう。
とりあえずゆちゅりーの姿をこの人の視界に入れないように少しだけ俺は動いた。

「しっかし、畑を荒らすゆっくりってこんなにいたんだ~ 凄い凄い」
「まあ、30匹はいるらしいですからね」
「結構いるねぇ」

囲いの中のゆっくりを見ながら楽しそうに話しかけてくる。
ちなみに、この人の姿を見た囲いの中のゆっくりは全員できる限り囲いの端で固まっている。
この人早くどっかいかねえかな…

「この饅頭共はどうすんの?」
「へ?」
「ゆっくりだよ、ゆっくり。いくらなんでもこのままって訳じゃないでしょ?」
「ああ、今村長がドスを呼びにいってますよ。なんでもドスに責任を取ってもらうとかなんとか」
「ドス? あのでかい奴に責任取ってもらうの?」

ドスという言葉を聞いた瞬間、少し声の調子が上がった気がする。

「そうですよ。それが何か?」
「おいおい、ドスっていう固体は非常に仲間に甘いんだぜ? そんなのがここに来て囲いの中のこいつら見たら、拉致監禁したって襲ってくるに決まってるじゃないか」
「そんなこと俺に言われても知りませんよ。村長は俺に見張ってろって言ったからここにいるだけなんですから」
「ふぅ、村長は本当に救い難い… せっかく僕が村を元の形にしようって言っても山のゆっくり達を大切にするんだもんなあ…」
「いいじゃないですか。ドスみたいなでかいの相手にしたら誰か怪我するかもしれないし、死人だって出るかもしれないんですよ? だったら今のままで」
「分かってないな… 君も僕も生まれるずっと前はこっちが一方的にゆっくりを蹂躙していい時代だったんだよ? それなのに今はおままごとみたいに皆仲良くなんてさ…」
「おままごとでも結構ですよ。ゆっくりがいるお陰で狼とか現れたらその場所を教えてもらえるんですから、村だって少しは安全になったじゃないですか」
「おいおい、ゆっくりは自分が食われないために教えてくるだけなんだぜ? 言っちゃえば饅頭は僕らを利用してるんだな」

…一々腹立つ物言いしてくる人だな。
そんな風に思っていたら、俺の後ろのゆちゅりーに気づきやがった。

「ところでさ、君の後ろにいるぱちゅりーはなんなの?」
「こいつですか? ドスまりさの側近の子ですよ」
「側近ねえ…」

男は一歩だけこちらに近づいてきたので、俺も一歩下がる。

「……何にもしてないのに離れるのは酷くないか?」
「何となくなんですが、貴方にゆっくりを近づけちゃいけない気がするんですよ」
「まあいいや、歓迎されてないようだからそろそろ僕は帰るよ」
「そうですか」
「じゃあね~」

歩きながら右手を振り、去っていった。
そんなに長い間いたとは思えないが、話してるだけで疲れが貯まってきた。
深呼吸をして少し心を落ち着かせ、ゆちゅりーに話しかける。
あいつが言っていた事が、ちょっとだけ引っ掛かったから。

「なあ、嘘だよな?」
「え?」
「あいつが言ってたろ、ドスがここに来たら仲間の為にこっちを襲ってくるって」
「…言ってたわね」
「お前はさ、俺達人間の為にこいつらをおびき寄せてくれたんだよな? それとも、やっぱり油断させてドスに俺らを殺させるのか?」

正直言うと、男の言葉を聞いて俺は不安になった。
こいつが畑荒し共をおびき寄せてくれたのは知ってるし、その理由はゆっくりの群れが人間に駆除されない為というのも分かっている。
でも、ここまで畑荒しが増えたのはドスが何もしなかったからだ。
さっきの男が言ったようにドスがこちらを襲ってくる可能性は十分あった。

「ドスは仲間に甘いのは事実よ。人間よりも、群れのゆっくりを大切にしてるのも認めるわ」
「そっか… じゃあ、本当にドスが襲ってくるかもしれないんだな…」
「でも、そんな事をしたら群れの皆は人間に殺されてしまう。だから、私が何とかしてみせるわ」
「お前が?」

こんな小さい体で、ドスの巨体を止めるっていうのか?
馬鹿げてるとは思ったけれどゆちゅりーの目は本気だ。

「じゃあ、信じるよ。お前がなんとかしてくれるって」
「任せて、絶対ドスに人間は殺させないから」
「頼りにさせてもらうよ」

大きさがバレーボールみたいなゆっくりに頼るのは情けないと思ったけれど、ドスを説得できるのはきっとこいつだけなのだろう。
ドスが来るまでどうなるかは分からない。でも、やっぱりどこかで安心はしていた。
それから、ドスが来るまでゆちゅりーも俺も口を噤んでいた。











「み、みんな… なんでみんなつかまってるの!? にんげんにつかまったの!? そんちょうさんせつめいしてね!! つまらないりゆうだったらドスはゆるさないよ!!」

村長がドスを連れて来るまで、結局二時間掛かった。
そして、上の言葉が囲いの中のゆっくりを見たドスの第一声だ。
捕まってる奴らは捕まってる奴らで、ドスの姿を見た途端「たすけて」だの、「にんげんをやっつけて」だの騒ぎ始めた。
さっきまでの怯えていた姿は嘘みたいだ。
まあ、ドス来たからには助けてもらえると喜ぶのは無理も無い。
けれど、村長を問い詰めるドスの前にゆちゅりーが立ち塞がった。
囲いの中の奴等にとっては自分を騙し人間に味方した裏切り者。
だが、ドスにとっては自分の大事な側近。
ゆちゅりーが立ち塞がった事で、ドスは少し頭が冷えたようだ。

「ドス、本当は分かっているんでしょ? この子達が、人里で何をしたか?」
「ぱちゅりー…」
「貴方は叱った気になっても、『もうやっちゃだめだよ』ってだけじゃまたやるに決まってるじゃない」
「で、でも…」

そ、それだけかよ…ドスの注意って…

「いい? ドスが怒る気ないから、この子達は調子に乗って人間の畑を荒らしたのよ? それなのに人間の人達を悪く言うの?」
「そ、そんなつもりはないよ!! ただ、このこたちがつかまってたからかわいそうで…」
「この子達が可哀想って思うなら、ドスは尚更この子達を言い聞かすべきだったのよ」
「つ、つぎからちゃんとしかるよ!! だから、だからこのこたちをはなして!!」

でかい顔を地面に付けて懇願するドスまりさだが、ゆちゅりーへは届かない。

「本当はドスも分かってるんでしょ? この子達にすべき事を」
「でも、でも…」
「囲いの中の子はね、たくさん迷惑を掛けたわ。だから責任を取らなきゃいけないのよ」
「せ、せきにんてどうするの!? このこたちにひどいことしちゃだめだよ!!」
「この子達じゃなくて、貴方が責任を取るのよ」
「ま、まりさはこのこたちのためならなんでもするよ!! だからなんでもいってね!!」

仲間意識が強いドスだけあって、こいつらが助かるためなら何でもやるという思いは本当だろう。
でも、ゆちゅりーはこいつらじゃなく群れの事だけを常に考えている。甘いドスと違って。

「この子達は膿よ。それを群れの中にずっと留めておくわけにはいかないの。それに、人間の人達にも見せ付けなきゃいけないわ」
「ぱ、ぱちゅりー? な、なにをいってるの? ドスにもわかるようにいってね!!」
「簡単に言うわ。貴方は、この囲いの中の子達を殺さなきゃいけないの。全部ね」

ゆちゅりーの言葉を聞いて、ドスは固まった。
囲いの中の奴らは怯え、泣き叫び、どれもがドスまりさに助けを求めている。

「……じょ、じょうだんにしてはひどすぎるよぱちゅりー!! みんなおびえてるよ!! あやまってね!!」
「冗談じゃない。この子達はね、人間の畑を荒らしすぎたのよ。ドスがずっと何も言わなかったから… その責任を今果たさなきゃ駄目なのよ」
「でも、ころすなんてかわいそうすぎるよ…」
「じゃあ、ドスは群れの皆を見殺しにするの? 勝手に人間の畑を荒らした群れの膿よりも、群れの皆を犠牲にするの?」
「そ、そうじゃないよ!!」
「じゃあ、貴方がすべき事は分かるわよね? 分かっているなら、私は何にも言わないわ」

ドスに説教をし終えたゆちゅりーは俺の側までやってきた。
本当は、殺すほどではないんじゃないかって俺は思ってる。村長も、村の皆も。
でも、ゆちゅりーは俺達に言った。
信用を得るために、群れの中の膿は除かなければいけない。
それはゆっくりでも人間でも変わりないと。
そして、悩んでいたドスまりさだは囲いの中のゆっくりに向き合った。
口の中を輝かせながら。

「ドスまって!!」
「これからはもうおやさいぬすまないよ!!」
「だからおねがいだからころさないで!!」
「もうしません、もうしませんから!!」
「おねがいだがらだずげてぐだざい!!」

ドスが何をしようとしたのか分かって、命乞いを始める囲いの中のゆっくり達。
それでも、ドスは涙を流すだけで止めようとはしなかった。
涙を流しながら、ドスまりさはドススパークを放った。
泣きながら、仲間の命を奪うために。
お粗末な囲いは破壊され、後にも塵すら残らなかった。

「貴方がこれから悪さをした子を叱ればもうこういう事にはならないから。これからはちゃんとできるわね?」

仲間を殺した事で号泣するドスまりさに近づいてゆちゅりーは言った。
でも、ドスはやはりゆちゅりーを許せないようだ。

「これからはちゃんとやるよ… でも、ドスはぱちゅりーをゆるさないから… もうむれにはもどってこないでね…」
「分かってるわ。お別れね、ドス」

それだけのやり取りで、ドスは来た道を戻っていく。
村長達も帰り、後には、俺とゆちゅりーが残った。

「お前これからどうすんだ?」

とりあえず、ゆちゅリーに声を掛ける。
聞いた話ではゆちゅりー種というのは知力が高い代わりに体が弱いらしい。
その為どこかの群れに属して生きていくのだが、こいつはその群れを追い出されてしまった。
このまま間違いなく死んでしまう野生で生きていくのなら、俺はこいつを家へ連れて帰るつもりだった。
でも、ゆちゅりーは俺にこう言った

「まだ、やらなきゃいけないことがあるからお兄さんに見届けてほしいの」













やあ、僕は虐待お兄さん。
今僕は籠を背負って夜の山の中を歩いているんだ。
え?こんな夜遅くにピクニックかって?
違う違う、僕はゆっくりを捕まえ来たんだよ。
僕の家には生け捕りにしたゆっくりが何匹もいるんだけど、今日は嫌な事があったからつい憂さ晴らしに全部殺しちゃったんだ。
だから、その補充に来たんだね。
嫌な事って何かって?
それはね、また村の馬鹿な奴らとゆっくりが仲良くするようになっちゃったんだよね。
せっかく僕がゆっくりを畑に案内して荒らさせるようにしたのに、そいつら全部処分されちゃったんだもん。
村の皆で饅頭共を駆除する絶好の機会だったっていうのにさ、皆このままゆっくりと仲良くする事を選ぶなんて馬鹿だと思わないかい?
おっと、早速ゆっくりの巣を見つけたぞ。
何? ただの木じゃないかって?
僕は虐待お兄さんだからね、ゆっくりの巣とかだいたい分かるんだよ。
羨ましいかい?
無駄にカモフラージュされてる入口を壊して掴まえようとした僕に、いきなり後ろから小石が飛んできた。
後ろを振り返ると、あのドスの側近とか言ってた生意気な紫饅頭がいるじゃないか。
ちょっとムカついたけど、紫饅頭は簡単に死んじゃうからすぐに手を出すことを僕はしない。
ゆっくりの苦しむ様や絶望する姿を見続けるのが虐待の醍醐味なのに、死なせっちゃったらそれで終わりだろう?
だから、僕はこの紫饅頭と言葉遊びを楽しむ事にした。

「いきなり石をぶつけるなんて酷くないかな?僕が何をしたっていうんだい?」
「貴方は… そこのゆっくり達を捕まえようとした。私はそれを助けようとしただけよ」

饅頭の癖に生意気な口の利き方をする奴だ。
こういう奴は懲らしめなきゃね、虐待お兄さんとして。

「そうかい、でも君にこの巣の中のゆっくりを助けることはできないよ」

そう言いながら僕はゆっくりの巣に足を突っ込む。
これで中のゆっくりは生き埋め、物音を聞いて近づいてきた親ゆっくりは潰れただろう。靴の裏に餡子が付いたのが分かるもん。

「何故なら、巣を崩せば終わりだからね」
「本当に貴方はクズ…いえ、膿ね。村の人達の膿」
「膿… ゆっくりの癖に難しい言葉を知っているんだねぇ~」

笑顔は崩さないけれど、僕の腸は煮えくり返りそうだったよ。
だって、害虫でしかないゆっくりに膿扱いされたんだぜ? ムカつかない方が無理だって。

「私は群れの膿を取り除いた。だから、今度は村の人達の膿を取り除くわ!!」

ごめん、もう我慢の限界。

「やってみろよ糞饅頭!! 捕まえて死んだほうがマシって想いを何度でもさせてやるからな!!」

僕は叫んで、こいつを捕まえるために走り出す。
糞饅頭に膿扱いされて、しかもそれを取り除くって言われたんだぜ?
それって僕は饅頭にコケにされたってことだろ? 誰だって怒るって、仕方ない仕方ない。
そこそこ距離は離れていたけど、跳ねる事でしかできない糞饅頭と二本の足がある人間。簡単に捕まえられるって思ったさ。
けど、糞饅頭は生意気にも頭を働かせたんだよね。
小さいからって藪の中とか木の間とかを通るんだ。それで追うのに結構時間が掛かってしまったよ。
でも、やっぱり人間と饅頭。
追いつけないわけが無く、藪に突っ込んだのを見た僕はそのまま跳んだ。奴を捕まえる為に。
その先が崖とも知らずにさ。
僕は饅頭の策略に乗せられ、そのまま一緒に落っこちた。
死ぬ間際は時間が遅く感じるとかよく言うけど、そんな事は無かった。
あっという間に地面が近づいてきて叩きつけられた僕は、そのまま意識を閉じた…











次の日、村はある事で話題になった。
自称虐待お兄さんが死んだと。
側には一匹のゆっくりが死んでおり、追いかけてる最中に崖から落ちて死んだのだと判断された。
でも、俺は知っている。
ゆちゅりーが、この村の膿を取り除いてくれたのだと。
以前からゆっくりを虐待してきた男。
そのゆっくりは、無論あの山から捕まえてきたゆっくりだ。
俺達人間は気にしなくても、ゆっくりの群れが気にしないわけが無い。
ゆちゅりーの話では、ゆっくりの中には人間と戦うべきだと訴える奴もいたらしい。
ドスが以前から村長に言っていたみたいだが、村長はあの男に何か注意したわけではないらしい。
村長もドスも、結局身内には甘いのだ。
ゆっくりと人間が戦ったらゆっくりが死ぬだけだと分かっていたゆちゅりーは、今回全ての膿と取り除く事を決意した。
畑荒しのゆっくりと、あの自称虐待お兄さんだ。
全てを知っているのは最後まで見届けた俺だけ。
それを誰かに言うつもりはない。ゆちゅりーもそれを望みはしないだろう。
村はゆっくりに作物を与え、ゆっくりは村に山の恵みを与えてくれる。
その関係をずっと維持すればいい。
ゆちゅりーがいなくなった後の群れが心配だったが、ゆちゅりーは後進の育成にも余念が無かった。
ちゃんと自分が居なくなった後の考えての事なのだから、流石と言わざるを得ない。
ゆちゅりーが守ったこの関係を、ずっと維持していこうと思う。
これからずっと、このままずっと…


こんな駄文を最後まで読んで頂き本当にありがとうございます!!
もし、ゆっくりと人間が共生できている場合
畑を荒らすゆっくりが膿ならば、人間に側の膿は虐待お兄さんだろうなあと思ったのが今回書いた切欠です
実際、膿の駆除の為に人間は動こうとしないと思います。
たかがゆっくりを殺した位で目くじら立てんでも…そう思うでしょう。
だから、群れと村の為に動いたゆちゅりーは立派だと自分は思うんです。
今回はこれで

御目汚し失礼!!


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