霊夢×ゆっくり系12 霊夢の怒らせ方

ゆっくりいじめ
ゆっくりまりされいむれみりゃがでるよゆっくりしていってね









楽園の素敵な巫女さんこと博麗霊夢。
彼女はめったに怒ったりしない。
だが、唯一つだけ彼女を怒らせる方法があった。
「ゆっくりしていってね!!」
そう、ゆっくり饅頭である。
この饅頭が現れると霊夢はあからさまに怪訝な顔をする。
饅頭たちは、彼女に殺意を沸かせる事が得意である。
怒った彼女を見ることができるのはゆっくりがいるときだけだ、とも言われていた。
「で、なんであんたらはいるのよ」
霊夢はため息をつきながら目の前を跳ね回っているゆっくりまりさに聞く。
今回は二匹のゆっくりまりさだった。
「ここはまりさのおうちだよ! ゆっくりできないおねーさんはでていってね!」
「いらないおねーさんはでてってね!」
「ちがうわよここは……もういいわ」
あまりにもテンプレな会話なので霊夢はあきらめてまりさの頬をかるくつねる。
まりさは霊夢を見ていた。
ただ、痛みは無かったため何も言わずにきょとんとして頭にはてなマークを出していた。
「せいっ」
いきなり霊夢が一声上げて、力を込めてゆっくりまりさをつねり、皮にねじ込む。
途端にゆっくりまりさは悲鳴を上げる。
「い゛だい゛よ゛お゛お゛お゛!! ゆっぐり゛でぎな゛い゛よ゛!」
「うるさい黙れ饅頭野郎」
さらに霊夢はつねったまま持ち上げ、手を離す。
「ゆっ?!」
一瞬解放されてまりさはこのまま逃げ出そうと考えたが、地面に着地する前に霊夢に蹴り飛ばされた。
ゆっくりまりさはそのまま宙を飛び、柱にぶつかって餡子を噴出す。
「ぎぇえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛」
びちゃびちゃと噴出した餡子は霊夢の顔を汚す。
顔にかかった餡子を指で掬い取って舐めると、とても嬉しそうな顔をした。
「ん~あっまい、相変わらずあんたらの餡子はおいしいわね、むかつくけど」
ゆっくりまりさは地面に転がり、虫の息になりながらもその場を這いつくばっていた。
さすが饅頭、餡子がなくならないかぎり死なない。
霊夢は逃げ出そうとするもう一匹のゆっくりまりさを捕まえ、足元へやる。
「おねーさんとはゆっくりできないよ! おうちかえる! あっちのまりさをあげるからゆるしてね!」
自分勝手なことを抜かすゆっくりまりさに霊夢の眉間はぴくぴくと動く。
「おうちなんてないわよ」
「ゆ?」
ゆっくりまりさが首(生首)をかしげた途端、眉間辺りを踏み潰された。
「びぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!! ゆ゛っぐり゛い゛い゛い゛い゛!!」
目玉が飛び出し、破けた頭の皮から餡子がどろどろと溢れる。
霊夢は懐に持っていたビンでそれを回収すると、足をスライドさせる。
「ゆ゛ぐっ」
破裂した頭の上に山盛りになった餡子を地面になすりつけ、再生できなくさせる。
そして死にかけだったもう一体のゆっくりまりさの体にビンを突っ込む。
「あごっ! がぼぼぼぼぼぼぼ!!! ゆ゛っぐり゛ぃ゛……」
いっぱいになった所でビンを引き抜く。
餡子を大量に失ったゆっくりまりさはもはや再生する余地もなく死んでしまった。
あとはお札で残った体を燃やして終了。
「ふぅ、今日はお汁粉でもつくるかな」
ビンいっぱいに入った餡子を見て霊夢は嬉しそうに笑う。
とても可愛らしい笑顔で霊夢かわいいよ霊夢。
……失敬、どうやらあまり彼女を怒らせることができなかったようだ。
そんな時、神社の脇の草むらががさがさとうごめいた。
「はぁ、やっぱり来たわね」
笑顔が一変疲れたようなため息をつく。
それでもかわいよ霊夢。
「うっうー♪」
草むらから出てきたのはゆっくりれみりゃことゆっくりゃだった。
珍しいタイプの体付きで、よたよたと重い肉まん頭を揺らしながらやってくる。
ゆっくりまりさの餡子の匂いに惹かれてきたのだろう。
「あら、こんにちわ」
霊夢は冷ややかに挨拶をする。
そんな態度に気づかぬゆっくりゃは笑顔でうーうー言っていた。
「おかしくれないとた~べちゃうぞ~、ぎゃお~♪」
出会い頭にそれかよ、と霊夢は呆れた。
毎度の事ながらこのゆっくみりゃには困る。
菓子を要求するわクレヨンをよこせだあそべだなにやら。
しかも霊夢が栗饅頭をさしだすと、
「う゛~!ぢがう゛!ぶっでぃんがいいの゛!ぶっでぃん!」
と言って霊夢の手から叩き落とす。
「じゃあ自分の家で食べれば良いでしょ!」
と怒鳴れば、
「ざぐや゛にい゛い゛づげぢゃう゛ぞ! ばぁーが!」
と相変わらずテンプレな返しをする。
ここでぶん殴ってしまえば定番になってしまうのでなんとかしてこのゆっくりゃを陥れる方法を考える。
「そうだ、ぷりんがいいのよね?」
「ぢがう゛! ぶっでぃんなの!」
うっぜえええええええええええええええええ!!!!!!
なんでこんな豚に訂正されにゃならんのだ!
霊夢は頭の中で絶叫する。
今の彼女の脳内シミュレーション内ではゆっくりゃはズタボロミンチにされたあと、サッカーボールにされて里の子供に与える所まで行った。
ほどよい感じにイライラしてるようです。
「一緒でしょ、まぁいいからそれが食べたいのね?」
「うー♪ うー♪」
先程の表情がころっと変わり、ゆっくりゃは笑顔で踊り始めた。
体と頭の比率が微妙なので、よてよてとバランスの悪い踊り方をする。
「準備するからそこでまってて」
「うー、はやくしないとたーべちゃーうぞー♪」
調子に乗ってぴょんぴょん跳ねるれみりゃをみた後、霊夢は家に戻った。
まず道具となる木の杭を探す。
そしてある液体の入ったビンを探した。
道具を集めた後、ゆっくりゃのいる外へ出る。
「おまたせ」
「うっう~♪ ぶっでぃんどご~?」
霊夢が手に持っていないことを見るときょろきょろと辺りを見渡す。
「今から魔法をつかって出さなくちゃいけないの、でもそれを見られてはプリンは食べられなくなってしまうの」
「う゛~!! ぶっでぃんだべられ゛な゛い゛のや゛だー!!」
食べられない、というところだけ理解したのか醜い顔をして泣き喚く。
本当にこの生物は人に殺意を覚えさせるのがうまい。
「だから、あなたが目をちょっとだけ瞑って口を開いてくれればたべられるのよ?」
「う~、あーん」
単純な思考なのであっさり目を閉じて口を開いた。
そして霊夢が道具を取り出そうとしたとき。
「ぐらいよ゛ー! ざぐや゛ー!!」
ものの三秒で喚きたてる。
自分で目を閉じてわからなくなるってお前は野生生物としてはどうなんだ。
「泣き止まないとプティングあげないわよ」
霊夢が言うと、ゆっくりゃはえぐえぐと鼻と口から肉汁をこぼしながら泣き止んだ。
きめぇ。
「ほーら、ぴーりかぴりららなんとかぺんてると~♪」
どこかで聞いたような呪文を唱えて霊夢は木の杭を口をあけたれみりゃに突き立てた。
「う゛っ!?」
ゆっくりゃは目を見開いて自分の口を見る。
そこには口にちょうど入るくらいの太さの杭が刺さって自分の後頭部を貫通していた。
「う゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!ばぶやぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」
「うるせええええええええええええ!!」
霊夢はゆっくりゃの腕を持ち、体を浮かせて顎に足を押し付ける。
「う゛ぐぎゅぎゅぎゅ! ざ、ぐっ……や゛!」
「暴れないでよ~」
そして腕を持ったまま、足で思い切り顎を蹴った。
ゆっくりゃは後ろへ吹っ飛んだが、その場に落ちた霊夢の手にはゆっくりゃの腕があった。
「ぎゅぎゃぁあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ!!! びだい゛びょ゛ぉ゛お゛お゛お゛!!」
霊夢は自分の手に握られているゆっくりゃの腕を見た。
断面からは肉汁がぽたぽたと垂れている。
「よくできてるわねぇ、これは血かしら? 油かしら?」
吹っ飛ばされたゆっくりゃはなおも立ち上がり、ぼてぼてと逃げ出そうとする。
さすが肉まん、頭の中身がなくならないと駄目ってか。
「ざぐやにい゛い゛じゅげでやぶ……ばぁーが! ばぁーが!」
「逃がすかコルァッ!!」
あ、ついに怒りが限界来たみたいです。
やくざさながらの声を上げて霊夢は走り出し、ゆっくりゃの背中の羽をむしりとる。
「てめぇを見てるとむかつくんだよぉ!! いつもいつものこのこ出てきやがってざぐやー!って座薬決にぶち込まれてぇのか!! あ!?」
鬼のような形相とはまさにこのこと。
でも怒った顔もかわいいよ霊夢。
「ざ、ぐ……や……、い゛だい゛よ゛……」
足と体と杭の刺さった頭だけになったゆっくりゃはなおも逃げ出そうと這いずる。
というより杭が口に刺さっているというのにこいつはやたら元気だ。
「せぇいやっ!」
足を足で踏み潰し、芋虫のようにうごくゆっくりゃの口に刺さった杭をひっぱり、地面に刺す。
一日もたてば、この体は修復されるのだろうが、そんなことはさせない。
「これなーんだ」
霊夢はビンの中に入った液体を見せる。
中身は黒ずんでいて、妖しげだった。
「え、えぐ……ぶっでぃん……?」
「これのどこがプティングだよ、うるしだ馬鹿」
そう言ってビンのふたを開けてゆっくりゃの顔にぶちまける。
さて皆さん知っての通りうるしに触れるとかぶれる。
そして傷だらけのゆっくりゃがそれをかぶったらどうなるしょーか?
ちっちっちっちっち、アンサーチェック!
デーデーデ!
答え、悲鳴と肉汁による二重奏。
「う゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!」
口に入ったうるしはちょうどいい具合に杭の刺さった傷口にあたり、そこがしみてゆっくりゃは肉汁を吐き出す。
さらーに、とりだしましたるは蜂蜜。
これをまんべんなく体に塗ります。
「さて、今回はこれでお終い。明日解放してあげるわ、生きてたらね」
霊夢はいままでの怒りが嘘のようにふっとび、ため息をついて家に帰った。
やっぱり霊夢可愛いよ。

次の日。
霊夢がゆっくりゃの様子を見に行くと、ゆっくりゃの顔は穴だらけの虫だらけで女性だったら鳥肌ものの状態だった。
もちろんゆっくりゃは絶命していて、顔は恐怖に引きつっていた。
霊夢は虫ごとゆっくりゃを燃やして捨てると、朝食を食べに家に戻る。
すると、台所から声がした。
「うっめ、これめっちゃうっめ!」
ほほう、と霊夢は引きつった笑いを浮かべて台所にいく。
まだ彼女の怒りはとめられそうにありません。
案の定ゆっくりが台所の飯を全部平らげていた。
しかも2匹の子供づれで。
さらに加えれば霊夢の好きなゆっくりれいむだった。
「ゆっ!?」
母ゆっくりが霊夢に気が付いたのか、跳ねて近づいてくる。
「おねーさんここはれいむの家だからでていってね」
おなじみの言葉を問答無用で母ゆっくりを踏み潰す。
台所に餡子が飛び散った。
「ゆうううううううううううううううううううう!!!」
「お゛がーざああああああああああああああん!!」
子ゆっくりは悲鳴をあげて母ゆっくりに擦り寄る。
涙で皮をふやかしながらきっと子ゆっくりは霊夢を睨んだ。
「おがーさんをごろじだおねーさんはゆっぐりじんでね!」
そう言いながら体当たりを繰り返す。
小さすぎてたいしたダメージにもならない。
「はっはっは、死ぬのはお前だよ阿呆」
体当たりをしている子ゆっくりをつかまえ、空きビンに入れる。
大きさは子ゆっくりが入っても数ミリスペースがあるくらい。
「ゆっ!? ここせまいよ! ゆっくりだしてね!」
「うっせ、饅頭うっせ」
そう呟いて霊夢は子ゆっくりが入ったビンをシェイクする。
「ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛!」
「おねーさんなにするの! ゆっくりしね!」
霊夢が高速シェイクしている間、下でもう一匹の子ゆっくりが体当たりをする。
もちろんノーダメージ。
「ゆぶっ、ぶぇっ! げぅ゛、え゛っ、ゆ゛っぎり゛ぃ゛……!」
シェイクしていくうちに、だんだん声が小さくなる。
霊夢が手を止めたときには、皮はほとんど無くビンの中身は餡子でいっぱいだった。
「う゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!」
ビンの中の子ゆっくり(だったもの)を見てもう一匹が震え上がる。
逃げ出そうとするが霊夢につままれる。
「ゆっ、ゆっ!」
「朝ごはん食べてないから代わりに食べられていってね」
霊夢はそのままゆっくりを口に放り込んだ。
そしてそのまま噛み砕く。
「ゆぶっ、ゆ゛っ! ぐぇっ、ぎゅう゛っ!」
霊夢の口に生きたまま蹂躙されるなんてうらやまし、もといなんておぞましい事か。
……そうでもないか、ゆっくりだし。
「ゆっくりうめぇ」
そう呟いて霊夢は台所の掃除を始めた。
いかがだっただろうか、怒った姿の霊夢は。
しかし、霊夢を怒らせると怖いと言う事がよくわかったので皆も気をつけよう。
ちなみに霊夢が今回作った餡子は皆でおいしくいただきました。

めでたしめでたし





あとがき
スレに書き込めない異常事態の中で。
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最終更新:2008年09月14日 10:25
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