ゆっくりれみりゃ系いじめ28 ゆっくりれみりゃの調教(応用)


ゆっくりれみりゃの調教(加速)





今日から調教は次の段階に入る。

とは言っても、朝からの訓練はいつも通りだ。

「いいか? 手で食べるときは掴むんじゃなく手のひらに掬って口まで持っていく」
「う~♪ うまうま♪」
「おい、聞いてるか?・・・こぼれたな。 プリンが1個減ったぞ」
「うあーー! ぷりん~!!」
「こぼさないように食べるにはどうやるんだった?」
「う・・・うぅ・・・」
「よし、できたな。」
「う~♪」
「じゃあ、そのやり方でこの料理をこぼさず全て食べ終えろ」
「うあーー!?」



「ここにはいろいろな物が並べられている。 この中からさっき教えた"いらないもの"だけを捨てろ」
「う~♪ これは~いらないから~ぽ~い♪」
「・・・それは大根だ。 プリンも1個ぽーいだな」
「う゛あ゛~!! ぷりん~!!」
「早くしないと全部無くなるぞ」
「う・・・うあ・・・これ?」
「ああ、それは空き缶だ。 正解だよ」
「うっう~♪」
「あと40個のうちから10個選ぶんだ。 プリンはあと3個しかないぞ」
「うあ~!? むり~!!」
「じゃあプリンは全部無しになるが」
「う~!! やりますううぅ!!」



こぼさない食事の仕方、捨てていいものとそうでないものの分別をつける訓練を終えた後、助手を呼ぶ。
「じゃあ、頼んだぞ。」
「ん゛~・・・」
助手はめんどくさそうに、諦め半分でうなずいた。





夕方

れみりゃは一人で部屋に座っていた。
これからまた暗くなり、一人でこの狭いところに一晩いなくちゃいけないと思うと昨夜の心細さを思い出してしまう。
しかしここの人たちに逆らうわけには行かないので、明日までじっとしているしかない。

れみりゃがこれからを"想像"し涙ぐんだとき、ドアが開いてゆっくりフランが部屋に入ってきた。
「う~、ふらん~♪」
フランは何も言わず、ドアを閉めるといきなり服を脱ぎだした。
「う・・・う~?」
ゆっくりフランのいきなりの行動の意味が分からず、困惑するだけのれみりゃ。

「・・・ん」
フランは自分の服を脱ぎ終えると、今度はれみりゃの服を脱がし始めた。
「う~!?」
これから何をされるのかが分からず、ただ不安から逃げようと身をよじるれみりゃ。
「動かない!」
叱りつけるような口調にビクッと動きを止めるれみりゃ。
その隙にフランはれみりゃの服をさっと脱がし終えてしまった。

「う~・・・ふらん・・・ふらん・・・?」
「じっとしてる」
れみりゃの身体を横たえ、その上に覆いかぶさるフラン。
そしてれみりゃの身体をするすると撫でさすり始める。
「う・・うぁ・・・あぅ・・・」
「ん・・・」
今まで感じたことの無い感覚に怯えながらも、
「う~・・・ふらん~!」
れみりゃはその感覚を生み出しているフランに抱きつくしかなかった。



「順調なようですね。」
「ああ。これならほぼ確実に受胎するだろう」
「しかし・・・いかがですか?これを見て」
「あ?」
「巷にはゆっくりに性的興奮を覚える人間がいるそうですが」
「ほぉ・・・それはまた・・・しかしお前はどうなんだ? あれを見て欲情したりしないのか?」
「何が悲しくて饅頭ごときの絡みに欲情しなければならないのですか!」
「お前のゆっくり嫌いも筋金入りだな・・・」
「そんなあなたには私が直々に新しい世界を教えてあげようかしら?」
「寄るな激臭!」
「少女臭とお言い!!」
 ・・・
 ・・
 ・





翌朝

「ふむ・・・よし、妊娠しているぞ」
「よかったわね~、赤ちゃんよ~?」
「う~♪ れみりゃのあかちゃ~ん♪」
自分の腹部を愛おしそうに撫でるれみりゃ。
れみりゃの腹部はすでにうっすらと盛り上がっている。

ちなみに助手は、疲れと気だるさの混ざった表情でふわふわと自室に戻っていった。



ここからはあまり身体のバランスを崩させないほうがいいので、訓練もソフトな物にする。
食事マナー、思考能力の基礎、読文字など、あまり動かなくてもできる訓練を時間を減らして行う。
一見かなりのペースダウンだが、後々ペースアップするまでの辛抱だ。
「う~♪おなかすいたぞ~♪はやくごはんもってきて~♪」
「分かってるよ。 ほら」
「う~♪ ぷりんもたべる~♪」
「それを食い終わったらな」
まだ計画の範囲内なので、少々の我侭は見逃す。

忘れてはいけないのが育児指導。
「赤ちゃんは優しく抱きながらご飯を少しずつ口に含ませてあげる。」
「う~♪ れみりゃのぷりんもわけてあげるの~♪」
「そうだな。 そしてご飯を食べさせ終わったら・・・」
これは本来の育児指導の意味もあるが、どちらかというと生まれてくる子供への愛情や大切さを刷り込むための意図が大きい。
こうして我が子を唯一無二の宝物だと認識させていく。

二日目、れみりゃは自分の子供の名前を考え始め、

四日目、れみりゃはお腹の子に向かって子守唄を歌っていた。





そして一週間後。

れみりゃを実験台の上に載せて服を脱がし、仰向けに横たえる。
れみりゃの下腹部から臍のあたりまで裂け目ができ、中で子供が少しずつ動いているのが確認できる。

体つきゆっくりの胎生出産は、普通のゆっくりとそこまで変わることはない。
ただ、生殖器からの出産は物理的に不可能なので(子供のサイズが大きすぎるため)、一時的に生殖器が腹部まで伸び、一気に産み落とすのである。

「う~・・・う゛~!」
うなり声を上げていきむれみりゃ。
体つきゆっくりの出産は人間ほど緊迫した感じは無い。
子供がすでに意思を持ち、自分から這い出てくるため意外とあっさり生まれるのだ。


「う゛う゛~!!」
ず・・・ずるり!
「ぅー・・・う~!」
案の定、あっさりとゆっくりれみりゃの子供が誕生した。
「うあ~! れみりゃのあがぢゃ~ん♪」
「おめでとうれみりゃ」
「う~♪ うっう~うあうあ♪」
「う~・・・まぁま~、ぱぁぱ~♪」
さて・・・

「れみりゃ。ここに食事がある。プリンもだ。」
「う~♪ ぷっでぃ~ん♪」
「食事の順番は分かるな? いつものように食べるんだ。」
「う~? そんなのしらないどぅ~♪ ぷっでぃ~ん♪」
「ふぅ・・・」
やはりか・・・

初めての出産を終えたゆっくりは、その衝撃と喜びで今まで覚えてきた事柄を忘れることが多い。
正確には、自分の生存に必要の無い、例えばテーブルマナーや正確な発音などを一時的にまるっと忘れてしまうのだ。
しかしまぁ、これも予測の範囲内ではあるのだが。

「そうか・・・じゃあ好きに食え」
「う~♪ いわれなくてもぷっでぃ~んたべるど~♪ ばぁ~か♪」
そして料理の乗っているカートに近づき、
「これはいらないからぽいっするど~♪ ぽーい♪」
「う~?」
料理を床に投げ捨てた後、プリンが乗っているカートによたよたと近づいていく。
母親が何をしているかよく分からないまま、よちよちとその後をついて行くあかちゃんれみりゃ。

「う~♪ぷっでぃ~ん♪」
カートに半ば身を乗り出し、手づかみでプリンをぐちゃぐちゃと食べていくれみりゃ。
と、いつもはどっしりとしているカートがぐらりと傾き、

がっしゃーーーん!!

カートが倒れ、放り出されるれみりゃ。
「うぎゅ!!」
そのまま床に顔を思い切り打ち、涙ぐんでいる。
「う゛・・・う゛あ゛~! ざぐや~!!」
俺は泣いているれみりゃに近寄り、
「おい、れみりゃ!!」
「う゛!?」
俺の大声に驚き泣き止むれみりゃ。

俺はひっくり返ったカートに近づき、その下敷きになっているものを見せる。
「これを見ろ」
「う゛・・・う゛~・・・ う゛あ!?」

そこには、カートに押し潰され見るも無残につぶれている赤ちゃんれみりゃの姿があった。

「う゛・・・うぁ・・・あ、あ・・・」
ふらふらとぐしゃぐしゃの自分の赤ちゃんに近づき、
「う゛・・・う゛ぅ・・・う・・・?」
原形をかろうじてとどめているそれを抱き上げ、

「うあ・・・う゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁぁぁぁ!!!!」

慟哭した。

「う゛あ゛ーーー!! あ、あがぢゃん! れみりゃの、あがぢゃんがあああああぁぁ!!」
「それはお前のやった事だ」
「あぁ・・・あ・・・あがぢゃん・・・あがぢゃんんんんんんん!!」
「お前はいつもの手順を踏まなかった」

もともと、プリンのカートは料理のカートに比べて非常に不安定な構造になっている。
普段は、料理を食べ終わってから料理が載っていたカートと合体させ、安定させてからプリンを食べていた。
さらに最近では、カートに乗り出すことすらなく手でうまく掬って食べることができるようになっていた。

「お前が賢ければ赤ちゃんは生きていた。」
「う゛う゛う゛う゛ぅぅ・・・うあ・・・うあああぁぁぁ・・・」
「お前が愚かで馬鹿だから赤ちゃんは死んでしまった」
「うぅ・・・ぐしゅっ・・・う゛う゛う゛う゛ああああぁあ!!」
「もしお前が・・・今よりずっとずっと賢くなれたら・・・赤ちゃんは生き返るかもしれない」
「う゛・・・う゛ぅ・・・?」
「お前がやったこととどうやればよかったのか、これからどうするかを一晩ゆっくり考えるといい」
そう言ってれみりゃ親子を部屋に残し、ドアを閉めた。





なんでだろう・・・
暗闇の中、もう動かない赤ちゃんを抱きしめながら思う。

赤ちゃんはかわいかった・・・
ずっと一緒に暮らしていけると思っていた・・・
あの人も赤ちゃんと一緒にいていいって言ってくれた・・・
赤ちゃんのための勉強もした・・・
ずっとれみりゃが赤ちゃんを守ってあげるつもりだった・・・
なのに赤ちゃんはれみりゃのせいで死んじゃった・・・
なんでこんなことになってしまったんだろう・・・



 ・・・そういえば・・・
れみりゃはいつもあの動く台を一緒にしてからのぼっていた・・・
一緒にしないときはのぼらなかった・・・
れみりゃはさっき何も考えずにのぼった・・・
だから動く台が倒れたんだ・・・
いっぱいいっぱい考えてからやらないといけないことだったのに・・・
れみりゃがわるいんだ・・・
れみりゃがぜんぶわるいです・・・
あかちゃん・・・
ごめんね・・・
ごめんね・・・
ごめんなさい・・・
ごめんなさい・・・ッ!!



あの人がさっき言ってた・・・
れみりゃが賢くなったら赤ちゃんが生き返るって・・・
あの人ならできると思う・・・
あの人は何でもできるから・・・
れみりゃは一生懸命賢くなろう・・・
それで赤ちゃんを生き返らせてもらおう・・・

あかちゃん・・・
ままはいっぱい賢くなって赤ちゃんを生き返らせてもらうからね
それまでちょっとだけ待っててね!



れみりゃがそんなことをぐるぐる考えていたその時、
「・・・ぁ・・・」
「う゛ぅ!?」
「・・・ぁ・・・ぁ・・・」
「あ・・・あかちゃん!?」
「まぁ・・・ま・・・」

生き・・・返った・・・
赤ちゃんが生き返った!!
あの人の言ったとおり赤ちゃんが生き返った!!

「う・・・うああああああああああぁぁぁぁ!!!!」
れみりゃの目から大粒の涙が零れ出す。
「あかちゃん・・・あかちゃん・・・! あかちゃん・・・!! あがぢゃん!!!!」
「まぁま・・・いだい・・・」
「う!・・・うぅ」
喜びのあまり力を入れすぎてしまった腕を解き、赤ちゃんに向き直る。
まだ手足は再生しきっておらず、痛々しい傷口がそこかしこに見える。

「う!ちょっとまってね!」
「うぅ?」
普通のゆっくりれみりゃならほぼ確実にやらないこと。
あの人の教えてくれたやり方にも無かったこと。
でも何故か最初から知っていたやり方。

「ん゛・・・ぐぷっ!」
「う~?」
「ん・・むちゅっ・・・」
「んっ! んっく、んっく、んっく・・・」
先ほど平らげた特大プリン。
半ば消化したそれを口移しで赤ちゃんに与える。
それがなくなると、今度はさっき床にぶちまけた料理の残骸を、床を舐めるようにして食べ、反芻して赤ちゃんに食べさせる。

賢くなる。
この子を守れるように賢くなる。
もう絶対に間違えない。
そうすれば、

私はこの子を守り抜ける。





「・・・予想の斜め上を行った結果ですね」
「いや、このパターンも予測していたさ」
「あの状態から回復すると・・・もしや何か薬品で?」
「まさか。 竹林の薬師さんじゃあるまいし、そんな都合のいい薬作れるかよ」
「では、なぜ?」
「俺の最高傑作であるフランと不死型の代表たるれみりゃの子だ。いけるかも、くらいには思っていた」
「その可能性を提示したのは私なんだけどね~」
「まぁいい。 これで調教のペースが跳ね上がるぞ。 お前達にもちゃんと手伝ってもらうからな」
「は~い」
「はい」
 ・・・
 ・・
 ・





次の日

気分を盛り上げてやるために特大プリンを2つ持って部屋に入る。

「うー! れみりゃのあかちゃん、いきかえりました!」
「ほぉ。 じゃあお前は賢くなったのかな?」
「なりました! でも、もっといっぱいかしこくなります!」
「それは楽しみだ。 まぁ、今日はお祝いだ。 ほら、プリンだぞ」
「うー!」

れみりゃ親子の前にプリンを置くと、れみりゃのほうが手を伸ばし、結構な勢いで2つとも平らげる。
「な・・・!?」
何か言おうとしたまりさを制し、様子を見る。

「う~・・・ん~・・・」
何度か首をかしげるようなしぐさをした後、
「ん・・・ん゛ぐっ!・・・むちゅっ・・・」
「んっ・・・んっく、んっく、んっく・・・」
「・・・少し自分の力で食べさせるのも育児のうちだぞ」
れみりゃが進化したのは喜ばしいが、過保護に過ぎると子供が甘えて退化するので目を光らせなければならない。





この手順を踏んだことで、身体面での強化実験がとてもやりやすくなる。

まず、子供がこちらにいるため飛行訓練などで逃げられることがない。(逃げたら捕まえればいい話なのだが、助手のストレスが溜まるので気が進まない)
そして何より、多少きつくても文句一つ言わずこなすようになったのが一番大きい。
なだめ、すかし、脅す手間が省けるのは、地味なようでいてその実とても大きい。

もちろん、知能面での訓練も格段にやりやすくなった事は言うまでもないが。


「れみりゃ。 身体の調子はどうだ?」
「う・・・はい。 すっごくいいです」
「具体的には?」
「う~・・・はやくあるけるし、たかくとべます」

コミュニケーション能力が発達し、会話が成立し始めた時点でB3の投与を中止し、その後は自らの変化に任せる 。
あまり投与しすぎると、むらができたり密度が高まりすぎて関節が動かなくなったりするからだ。





やりやすいのでとことん行きたい所だが、身体能力向上の訓練はさらっと流す程度に終わる。
今回目指すところは戦闘型ではなく、どちらかといえば潜入型だ。

身体がよく動くようになると、比例して再生能力も上がるので一応の訓練はする。
だが、あまり素早く動いて相手に感づかれたら全く意味が無いのだ。

飛行訓練もほとんどする必要は無かった。
「よし、もうフランの半分くらいの高度なら余裕だな」
「ままたかーい!」
「よし。 れみりゃ! 降りて来い!」
「うー、はーい!」
「よし、順調に・・・あ」
「う~♪ う?・・・うぶぎゅ!!」
「ままのうでが・・・」
「うあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!」
「はぁ・・・再生するまでそこで休んでろ。 この腕は・・・」
「ん~♪ ゆ~♪」
「丁度いい。 ゆゆこ!」
「ん~?」
「ほれ」
「あ~ん・・・ぱくっ♪ ・・・かたーい!」
「文句を言うな」
 ・・・
 ・・
 ・





そろそろ全ての項目において合格点をつけられるな・・・

「まりさ! ゆかりん!」
「ん?」
「はい?」
「明後日、れみりゃの試験運用を行う。」
「少し早くありませんか?」
「能力的には問題は無い。それにそろそろ期日が迫ってきている。」
「どっちからやるの~?」
「まずは人里での知能試験だ。 身体能力試験の内容も決まってはいるが、もう少ししないと実行できん」
「分かりました。 明日1日は休ませるのですね?」

「ああ。 ・・・さて、どんな結果が出ることやら」





                                               続く

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最終更新:2022年01月31日 01:38
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